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2016年1月28日木曜日

月と木星が接近

1月27日の深夜(28日の明け方)、月齢18の月と木星が凄く接近して見えた。肉眼でもラクラク見えるが、視野7°の双眼鏡に収まる程の近さで見ることが出来た。

2016年1月28日3時15分頃
このところ、昼も夜も晴天続きで、天を仰ぐには絶好だが、月明かりが眩しくて他の星は見えずらいかも知れない。

八木秀次、生誕130周年

1月28日、Googleのトップページのバナーが、屋上で「八木アンテナ」のビーム方向を調整しているアニメーションになっている。


八木秀次は、宇田新太郎と共に開発した「八木・宇田アンテナ」の共同発明者として知られている。後年、この発明を基に八木アンテナ株式会社を創業し、その初代社長に就いた。

この「八木アンテナ」だが、通信分野では勿論だが、民生用としてアナログテレビ時代には、テレビ電波を受信するに不可欠のツールとして全世界的に普及した。

日本では、アナログテレビ放送の終了によりVHF用の「八木アンテナ」は不要になったが、UHF用は地デジ放送の受信に、未だ未だ現役でお世話になっている。

2016年1月20日水曜日

パスワード、相変わらず "123456" か "password" だ、

アメリカ SplashData社の受け売りだが、2015年版の「危ないパスワード」のランキング(トップ25)が発表されている。

2015年のワースト1は、3年連続で "123456"で、2位も3年連続で "password" だ。
2011年以降は、この2つが上位2位を独占しているらしい。

"123456" と "password" は、苦笑以外にコトバも無いが、キーボードのキー配列の列びが半数を占めていて、イージーワード?であることが明白である。

英小文字と数字による 8桁くらいは必須と思われるが、ランダムな文字列を覚えておけるのか?この歳の自分には難題に違いない。

なお、2015年版の「トップ25」は、以下の通り。(新)は、25位内に初登場らしい?

1,123456
2,password
3,12345678
4,qwerty
5,12345
6,123456789
7,football
8,1234
9,1234567
10,baseball
11,welcome (新)
12,1234567890 (新)
13,abc123
14,111111
15,1qaz2wsx (新)
16,dragon
17,master
18,monkey
19,letmein
20,login (新)
21,princess (新)
22,qwertyuiop (新)
23,solo (新)
24,passw0rd (新)
25,starwars (新)

2016年1月17日日曜日

「模型とラジオ」、神田神保町の古書店で見掛けたが、

神田神保町へ出掛けた折り、昨秋に閉店を予告していた古書を扱う篠村書店へ立ち寄った。
未だ商いをしていて、靖国通りに面した店の入り口には「全品3割引き」と書かれた紙が張られていた。

奥に座る店主によると、遂に今月末で店を閉じると言う。すでに仕入れを止め、書架に空きが目立ち、在庫は二、三割のスペースまでになっていた。

かっては、書棚に、「鉄道ピクトリアル」、「鉄道模型趣味」、「鉄道ファン」などの雑誌や、70年代や80年代の国鉄時代の時刻表が並び、鉄道人気に合わせた、鉄道関連の古書が多かったようだ。
他に、年代物の飛行機や自動車関連の図書も僅かながら残っていたが、そんな中に「模型とラジオ」を見つけた。

模型とラジオ、左が1963年(昭和38年)3月号、右が1959年(昭和34年)1月号

月刊誌だっただけに、創刊号とか号数を意識しなければ、他の書店でも巡り会うことはあるが、ただただ懐かしさが優先して買ってしまった。

1959年(昭和34年)1月号と1963年(昭和38年)3月号の二冊だ。

特に、記事内容に引かれた訳では無いが、巻末に掲載の「科学教材社」の通販カタログが、何とも当時の読書には魅力的だった。
鉄道模型工作、模型飛行機、船舶工作、各種の模型工作、トランジスタラジオの作り方、真空管ラジオのキット、望遠鏡、ホビーカメラなどなど、見ているだけで子供心を擽るモノが満載で、見飽きることが無い。

また、広告も懐かしい。
トランジスタラジオのキットのミツミ、鉄道模型のカワイ、真空管のNECやロダン、アポロ、ゲルマの狐崎電機、望遠鏡のミザール、成東商会、 トランジスタラジオのファースト電機、TKKマブチモーターの東京科学、エレキットの光和、プラキットのトミーなど、多くを忘れていたが、既に半世紀を過ぎていて現存する会社は少ない。
活字も小さく、この歳のこの目には辛いモノがあるが、時間を掛けて往時を思い出しつつ読んでみたい。

余談だが、本誌と当時のライバル誌のプロフィールは以下のようだ。

模型とラジオ(略称は模ラ)
1955年(昭和30年)に創刊、科学教材社が発行した、子供向けの工作科学雑誌である。昭和期の子供たちに電子工作、模型工作を通して科学への関心を育んだ雑誌として知られる。
往時は、巻末には、「科学教材社」の広告が付いていて、これも見逃せない魅力ある?内容だった。
1984年(昭和59年)に廃刊した。

子供の科学(略称は子科)
1924年(大正13年)に創刊し、以来92年の歴史ある月刊誌である。
「子供の科学」は、誠文堂新光社による出版である。子供向け科学雑誌であり、戦前から科学を子供が平易に学べるように編集されている。
「模型とラジオ」と同様に科学教材社の広告が巻末に付いた。

初歩のラジオ(略称は初ラ)
1948年(昭和23年)に創刊。誠文堂新光社が発行した、エレクトロニクス専門入門誌である。同社の「子供の科学」と「無線と実験」の間を埋めようなレベルで、ラジオや電子工作の記事を主に掲載した。
1992年(平成4年)に休刊した。
「模型とラジオ」と同様に科学教材社の広告が巻末に付いた。
ライバル誌として、電波新聞社の「ラジオの製作」があった。

ラジオの製作(略称はラ製)
1954年(昭和29年)に創刊。電波新聞社が発行した月刊誌である。アマチュア無線、パソコン、オーディオ、BCL、エレクトロニクスの総合入門雑誌である。ライバル誌として誠文堂新光社の「初歩のラジオ」であった。1999年(平成11年)に休刊。



自分は、小学生時代は、「子供の科学」を定期購読していたが、中学へ進学してから、一足飛びにアマチュア無線の専門誌である「CQ ham radio」へ興味が移って、その後の成り行きを知らない。

2016年1月11日月曜日

iPhone 7、ステレオミニジャックが無くなる?

未だ確定では無いが、iPhone 7 では、3.5φのステレオミニジャックが廃止されるようだ。

左の大きな穴が iPhone 5 のステレオミニジャック、中央が Lightingコネクタ

この3.5φのステレオミニジャックは、身近にあるラジオやテレビをはじめ iPhone やスマホなどには例外なく採用されている。

3.5φプラグの付いたステレオイヤホンは世界定番だが、その歴史を辿れば、恐らくステレオ放送が始まった1970年代にまで遡れそうだ。

このステレオミニジャックだが、これまでに外観や材質などでは改良改善もあったようだが、その基本的な構造は、L信号とR信号それに共用のアースの三極端子になっていて、今も昔も変わり無い。
しかし、軽薄短小の時代、特に iPhone で言えば、本体を薄くしたくても、このステレオミニジャックがネックとなっている。

左はケースかシャーシーに取付、線を半田付けするタイプ、右はプリント基板に直付けするタイプ

それで、いよいよ、iPhone 7 では、コレを廃止し、いまあるLightingコネクタを利用しようとしているようだ。
Lightingコネクタは、同期と充電用だが、イヤホンジャックにも利用できれば、正に一石二鳥で、本体も更に 1mm 位は薄く出来るだろう。
既に、フライングだが、このLightingコネクタによるステレオイヤホンも一部のメーカーから発売されている様なので、単なる噂の時期は過ぎていて発表が待たれる。

2016年1月10日日曜日

初代 iPhone が発表されてから今日(1月10日)で丸9年、

初代 iPhone (iPhone 1G) は、9年前の2007年1月に発表され、2007年6月にアメリカで発売された。

iPhone 1G

iPhone 1G は日本では未発売、iPhone 3G として翌年2008年夏に、ようやく発売された。
以後は、iPhone 3GS → iPhone 4 → iPhone 4S → iPhone 5 → iPhone 5S → iPhone 6 → iPhone 6S と毎年ながら矢継ぎ早に発売されている。

自分としては、長らく付き合った PHS の W-ZERO3 から(当時はNMPも無かったが) iPhone 3G へ乗り換えた。以後は、iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5 と毎回機種変更で繋いで来たが、iPhone 5S はパスし iPhone 6 が、いま手元にある。
サフィックスが S のモデルは、マイナーチェンジ的な要素を強く感じ、また、円安で本体価格が十万円近くなり、昨年も iPhone 6S はパス、この夏に出るであろう iPhone 7 には期待している。

2016年1月6日水曜日

テクニクス、新ターンテーブル SL-1200G を発表

今は Panasonic ブランドの松下電器産業だが、かっては National と高級オーディオ専用ブランド  Technics の二つを持っていた。

この Technics、1960年台半ばには、プロやオーディオマニアから注目されて急成長したが、やがて、デジタルオーディオの到来で、ポータブルオーディオでも高品位のサウンドが容易に得られるようになり、衰退の一途を辿った。

2008年に発売したDJ用ターンテーブル SL-1200MK2 は、その高品質のクオリティーからヒット商品になったが、これも、時流に乗れず数年で生産終了となり、この時点で Technics は消滅した。


しかし、2014年の秋、この Technics が復活するニュースが流れた。
そして今日、DJプレイ用ターンテーブルとして不動の地位を誇る名機 SL-1200 のシリーズ復活モデル SL-1200G が発表になった。また、テクニクス・ブランド50周年を記念するモデル SL-1200GAE も同時に発表、いずれも2016年後半から発売のようだ。

プレスリリースによると、SL-1200G の駆動機構は伝統のダイレクトドライブ。ツインローター構造によりベアリングへの負荷を軽減、さらに、BDプレーヤーのために開発したモーターの駆動制御技術を採用し、高いトルクと高速回転時の安定性を高めている。また、モーターは無鉄芯のコアレスダイレクトドライブモーターを採用し、回転時の細かい脈動(コギング)をなくした。もちろん操作部にはピッチコントローラーも搭載し、±8%もしくは±16%で速度調整が可能とある。

正に、テクニクスならではのターンテーブルだが、その価格は 4000ドルとの噂もあり、棚に積んだジャケットの埃を払う必要も無さそうだ。よくよく考えてみたが、一万円もしないこれくらいが適当かも?・・・

2016年1月1日金曜日

東京タワー、"2016"の窓文字は元旦午後四時に点灯

東京タワーの窓文字が、次の年の数字に置き換わるのは、"紅白"も終わり増上寺からの除夜の鐘が聞こえる午前零時が通例だった。

デジカメを構え、今や遅しと待っていた初詣の人々も多く居たが、イルミネーションは早々と消えて真っ暗、いつまで経っても変化無し。
しびれを切らしてネットで調べると、今年は、元日の午前零時からではなく、午後四時から点灯することが分かった。
寒さに耐えて待っていた人々はガッカリ・・・

冬至を過ぎて間も無く、東京での日没は午後五時前、あっと言う間に"2016"の窓文字が明るさを増した。
しかし、例年は、大展望台の南東側に窓文字が配置されていたが、今年は大展望台内で別のイベントが在り、"2016"は南西側の窓に移された。
それ故、増上寺とのツーショットでは、この窓文字が写らなくなり、これもカメラマン泣かせになった。

元日の都心の夜空は澄み渡り、東の空には、オリオン座のベテルギウス、その左に大イヌ座のシリウス、小いぬ座のプロキオンが明るさを増し、いわゆる、冬の大三角形が目で追えるようになって来て、冬本番を予感させるに十分な時季になった。

「謹賀新年」、PowerMacは相変わらず健在だった

左は MacFan 2016 1月号、右は ソニーの15型CRTディスプレイ CPD-15ES2。
昨年も、出番は数えるほどしか無かったが、今年も律儀に年始の挨拶をしてくれたオールド・マック。

PowerMac G3 (Blue & White)のパワースイッチをオン。
マック特有の起動音がして、例のアイコンパレードが終わると、デスクトップの中央に今年も「謹賀新年」の文字が現れた。

正月三が日に限ってのイベントであるが、2000年以前からのマックユーザーなら誰でも経験済みの事で、Mac OSXの環境では体験できない密かな楽しみ?だった。

これまでに、多くのマックを失ってきた。相当こき使ったこともあり、どれもが昨日まで働いていたのに今日はウンともスンとも言わなくなった。

しかし、手元に有る PowerMac G3 (Blue & White)シリーズの最終モデルだけは、今日まで強かに生きていた。

PowerMac G3 (Blue & White)
クロックは、このシリーズ最高の 450MHz、メモリーは 512MBを追加して 640MB、Ultra2 Wide SCSI HDD(40GB)を増設、さらに、グラフィックカードも増設し同時に二台のモニターが使用できる。

Mac OSX全盛時代に、いささかレガシーな Old Macだが、Mac OS 8.6とMac OS 9.2.2がそれぞれのハードディスクにインストールされていて、1990年台のアプリはサクサクと動き、この時代に於いては最速最強の PowerMacだったと言える。

高速のHDDを装備しながら、IEEE1394 や USB、10/100Base-T Ethernet などの  I/Oが付いていて、オマケ?に ADBまであり、使い勝手の良い PowerMacだったとも言える。
いつまで生き続けるのか?全く見当も付かないが、少なくとも来年も再来年も「謹賀新年」を視たい物だと願っている。