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2007年8月17日金曜日

受信周波数と周波数表示が一致しない? FM/AMラジオチューナー "radio Shark 2"

Griffin Technologyの "radio Shark 2" は、マックにUSB接続でラジオが聴けるFM/AMラジオチューナーです。

セットアップも簡単で直ぐにAM/FMラジオの放送を受信出来ました。
  
東京では、FM放送は東京タワーから送信されていて、我が家までは2km足らずの距離、鉄筋の集合住宅ですが部屋の何処でも良好に受信出来ました。

それも、このFM/AMラジオチューナーだけ、外部アンテナなど不要です。受信出来るFM局は、


76.1MHz Inter FM
80.0MHz Tokyo FM (ex FM東海)
81.3MHz J-WAVE
82.5MHz NHK FM

東京で終日良好に受信できるAM局は、
594kHz NHK東京 第一放送
693kHz NHK東京 第二放送
810kHz AFN (ex FEN)
954kHz TBSラジオ (ex ラジオ東京)
1134kHz 文化放送
1242kHz ニッポン放送
1422kHz ラジオ日本 (ex ラジオ関東)

以上のFM/AM局はいずれも電波が強く、特にFM局はラクラク受信出来ます。一方、AM局は、流石に部屋の中では雑音にかき消されそうですが、窓際に "radio Shark 2" を移動すれば良好に受信出来ました。

FMは付属のアンテナを繋いでも大きな変化は見られません。恐らく東京タワーから近いので、電波が強すぎて効果がハッキリ確認出来ないと思われます。しかし、このアンテナはFM専用でAMの受信には役立ちません。

AMを受信する時に "radio Shark 2" を手に持って回転させると受信音が大きくなったり小さくなったりするのでバーアンテナか?と思っていましたが、本体上半分の三角形部分にアンテナ用の銅線がFM用は一回、AM用は十回ほどループ状に巻いてある様です。

それ故、AMの受信では、放送局によって、本体を右とか左に回してみると良好な受信が出来る可能性があります。ただし、外部アンテナを接続するように出来ていません。

余談ですが、深夜にたまたま "1314kHz" に合わせたところ "ラジオ大阪" がフェージングを伴いながらもシッカリと聴こえビックリ、受信環境を整えれば地方局も受信出来ると思われます。

ここまでは良かったのですが、横浜エフエム放送の "84.7MHz" にダイアルを合わせてみると、凄くノイズっぽい受信音。

都内からは距離があるせいか?と思いつつ "0.1MHz" 上の "84.8MHz" にしてみると、何とこちらの方が雑音を抑えてクリアーな受信音に感じられました。

それで、在京のFM局に付いても同じように周波数を変えてみたところ、元々が電波が強すぎて判定が難しく、"0.1MHz" 上の周波数でも同じ様な音質で聴こえ?やはりズレている印象です。

どうも、この "radio Shark 2" はFMの受信周波数帯域を日本向けにローカライズした時のミス?で、受信周波数とその周波数表示が一致せず、"0.1MHz" 分だけ下の周波数を受信しているようです。これって、大チョンボじゃーないですかね?

日本製の小型ラジオの殆どがPLLシンセサイザー方式のデジタルチューニングですが、周波数表示と受信周波数が異なっていたら、それこそ、おお事ですね・・・ "radio Shark 2" もアナログチューニングだったらバレなかったのに?

早速ながらネットで検索すると同じ様な経験をしている方も居られるように読み取れ、どうも、私だけではないようです。
メーカのGriffin Technologyから未だ公式見解が出ていない?ようですが、こんな欠陥製品?を、ほったらかしにしておく積もりなんでしょうか?

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