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2005年12月31日土曜日

After Dark 2.0 for Macを知ってますか?

BERKELEY SYSTEMSのスクリーンセイバー「After Dark 2.0 for Mac」を秋葉原で入手しました。

ピチッと透明フィルムで密閉された出荷時のままのパッケージで、フロッピーディスクと説明書が入っていて(中古価格で)525円でした。今は開封する予定は無いし、もしかすると今後も無いかも知れません。

羽の生えたトースターが焼けた一切れの食パンと一緒に画面の右上から左下へ移動していくシーンを覚えている方は相当前からのマックファンです。

私も漢字talk6から漢字talk7の時代には当時使っていた Macintosh IIFxやColor Classic、PowerMac7200/90などで飽きずに画面を眺めていました。
その時に買ったのはたしかこの後のバージョンのミッキーマウスとかディズニーキャラクタが出てくるモノだったと思いますが・・・



コメント(アーカイブ)

そう、フライングトースターでしたね。
漢字Talk6.07のClassicを使っていました。引っ越しのときアップルリサイクルセンターやら欲しい人にあげて、今はiBooK G4が手元に一台だけですが、あの頃のがなんだか一番Appleらしいような気がします。
第一、新年にコンピュウータが「あけましておめでとう」なんて挨拶してくれるの、そうないですよね。
Posted by  kudou at 2005.12.31 12:57:06
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AfterDark、、懐かしい・・・。当時はSE30でフライグトースターを眺めていました。LC2ではじめてMacのカラーを体験したときに、ちょうどAfterDarkシリーズでディズニーのバックが出たのですが、速攻で買いに行きました。あの頃が一番、楽しかったように思います。
Posted by  暗中模索 at 2006.1.22 21:45:15
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コメントをアリガトウございます。
私は漢字talk 6.0.4からMacとの付き合いが始まりました。
フライイング・トースターは当時、スクリーンセイバーの代名詞みたいな存在でした。
しかし、プロのMacからはいつの間にか削除されてしまいました。少し手を休めている間にスクリーンセイバーが突然起動して、いま作業しているアプリケーションが驚いて、爆弾が破裂し、大切な制作途中のデータを失うことが多かった様です。
たしかに、正月三が日に「謹賀新年」と挨拶してくれるパソコンはMacしかありません。幸いにして私のところはMac OS8.6が復活しましたので明日もその画面が見られます。
Windowsの方には理解できない話ですが・・・ゴメンナサイ。
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暗中模索さん、コメントをアリガトウございます。
私はMacintosh IIFxとSE-30を使っていた時期がありました。SE-30はコンパクトで当時としてはなかなか使い勝手の良いMacだったと思います。
今も手放さずにいますが、ラスターが水平方向へ振れなくなることが時々あり、オシロ部分の水平偏向部の接触不良の様です。側面に一発パンチを食らわすと一時的に直るのですが、最近は止めています。そろそろOld Macの殿堂入りでしょうか?
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アップル製のデジカメには 5V仕様のスマートメディアが

Apple QuickTake 200
アップルのデジカメ「Apple QuickTake 200」は、記憶媒体に 2MBのスマートメディアカードを使っていました。

このデジカメから Macへのデータ転送はシリアルポート経由なんですが、これは「とほほ・・・」な話で、時流に乗り遅れた私のマックライフでは、つい最近になってこのシリアルポート付きの Macから卒業したばかりでした。

私は富士写真フィルム製のデジカメとして四、五年前の FinePix1400とその後に出た FinePix401を使った経験があります。
これらの機種も同じスマートメディアを使っていて、画像データのMacへの取り込みにはUSB経由で、サードパーティーのメモリーリーダーを使っていました。

シリアルポートが無くても、このメモリーリーダーを使えば楽々とデータの取り込みが出来ると早計にも信じ込んでしまいました。
しかし、世間はそんなに甘くない・・・

そもそもスマートメディアは東芝が開発した NAND型フラッシュEEPROMを搭載したメディアでした。それも初期の製品は 2MBと 4MBで 5V仕様だったそうです。しかし、その後、8MBを出荷する際には 3.3V仕様に変更し、以降は全て 3.3V仕様のモノが次々と商品化され今日に至っています。
スマートメディア 5V仕様
そこで、この両者を区別する為に 5V仕様は左上角に切り口を設け、3.3V仕様は右上角に切り口を設けて識別する様に配慮されたそうです。

その為、現在入手可能なメモリーリーダーは 3.3V仕様のモノが挿入できても、左角に切り口のある旧タイプは挿入できない様になっていることが分かりました。正にギブアップ・・・ジエンドです。

その後、希少価値のある?2MBの5V仕様ですが、たまたまアキバのソフマップで一個だけ中古を見付け買いました。
Rolandのブランド付きで210円でした。後で聞いた話ですが、当時は電子楽器にも多く使われたそうです。

2005年12月30日金曜日

Macへシリアルポート経由でデータを転送するデジカメ

富士写真フイルムからのOEM
いつもの様に秋葉原の裏町を行きつ戻りつしていて、あるビルの地下にある中古Macの周辺機器を多く扱っている店へ顔を出しました。
通路まではみ出す様に置かれた段ボール箱に見かけぬモノがあり、しゃがみ込んで取り上げると、何とアップルのデジカメ「Apple QuickTake 200」でした。

比較的綺麗な状態の元箱を開けると一番上にその本体はあり、ビニール袋から出すと多少の擦り傷があるものの程度はマアマアの状態でした。マニュアルや付属ケーブルなども全て付いていることが同梱のパッキングリストでわかりました。

右側は着脱可能な透視型ファイダー
この「Apple QuickTake 200」は、アップルのデジカメとしては三代目で、初代と二代目はコダック製、この三代目は富士写真フイルム製(1997年製)であることが、後ろ側の液晶画面の下に OEMメーカーの表示がありわかりました。

中古価格は2,100円でしたが、滅多に見かけることがないので買ってしまいました。

 帰宅後、その素性を調べてみると、2MBのスマートメディアカードには高画質モードで約22枚、標準画質モードで約30枚の画像を1,670万色、640×480ピクセルの解像度で保存できるようです。その他、

* 1/4秒から1/5000秒までの自動露出が可能
* F2.2または F8.0の絞り調整
* 9cmから無限遠に対応

インターフェイスは、シリアルポートとNTSCビデオ出力

サポートするファイルフォーマット も、PICT、JPEG、TIFF、Exif-JPEG と多く、スペックだけ見ると今どきのデジカメには無い良いところも多い様に感じました。

一番心配した肝心の動作ですが一応機能している様で安堵しました。しかし、次のステップへ進めずしばし思案しています。
このデジカメから Macへのデータ転送はシリアルポート経由なんですね、私もつい最近ですがシリアルポート付きの Macから卒業したばかりで・・・・


コメント(アーカイブ)

はじめまして。
最近引っ越しをして初代のQuickTakeを発掘しました。
シリアル転送できる環境がない事もないんですが、
さすがに億劫です。
でも、なんか捨てられないんですよね。
Posted by  あに at 2005.12.30 13:49:16
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コメントを頂きアリガトウございます。
Old Macやその周辺機器を動かすには時間と金がかかります。
それでも、そんなモノを買ってしまうとは・・・六色林檎の呪縛に掛かっている様な気がしています。
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2005年12月28日水曜日

PowerBook G3専用SCSIケーブルが50円で

アキバの中央通りからヒトツ裏通りにある某PCアウトレット店で、店頭に山積みしたPCサプライ用品に混じってPowerBook G3専用のSCSIケーブルが段ボールケースに一杯入っているのを通りがかりに見付けました。

PowerBook G3専用のSCSIケーブル
今どき、これを見てPowerBook G3専用のSCSIケーブルだと気が付く人は殆どいないでしょう。

HDI30とアンフェノール・フル50pinの50cmケーブルです。コネクタが特殊で、これなくしてPowerBookG3は外部ハードディスクなどとSCSI接続が出来ません。

私もたまたまご縁があってPowerBook G3を二台も所有してしまい、このケーブルを探していた矢先のことで直ぐに買うことにしました。

値札も「50円」とあり、二つ取り上げレジのカウンタに置いたところ、「ラォックス カード持ってますか?」と言われ、思わずエエエッとビックリしました。

値札は「50円」
以前はたしか別の店だったはず、看板がいつの間にか変わっていました。「中古品ですから返品なしでね・・・」って言われ、続けて「でも、中身は未使用の新品です」と、訳の分からぬ説明を受けました。

私も「ここに置かないで、The Mac Storeへ移動したら?」、「5,000円でも売れますよ」と切り返すと「そうなんだけど・・・」と言いつつレシートをくれました。

次の週にまたその店へ立ち寄った時には、それはありませんでした。売り切れたのではなく、売れないので処分されたのでは?? その後、ソフマップで新品のそれが5,000円位で売っていて、やはり、何でもありのソフマップだなっと感心しました。

AirMacカードを12,800円で売ってますが

アップルの無線LANはご承知の様にベースステーションになるAirMac Extreme BaseStationとこのAirMacカード(あるいはAirMac Extremeカード)が必要です。
既に旧型になったAirMacカードは802.11b、現在販売されているAirMac Extremeカードは802.11gに、それぞれ対応になっています。
もちろん、現在出荷のMacは全てこのAirMac Extremeカードで問題ない訳ですが、iBook G3やその時期に発売になったMacにはAirMacカードが不可欠です。
しかし、AirMacカードは現在、正規のルートでは入手不可能で、中古市場に頼らざるを得ない訳ですが、流通状況は非常に不安定で巡り会うチャンスがなかなかありません。

AirMacカード
そんな状況の中で、この夏以降ですが、
アキバのラオックスの「The Mac Store」とソフマップの「Mac Collection」の中古Mac売り場にこのAirMacカードが少数ながら置かれる様になりました。
ラオックスは出荷時のまま?のパッケージらしく19,800円、(秋葉館は輸入品のAirPortカードの様ですが19,800円)、ソフマップは、恐らく、中古買取のMacから取り外したモノ?と思われ、単体での販売で12,800円と値札が付いています。
売り手は、現在、強気の商売をしていて、未使用品は当時の販売価格の五割増し程度の高値での販売になっています。特に、iBookG3はPCカードスロットが無いのでこれなくして無線LANの恩恵に預かれず必需品となります。


コメント(アーカイブ)

こんばんわ、BlueMacさん
AirMacをiBookに入れてます。
おかげで、寒いときは膝上に乗せると暖房機になります?!左側のハードディスクも結構、暑く冷え性にぴったりです、、とほ。
数ヶ月前までは、ご近所のネットワークも見えてましたが、街中に移転後はぜんぜん見えないのはちょっと不思議でした。
一応暗号化はしてますけど、、。
Posted by  kudou at 2005.12.27 20:12:50
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コメントを頂きアリガトウございます。
iBook G3を私も使っています。メモリは640MBでUS Keyboardに換装しています。
普段は、ITunesでインターネットラジオに常時接続してBGM代わりにしています。それとMailが五分毎にメール確認を繰り返しています。
それ故、寝ている時を除いて常時電源がonになつていますが、流石この時季は自然空冷が効いて、発熱も気にする程でなく有り難いです。
このiBook G3がAirMac Extremeを管理しています。
最近は、隣近所の無線ルータが常時七、八くらい見えていて、そのうち二、三は暗号キーが設定されていないので、お借り出来てしまう様な不用心な方も居られるようです。
それで、私のAirMac Extremeは管理ユーティリィティにより発射電波の強さを50%に下げて近所へ届く電波の強さを弱めています。勿論、暗号キーとしてのWEPキーは128ビットで設定してあります。
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2005年12月27日火曜日

Mac OSX v10.1のUpgrade CDがコースターに?

この春のこと、秋葉原の某S店中古マック売り場に山積みされたMac OSX v10.1のUpgrade CDがありました。
Mac OSX v10.1のUpgrade CD

新品未開封のモノに何とたった100円の値札が付いていました。

100円の値札

時は既にMac OSX v10.3全盛時代で今さら用も無い様なパッケージで、店の方もタダより増し位の気持ちで置いてあったと思います。
値札には「起動しません、コースターにでもどうぞ」っと、少々パロディー風の説明文が目を引きました。
私も何かの記念?にと買いました。
ここまでは、ごく普通の話ですが、その後、アキバの裏通りで外人とおぼしき露天商?が同じモノに1,000円の値札を付けました。恐らく某S店が100円で売っていることを知らなかったのでしょう。
しかし、それも秋にはソルドアウトになったのか?現物を見なくなったのですが、何と何と先月あたりから、その某S店が今度は500円で大量に売り出したのです。
売れると分かると節操もなく、こんな商売をするようです。買った人がコーヒーカップをその上に載せて、コースターとして使っているのか?Upgrade CDとして有り難く本来の目的に使ったのか?知るよしもありません。



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私、発売と同時に10.4を買いました。だから、10.3は数ヶ月しか使ってません(iBooK G4に新品で付いてきたというのにあまりにも短い命だった)。

しかし、10.1でも結構買う人いますよ、だってデザイン関係でOS9ユーザ結構いますから、お試しで500円なら嬉しいと思いますよ。
Posted by  kudou at 2005.12.27 11:58:03
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あっ、失礼。
アップグレードCDでしたね。
そうなると、う〜む。
Posted by  kudou at 2005.12.27 11:59:52
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コメントを頂きアリガトウございます。
私の経験から、パッケージ版のMac OSは全てのバージョンを確保しておく方が、後々、中古Macを入手した時にも困ることがありません。
製品に同梱されてくるリカバリCDはアキバでも中古品が安価に入手出来ますが、機種を選ばずインストール可能なパッケージ版は、新OS版が発売になると(中古店では)希少価値が出て、逆に値上がりすることがあります。
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ファイルメーカーPro for Macが、ただ同然?

「ファイルメーカーPro」と言えば、マックファンならこのアプリケーションの存在くらいは知っていますよね?実を言って私は使ったことがありません。

ソフトハウスの言葉を借りれば、情報を管理し、レポートが作成できる、膨大なデータも素早く処理できるスピード、あるいは、どんな新しい仕事にも対応できる多機能性を持っている。
そして、大切なビジネスのマネージメントを任せておける確かな信頼性を備えている。しかし、もっと重要なことは、覚えやすく、操作が簡単だということ。そんなニーズを満たすのがデータベースソフト「ファイルメーカーPro」だとあります。

データベースの管理には持って来いのアプリケーションと思われますが、これまではMicrosoft Excelで適当にデータベース擬きを作り、ファイルメーカーには食指が動きませんでした。
先日、秋葉原の某中古PC店の店先に無造作に置かれたジャンクの中に「ファイルメーカーPro」の薄汚れたパッケージを見付けました。
クラリス社の国内総代理店システムソフトがクラリス製品登録者に配布した「体験キット」でした。

「体験キット」
中身はフロッピーディスク1枚と説明書がありました。これだけでも時代が知れますね・・・同封の挨拶状の奥付が平成4年11月となっています。

お試し版で、この頃は若干の機能制限がありますが、画面上では支障なくデータベースの構築が出来るようです。最近のお試し版は30日限定とか?期限を切る様なアプリが多く、この時代の大らかさが分かる様な気がしました。

今どきフロッピーディスクがあっても困る話ですが、USB接続のFDDが買ったまま出番もなく今日に至っているので、やっと日の目を見ることになりそうです。

因みに、現在の最新バージョンは「ファイルメーカーPro 8」だそうですが、このディスクは体験版ですから勿論無償配布、私は金百円を払い買いました。
AppleShare Version4.1日本語版
まぁー骨董品の様なモノですから対価を支払うのも致し方ないでしょう。

同じ店に以下の様なモノもあり六色リンゴが付いていたので、ついつい買ってしまいました。

アップルサーバーの管理者には必須のアイテムですが、このAppleShare Version4.1日本語版は、知る人ぞ知るで、その方面に精通した方からは「今どき・・・」っと失笑をかいそうな代物。
少々パッケージが破れていましたが、分厚いマニュアル付きの未使用品で、これも金百円でした。



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ファイルメーカーPro4を使っていました。いや、今でも使っているのですが、OS9からの起動です。
印刷は、PM-A870とOS9の相性が悪く一度、プリンとメニューでPDF作成しないといけないのです(笑)。
宛名印刷から、在庫管理、出納簿管理、顧客管理などなど自営業のときは活躍してました。
エクセルは青色申告のときが働きどころでした。
Posted by  kudou at 2005.12.26 18:28:41
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kudouさん
コメントを頂きアリガトウございます。
「ファイルメーカーPro」のシステム要件を調べたところ、漢字talk6.0.7〜6.0.7.1と読みとれ、Mac OS9どころではありません。
私が所有しているMacの中でこの要件を満たすのはMacintosh IIFxとMacintosh SE-30だけでしょう。ただし、両方とも今は冬眠中で叩き起こすのもはばかられ如何したものか?と思案中です。いま出番がありそうなのは同じ冬眠中のColor Classicです。漢字talk7.0で起動してメモリも10MBに増設してあり、これだったら何とかなるかも知れませんね。いずれ試してみたいと思っています。
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2005年12月26日月曜日

忘れかけていたMacintosh総合誌「MACPOWER 1999年3月号」

長らく意中のMacであった「PowerMac G3/450MHz」を手中にしてから、慌てる様に「MACPOWER」のバックナンバーを探し始めました。それはたしか五、六年前、「PowerMac G3」の特集記事があったはず?

「MACPOWER 1999年3月号」

当時、Macに関わる月刊誌も多く、MAC LIFE, Mac Fan, MacFun Beginners, Mac Fun Internet, MacPeopleそれとMACPOWERなどなど、漢字talk7 (Mac OS7)の時代からアレコレと読んでいました。

特にMAC LIFEとMACPOWERは格調が高く、内容的には一段上の様な編集レイアウトでしたが、ふんだにカラーページを用いビジュアル面でも印象深い本でした。
私はどちらかと言えば、Mac Fan, MacFun Beginners, Mac Fun Internetあたりが自分のレベルに合っている様に感じていました。

書籍はたまり始めるとアチコチに山が出来て身の置き所を考える様になります。必要なページを切り取りスクラップしていた時もありましたが、後で探す苦労もあり何時しか止めてしまいました。

正に積読?状態で全部を見る時間も無くなり古雑誌として再資源化が進行していました。
それでも、「これだけは・・」っと思う本は残してありました。今回の「MACPOWER 1999年3月号」もそんな一冊で、それほど労せずして見つけだしました。

やっとこの本も日の目を見た感じですが、実機を前に読めることは既に忘れかけていたPowerMac G3シリーズの事が鮮明に思い出され大変助かる思いです。
新製品「PowerMacG3シリーズ」は巻頭特集に於いて、以下の様に紹介されています。

MacによってMacを超えていく試み
アップルが示す、パソコン新次元

1月5日から開催された
Macworld EXPO/San Franciscoは、
「iMac」の成功を受けて波に乗る
現在のアップルを象徴するかのような、
空前の新製品ラッシュとなった。
同イベントの基調講演で、
スティーブ・ジョブズ暫定CEOが
発表した新製品は
「Power Mac G3」4機種、
「Macintosh G3 Server」2機種、
「IMac」5機種、
「Apple Studio Display」3機種
(うち国内発売は2機種のみ)
-----の実に14機種に上る。
これはPowerBookを除く、
ほぼすべてのアップル製品の
リニューアルを意味している。
来るべき次世代に向けて
新たな一歩を踏み出したアップルの挑戦を読み解く。

と、巻頭特集、新機種速報で紹介しています。
前年、1998年秋に起死回生?の思いで発表したあのユニークなフォルムでコストパフォーマンスの高い「iMac」が爆発的な大ヒットになり、パフォーマ・シリーズの失敗で失速しかけていたアップルの業績が逆V字型の回復を見せました。そして、その半年後には、この様な堂々たる新製品ラッシュで、アップルの存在を確かなモノにしたと、誰もが確信した1999年の幕開けでした。
この次に「PowerMac G3」それ自体のレビューが続き、

2005年12月24日土曜日

AirMac BaseStstionの抜け殻だけ

秋葉原の某S店中古Macの売り場で、AirMac BaseStationの抜け殻、つまり中身を取り去ったUFO型のケースを見付けました。
白い最新のモデルの抜け殻は1,000円、少し前のライトグレーのモノは500円で売られていました。

AirMac BaseStstionの抜け殻

白い方は密閉型で後部下にコネクタ類が付いていた穴が見えますが、ライトグレーのモノは、ケース後方上面に8cm x 4cm程度の穴が空いていて、本来ならコネクタ類が付いたプレートがピッタリとその穴を塞いでいたはずです。
今はそれも無く内部へのアクセスも容易で小物入れとかレシート入れに丁度良い様な気がして二つ買いました。ケース表面に目立った傷もなく美品で、マックファンなら部屋のアクセサリにもなるでしょう。

私は十年ほど前に有線LANを家中に張り巡らしてから何台もMacを繋げていますが、初めてiBook G3を買った時に白いAirMac BaseStationを同時に買って、以来、有線無線両用のLAN環境になっています。

余談ですが、ブラウン管式のiMacのケースだけも売っていました。部屋のインテリアか?あるいはペットハウスにでも・・・それは1,000円でしたが、かさばって持ち帰りに苦労するかも?なお、取り外したマザーボードは6,000円位で売っていました。

2005年12月23日金曜日

Blue & WhiteのPowerMac G3, 450MHzモデルが格安?で

今回、偶然出会ったこの450MHzモデルは、PowerMac G3 (Blue & White)の最上位モデルですが、出荷時のスペックに対して後から付加されたパーツが(2000年当時としては)凄い。

PowerMac G3 (Blue & White)
このモデルが登場した時代はMac OS8.6時代の後半で、出荷された多くのMacは32MBか64MBのメモリが標準搭載でした。
しかし、このG3モデルから64MBと128MBが標準となサーバーモデルは256MBが付いていました。この450MHzモデルは最初128MBでしたが、今回のこのモデルのオプションは、

メモリは128MBに256MBを2枚追加し計640MBにアップ
ハードディスクは9GB(Ultra SCSI)にプラスして40GB(Ultra SCSI)を増設
グラフックカードは装着済のATI RAGE128に、更に同じATI RAGE128を増設

iMacやPowerBook G3と共に、G3時代を築いたPowerMacシリーズですが、FirewireとUSB Portが新たに採用され拡張性と高速化を実現、FDDとSerial Portは廃止、この450MHzモデル以外はSCSIも廃止することで大きな転換点となりました。また、多くのDTPに関わる人々の為にADB Portが辛うじて残されたことは、アップルにしては珍しい?ユーザー指向の気遣いでもありました。

これを最初に買った方は(当時)何の目的に使用したのか?
普通のオプション選択では必要ないグラフックカード ATI RAGE128を増設していることから、モニタを常時二台使用してマルチ画面(二つのモニタでヒトツの画面を構成出来る)にしていた様です。
Mac OS8.6の時代にメモリを640MBも確保していることから動画関連のデータを扱っていたのでは?っと推測しています。
ハードディスク9GB(Ultra SCSI)はOSとアプリケーションに使い、増設した40GB(Ultra SCSI)にデータを置いたのではないでしょうか。
まぁー五年前のMac OS8.6の環境では十分過ぎる位のスペックです。
それで、今回は惑いもなく買いました、中古での価格は29,800円です。

一般的な中古価格はおおよそ9,000円から20,000円くらいで、希に25,000円くらいするモノもありました。それからすると、高い買い物かも知れませんが、良い状態の美品であって装備も十分なので後から付け足すパーツも無くコストパフォーマンスは良いと判断しました。

なお、他のG3シリーズ (300MHz/350MHz/400MHz) は6,000円から15,000円くらいですが、今となっては、大きい割に非力でオプションの再投資に経費が掛かりお奨め出来ません。

2005年12月22日木曜日

ブルーアンドホワイトの PowerMac G3シリーズ最上位モデルが

先日、新宿に用事があり出かけたついでにJR新宿駅南口から遠くない中古Macも扱っている某S店へ行きました。甲州街道沿いの小さなビルの一階から三階までが店舗フロアです。久しぶりに行ったので、その間に店内の模様替えをしたらしく雰囲気がだいぶ異なっていてまごつきました。

目当てのモノがありそうな中古Macの売り場に行くと、PowerMac G4が圧倒的に多く、次ぎは意外にもeMacがたくさん展示されていました。ノート型ではiBook G3/G4とPowerBook G4が半々くらいありましたが、ノートの方は(今は)あまり興味がなくてよく見ていません。

その向こうに青白のポリタンクが見えて、近づくとPowerMac G3 (Blue & White)が数台展示されていました。マックファンならご承知の様にMacは外観からは仕様がわかりません。

PowerMac G3 Blue & White
値札を見比べていてドッキっとしました。PowerMac G3 (Blue & White)シリーズの最上位モデルの450MHzがあるではないですか・・・前々から程度の良いモノを探していました。

今までも何度かニアミスしていますが、仕様が出荷時のままだったり、かなり汚れていたり、擦り傷も多くて買うまでに至らなかったモノばかりです。

今回のモノは、まず外観が綺麗、擦り傷もなく白っぽいアクリルの部分もタバコの脂の後さえ感じられぬほどの透明感があり、大きなブルーのリンゴも鮮やかです。

また、リンゴの後ろに半透明なアクリルを通して「G3」の大きなロゴが見えるデザインもアップルらしい。
右側面上部の開閉レバーを引き倒すと一気に側面が90度倒れ水平状態になり内部構造が丸見え状態になります。目の前に、噂には聞いていた(当時としては)究極のスピードを目指したロジックボード「ヨセミテ」が見えてちょっとだけ感激、内部は綺麗綺麗で塵ひとつ無く、出荷時のままの様な雰囲気さえ感じられました。

かってのジャイアントマシンだったPowerMac 9000シリーズに比べれば内部へのアクセスは格段に改善されています。
それでは、仕様は如何かと値札にあるスペックの文字を辿り始めました。出荷時のスペックに対して後から付加されたパーツが凄い、なんと・・・

2005年12月21日水曜日

Mac OS9.2.1とMac OS8.6はどこが違うのか?

「Mac OS9.2.1のPowerBook G3」と「Mac OS8.6のPowerBook G3」それぞれに、システム以外は全て同じアプリケーションをインストールしてみました。
PowerBook G3
Mac OS7.0辺りから購入したアプリケーションはその後もバージョンアップを繰り返し現在に至っています。売り手の方は何もせずに毎回バージョンアップ料金が収入となる正に濡れ手で粟の美味しい話ですが、ユーザーに取っては毎度毎度それこそ半端でない経費がかかります。

バージョンアップの作業がそれほど面倒が無ければ、それ自体は有り難いことです。しかし、Adobeのアプリケーションは、前のバージョンの認証にいつも手間取ります。

それに加えIllustratorとPhotoshopですら認証のやり方が違い、前のバージョンのメディアの認識もメニュー通りでOKになることは希で、毎度毎度カスタマーセンターの女性と喧嘩腰での会話になります。

そうかと思うと、他社のモノは、以前のディスクのシリアルナンバーを手打ちで入れて「ハーイOK」と大らかなモノから、何もせずにアップグレードのメディアを受け付けるモノまであります。
いずれにしても(私の経験では)ハードディスクのリストアは、休日に、一日掛かりを覚悟でやることが必至と考えています。

今回は、DTP関係とWebコンテンツを制作することを想定して以下の様なアプリケーションをインストールしてみました。二台ですから、それこそ二倍の時間を要し一日仕事になりました。

Adobe Acrobt/ PageMaker/ Golive/ ImageReady /Illustrator/Photoshop
Microsoft Excel/ Word/PowerPoint
QuickTime Player/ PictureViewer/ ExifViewer
Claris HomePage/ Internet Explorer
Norton Utilities/ Stuffit/ Ferch

結果として、両方のPowerBook G3で全てのアプリケーションが問題なく機能するのが分かりました。しかし、Mac OSの違いにがどこに出てくるのか?デスクトップでも操作上でも実感としては区別が付かない(分からない?)様に感じました。

唯一、ハッキリしていることは「ランチャー」がMac OS8.6ではデスクトップに常駐していますが、Mac OS9.2.1では起動しているアプリケーションのヒトツとして待機していて必要な時にはメニューバー右のプルダウンメニューから選択しアクティブにする必要があり、私的には使い難いと思っています。
ただ、OS自体は既に過去のもので今さらこんなコメントも如何かと思いますが、私のところではマダマダ実戦に使用するMac OSとして今暫くは稼働します。

2005年12月20日火曜日

アキバでアップル「iLife`04」を1,050円で

秋葉原のとある地下の中古Macのパーツや旧バージョンのアップル製ソフトウェアなど売っている小さな店で「iLife`04 for Mac」を偶然見つけ躊躇いも無く買いました。

iLife`04 for Mac
「iLife`05」が最新バージョンなのはマックファンなら良く承知のはずですが、敢えて「旧バージョン」を入手しました。それは元箱入り未開封の美品で1,050円、正式リリース時は6,000円?位していたと思います。

「今どき旧バージョンなんか・・・」って言う人は、根っからのマックファンでは無いのでは・・・と思うのは私だけか??
マックファンには五年前、十年前、二十年前のOld Macでも何とか動かしてみたいとか、反対に、かなり新しいMac OSで動かないかと、色々と工夫してみるとか、熱心に考えているマニアも多いようです。

システム要件は、Mac OSX v10.2.6 以降とあり、2003年頃までに出荷のMacに適応されるようです。
構成アプリケーションは、GarageBand、iTunes4.2、iPhoto4、iMovie4、iDVD4となっています。今後、中古Macを買った時に役立つと思いますが、まぁーそれまでは棚の飾りでしかありません。

「Mac Fan」1999年特別号を見つけた

「Mac Fan」1999年特別号は、表紙に大きく「iBook & PowerBook Special」と目立つコピーがあるノート型Macの特集号です。 五年ほど前に発行されたモノですが、なかなかの美品で丁寧に読まれた事がわかります。元値は1,800円だった様ですが、古書として525円でした。
 
この本のコンテンツは、
●検証 iBookとは何か?
 iBookのデザイン、アーキテクチャ、使いこなしをcheck!
●PowerBook G3
 333MHz & 400MHz
 最新PowerBook G3徹底研究!
●PowerBook G3シリーズ
●歴代PowerBookカタログ
●実戦!PowerBookのモバイル術指南
●PowerBook解体&増設講座
 PowerBookの正しいはずし方
●PowerBook博物館

つい最近になって、G3シリーズ第二世代のPowerBook G3(400MHz)とPowerBook G3(333MHz)の中古を買ったこともあり、今さらながらになりますが、これらのノートMacの勉強には持って来いの解説本になるようです。

歴代のPowerBookに付いての説明もありますが、中古PowerBookで最近見かけるのはPowerBook G3シリーズが多く、PowerBook 1400やPowerBook 2400、PowerBook 500シリーズは最近見なくなりました。

PowerBook G3の第一世代のモデル(G3 233/250/266/292/300MHz)もそろそろ中古市場から消えて行く様で、秋葉原では価格も24,800円程度、土日などに行くと5,000円引きで売られている時もあります。六色リンゴのバッジが付いた最後のPowerBookとして人気があるようです。

2000年出荷の第三世代のPowerBook G3は、このシリーズの最終モデルとなり400/500MHzと、クロックはiBook G3に迫るモノがあり、価格も五、六万円と半端ではありません。その後に出たiBook G3にはない風格と拡張性があり今でも人気が高いようです。しばし、この本でPowerBookに付いてレビューしてみたいと思っています。

2005年12月19日月曜日

Mac OS9.2.2で US Keyboard が

純白の「アップル純正キーボード」のUSBプラグをeMacのUSB Portに差し込み電源on。「ボーン」と、マックファンにはお馴染みの起動音が響き、Mac OS9.2.2が何事もなく立ち上がり、デスクトップもいつもと変わりないアイコンのオンパレードです。

USキーボード
早速、文章編集アプリケーションのAdobe PageMakerを立ち上げて以前に制作したデータファイルをオープン。文字化けもなくデスクトップにドキュメントが開かれました。

カーソルを文字列に入れて新たな文字の追加や削除の繰り返しをしてみました。タイプした文字はATOKにより文字変換され画面で決定され、スムーズに文章の割付が出来ているようです。

次に文章の編集作業などに必須の、コピーやカット、ペーストなどショートカットの動作を確認してみました。リンゴ印の「comand」キーや「option」キー、「shift」キー、「control」キーなどもJIS配列キーボードとその位置が違っていますがキートップの表示通りに機能していました。

素人判断ですが、特に問題なく「USキーボード」を認識しているようです。これで人並みに純白のキーボードが使える環境が出来ました。

ただし、キー配列では上段右端に並ぶ、音量のアップ/ダウンキーと消音キーおよびディスクの挿入/排出のキーは残念ながらMac OS9では機能しません。元箱に表示されているようにMac OSX v10.2.5以上の環境が必須の様です。

タイピングでの印象は、キータッチが以前から使っている拡張キーボードより柔らかめですが、それほどの違和感もなく「これは使える」と判断しています。ただ、汚れ易いのが玉に瑕かも知れません。

余談ですが、私のiBook G3はBTO時に「USキーボード」を指定したことで、キートップは原則として英数文字が一文字しかなく、とてもスッキリして使いやすくなっています。

アキバでAdobe PageMill 3.0 for Macを52円で買った

先日、秋葉原の中古Mac店でアレコレと探していたところホームページの作成に必須のアプリケーションAdobe PageMill 3.0 for Macのディスクを見つけました。

Serial No.付き、元箱無し、説明書無し、出荷時のCD-ROMケース入り未開封の美品でした。Adobe PageMill 自体は既に古いアプリケーションですがMac OS8.0〜Mac OS9でスムーズに動くはずです。

Adobe PageMill 3.0 for Mac

私もホームページを開設した時には、まずクラリスホームページで始め、次にこのAdobe PageMill 2.0 for Mac を試した時期がありました。3.0バージョンはパスしていたところ、それ自体がAdobe社の都合?でメンテナンスモードに入り結果的にはAdobe Goliveに統合されてしまいました。

Adobe PageMillのユーザーには格安?で乗換版が提供され、それ以降は私もAdobe Golive 4.0 でホームページを制作していました。

現在、Macを使っている方がホームページを開設しようとした時には、アプリケーションとしては選択肢があまりありません。

このAdobe Golive(二万円台)かマクロメディア社のDreamwaever(四万円台)か、初心者向けのHighway(一万円以下)ともう一つLIFE?とか言うアプリがあるようです。これらのいずれかを使わないとスムーズにはホームページの制作が出来ません。

Adobe PageMill 2.0 を持っているので今さら 3.0 でもないのですが、たった52円だったのでコレクションとして買っておきました。

余談ですが、クラリスホームページと、このAdobe PageMill 2.0 はPowerMac7300/180程度でもサクサクと動きました。しかし、当時のAdobe Golive 4.0 は、流石に重く、もう少し処理速度の速いMacでないとストレスが貯まりやってられませんでした。
現在のeMacにMac OS9.2.2の環境でAdobe Golive 5.0 はスイスイと快適な動きをしています。

2005年12月18日日曜日

Mac OS9対応の純白の「アップル純正キーボード」

現在のPowerMac G5に付属の純白の「アップル純正キーボード」はMac OSX専用でMac OS9には非対応です。

正確には覚えていませんが、Mac OSX v10.3 以降がインストールされたPowerMacからだと思いますが、Mac OS9は遂に切り捨てられました。ですから、その時以後「アップル純正キーボード」はMac OS9非対応になったはず?

私はMac OSXの環境もありますが、でも、どちらかと言えばMac OS9を常用しています。

現在、使用頻度の多いMacは「eMac」です。2002年出荷モデルでMac OSX v10.2.1とMac OS9.2.2がインストールされていましたが、今は、Mac OSX v10.2.5 にバージョンアップしています。
付属してきた純白の「アップル純正キーボード」は両方のOSで当然ながら問題なく機能します。しかし、国内出荷モデルですからJIS配列のキーボードで、私が一番苦手とするタイプのものです。

それ故、FOCAL POINT COMPUTER製の「iMate」と言う「ユニバーサルUSB/ADB変換アダプタ」を用いて一昔前のASCII仕様のアップル純正の「拡張キーボード」を使っています。

しかし、純白の「アップル純正キーボード」も試用してみたくなり、Mac OS9対応のものを探していましたが、現在売られているモノの一世代前の 純白の「アップル純正キーボード」ならOKとの情報を得ました。

でも、中古市場を探すことになる訳ですが、この新旧の「アップル純正キーボード」は、外見的には全く同じに見えて区別が付きません。また、それ以前に中古市場への流通数が少なく巡り会うチャンスが今はほとんどありません。

買い手にとって唯一の手掛かりは、元箱入りで箱の側面にCautionとして「Mac OSX v10.2.5以上対応」と印刷されているモノを探すことです。
思い立ってからでも半年が過ぎたつい最近、秋葉原の某S店中古Macの売り場に正にその物モノがありビックリしました。しかも、探していた「US Keyboard」で二度ビックリ・・・正に満願成就とはこの事を言うのでしょうか?
Apple Keyboard
新品同様の美品で、中古価格も2,980円、即ゲット。
年甲斐もなくルンルン気分で帰宅し、すぐさま元箱から取り出し、eMacのUSB Portに差し込み電源on、Mac OS9.2.2が何事もなく立ち上がりました。
何事も無いと言うことは、キーボードを認識したと言うことでしょうか?

アキバでAdobe PageMill 3.0 for Macを52円で買った

先日、秋葉原の中古Mac店でアレコレと探していたところホームページの作成に必須のアプリケーションAdobe PageMill 3.0 for Macのディスクを見つけました。

Serial No.付き、元箱無し、説明書無し、出荷時のCD-ROMケース入り未開封の美品でした。
Adobe PageMill 自体は既に古いアプリケーションですがMac OS8.0〜Mac OS9でスムーズに動くはずです。
私もホームページを開設した時には、まずクラリスホームページで始め、次にこのAdobe PageMill 2.0 for Mac を試した時期がありました。3.0バージョンはパスしていたところ、それ自体がAdobe社の都合?でメンテナンスモードに入り結果的にはAdobe Goliveに統合されてしまいました。

Adobe PageMillのユーザーには格安?で乗換版が提供され、それ以降は私もAdobe Golive 4.0 でホームページを制作していました。

現在、Macを使っている方がホームページを開設しようとした時には、アプリケーションとしては選択肢があまりありません。

このAdobe Golive(二万円台)かマクロメディア社のDreamwaever(四万円台)か、初心者向けのHighway(一万円以下)ともう一つLIFE?とか言うアプリがあるようです。これらのいずれかを使わないとスムーズにはホームページの制作が出来ません。

Adobe PageMill 2.0 を持っているので今さら 3.0 でもないのですが、たった52円だったのでコレクションとして買っておきました。

余談ですが、クラリスホームページと、このAdobe PageMill 2.0 はPowerMac7300/180程度でもサクサクと動きました。しかし、当時のAdobe Golive 4.0 は、流石に重く、もう少し処理速度の速いMacでないとストレスが貯まりやってられませんでした。
現在のeMacにMac OS9.2.2の環境でAdobe Golive 5.0 はスイスイと快適な動きをしています。

B&WのPowerMac G3の最上位機が 8,800円で

ロングランのベージュPowerMacもベージPowerMac G3を最後に、この世代が終わりました。

ちょうどMac OS8.6の時期でしたが、この次に登場したのが外観デザインも一新したPowerMac G3 (Blue & White)でした。このシリーズは後年になって前期型と後期型に分けられていますが、CPU的には300MHz、350MHz、400MHz、450MHzの四種類に分類されています。

PowerMac G3 (Blue & White)

ボディーカラーは初代iMacのボンダイブルーより青味が濃いブルベリーでPowerMac初のFireWireと初のUSBが付加され、また、初のDVD-ROMも搭載された正に当時のモンスターマシンでした。

このシリーズは究極のスピードを目指したロジックボード「ヨセミテ」が採用され、450MHzの最上位モデルは当時としては、超高速でプロ・アマともに注目のモデルでした。

発売から五年が経った今では中古市場からも姿を消しつつあり、機能を強化すれば今でも現役で立派に使えますが、その姿を見る事はあまりありません。

DTPのプロユーザーの為に、ADB Portがわざわざ残された事でもプロの熱い思いがこのモデルに残されています。今となっては、Mac OS8.6もMac OS9もサクサク動くところがこのモデルの真骨頂でしょう。

つい最近ですが、アキバの某地下街の中古Macのとある店で、珍しくも450MHzモデルが何と三台も売りに出されていました。
内容的には出荷時とほぼ同じ装備ですから、メモリの追加とか、それなりの機能強化をしないと実戦向きではないと思われますが、価格は 8,800円で、往時を知る私にはエッーと思わせるものでした。

第2世代の iMacが何と9,800円で

秋葉原の某L店 Mac中古売り場にブルーベリー iMac 333MHzが何と9,800円で展示販売されていました。ボンダイブルーの初代機に続き登場した第2世代の五色のカラーバリエーションの iMacのヒトツです。
他の Mac中古を扱う店でもiMacはまだまだ見かけますが、今回見かけたのは五色の iMacがリング状に並んだ写真が印刷された元箱入りです。

iMac Pentagon
元の持ち主が大切にしていた事がうかがわれます。
この箱の形状はサイコロみたいな立方体で、仮に店で紐掛けして貰っても大きめサイズで、持ち帰りはかなり大変でしょう。
ただし、千円くらい出せばその辺でキャリングカートを買えるので、それに乗せれば何とか店外へ運び出せます。

実は数年前に私も同じ経験をしましたが、iMacの元箱の幅は、何とJR秋葉原駅の自動改札機の幅よりほんのわずか短かったらしく、カートに乗せて何とか改札口をすり抜けることが出来ました。

アップル社がそこまで先読みして段ボールケースのサイズを決めたとも思えませんが、偶然にしてもラッキーなことでした。

中古 Mac販売の某S店は元箱の有無に限らず自宅までの発送をお願い出来ますが、この店は原則として元箱のない中古Macの発送はしてくれません、事故責任での持ち帰りになります。
もっとも、最近ではアキバの商店街の中に、黒猫親子とか飛脚とかの運送会社が店を開いていて、そこまで自分で持ち込めば梱包・発送してくれるので大助かりです。地方からアキバへ来てたくさんの買い物をした時に利用すると良いかも?

2005年12月17日土曜日

純白の「アップル純正キーボード」でもMac OS9に対応?

純白の「アップル純正キーボード」は現在のアップルコンピュータのステイタス・シンボルだと私は思っています。
Apple Keyboard
パソコンに興味を持てば必ずキーボードに指を載せて何やら意味不明の単語?をタイプしてみて何となくパソコンを使いこなしている自分を想像したりするでしょう。
キータッチが良いとか悪いとか?この段階で自分の好みのキーボードの基準が出来てしまうようです。

以下は、Mac OSX対応(Mac OS9非対応)になった現在のPowerMac G5をお使いの方には無縁の話ですが、私のアップル・キーボードとの初対面は漢字talk 7が発表になる前のSystem 6.0.7(漢字talk6) が起動していた(今から十五年ほど前に使った)Macintosh IIFxでした。

この時に使ったのが、今では死語?になった「拡張キーボード」でした。まず、その大きさと重さにビックリしたのを今でも覚えています。

キー配列は、アメリカン・キーボードの配列に半角カタカナが付加された、たぶん、ASCII配列?と言うキーボードで、いま現在、多くの方が使っているJIS配列のキーボードにある「カナ/かな」とか「英数」などのキーはありませんし、「control」や「caps lock」キーの位置が異なり、「return」キーはその形状が大きく異なります。

それまでは別売が原則だった、ASCII配列のキーボードもiMac登場前の(私的には駄作との印象が強い)パフォーマ・シリーズあたりから本体付属で出荷されたと思いますが、(確か) iMac以降は現在のJIS配列のキーボードに切り替わったようです。

その後はつい最近まで、このJIS配列のキーボードだけの販売のみで、私みたいな古くからの保守的なマックファンは、このキー配列の違いで、ASCII配列のキーボードでないと思う様に指が動かずミスタイプもしばしばの事になります。


それ故、今でも一昔前のASCII配列の「拡張キーボード」を中古を更に四台も買い適宜使い回しています。今まで使ったアップルのキーボードでこれのキータッチが私には一番合っていて他のキーボードには食指が動きません。恐らく、「カナ/かな」とか「英数」などのキーが付くキーボードはこれからも使わないでしょう。

しかし、大きなマイナスもあります。
このアップル純正の「拡張キーボード」はADB Port を使用するため原則的にはMac OS8.6までのMac(G3以前)でしか使用出来ません。困った困ったで一時期を過ごしたのですが、最近になって、FOCAL POINT COMPUTER製の「iMate」と言う「ユニバーサルUSB/ADB変換アダプタ」がある事を知り、早速買って試してみました。

結果としては、Mac OS9でもMac OSXでも専用ドライバを使用する事なく、それぞれのシステムが対応して快適なキー操作が出来てビックリ。今でもMac OSXのMacにこの慣れ親しんだ「拡張キーボード」を使い続けています。

それでもなお、純白の「アップル純正キーボード」を買ったのは、やはり、新しいキーボードを使ってみたいと思い始めた事にあります。

しかし、ここで大きな壁がありました。
いま店頭にある「アップル純正キーボード」はMac OSX専用でMac OS9には非対応と言われている事です。私はどちらかと言えばMac OS9を常用していて、これでは全くのお手上げ状態です。

しかし、純白の「アップル純正キーボード」でもMac OS9に対応するものがあるとの情報が・・・

中古Mac関連の品を格安でゲット

久しぶりに秋葉原へ行きましたが、秋葉原中央通りの両側,、歩道の脇のイチョウ並木は真っ黄色に色付き、師走にアキバの秋を見た思いです。
いつものコースでMacの中古を扱う店をアチコチ、目当てのものを探して歩きました。
結果として、前々から探していた中古品やお買い得な中古品と偶然にも接近遭遇し、とてもハッピーな一日となりました。
師走に入ったとは言えウィークディの午後ということで、まだまだアキバはそれほどの混雑ではありませんでした。
取りあえず買ったものを列記しますと、

●アップル純正キーボード
US KeyboardでMac OSX v10.2.5以上対応
元箱入り新品同様の美品 2,980円

●Adobe PageMill 3.0
Serial No.付き、元箱無し、説明書無し
出荷時のCD-ROMケース入り未開封の美品
たったの 52円

●アップル iLife`04
元箱入り未開封の美品 1,050円

●Mac Fan 1999年特別号
iBook & PowerBook Special
中古本(美品)
550円 

いずれもアキバエリアのMac中古店で買う事が出来ました。予算的には、往復の交通費と食事代を含めても一万円にもならず、久々ですが至福の時を過ごしました。それぞれの購入動機と言うか理由を次回になりますが説明したいと思います。

2005年12月16日金曜日

Mac OS9.2.1でもサクサクと

PowerBook G3 400MHzにMac OS9.2.1をフルインストールして、今までメインにしていたPowerMac 7300/180と同じアプリケーションを全てインストールし、ハードディスク内に同じ環境を作ってみました。

PowerBook G3 (Lombard)


使いこなす上では、少なくともAdobeのPhotoshopとかIllustrator、Golive、Acrobat、PageMakerなどがサクサク動く事が最低条件ですが、Mac OS8.6では問題なく動いているでMac OSXへ移行する程の敷居の高さは無いはず・・・

Mac OS8.6の環境でPowerMacを用いて制作したデータをアレコレと更に加工してみました。時間をかなり掛けて色々と試してみましたが、違和感もなく処理が出来ていて、格別に名物?の「爆弾」が出る訳でもなく、マウスの動きに結果がキチンと付いてくるので、Mac OS9.2.1でも特に問題もなくアプリケーションが機能している様に判断され安堵しました。

ヒトツ戸惑ったのはデスクトップに常駐するはずのランチャーがアプリケーションとして扱われ、デスクトップに常駐しない事です。必要な時にはメニューバー右上からプルダウンメニューによって選択する必要があり、これはたいへん不便に思いました。

一番心配したフォントですが、だいぶ以前に(Mac OS8.6の環境で)Adobe PageMakerで制作した文書ファイルをOCFフォント対応のポストスクリプト対応プリンタ(通称、PSプリンタ)へ出力してみました。

EPS形式のイラスト付きの文章だったため暫くラスタライズしていたようですが、ややあって沖データのPSプリンタ独特のメカ音がして、トナーの焼ける臭いを伴いながら用紙が出てきました。
伏せた状態で出てくる様にプリセットしてあって、不安げに用紙をつまみ上げてプリント面を見ると、何と何とモニタのイメージ通りのプリントとして仕上がっていました。

EPS形式のイラストそのものは何ら変わりなく出てくる事は承知でしたが、Mac内のスクリーンフォント情報をプリンタ側で受けて一番近似なOCFフォントを内蔵ROMボードから読みとって出力しているようです。

ちょっとアマチュア的な判断ですが、処理の過程でフォントの置き換えが行われ表面的には問題もなく当初の目的通りの結果が得られているようです。
ベースがOCFフォントで制作したデータであれば加筆訂正においては元の情報が引き継がれるようです。しかし、このMac OS9.2.1の環境で新規にデータを制作した時にはCIDフォントでの環境に拘束されるのではないかと今は推測しています。

いま流行のインクジェット・プリンタはMac側のTrue typeのフォントデータをプリンタに送る事で文字がプリントされますが、Mac自体にその分だけ負荷が掛かります。

DTPのデータ作成に於いては、文字データも膨大ですから、Mac側に軽いスクリーン・フォントがインストールされていて、PSプリンタ側にはそれに相対するプリンタ・フォントが内蔵され、Mac側からはフォント情報のみ送るためMac側の負荷が軽減出来るメリットがあります。

因みにMac OSXでは、この様なフォント問題を回避する仕組みが出来ていて、しかも、新規採用の「ひらぎのフォント」はMac/Winコンパチブルとなったと聞いています。しかし、私は未だその恩恵に預かるところまでの下準備が出来ていませんので・・・

2005年12月15日木曜日

中古Mac事情、eMacがお奨め

Plala BroachにもMacファンが居られるようで、大変心強くまた嬉しく思っています。続いている「PowerBook G3」の話をちょっと中断してコーヒーブレイク。

今日は、たまたまJR代々木駅近くに用事があり出かけ、ついでに新宿まで足を延ばしソフマップに立ち寄りました。因みにソフマップは新宿駅周辺に三店ありますが、Mac専門店「The Mac Collection」は南口から近いところです。

毎月五の日はご存じの「中古の日」ですが、前日の四の日から既に値引き札が付いています。
今日は時間がなかったので、急ぎ足でしたが、第一世代(ブラウン管式の)のiMacはそろそろ処分価格に近くなり、333MHzの iMacは2,980円から3,980円、4,980円、5,980円、6,980円、7,980円と年式やメモリの搭載量やシステムディスクの有無により小刻みに値札が付いていて、400MHz/DVモデルは10,980円から12,980円位で展示されていました。

まぁーそれぞれに色々と「難あり」の持病持ちだと思われますが、コストバランスを考えると2,980円でもインターネットとメールしかやらない人にはパフォーマンスも良い様に思われました。しかしながら、消耗品と考えて、現状以上の機能強化はせず、不具合が発生したら廃棄を覚悟する方が賢明でしょう。
eMac
あと、私のお薦めは何と言っても「eMac」でしょう。
いまどきブラウン管式のパソコンなど大々的に「新製品でござーる」と、宣伝出来るのはアップル社だけでしょう。
大きいのさえ容認出来れば値段の割に性能が良くてお買い得だと思います。中古品でも六万円台から八万円台であり、当然ながらMac OSX対応ですが、Mac OS9も起動出来る方が人気で中古品に於いても価格の逆転現象すらあります。
ブラウン管の良いところは何と言って発色の良さ、液晶などとは比べものになりません。それと見る角度によって液晶の様な見づらくなるような現象もありません。iBookやPowerBookの液晶は前々から感じていますが、あまりほめ言葉もありません。
「PowerMac」にあっては、PowerMac G3 (Blue & White)が五千円から二万円ほどで、一万円以下の300MHzクラスが中心ですが、そろそろ市場から消えそうな雰囲気です。

その次に出た「PowerMac G4」グラファイトはあまり人気が無く、一番高値なのが、「PowerMac G4」の最終モデルの「MDD」で、こればかりは中古市場でも品薄で、販売店がプレミアムを付けた買取キャンペーンをやる場合もあるようです。

これは、やはりDTP絡みでプロユースが多く、Mac OS9で起動出来る事が人気のようです。それ以外のユーザーでは現行品の「PowerMac G5」を迷わず買って、いま話題の「iTunes」で遊べれば十分と思っているようです。
いつだったか?販売店の店員に聞いた話ですが、「iPod」はiPod社が売っていると信じている人が結構いて、アップル社の「Mac mini」を同時に買うケースも多いとか、嘘の様な本当の話・・・


コメント(アーカイブ)

iMacが4台もあって置き場に困るみーけです。
G3ではMacを勧めた友人たちに説明も追いつかず
断腸の思いでMacminiを今年買いました。
「The Mac Collection」が近くにあったら
思わず買い占めてしまいそうで怖いです。w
iPodで大変潤うアップルですがブーム去った後のことを考えると
一抹の不安がよぎります。
ただ、今はiPodによって新規のMacユーザーが増えているので
非常に嬉しく感じています。
Posted by  みーけ at 2005.12.15 00:40:38.
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みーけさん、コメントを頂きアリガトウございます。
iMacを四台も持って居られるとは・・・「どこでもドア」ではなくて「どこでもMac」でしょうか?iMacのコンセプトになっているカラフルであの可愛いファルムが気に入って、インテリアの一部になっているのでは?と勝手な想像をしています。
Mac miniも可愛くて500ドルPCを実現したかの印象もありますが、最近の円安傾向が災いしなければっと思っています。それと、ユーザーが内部にアクセス出来ない構造になり、かってのMacintosh SE-30以前のモデルがメモリの追加にも四苦八苦した苦い経験を思い起こさせます。「歴史は繰り返す・・・」とは正に的を射た言葉だとつくづく思います。
Posted by  Bluemac
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2005年12月14日水曜日

Mac OS9.2.1ではプラチナサウンドがして

PowerBook G3 333MHzは出荷時点でMac OS8.6がインストール済みですが、Mac OS9.2.1をフルインストールしてみる事にしました。
G3ですからそれは問題もなくスムーズに終了し再起動。起動音もiBookG3より心なしか力強く響き、さい先良しと思いました。

PowerBook G3 (Lombard)


さて、懸案の USBメモリをUSB Portに差し込んでみました。
手を離す間もなく「カッチ」とプラチナサウンドがしてデスクトップにUSBメモリのアイコンが現れ、今までの心配事が一瞬にして取り越し苦労になりました。

それにしても期待した結果に安堵すると共に、Mac OS8.6ではUSB PortがあってもデバイスとしてのUSBメモリを認識出来ないと判断しました。
USBメモリが使えないと、このPowerBook G3では外部とのデータの受け渡しに於いて大きなハンディになることは間違いありません。

アップル社は1998年に発表した初代のiMac以降、全てのMacからフロッピーディスクドライブを外した(全廃した)経緯があります。

当時のMacユーザーに取っては寝耳に水の大事件でしたが、今現在のデータの受け渡しはデジカメのデータひとつとってもフロッピーディスクに納めるのが困難な状況です。

その当時のアップル社の決断は今になってつくづく良かったと誰もが安堵していることも事実です。そんな意味において、USBメモリが使える事は大容量のデータを一括して持ち運ぶ事が出来て、大歓迎すべき特記事項でしょう。

余談ですが、当時、MacユーザーがWindowsユーザーに「フロッピーディスクって何か?」と、知らぬ振りをして聞くブラックジョークがあったくらいです。

両方のPowerBook G3に今までメインにしていたPowerMac 7300/180と全く同じアプリケーションを全てインストールして、その全てが同じように機能してくれるかトライする事にしました。

一台にMac OS8.6を、もう一台にMac OS9.2.1を予めフルインストール済みですからAdobe社のアプリケーションをはじめ今まで使ってきたアプリも全てインストールの対象としました。
Mac OS8.6がインストールしてある方は、まず、全てが問題なく動くのが分かりました。それでもMac OS9.2.1の方で機嫌が悪くなるアプリケーションがあるのでは・・・っと予想していました。

まず、DTPに必須のフォントの問題ですが、Mac OS8.6まではOCFフォント、Mac OS9以降はNew CIDフォントをインストールしないとフォント自体を認識しないとプロの方に言われていました。
New CIDフォントは持っていないし、まともに買うと四十数万円(四万円の間違いではありません)する沖データ社のポストスクリプト対応プリンタは、型落ちをだいぶ安くして貰いましたが、OCFフォント専用です。
New CIDフォント対応のプリンタを買うとなると、大変な散財で一介のアマチュアの私には手に余り・・・


コメント(アーカイブ)

はじめまして!
Broachに引っ越して来て初めてMacらしい記事にお目にかかりました。
私もMac好きで周りの人にMacを勧めております。
これからもよろしくお願いします。
Posted by  みーけ at 2005.12.13 21:23:06
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みーけさん、私の拙いMacネタにコメントを頂きアリガトウございます。
このPlala Broachのアクセス解析でも、Macをお使いの方と推測されるアクセスが予想のほか多い事が分かり、たいへん心強くまた嬉しく思っています。
MacはPC Worldではマイノリティーのため、「Mac非対応」と、ソフトウェアでも、ハードウェアでも、ウェブサイトでも、まぁーアチコチで爪弾きにされていますが、それにもめげずにMacを使い続けているのは、MacのMacらしさを理解されての事と思っています。
今後もMacに関わるアレコレをアップする予定です。ご興味のある方は是非ともブックマークしてください。
http://pub.ne.jp/bluemac/
Posted by  Bluwmac
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2005年12月12日月曜日

クラムシェル型の初代 iBookに付属していた

これも「買うっきゃない」との衝動買いですね。一ヶ月足らずで二台もMacを買うなんて私にとっては前代未聞。しかし、ここ三、四年の事ですが、新品・中古合わせて年に二台が買い足しか買い換えになっています。

PowerBook G3
早速ながらショーケースから出されたPowerBook G3 333MHzの電源をonしてみました。ややあってお馴染みのMac OS8.6の起動画面が見えてFinderがキチッと立ち上がり安堵しました。

リンゴメニューからシステムプロフィールを開き、OS概略からメモリ概略、ハードウェア概略、ネットワーク概略・・・と順番に確認して見たところ間違いなくPowerBook G3 333MHzの仕様を備えていました。

一番気にしていた液晶画面に付いては、輝度も彩度もまずまずで、先に買ったPowerBook G3 400MHzよりかなり白っぽいデスクトップに「こりゃ〜大儲け」っと密かに満足。

しかも、手に取ってみても大きな擦り傷もなく正に美品で、内蔵バッテリーも未だそこそこ生きているらしく稼働時間の少なさを窺わせるに十分な手応えでした。

応対してくれた店員に「OK」サインを出したところ、「ACアダプタが付いていませんが・・・」と、問われて一瞬気が萎えました。返す言葉も見つからず少々狼狽えながら振り向く先に、偶然、ヨーヨー形のACアダプタがショーケースの隅に見えました。

正にそれはクラムシェル型の初代 iBookに付属していたACアダプタでした。「あれ使えない?」と問うと、PowerBook G3と同時期に発売されたため、問題なく使えるとの説明があり、3,980円の追加出費は想定外でしたが、取りあえずメデタシ、メデタシ。

結果的には二万円弱の出費となりましたが、程度はまずまずで良い買い物をしたと、足取りも軽く帰宅しました。

PowerBookG3 333MHzは出荷時点でMac OS8.6がインストールされていましたが、このままでは例のUSBメモリを認識出来ないようなので、今回は手持ちのシステムディスクからMac OS9.2.1をフルインストールしてみる事にしました。

再起動の後、デスクトップが現れ準備はOK、不安と期待が交錯するなかで、USBメモリをUSB Portに差し込んでみました。

2005年12月11日日曜日

PowerBook G3が何と14,800円とは

私の購入したPowerBook G3は400MHz/384MB/CD-ROM でMac OS8.6が起動すると、今まで説明してきましたが、ここに来て自分の勘違いに気が付きました。

PowerBook G3 (Lombard)

先日も「Back to the Future」のDVDを再生していて、画面のサイズも再生音も後から買ったiBook G3よりも迫力があると感心していました。つまり、CD-ROMでなくてDVD-ROMが予め組み込まれているモデルでした。
その後、同じ1999年発売のPowerBook G3に333MHzのモデルがあり、そちらはCD-ROMが組み込まれていることを知りました。

それから数週間後、アキバに出かけ、いつものコースでアチコチの店を冷やかしながら歩き、途中にあるラオックスの「The Mac Store」最上階の中古フロアへ行ったところ、何と何とこのPowerBook G3 333MHz/192MB/CD-ROM がたった一台ですが置いてあるのを発見しました。

中古のiBook G3、iBook G4、PowerBook G4、PowerMac G4 などがたくさん展示してあるなかで、ショーケースの中央にポツンと置いてあり、シルバー系のG3、G4 とは対照的なブラックボディーが目立っていました。

思わずショーケースのガラスに顔を付ける様にして、右から左からと試す様に眺めてみました。前の持ち主が大切にしてきた様で、見た目にも美品と思われました。
そして値札を見てまたまたビックリ、何と 税込み価格14,800円。迷うことなく、離れたところにいた店員を手招きしました。

2005年12月10日土曜日

Mac OS9.2.2は良くてMac OS8.6ではダメ?

PowerBook G3は400MHz/384MB/CD-ROM でMac OS8.6が起動するなかなかの優れもの、しかし、初搭載したUSB PortがUSBメモリーを認識しないのです。

気落ちしながらも、手元にある幾つかのUSBメモリーのスペックシートを探し出し改めて見てました。それで分かった事はどれもMacではMac OS9 以降でMac OSXに対応とあることが今さらながらに分かりました。

思い返せば、自分の複数あるMacはどれもMac OS9 以降で起動するものばかりで、今までは何ら不都合が無かった訳です。
PowerBook G3
よくよく考えてみると、このPowerBook G3が製品化された1999年当時はUSBメモリーが未だ市場に出回っていなかったのではないか? それ故、当時のMac OS8.6ではそれ対応の機能拡張ファイルが無いのでは?と推測しました。

2002年出荷のeMacをMac OS9.2.2で起動させているので、機能拡張フォルダを開いてUSBとファイル名のある機能拡張ファイルを幾つかPowerBook G3の機能拡張フォルダにコピーして何度か再起動して試してみました。しかし、いずれの組み合わせでも一向にUSBメモリーを認識しません。

認識すれば超ラッキーみたいな気持ちでしたが 、想定内の結果に、Mac OS自体にその機能が付加されていないのではないかと思われます。これ以上は私の知識の及ばぬ範囲で、解決方法をご存じの方が居られればアドバイスを期待しています。

ただし、データのやり取りに関して、いま流行のカードリーダーライターではMac OS8.6に対応するものも未だある様なので、それをUSB Portに付けてSD MemoryとかCompact Flashへデータの読み書きを試みてみたいと考え中です。

2005年12月9日金曜日

Mac OS8.6はUSBメモリーを認識しない?

「買うっきゃない」と一瞬の決断・・・まぁー衝動買いですね。PowerBook G3は三台並んでいて、どれも同じ値札が付き、どれにしようか?迷いました。

いずれもが、400MHz/384MB/CD-ROM でMac OS8.6が起動するもの、機能・性能に優劣は無く、決め手は、電源を入れてデスクトップの画面で液晶モニタが如何に白色を白色に表現しているか?を見比べました。

見慣れた画面が電源onから次々と所定の順序で変わっていき、その時々の画面の様子はマックファンなら分かり過ぎるくらい良く分かっていて、その時の微妙な色合いの変化も見逃さないはず。

結局、消去法で選択しベストとは言えませんが、三台の中からまあまあ使えそうと思われるものを買う事にしました。まあー、希望していたPowerBook G3が二万五千円もしないで入手できたことに、ひとまず満足しました。
PowerBook G3 (Lombard)


帰宅後、ハードウェアを点検し、またMac OS8.6の動作などを検証した結果、特に問題視する事項もなく働くことが確認されました。唯一ですが付属のバッテリーがダウンしていましたが、最初から諦めていたので気にもしませんでした。

iBook G3も使っていますが、年式は古くともやはりPowerBook G3はその風格と言う点では一段上と思われました。
Mac OS8.6はインストール済みでしたが、機能拡張ファイルも含めて全てが揃っているのか?些か疑問な点もあり、新規インストールとして、手持ちのシステムディスクから私流にMac OS8.6をフルインストールしました。

問題なく終了し再起動するとお馴染みのデスクトップが現れヤレヤレと安堵しました。次に、USB PortにUSB対応マウスを付けてみました。問題なくカーソルが動き、うんうんと内心頷きつつ、二つある隣のPortにUSBメモリーを差し込んでみました。
デスクトップに外付けボリュームとしてのアイコンが出るはずが、何と何と「Unknown Device 」と警告メッセージが出て愕然としました。

2005年12月8日木曜日

アキバで中古のMacを売っている店は

何と言っても世界の秋葉原、その店だけが中古のPowerBook G3を展示販売しているわけではありません。
ご存じとは思いますが、Macの専用フロアがある販売店は、秋葉原中央通りに面したソフマップと秋葉館それとヒトツ西側の通りにあるラオックスの三軒でしょうか?その他にもラジオデパートの地下にも小さい店舗ですがMacを置いてある店が三軒ほどあります。しかし、そのうちの一軒はつい最近ですが閉店したらしく、次回行った時に確認してみたいと思います。

その他では、アキバエリアでも一番北側になる蔵前通りに面したU&J Mac`sも間口の狭い店ですが、中古Macのパーツを中心に色々と扱っています。
このなかで、ラオックスの中古Mac売り場は、iBook G3、iBook G4、PowerBook G4、PowerMac G4を中心に展示していて、ここでPowerBook G3を見かける事は今までありませんでした。

ソフマップは流石ですが、アキバ随一の品数の豊富さで、何でもあり、PowerBook G3も常時七、八台あります。1998年モデルは25,000円から、1999年モデルは39,000円程度、2000年の最終モデル500MHzでは55,000円ほどで、最終モデルはiBook G3の初期モデルと競合してしまうほどの高値だと思われます。

秋葉館は、ソフマップより狭いのでiBook G3、iBook G4、PowerBook G4、PowerMac G4がギュウギュウ詰めになっていますが、PowerMac G4に力を入れている様でした。

余談ですが、PowerMac G4の最終モデル(MDD)はMac OS9が起動し、DTPを生業とするエディターやクリエーターには貴重な存在で、新製品のPowerMac G5にもひけを取らない価格が付いています。

ソフマップでは目当てのモデルの電源を入れて動作確認と液晶ディスプレーの輝度、彩度などを二、三台ほど見せて貰っていますが、年式も古く、どれもが液晶のバックライトが弱ってやや黄色味を帯び、Photoshopなどではデジタル画像の色の再現が難しい様に思われ敬遠してしまいました。

他の店では何らかの不具合があり、その分だけ値段も安いのですが食指が動きません。中古ですから、具合が悪くても返品交換が出来る訳でなく、最初から「難あり」の断り書きが無いものを探すことになりました。
しかし、PowerBook G3は、生産が終了してからでも五年の年月が経ち、中古自体も多いとは言えず、その後の数週間は目当てのPowerBook G3への接近遭遇はありませんでした。

諦め掛けていた、ある日の日曜日に一番最初に行った店へ行ったところ、何と土日限定の二割引セールをやっていました。欲しかったPowerBook G3も値札が39,800円から30,800円と値下げになっていて、更にそれから二割引で買えることが分かりました。

2005年12月7日水曜日

PowerBook G3なら何とかなりそう?

私もMac OS8.6ではOCFフォントを用いたデータを管理していてPowerMac 7300/180のハードディスクがクラッシュしたからと言って直ぐに新型Macに乗り換えるわけに行かなかったのです。

PowerBook G3 (Lombard)

そこでMac OS8.6が動く中古Macを探し始めました。
しかし、これまでと同じ世代のPowerMacは時期的に言って心許なく、選択枝から外したため適当なものがなかなか見つかりませんでした。

ある日、秋葉原でも今まで訪れたこともないビルの四階の中古パソコンショップへ行ったところ、Windowsのパソコンがたくさん展示してある一角にMacがありました。そこにはiBookとPowerMac G4に混じってPowerBook G3が数台置いてありました。

PowerBook G3はご存じかも知れませんが1998年から2000年までに五、六回モデルチェンジをしたMacで当時のマックファンにはステータスになる様な高級ノートPCでした。

それは、今のiBookにはない重厚感さえあり、直感的にこれにしようと思いました。場所も取らず、今まで使っていたPowerMacよりランクが上で申し分ない反面、売価が39,800円と思いの外高く、その時は品定めだけで終わりました。

PowerBook G3はMac OS8.1から出荷が始まりMac OS8.6を経てMac OS9のモデルまで有ったようです。それは正にMac OSXが出る直前までの事で、その後は外観デザインも大きく変わったPowerBook G4へ移行したと記憶しています。

そこにあったPowerBook G3は1999年モデルで、アップルの呼称では「Lombard」と呼ばれ、一般的には「ブロンズキーボード」とも言われるキートップがチョコレート色で半透明に見える従来にないものでした。

1998年モデルまでは六色リンゴのアップルバッジが付いていたのですが、1999年モデルからは白色リンゴに変わっていました。
目星を付けたPowerBook G3は、400MHz/384MB/CD-ROM、Mac OS8.6が起動するもので、特記すべきは、このモデルからADBとSerialが無くなり、SCSIはまだ存続しつつUSBに初対応した事です。

2005年12月6日火曜日

Mac OS8.6でDTPを続行できるか?

Mac OS8.6のPowerMacがクラッシュしたら、こんな時流に合わないシステムを見捨てて最新のMac OSXに移行すれば良いのは自然の成り行きでしょう。しかし、多くのDTPに関わる人が今もってこのMac OS8.6やMac OS9の自縛から離れられない大きな訳があります。

PowerMac
ホームページを制作している方やWebコンテンツのクリエータの方には理解出来ないかも知れませんが、MacでのDTP(Windowsでも理由は同じですが)に付きまとう大きな問題として「フォント」があります。

商品カタログやポスター、チラシ、雑誌制作など最終メディアが印刷されるコンテンツではパソコンのシステムに組み込まれるフォントが特殊な「フォント」なのです。
ポストスクリプト・フォント(通称PSフォント)と言う一般のパソコンにはインストールされていない特殊なフォントです。

しかし、Macでは、古くからエントリーモデルでも細明朝体とゴシック体の二つのフォントはデフォルトでインストールされていました。Macが印刷物を制作するパソコンとして認知されている証ともいえ、この二つのフォントだけでも取りあえず簡単な印刷物のデータが制作可能なのです。

あとは必要に応じて買い揃えるわけですが、Windowsのユーザはバンドルされてきたトルータイプのフォントで殆どが間に合っていると思います。また、年賀状や暑中見舞いの制作で、新たにフォントが数百種類入ったパッケージを買っても一万円とか二万円の範囲でしょう。

でも、このポストスクリプト・フォントは業務用のため数も出ず、そのため単価も高く、使用頻度の多いものでも一書体が五万円とか、滅多に使われない様なものは一書体が数十万円もしています。
普通、仕事でDTPをする場合にはフォントとして少なくても30種類とか、人によっては50種類とか100種類も必要です。つまり、何十万円とか何百万円も投資する必要があるわけです。

しかも、このフォントはプロテクトが掛かっていてコピー出来ず複数台数にインストール出来ません。
このPSフォントはMac OS8.6ではOCFフォントを用い、Mac OS9ではCIDフォントを用いていて互換性も無くユーザー泣かせであった事も事実です。

2005年12月5日月曜日

ベージュ PowerMacも終焉の時

PowerMac 9000シリーズ
Macファンならご存じのはず、漢字talk7時代からMacOS8.6時代まで長らく活躍したベージュPowerMacは中古市場からも姿を消しつつあり、今年ついに終焉の時を迎えたように思われます。

秋葉原のMac専門店でも当時のフラッグシップ・モデルとなったPowerMac9000シリーズと最終モデルとなったベージュ PowerMac G3の一部が見られるのみになりました。

それも、殆どがハードディスクを取り外されジャンク扱いとして哀れな姿を留めています。

たぶん動作すると思われますが、現状渡しのハードディスク内蔵モデルも数千円ほどで、部品取りの目的で買う人を待っている様な気がしています。
PowerMac 7000シリーズ
私もかっては、Color Classicを一台、PowerMac 7200/90を一台、PowerMac 7300/180を二台、PowerMac 7600/200を一台、PowerMac G3 DT233を一台所有していましたが、この夏に最後まで使用していたPowerMac 7300/180のハードディスクが異音を発してクラッシュし、使い慣れた Mac OS8.6のシステム環境を失いました。






心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく