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2016年7月18日月曜日

「海の日」の今日、東京海洋大学のキャンパスへ

「海の日」を記念して、毎年、東京海洋大学では、最先端の教育研究活動を紹介する催しが行われる。

明治丸
今年は、海洋工学部のある越中島キャンパスでは、実験と施設の公開やセミナー、明治丸記念館の特別展示、海洋科学部のある品川キャンパスでは、マリンサイエンスミュージアム特別一般公開、複合型食料生産システム「アクアポニックス」や大型回流水槽の展示、海の生物とのふれあいなどが行われた。

来校者は、家族連れが多く、海の生き物タッチプールでは、海の生物としてのエビやヒラメ、サメなどに素手で触れ、燥ぐ子供の歓声も聞かれた。
一番人気は昼時の学食。街中の食堂とは比べられないほどの席数だが、この時ばかりは満員盛況で賑やかだった。

施設公開では、越中島キャンパスにある、大規模修繕を終え、白く美しい姿となった重要文化財「明治丸」の船内見学と品川キャンパスにある「鯨ギャラリー」に展示の巨大なセミクジラの骨格標本を間近に見上げることが定番になっている。

今日も天気に恵まれ、両方のキャンパスを回り、海と関わる研究活動の一端を垣間見てきた。


2016年7月10日日曜日

月と木星が大接近

7月9日(土)、東京での日没は19時、朝からの雨は上がったが未だ雲が多い。
空が暗くなる20時ころ、西の低い空、流れる雲間に月齢5の月、その右上に木星が並んでいるのが見えた。
視野3°の望遠鏡でもラクラク入ってしまうほど、月の直径の二倍ほどの距離で、誰でも直ぐにそれと分かる大接近だ。
翌日10日には月が離れてしまうので一夜限りの天体ショーとも言える。次回は8月6日に見られるようだ。


2016年6月29日水曜日

有線でも、Bluetoothでも聴けるステレオヘッドホン

Bluetooth経由で音楽が聴けるステレオヘッドホンは幾つか持っているが、オーディオケーブルを用いても聴けるモノがあることを知った。

スマホなどからの音楽をワイヤレスで聴くことが定番になりつつあり便利だが、外出先で電池残量が無くなったりすると悲劇だ。


そんな場合に、ヘッドホンから(付属の)オーディオケーブルをスマホへつなぐことで、引き続き、有線で音楽を聴いたり電話も出来てしまう優れモノだ。

要するに、有線と無線(Bluetooth)の両方で音楽の聴取と電話が出来るオーバーヘッド型のワイヤレスヘッドフォン(SBH60)だ。

Bluetooth Ver.4.0、プロファイルは、A2DP(SCMS-T対応)、AVRCP、HFP、HSP に対応し、多くのスマホやポータブルミュジックプレイヤーで使えそうだ。

Bluetoothと言えばペアリングが必須だ。
それ用のボタンだが、小さくて押し難くく、指先が隣の通知LEDを覆ってしまうのが難点だ。もっとも、例のコツンとやるNFCなので対応していれば楽ちんだ。

なお、イヤパッド自体を上下にスライドして耳にピッタリと合わせる仕組みで、他の多くがバンドを伸縮するのとは趣が異なるが、慣れれば気にならない。
また、(付属の)オーディオケーブルは、ポケットに入れて置くか、普段持ち歩くバッグに入れて置かないと、イザと言う時に元も子もない。


2016年6月10日金曜日

「恐竜博2016」、東京開催は、間も無く閉幕

一日延ばしにしていた、東京上野公園の国立科学博物館へ「恐竜博2016」を観に行ってきた。

梅雨の合間の晴天、しかも夏日となり公園内の緑も鮮やかだ。三々五々やって来るギャラリーも、老若男女を問わず、また、恐竜好き?のチビッ子が意外に多いのは何時もながらのこと。

照明はやや暗めでヒンヤリした館内を進むと、恐竜の中で高い人気を誇るティラノサウルスと、史上最大の肉食恐竜スピノサウルスが対峙する迫力のステージが出現した。


全身復元骨格が完成したティラノサウルス「スコッティ」は、これまで発見されたティラノサウルスの中でも最大級の大きさを誇る。
後ろ足で立ち上がり、口を大きく開けたポーズは、何時もながらド迫力だ。

相対するスピノサウルスは全長約15m、前足に比べて後ろ足と骨盤がきゃしゃな事から、肉食恐竜では初めて四足歩行していた可能性があり、また、恐竜で初めて水中にまで行動範囲を広げていた可能性も出てきた。


その隣のフロアーでは、世界でまだ1体ずつしか発見されていない、カスモサウルスとパラサウロロフスの貴重な赤ちゃんの実物化石の全身骨格も初来日している。

展示スペースは、それほど広くは無いが、この二大肉食恐竜の競演は、DINOファンには必見のイベントだろう。なお、東京開催は6月12日(日)まで、その後は、7月から北九州市、9月からは大阪市での開催へと続くようだ。

2016年6月5日日曜日

「SONY DESIGN」、途轍も無く大きく重い写真集だ?

この「SONY DESIGN」、サブタイトルに「MAKING MODERN」とある。
近所の書店では扱いが無く、丸善丸の内本店で購入。オリジナルは英語版なので、この店へ行ったが、店内在庫で日本語版も有りと言われてソレにした。ベースが写真集なので和文でも違和感は無い。
コンテンツは、1946年の創業当初から今日に至るまでの、選りすぐりのデザインだと感じさせるソニー製品のオンパレードだ。

ページを繰るごとに、その当時が思い起こされる。持っていたモノ、買いたかったモノ、カタログを返す返す眺めるだけ、その格好良さに惚れ込んだモノなどが鮮明にプレイバックされる。

自分とこのソニー製品との出会いは、半世紀以上も前、トランジスタ(2T54)とトランジスタラジオに始まる。
正にそれはソニーの前身だった東京通信工業(略して東通工)の時代だ。

同じラジオでも他社とはどこと無く違うそのデザイン。
つまり、その格好良さが他社を圧倒し、次々と世に出るソニー製品は、創造的で画期的なデザインで在り、ソニーファンを魅了し続けた。

つまり、この「SONY DESIGN」は、ソニーの歴史に残る名機の数々を凝縮した写真集であり、ソニーファンなら必見いや必携の一冊だ。

下はWALKMANなどのページだが、見開きで40cm以上、迫力があり見応えもある。
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下は知る人ぞ知るFM/MW/SW 5BandレシーバーのスカイセンサーICF-5900だ。
画像をClickすると拡大
難を言えば、片手で持つには大きく重いA4変形サイズで約3cm厚、価格は1TBのハードディスクドライブとほぼ同額だ。

2016年5月13日金曜日

SONY製「ブルーレイ/DVDレコーダー」、外付けHDDを認識しない?

4月下旬に、ソニーのブルーレイディスク/DVDレコーダー「BDZ-ZW1000」を購入した。
既に同じソニー製のモノを二台使用しているが、年式の古い方の買い換えである。そのモデルまでだが、外付けHDD(ハードディスク)に対応していなかった。それ故、年月が経つと共に、内蔵ディスクの残り容量が少なくなり、ブルーレイディスクに焼く手間が増え面倒になっていた。

新製品は、軽く小さくなり、使い勝手も良く、当然ながら外付けHDDにも対応している。
この外付けHDDだが、以前は 2TBまでだったが、現在は 3TB以上と余裕が出て来た。
今回のモノは内蔵 1TBであって、当分は外付けHDDの必要も無いが、撮り貯めたデータの管理には有っても良いかと思い、いずれ買うことにしていた。


そんな矢先に、ソニーから、容量 3TB以上の外付けHDD使用中止と記録済み映像のダビングのお願いがメールで着信した。

それによると、
今年4月に新発売されたブルーレイディスク/DVDレコーダー「BDZ-ZT2000/ZT1000/ZW1000/ZW500」において、容量 3TB以上の外付けHDDを使用すると、下記の症状が発生する場合があることが判明したとある。


■■症状■■
外付けHDDに記録された映像(タイトル)が見られなくなる、
またはブルーレイディスクレコーダーが外付けHDDを認識しなくなる。

■■ユーザー側の対応内容■■
●外付けHDDへの新規の録画および録画予約を中止し、既存の録画予約の録画先は内蔵HDDに変更する。
●外付けHDDに記録済みの映像を内蔵HDDにダビングする。ダビングの際は移動(ムーブ)を推奨する。
●すべての記録済み映像のダビングが完了したら、本機から外付けHDDを外す。
●本機に登録した外付けHDDの登録を削除する。なお、登録の削除により、外付けHDD内の映像は見られなくなる。

対象製品「BDZ-ZT2000/ZT1000/ZW1000/ZW500」に容量3TB以上の外付けHDDを接続している場合は、本症状が発生する前に早急に対応すること。
本症状に関しては、6月下旬までに本体ソフトウェアアップデートにて改善する予定。
この対応を行わないと、6月のアップデートによって外付けHDDに記録された映像が見られなくなる。
なお、容量 2TB以下の外付けHDDの使用時には、本症状は発生しない。

以上

2016年5月6日金曜日

最も影響力のあった? 50の「ガジェット」とは

アメリカのニュース雑誌「TIME」に、史上最も影響力のあった50の「ガジェット」が載った。
Appleに関しては、「iPhone」や「Macintosh」、「iPod」、「iPad」、「iBook」がランクインしている。「iPhone」がトップにノミネートされた理由としては、PDAの進化形として、情報化社会に必須なツールとしての礎を築いたことにあるようだ。


日本からは、SONYの「Trinitron(平面ブラウン管)」や「Walkman」、「PlayStation」、「Discman D-50」、Nintendoの「Entertainment System(ファミコン)」や「Game Boy」、「Wii」などが選ばれているのは頷けるが、10位になった HITACHI の「Magic Wand」は意外だ。
その他、CANON の「Pocketronic Calculator」、JVC の「VideoMovie Camcorder」、TOSHIBA の「DVD Player」、YAMAHAの「Clavinova(電子ピアノ)」が揚げられている。

1:Apple iPhone
2:Sony Trinitron
3:Apple Macintosh
4:Sony Walkman
5:IBM Model 5150
6:Victrola Record Player
7:Regency TR-1 Transistor Radio
8:Kodak Brownie Camera
9:Apple iPod
10:Hitachi Magic Wand
11:Canon Pocketronic Calculator
12:Philips N1500 VCR
13:Atari 2600
14:US Robotics Sportster 56K Modem
15:Nintendo Entertainment System(ファミコン)
16:Nintendo Game Boy
17:IBM Selectric Typewriter
18:Motorola Bravo Pager
19:JVC VideoMovie Camcorder
20:Motorola Droid
21:IBM Thinkpad 700C
22:TomTom GPS
23:Phonemate 400 Answering Machine
24:BlackBerry 6210
25:Apple iPad
26:Commodore 64
27:Polaroid Camera
28:Amazon Kindle
29:TiVo
30:Toshiba DVD Player
31:Sony PlayStation
32:Nintendo Wii
33:Jerrold Cable Box
34:Nokia 3210
35:HP DeskJet
36:Palm Pilot
37:Motorola Dynatac 8000x
38:Apple iBook
39:Oculus Rift
40:Sony Discman D-50
41:Roku Netflix Player
42:Fitbit
43:Osborne 1
44:Nest Thermostat
45:Raspberry Pi
46:DJI Phantom
47:YAMAHA Clavinova
48:Segway
49:Makerbot Replicator
50:Google Glass

いずれも、アメリカ社会に於ける評価だから、日本人の感覚とは、かけ離れたモノも有る様な気がするが、その時代、そのジャンルを代表するモノであったことには違いない。

余談だが、
2位、SONYの「Trinitron(平面ブラウン管)」は、基本特許を持つことで、他社を寄せ付けず、テレビ用ブラウン管として約40年間も独走したが、2008年に生産を終了した。
我が家でも、歴代のテレビはソニー製だったが、地デジ化で(Trinitron式TV)三台を液晶式TVに買い換え、いま現在はオールド・マック用として(Trinitronの)ディスプレーだけが生き残っている。

2016年4月20日水曜日

次期バージョンは、Mac OS 22になるかも?

アップルに関して、いまWebで話題となっている事のヒトツに、「OSX」の名称を次期バージョンから「Mac OS」へ変更する可能性があるらしいとの流布だ。

メジャーバージョンが10世代目を意味する「OSX」は既に15年以上続き、それ以前からの通算では、最新の OS X v10.11 (El Capitan) は 21代目になる。

「Mac OS」の名称は、「漢字Talk 7」 のアップデートが何の予告も無しに突然「Mac OS 7.6」として登場して以来である。

それ以降、Mac OS 8 から Mac OS 9.2 を経て、Mac OSX v10.0 (Cheetah) がリリースされ今日に至っている。

「OSX」のシガラミを絶つのであれば、通算のバージョン数を付けるのが順当だと思うが、それでは余りにも考え無しか? 6月のWWDCが待たれる。

2016年4月18日月曜日

アンタレスに火星が接近、土星も

午前二時頃、見上げる南の空、さそり座の一等星アンタレスに火星が接近。オマケに土星も近くに居て、明るい星が三角形を為していた。どれも明るく直ぐ目に付くが、深夜だけに気づいた人がどれ ほど居るのか?

左が土星、右が火星、右下がアンタレス
視野7°の双眼鏡では、火星とアンタレスは、その視野に収まるが、土星は僅かにはみ出してしまう。月齢10位の月は既に東の空で没しそうになって居て、見過ごすことは無さそうだ。

2016年4月14日木曜日

アップル製品の歴史を凝縮したビッグポスター

アップルが誕生して40年、このビッグポスターでは、アップル製のハードウェアからソフトウェアまで、何と556アイテムのオンパレードだ。
上の画像をクリックするとビッグサイズのページへリンクする

先日のアップルのイベントで新たにラインナップに加わった iPhone SE や 9.7インチiPad Pro を含む、アップルの全製品が一枚のポスターに収められている。

製品は、年代とカテゴリー(ソフトウエア、入出力装置、デスクトップ/タワー型、オールインワン型、ラップトップ型、ハンドヘルド型)によって分類されている。

ポスターの縦軸は年代を表していて、Lisa から Apple Watch へ、小型で高性能化していく様が良くわかる。また、スティーブ・ジョブズがアップルを追い出され、そしてカムバックする1997年を境に、製品ラインナップがぐっと絞られていて、彼の復帰が、その後のアップルの進むべき道を明確にしたとも言える。

1998年、カラフルでパソコンらしからぬフォルムの iMac や iBook を発表し、その数年後に、コンピューターとは丸で縁の無さそうなポータブル音楽プレーヤー iPod を発表した。
この iPod の成功で、その後のハンドヘルド端末(iPod touch、iPhone、iPad、Apple Watch)を次々とヒットさせ、ビジネスチャンスを摑んだことは周知の事実だ。

創業以来の社名 Apple Computer Inc を Apple Inc に変更したことは、このサクセスストーリーのプロローグだったのかも知れない。


余談だが、
マック歴は四半世紀になるが、1990年、DTPの職場で初対面となったマックが、ビッグポスターの上の方にある Macintosh IIfx だ。(画像をWebから拝借したが)システム一式は、概ねこれと同一であった。


NECのノート型パソコン PC-9801NSを買った頃で、Macintosh IIfx の CPU: 68030/40MHz, Max RAM: 32MB(64Pin), HDD: 80MB, FDD x 2, SCSI DMA, Expansion: NuBus x 6, 030PDS など、そのスペックに圧倒された。
当時としては正に孤高のマック、本体が180万円、純正13吋カラーモニターが30万円、純正キーボードが3万円、純正マウスが一万円位と、空前絶後の価格にも驚かされた。同じ時期、NECのデスクトップ型の PC-98シリーズ(RAM : 640kB, MS-DOS3.3)で一式揃えても50万円には届かなかった。