Translate

2016年3月30日水曜日

実質0円廃止で、誰が得をしたのか?

学割や家族割、新規契約とかNMPなど、一部の利用者だけの特典?だった、これまでの携帯の料金プランだが、その目玉となっていた「実質0円」は、お上の指導?で、ついに廃止になった。


結果として、大手キャリア三社は、キャッシュバックや商品券などを廃止。新たな料金プランもリーズナブルと見せかけて、結局は、(利用者に悟られ難い)巧妙な割高プランも用意した。一方、携帯は、市場を独占する業者の言い値で、しかも、これまでより高目で買うしか無い。

いったい誰の為の実質0円廃止だったのか?利用者を無視した政策にタダタダ腹立たしく思うばかりだ。

2016年3月22日火曜日

木星に月齢13の月が接近

東の空、木星に満月に近い月が近づいた。3月22日午後8時頃に撮ったが、視野7°の双眼鏡に収まる程の近さだ。
木星は9日に衝を迎えたばかりで、今頃が最も明るく大きく見える。月は23日の明け方までに徐々に離れつつ没して行く。次の接近は4月18日らしい。

予想通りの「Apple Special Event March 2016」

三月二十一日、アップルは、新製品として、iPhone SE、iPad Pro(9.7-in)、MacBook(12-in, Early 2015)向けの新しい各種アクセサリーを発表した。

いつもながら、アップルの未発表の製品に関しては、リーク情報が飛び交うのが常で有り、発表イベントが近くなるほど信憑性を増してくる。
世界中から部品の調達をしている訳で、どこから漏洩しても可笑しくなく、また、そうすることで、前評判を煽り、アップルファンをワクワクさせていると言って良いかも知れない。

そんな事もあり、今回の新製品発表会では、初耳と言えるほどの大きな驚きは無かったように思う。


主たる新製品として iPhone SEは、以前のモデル、つまり、iPhone 5S/5と外観はソックリで、このサイズへの先祖返りだが、性能は現行モデルの iPhone 6Sに近くパフォーマンスは良くなった。
気になる価格だが、16GBは $399(52,800円)、64GBは $499(64,800円)となるようだが、本体価格が iPhone 6Sより安めになっても、通信・通話料は変わらないかも?

iPad Pro(9.7-in)は、これまでの iPad Air2の後継では無く、昨秋に発表の iPad Proシリーズとしてラインナップされ、iPad Airシリーズは無くなるようだ。

発売からそろそろ一年に近い、Apple Watchは、着せ替えが楽しくなる?新デザインのバンドが発表された以外は、現行品の値下げがあっただけで、肩すかしの感もあり。

総じて言えば、深夜に眠気に耐えて、ライブ映像を見るほどのサプライズは全く無かった。

2016年3月21日月曜日

新鮮さが全く感じられない「なつかしBCL大全」

秋葉原へ出掛けたついでに立ち寄った書店で、この「なつかしBCL大全」に気付いた。
過去に「BCL」に凝った時代があったが、ソニーの ICF-2001を最後に、このジャンルから遠ざかり、今は同じソニーの ICF-SW7600GRが座右にあるが、ラジオ代わりで出番は無い。
BCL、いわゆる短波放送の受信だが、主に海外から日本向けに送信される日本語放送プログラムを受信しようとする趣味である。
そのブームは、1980年頃をピークに前後五年ほどであったが、ソニーと松下の二大家電メーカーが凌ぎを削り、短波放送受信用としては、かって無いほど素晴らしい性能のラジオが幾つも世に出た。

このブームに熱狂した往時の若者達も、既に還暦を過ぎ、「BCL」の文字に往時を懐かしく思い出すかも知れない。
しかし、現在のインターネットをはじめとする情報化社会に於いて、短波放送局は次々と閉局し、このBCLブームの再来は無いと言って過言では無いだろう。

「なつかしBCL大全」も、そんな世代を対象に出版されたのであろうが、版元を知る者には、「またか・・」の言葉が口を突いて出そうになる。
つまり、「なつかしBCL大全」は、これまでの「BCL」をタイトルとした企画本の使い回しで、それも一回や二回では無いことがパラパラとページを繰っただけで分かる。今回は、山田耕嗣コレクションのCDが付いていたが、今さら格別に嬉しくも無い。

三十数年前のブームの時の事を、繰り返し回顧して居るだけで、内容的には、端折る事が有っても、付け足す事は既に無い。

過去を辿れば、2007年に発刊の「BCLラジオカタログ」は秀逸、2012年の「BCLラジオカタログ完全保存版」も同様に見栄えが良い。ジャンルは違うが、2012年発刊の「アマチュア無線機コレクションFT-101の時代」も出来映えがなかなか素晴らしい。

今回の「なつかしBCL大全」は、既刊の「BCLラジオカタログ」や「BCLラジオカタログ完全保存版」などのパクリと言うか?正にデッドコピー的で、目新しい事は無い。

これらの三冊はA4サイズだが、「なつかしBCL大全」はB5と小振りの版面になり、フルカラーにしては色鮮やかさに欠け、特に表紙は製版ミスか?最悪だ。これまでが素晴らしかった事もあり、チープさだけが際だって感じられる。

この手のモノは、直ぐコレクションに仕勝ちだが、既刊を持っていれば、書店での立ち読みで十分、敢えて買う必要も無いだろう。

2016年3月16日水曜日

高品位なアナログレコードの再生とハイレゾでPCに録音・保存できるステレオレコードプレーヤー

ソニーが、ステレオレコードプレーヤーを発表した。
アナログレコードの再生と、そのレコードの音を最大DSD(Direct Stream Digital)5.6MHz、最大192kHz/24bitのリニアPCM方式のハイレゾフォーマットでパソコンに録音と保存が可能。また、保存した音源は、ハイレゾ再生対応のミュージックプレーヤーであれば再生できる。


レコードプレーヤーとしては、飛び抜けて凄いスペックでは無いが、アナログ音源を手間無くデジタル化できることが味噌らしい。
しかし、いくらハイレゾ化しても、音質的には アナログレコードの生の音を越えることは無い訳だ。
なお、発売は来月のようで、価格は 61,000円(税別)也。

蛇足だが、45回転用アダプタが付属していて何とも懐かしいが、用途の分からない世代が多くなっているかも知れない。

追記
多くの音源がCD化されている今、これほどまでして、ハイレゾ化しなければならないアナログレコードが、どれほど存在するのか?他人事ながら気掛かりになった。

2016年3月3日木曜日

青空に東京タワーが鮮やかさを増す季節が来た

東京タワー
雛祭りの今日、二十四節気で言うところの啓蟄も近く、穏やかな日和に恵まれて、何時もながら東京タワーの塗色のインターナショナルオレンジが目に眩しい。

都心に建つ総合電波塔として、開業以来58年。
芝公園の一角に立ち続ける東京タワーだが、あの東日本大震災後のタワー頂部の補強工事と地デジ化によるテレビやFM放送用のアンテナの取り替えなどで、その姿が大きく変わった。

行き摺りに漠然と見上げる者には分からないが、日々、見上げることの多い周辺住民であれば、その変わり様には驚くばかりだ。

日中は、塗色のインターナショナルオレンジが青空に映え、日没から午前零時までは、都心の闇に映えるタワーのライトアップも見事だ。

間も無く春の彼岸、
ソメイヨシノが多いタワー周辺の芝公園は、例年通り、今年も花見客の姿が多く見られることだろう。