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2013年12月23日月曜日

開業55周年を迎えた東京タワー

冬至が過ぎたが、師走のこの時期の東京は晴天続きで、東京タワーも紺碧の空に際だって見える。
既にテレビの放送タワーとしてのお役目をスカイツリーに引き継いだ東京タワーだが、マダマダ総合電波塔としてあり続けるようだ。

国道一号線の三田通りを歩くにつれてダンダンと仰ぎ見るように迫って来る東京タワー。 
両側の家々も三十年ほどかけての道路拡張工事で次々と姿を消し、正に ALWAYS三丁目の夕日 のあのシーンを重ねてみても、それらしきものは幾つもないが、このタワーだけは変わること無く健在だ。


強い日差しと青空をバックに、この三田通りからは、東京タワーが脚の部分から天辺まで丸見えだ。
数年に一度の塗り直しの工事もあって、何時になく目に鮮やかな赤が印象的だ。


東京のシンボルとして、また、定番の観光名所で在り続ける東京タワーだが、今日12月23日で開業から満55周年を迎えた。

東京タワーの建設工事が始まったのは、1957年初夏の頃で、それから半世紀もその姿を変えずに、芝公園の一角に建ち続けている高さ 333メートルの総合電波塔。

しかし、あの 3.11の強震では、天辺のテレビ用アンテナが取り付けられたマストが "く" の字に曲がって見上げる者がそれぞれに驚いた。

開業55周年記念日の今日だが、現地では、
"THANKS 55th TOKYOTOWER Birthday & Xmas Stage!"と称して、ライブイベントや記念式典などが行われているようだ。

また、12月15日(日)~25日(水)までの期間、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催決定を改めて祝し、オリンピックカラーをイメージしたダイヤモンドヴェールを点灯する他、"2020" の窓文字が大展望台の2面で見られる。
そして、その後は例年に倣い "2014" に変わり、年が改まったことを知らされる。

2013年12月22日日曜日

未練も無く、初代 iPadを手放した、

初代 iPadだが、2010年1月28日サンフランシスコで開かれた製品発表会で発表され、日本では 2010年5月に新発売となった。一年後には、iPad2、二年後には iPad3とモデルチェンジが行われた。しかし、その年の秋(2012年秋)には iPad4と iPad miniが出荷され、iPad3は僅か半年と言う短命に終わった。
iPad(初代)
iPad4の登場から一年後、今秋には iPad5為らぬ iPad airとして従来より一回り小さく軽いモデルとして登場。パフォーマンスも抜群、迷いも無く速攻で入手した。
iPad airは、初代 iPadから数えれば五世代目であり、最新のiOS7が小気味よく動いている。しかし、発売から三年半、iPad airとiPad mini Retinaが発売された現在、初代 iPadは iOS7にアップデート出来ないと言うか、iOS6にも出来ない出来ない代物になってしまった。
現在、有料無料を合わせ五百余のアプリをダウンロードしてあり、毎日、半端でない数のアップデートが来るが、iOS5故に、対応できないアプリも日に日に増えて来た。
早晩、陳腐化は避けられず、未練も無く処分することにした。
秋葉原のソフマップでの中古買取価格は、最高でも 4,000円(現金での受取)と購入時のほぼ十分の一ほどで思案していた。
時を同じくして、ソニーのタブレットの初代機も購入から丸二年間が過ぎようとして、こちらも三世代目のタブレットに買換を考えていた。
ソニーの直営店では、年末のこの時期の下取りキャンペーンに、初代 iPadも対象製品リストにあり、何と13,000円での買取と告知されていた。
ただし、その場で、ソニー製品を買う前提での買取価格だが、自分にとっては渡りに舟で、空かさず、この話に乗った。ソニーの直営店であるソニーストア銀座で、中古品としての初代 iPadの売却とソニーのタブレット Xperia Tablet Zの購入を同時に行った。
躊躇していると、アキバでは 500円とか 1,000円ほどになってしまう訳で、未練も無く手放した。進化の途上にあるこの手の物は、後生大事に使うと言うようなことがマダマダ出来ないようだ。

2013年12月7日土曜日

iPad mini「予約受付中」、iPad air「Wi-Fiモデル在庫あり」


秋葉原での iPad mini Retinaと iPad airの在庫状況だが、今週半ば、ある大型家電量販店では画像の様な状況となっていた。

iPad mini Retinaは、全て「予約受付中」。
iPad airは、Wi-Fiモデルは全て「在庫あり」、Cellularモデルは、ソフトバンクの 16GBと 32GB(いずれも Silver)以外は全て「予約受付中」だ。

予約しても、納期についてはノーコメントと言うか、店としては応えようが無いらしい。

ドコモが店頭扱いをする頃には、状況もかなり変わると思うが、まだまだ、需要と供給のバランスが取れるほどではなさそうだ。
時期的にも、クリスマスや年末商戦を控え、普段より需要過多は否めない。年内に入手したければ、取りあえず「予約」しか現在のところ打つ手が無いようだ。

2013年12月2日月曜日

iPad air (64GB)を衝動買い?

まず余談からだが、先月末、フラリと秋葉原へ出掛けた。
JR秋葉原駅の総武線高架下、電子部品商店街の一角にラジオストアーがある。

かっては、隣のラジオセンターと共に、ラジオ少年にとってメッカ的な存在だったが、11月末で閉店し 64年の歴史に幕を閉じることになった。

戦後日本の物づくりを支えてきたアキバの電気街を象徴する様な店舗だったが、日本の家電メーカーが以前の様な勢いを失うと共に、客足が遠のき始めた。アキバの顔でもあった部品街の一角とは言え、日本の電子・電機の分野の歴史と進化を蔭で支えてきた基盤の一部を失うことにも繫がる話しだ。

アキバの店舗では、知識豊富な店主との対面販売により、必要なモノが、その場で確実に買えると言う強みがある。「アキバに行けば何でも揃う」という魅力も、今になってみれば、圧倒的な品揃えのインターネット通販に押され、遠路はるばる時間を掛けて来る事も無く、誰でも手軽に利用できるビジネスが繁盛することになった。

閉店後は、それぞれが移転かネット通販に業態を変え、数店舗は廃業するようだ。

しかし、己の今日までの生き様に大きな影響を与えて来た店舗だけに、無くなるのは口惜しい。地権者は、JR東日本らしく、跡地が萌え萌えショップのたぐいやパチンコ店の様な遊戯施設にはならない事を願うばかりだ。
気を取り直し、行き付け?のデジタル家電店へ立ち寄ってみた。

「iPad air」の在庫状況を確かめる積もりで「64GBは在る?」と近くの店員に問うてみた。
恐らく、二週間待ちとか?言われると思いきや、店の奥に消えた彼が現品を片手に戻って来た。いま現在は、どれでも少数ながら在りとの返事だった。

今日この場で買う積もりでは無かったが、遅かれ早かれ年内にはっと思っていただけに、現品を目前にして即決した。

二年縛りも嫌だし、ポケットWi-Fiもあり、持って出歩くのは「iPad mini」だから「Wi-Fi」モデルで十分だった。

箱の中身は、本体とライティング-USBケーブル、12W USB電源アダプターそれに小片の書類だけ。開封の儀など意識する間も無く、本体を取り出し、母艦の MacBookProにドッキングした。何時もの通り、画面での諸手続が済むと立ち上がった。

第一印象としては、初代 iPadより遙かに軽く、長辺の片側ベゼルの分だけ細身になっている。画面が、iOS7からのフラットなデザインになり、個人的には好きになれそうに無いが、数年は付き合わされるのだろう。

現時点では、この iPad airと iPad(初代)、iPad mini(初代)の三台持ちだが、 iPad(初代)だけは、iOS5止まり(Update不可)で、今となっては非力、なるべく早く中古買取へ出す積もりでいる。当分は、使い勝手を云々するより、先ずは、iOS7からの新 GUIに慣れることが先決のようだ。

2013年11月15日金曜日

「テザリング」がタダで使えて、契約と解除はいつでも自由に、

MacBook Airや Wi-Fi仕様の iPadや iPod touchなどでは、外出時の通信環境を自分で用意する必要があり、これまで「Pocket Wi-Fi」を三年ほど使ってきた。現在は二台目だが、ソロソロ二年縛りも解ける日が近く、三台目をどうするか?思案している。
また、これとは別に、手元の iPhone 5による「テザリング」にも食指が動いた。既に契約から二年目に入り、 iPhone 5sには乗り換えないと決めている。
釈迦に説法かもしれないが、「テザリング」とは、Wi-Fi対応のパソコンやゲーム機などから iPhone 5などをアクセスポイント(Wi-Fiルーター)としてインターネット接続できる通信機能だ。
なお、この「テザリング」だが、 iPhone 5では「インターネット共有」と称されていて、実質的には全く同じだ。
しかし、自分自身の思い込みだったが、テザリングは iPhoneの購入契約時でないとオプション契約が出来ないと早合点していた。それが、つい最近になって、あるソフトバンク店でテザリングを薦められ、契約は何時でもOKと知り、考えが変わった。
本体が iPhone 5以降のモデルに限るが、最初の二年間は無料、途中での契約解除も無料、その場で書類を作成すれば直ぐに設定をして使えるとの説明に迷わずサインした。
設定は、とても簡単で、これまで使っている Pocket Wi-Fiとほぼ同じだ。
USB/ Wi-Fi/ Bluetoothのどれにでも接続して使える。Wi-Fiか Bluetooth接続が一般的だが、パフォーマンスではWi-Fi接続だろう。USB接続は当然ながら速いので MacBook AirなどノートPCが対象だと思うが、どの接続方法でも上限が 7GB/月なので、Mac/PCに直接続の場合は手際よくアクセスすることが必須だ。
自分の手持ちの機器を考えると、iPhone 5と iPad miniのコラボが最適だと思われる。
その他、普段はバッグに入れている iPod touchや、イザと言う時に MacBook Airも躊躇すること無く持ち出せるし、それぞれの稼働率も上がり有効活用が期待出来そうだ。

2013年10月19日土曜日

85円→100円へ、App Storeが値上げ、

アップルは、円安による為替レートの変動に起因して、App Storeに於ける価格レートの引き上げを実施し、これまで 85円で販売されていたアプリが今後は 100円へ値上げとなった。

以前の価格改定だが、2011年7月14日、前触れも無く? App Store で多くの有料アプリが値下げされた。
その当時のストア価格は 0.99ドル → 115円 がベースであったが、円高が進行し、為替レートは 70円台後半で推移した。値下げを渋っていた?アップルも為替レートを見直し、 0.99ドル → 85円 と、25%強の値下げとなった。
それから一年半が経った昨暮れまで、米ドルに対する為替レートは 70円台後半であったが、政権が交代した時期を境に、円安方向へシフト、以後は 98円前後で推移し、現実には 100円/ドルも視野に入っていた。
iTunes App Store のアプリは原則としてドル建てだから、この急激な円安を背景に、遂に、円貨による一斉値上げ (85円→100円) が決行?された。それで、今後は、100円をベースに100円刻みの価格設定が為されるようだ。
たかだか 15円の事で一喜一憂するのも如何かと思うが、何となく釈然としない気がしないでも無い。
上図は、アップルが App Storeに於けるアプリの販売者に宛てた価格改訂に関する資料の一部だが、0.99ドルのアプリは、100円と決めたことが分かる。100円のアプリが売れると、販売者に 70%(70円)が支払われ、必然的に、残りの 30%(30円)がアップルのサイト管理料として天引きされるシステムである。

2013年10月8日火曜日

iPhone 5s/c の在庫状況は、

既に旧聞だが、先週の日曜日、久しぶりに秋葉原へ行った。

自分は iPhone 5を持っていて、買換は考えていないが、
新製品の iPhone 5s/c の在庫状況は如何なものかと?売場に立ち寄った。
足繁く行く大型家電量販店では、
在庫の有無が直ぐに確認できるパネルが掲示してあった。
左の画像を見れば一目瞭然だ。

iPhone 5s は、au、 SB共に、全て「予約要」だ。
docomoは、定番の32GB(シルバー)と、
人気集中?のゴールドを除いては「在庫あり」だ。

iPhone 5c は、docomoの16GB(イエロー)を除いて、
三社とも、全て「在庫あり」だ。
たぶん、いつ行っても希望のモノが、その場で買えると言うことだろう。

この状況をどの様に読み取るのか?
docomoは在庫が他の二社より潤沢なのか?あるいは、本体価格が高めでもあり、敬遠されて在庫があるのか?真意のほどは分からないが、これが秋葉原の現状のようだ。

2013年10月1日火曜日

自宅で、気温や湿度、気圧や騒音などが観測できる、

屋内外の温度や湿度を iPhoneや iPadなどでチェックできる簡易気象観測装置が発売になった。
"Netatmo"と称する円筒形の小型軽量のモジュールだ。

気象や天文現象に少しばかり興味があり、データ整理の好きな?自分には食指が動き、アップルストア銀座で直ぐに買い求めた。App Storeから入手した iPhone/ iPad用のアプリ(Netatmo)により、屋外・屋内にそれぞれ設置した2つのモジュールで、気温(室温)や湿度、CO2濃度、騒音、気圧などをモニタリングできる。


自宅の Wi-Fi経由で観測データをサーバーへ自動でアップロードし、iPhoneや  iPad・Mac/PCなどから、いつでも居ながらにしてチェックできる。

アルミブロックから削り出されたモジュールのボディは、シンプルだが、紫外線に強いというメリットもあるとのこと。

屋内モジュールは、室温と湿度それに加えて CO2濃度や気圧、騒音のデータを収集する。屋外モジュールは気温(体感)と湿度に対応している。

対応機種は、iPhone 3GS以降、iPad miniと iPadの全モデル、第3世代以降の iPod touch、iOS4以降対応で、既に出番の少なくなった旧モデルを活用できるのも良い。

この装置を使うには、インターネット環境が必須だ。
まず、設定画面でアカウントとパスワードを入力する。恐らく、この時点でユーザー登録が済んで?いるのかもしれない。次に自宅の Wi-Fiに接続する。

接続が済むと、メニューが現れ、いくつかの項目をチェックするとシステムアップ完了である。
屋内用のモジュールは、USB経由で電源を供給する。屋外用のモジュールは、単四乾電池二本を挿入するが、一年間くらいは持つらしい。

屋内用は、ACコンセントに近い居間の適当な場所へ、屋外用は、直射日光に晒されず、雨水に侵されず、かつ、子供などに悪戯されない高さの位置へ固定する。

屋外モジュールのデータは、Wi-Fiとは別の無線(915MHzまたは868MHzらしい)で屋内モジュールへ送信。屋内モジュールは、集めたデータをWi-Fi経由で、サーバーにアップロードするという仕組みだ。

それぞれのモジュールの設置が済めば、後は iPhoneや iPadにデータが表示されるのを待つだけ、データは五分間隔で更新されているようだ。

観測データ以外に、風向・風速とか雨量・降水確率、日照時間・UVなども併せて表示されるが、外部のデータベースへアクセスして取得しているらしい。

観測データは一週間にわたりグラフ表示が可能、天気の移り変わりを知ることができて勉強になる。また、普段は容易には知り得ない、CO2濃度や気圧、騒音が数字で表されるのも興味深い。

観測されたデータは、Netatmoが用意した?サーバーに転送されるようで、外出中に iPhone 5でこのアプリを立ち上げると、どこに居ても諸データが読み取れる。

これを一口に言えば「百葉箱」の様なモノだ。テレビやラジオの天気予報とは一線を画し、リアルタイムで得られる、我が家の気象データとして、活用できる意義は大きい。

2013年9月25日水曜日

iPhone 5s は、高収益が期待出来る?

ブラウズ途中で、あるサイトに、先日発売された iPhone 5s などの原価が報じられているのに出会った。
過去にも同様の調査をしている組織で、iPhone 5s を分解し、パーツからその価格と組み立て費用を分析したとしている。

これによると、16GBモデルの iPhone 5s の原価は199ドル(約 19,600円)、64GBモデルは218ドル(約 21,500円)とある。

ソフトバンクの販売価格(SBの場合)に占める原価の割合だが、16GBモデルは、約30%、64GBモデルは 約25%とあり、高収益が期待出来る製品であることがわかる。

しかし、
アメリカでは 399ドル(2年契約)の "iPhone 5s/64GB" が、日本では何故に 88,200円となるのか?

今年から、SB, au, docomoの三社による競売になったが、販売価格は高値を維持しつつ、ドコモに至っては、十万円近くの超高値?を付けて平然としている。

辛口で言えば、iPhone ビジネスは、お互いの利益確保の為に高値へ誘導し、三社一体となったキャリヤーによる独占事業とも言えそうだ。

だが、アメリカで 16GBモデルは、199ドル(2年契約)で売られている。調査した組織も、重々承知で発表しているはずで、お膝元のアメリカでは、16GBモデルは原価割れだが、輸出も含めたマスプロ、マスセールスで利益を出しているのかもしれない?

2013年9月24日火曜日

ドコモの iPhone 5s は十万円近くもするって、

先日発表になったドコモの iPhone 5s の販売価格に 「アッと驚く・・・!」 と、ハナ肇ならずとも、大方の人が、ゲバゲバと呟いたかも知れない?先行の SB や au と比べて、3モデルとも端末代金が格段に高いのだ。
iPhone 5s の 16GBモデルでは、SB や au が、68,040円に対して、ドコモは 95、760円。つまり 27,720円も高い。
しかも、ドコモの iPhone 5s は驚くなかれ、16GBモデル、32GBモデル、64GBモデルとも、全て同額の 95、760円である。それ故、端末を一括払いで考えている人は、四の五の言わず、64GBモデルの一択しか無い訳だ。

後発のドコモの iPhone 5s、高がスマホ、然れどスマホだが、十万円近くすることを肝に銘じて契約する必要がある。

端末代金の分割払いの場合は、契約期間の 24カ月以内に機種変更とか、中途解約をすると、「月々サポート」の割引が終了するため、端末代金の残り分を精算しなければならない。
もしかして、来年 iPhone 6 が出て一年で機種変更すると、95,760円の半額近くを精算することになる。

ドコモの iPhone 5s は他社よりかなり高いので、残額の支払いも他社より高く、正に悲劇的とも言える。


しかし、多くは分割払いであり、「月々サポート」により、24カ月間にわたり利用料金から割引し、実質的に端末代金の負担額を減額している。

だが、下図で分かるように、16GBモデルの実質価格はゼロ円であるが、32GBモデルと 64GBモデルは、それぞれ 10,080円、20,160円の負担を強いられる。

本来は、3モデルとも全て同額の 95、760円であり、分割払いの契約で差別されるとは寝耳に水の話しだ。これは 、32GBモデルと 64GBモデルの 「月々サポート」を 3,990円から、それぞれ 3,570円と 3,150円に減額して、実質ゼロ円では無く、端末代金の一部を負担させるドコモの奸計かも?しれない。

iPhone 5s の販売では新参者のドコモは、あの手この手で、魅力のありそうなキャンペーンやオプションプランを用意して集客に努めているが、ベースになる部分もシッカリと確認する必要があるようだ。そして、契約に際しては、他社との比較もしつつ、冷静な目で子細にドコモのプランをジックリとチェックしてみよう。

ドコモは他社より iPhone 5s の端末価格が高いことを承知し、契約期間を満了することで、初めてドコモは良かったと満足できる二年後でありたいものだ。

その後、他社の料金プランとの対比から、
iPhone 5s/5c の一括購入時の機種代金などの割引の見直しが行われた。
その理由について、
価格発表後、一括購入金額が他社よりも割高感のある値付けだったためと説明している。

その見直しだが、iPhone 5s/5c の一括購入時に機種代金を割り引く「プレミア購入プログラム」、ならびに、分割払いの場合も9カ月目以降の機種変更/解約であれば割賦残債の一部をキャッシュバックする「iPhone残債減額プログラム」を導入した。

結果として、一括購入時の機種代金を割り引く(値下げ)と同時に、月々サポートの割引額も下げるため、2年利用時の実質負担額は従来と同じである。
これって、建前として値下げをしたが、本音と言うか?実質では全く変わりが無い、正にギミックだろう。

2013年9月22日日曜日

初めての人は iPhone 5c、スマホユーザーは 5S、 iPhone 5 の人は?

いま話題の iPhone だが、最初は SBの一人天下だったが、昨年 auが参入し、これまで優柔不断な?態度だった docomoが、今年ようやく参入した。料金体系も三者三様と言えるほどでなく横並びだ。

しかし、顧客獲得のため、各社各様のキャンペーンや割引サービスが多種多岐にわたり、どれが己に有利なのか?読み比べるだけでもひと苦労する。

では、どの iPhone を買うのがベストか?
大雑把だが、次のような選択枝から、まず本体を決め、個々のキャリヤーのキャンペーンや割引サービスなどを子細に調べる手もある。

つまり、初めて iPhoneを買う人は iPhone 5c で決まりだ、カラフルで可愛い。

iPhone 4sの人は、迷うこと無く iPhone 5c だが、一気にハイジャンプで iPhone 5s にする手も有り。

これまでスマホを使っていた人なら iPhone 5s がお奨め、パワフルで頼もしい。

既に、iPhone 5のユーザーなら、今回はパスし、iOS7にアップデートして iPhone 6を気長に?待とう。最後に、リッチマンは言わずもがな。

容量は、初めての人やライトユーザーなら 16GBで十分、32GBは次回に検討しよう。アプリをたくさんインストールしたり、写真や動画、音楽を本格的に楽しむなら、32GBとか 64GBを選ぼう。

キャリアは、現在使っているキャリアで良ければそのまま継続すればいい。他の方が魅力なら MNPで移ると、有利な割引サービスを受けられるので状況次第で考えよう。

機種変更の場合に、下取りサービス(SBの場合だと iPhone 5/64GB で 1,000円/月の25ヶ月間割引)があるが、途中解約などをすると、その月までの割引となり、端末も戻って来ない。中古買取に出せば、iPhone 5/64GB の買取価格は、秋葉原では、ほぼ同額の現金で還元されるので、こちらが有利かも?

しかし、そのまま手元に置けば、故障した時でも SIMを差し替えるだけでバックアップ端末になるし、普段は iPod touch 代わりに自宅のWi-Fi環境下で使えて、遙かにパフォーマンスが良いと思う。

今年から三社による競売で、キャンペーンや割引サービスが多岐に渡り、なかなか決めがたい。
それでも、悪習とも?言われる、二年縛りをクリヤーする気持ちがあれば、どれを採っても損得の振れ幅は大きくないと思う。

ただし、契約途中、例えば、一年後 iPhone 6 に買い替えたり、契約変更や契約解除したりすると、大きなハンディを負うことになるので要注意だ。

2013年9月17日火曜日

iPhone 5s はパス、iPhone 5 で十分だ!

毎年恒例だが、今年も夏前からアレコレと噂が絶えなかったアップルによる新製品の発表会も呆気ないほどの淡泊さだった。それもそのはず、MacBook ProやiPad/iPod touchなどのニューモデルの噂もあったが、結局は iPhone以外は何も新製品発表が無く肩透かしを食らった。

発表になった "iPhone 5s"と "iPhone 5c"だが、これまでのリーク情報をお復習いしたような内容で、アッと言わせるようなモノでも無かった。

"iPhone 5"のユーザーとしての自分の結論は 「今回はパス」。
これまで "iPhone 3G"から歴代の iPhoneを取っ替え引っ替え、使い続けた来たが "iPhone 5"ユーザーとして "iPhone 5s"は新製品としての魅力に欠ける。
外観デザインなど、見た目は、現行のモデル "iPhone 5"とほぼ同じだが、カラバリは左のような三タイプになった。

指紋センサー"Touch ID"の搭載でホームボタン周りがほんの少し変わった。内部的には "iOS7"に合わせて 64ビット対応の新チップ "A7"と新たに搭載した "M7"コプロセッサによる高速化、バッテリー駆動時間の改善、カメラのセンサーサイズが少し向上、フラッシュが白とアンバーの2つのLEDになりレンズ周りの配置が少し変わった。

総じて言えることは "iPhone 5"から "iPhone 5s"に機種変更する決め手に欠け、インパクトが感じられない。

"iPhone 5"を使い続けるにあたり、アップルが売りとする「指紋センサー」が無くても、使い勝手に全く影響は無い。当分は iOS6のままでの様子見だが、iOS7へのアップデートも必至だ。多少のパフォーマンスが劣ることになるのも承知だが、現在の延長での使い勝手であれば少々のことには目を瞑り、来年の "iPhone 6" に期待しよう。
 
料金体系も三者三様と言えるほどでなく、横並びと言って良い位だ。
最初の数年は、SBの一人天下だったが、auが参入して競争原理が働くかと思ったが、どっち付かずで期待外れだった。

それが、今年は、優柔不断な? ,docomoがようやく参入して、今回こそはと思ったが、二度目の期待外れで、競争原理もあったものではない。

基本的には、以下の様な料金体系だ。

ただ、これ以外に各社各様のキャンペーンやオプション契約があり、どれが己に有利なのか? 読み比べるのもひと苦労するが、どれも、帯に短したすきに長しだ。

昨年は契約時に、本体代金を一括払いした。
"iPhone 5/64GB"は 72,000円だったが、"iPhone 5s/64GB"は 88,200円と値上げになった。
値上げは、急激な円安に起因しているとも言えるが、アメリカでは据置の 399ドル(2年契約)の "iPhone 5s/64GB"が、日本では何故に 88,200円となるのか?
高くした分を原資に、月々割で、実質 O円などとするのは、偽善的な行為そのものだ。

日本では、SIMフリーモデルが無いので、
"iPhone"が欲しければ、三社のいずれかと契約するしか無い訳で、憤懣やる方がない。

2013年6月28日金曜日

iTunes App Store、85円→100円へ値上げか?

iTunes App Storeに 「100円」 アプリが登場した。春先から、アップル製品が次々と値上げされていて、いよいよか?と思わせる状況だ。

思い起こせば、一昨年の7月14日、前触れも無く? iTunes App Store で多くの有料アプリが値下げされた。


その当時のストア価格は 0.99ドル → 115円 がベースであったが、円高が進行し、為替レートは 70円台後半で、実体を反映していなかった。

値下げを渋っていた?アップルも為替レートを見直し、 0.99ドル → 85円 と、25%強の値下げとなった。

それから一年半が経った昨暮れまで、米ドルに対する為替レートは 70円台後半であったが、政権が交代した時期を境に、あれよあれよと言う間も無く円安方向へシフト。現在は 98円前後で推移し、1ドル → 100円も視野に入ってきた。

iTunes App Store のアプリは原則としてドル建てだから、昨今の急激な円安を背景に、そろそろ円貨による一斉値上げ (85円→100円) も現実を帯びてきた。

2013年6月14日金曜日

MacOS X の名称は、フォントの例に倣うのか?

この秋から、登場する予定の MacOS X "Mavericks" は、アメリカ西海岸の地名らしいことが分かった。ネコ科から、何故、地名になったのか?その経緯は今のところ分からないが、ふと思い出したことがある。
昔々の OS に組み込まれたフォントの名称に、地名が付けられたモノがあった。
思い出してみると、欧文では、"Chicago", "Geneva", "Monaco", "New York" などが、それである。

MacOS X 以前からのマックユーザーなら、和文フォントの "Osaka" を知らない人は、まず居ないと思う。

かって、アップルは、本格的な日本進出にあたり、Macintoshに和文フォントや FEPを対応させた OS、いわゆる、「漢字Talk」をリリースした。

この OS名称は、1986年の Macintosh Plus の登場から、1997年に 「漢字Talk 7.5.5」のバージョンアップ Mac OS 7.6 に名称変更されるまで使い続けられた。

漢字Talk 1.0 (System 3.0) は、スクリーン・フォントとしてゴシック体の "Sapporo" が採用され、他に明朝体のフォント "Kyoto" を搭載していた。漢字Talk 2.0 (System 4.1) では、 "Sapporo" に代わって ゴシック体のフォント "Osaka" が搭載され、これが、後の MacOS 9 までデフォルトのシステム・フォントとなった。

一時期、DTPに関わっていたが、最近は、フォントに疎くなり、改めて調べてみると、何と "Osaka" は、Mac OS Xでも標準インストールされている唯一の和文の等幅フォントであり、その長命さにタダタダ驚くばかりだ。今さらに思うが、何故に "Tokyo" は無かったのか?

これらフォントの例に倣い、これからの MacOS  Xの名称は、Sacramentoとか San Jose、Long Beach、Stockton、Montereyなど、カリフォルニア州にある地名が次々と登場することになりそうだ。

2013年6月13日木曜日

ネコ科を卒業?アップルの新OS "Mavericks" って・・・

WWDC 2013で発表されたアップルの新OS "Mavericks"。

当日は、何時もながら手の込んだプレゼンが行われていたが、この新OSがインストール可能な Old Macに付いては触れられなかった。一年や二年前のモデルは問題ないと高を括っていたが、現実問題としては少々心配していた。

当のアップルから公式な発表は未だ無いようだが、信頼できそうな情報が伝わってきた。
常用しているのは、MacBook Pro (15in.)と MacBook Pro (13in.)、MacBook Air (11in.)の三台だが、メインの MacBook Pro (15in.)は買い替えてから半年ほど、心配なのは他の二台だった。しかし、今回の情報によると他の二台もセーフらしくホッとした。情報では、
iMac (Mid 2007 or newer)
MacBook (Late 2008 Alum. or Early 2009 or newer)
MacBook Pro (Mid/Late 2007 or newer)
MacBook Air (Late 2008 or newer)
Mac mini (Early 2009 or newer)
Mac Pro (Early 2008 or newer)
Xserve (Early 2009)

なお、対象になる Macは、Mac OS X 10.6.7 Snow Leopard以上を起動できること、インストールのために 8GBのディスクスペースがあること。その他の条件は、Mac OS X Mountain Lionの時と全く同じらしい。

しかし、省電力機能など "Mavericks" のフル特性を活かすには Haswell以降のプロセッサの利用が決め手だろう。手持ちの Macには Leopardやそれ以前の Macもあるが、ソロソロ、これらの Old Macに引導を渡す時が近くなったことを実感する。

しかし、何で新OSが "Mavericks" なのか?多くの人がグーグルや英和辞書で調べたらしい。日本人にはあまり馴染みの無いコトバだが、一般的には、焼き印のない子牛、無所属の人,異端者,一匹オオカミとある。

従来から、ネコ科の猛獣が順に付けられていて、次は "Lynx(オオヤマネコ)" が本命とのリーク情報もあったが、何で此処で、"Mavericks" なのか?ネット経由で、WWDCのライブを Macでワッチしていたが、客席から "Sea Lion" 何て冗談半分?の声も聴こえて、ちょっとだけ笑いを誘ったシーンもあった。しかし、 今までのネーミングとは、脈絡も無く?タダタダ理解に苦しむが、真意を知りたい。

2013年5月15日水曜日

東京タワー下の樺太犬の像が撤去される

東京タワーへ行ったことがあれば、誰でも見たと思う。

タワーの北東側の脚の根元にある樺太(カラフト)犬像だ。1956年、第一次南極観測隊に同行し越冬したことで知られるタロ、ジロなど十五頭の樺太犬の像が今日撤去された。

この十五頭は観測隊に同行して南極に上陸したが、翌年の悪天候で隊員が引き揚げ、無人の基地に置き去りにされた。一年後にタロとジロの二頭だけが奇跡的に生きて見つかった。

この像は、二頭の生存と他の犬への慰霊の意を込めてタワーが開業した翌年に設置され、半世紀以上も風雨に晒されつつ現在の地に在った。JR渋谷駅前の忠犬ハチ公像を造った彫刻家、安藤 士が制作したものだとか。

ところが、タワーを運営する日本電波塔が、この地を2020年東京五輪招致のキャンペーンに使うことで、撤去を決め、跡地に花で五輪招致のシンボルマークを描くことにした。

しかし、招致委員会から使用権やデザインの面から難しいとの回答に、あっさり前言を翻し?通常の花壇として整備すると言い換えた。大人げない一連の言動、何とも理解し難く、本末転倒とは、こんな時に使う言葉か?

2013年5月10日金曜日

コストコで、5200mAhの充電式バッテリーを衝動買い?

連休中のある日、遠出してコストコ多摩境店へ行った。このコストコ・ホールセールは、アメリカ生まれの会員制の大型倉庫店である。
一口で言えば、体育館の様なだだっ広い店舗、倉庫店とのネーミングだが、広い空間に商品が山積みされている。

青果、精肉・鮮魚、ベーカリー、デリカテッセン、食品、飲料・アルコール類、日用雑貨、スポーツ・アウトドア・園芸、家電用品、PC/Mac、カー用品・工具類、事務用品、ベビー・キッズ、ファッション、家庭用品、ヘルス&ビューティー、調剤薬局、補聴器・オプティカル・フォト、タイヤセンター、フードコートなどなど、品数も半端ではない。
一度、見過ごしてしまうと、同じ場所へ戻るのもひと苦労だ。

また、商品のワン・パッケージが馬鹿デカイ。
精肉など一キロ二キロの塊は当たり前、洗剤ボトルも一ダース単位で重く嵩張る。ボールペンも一ダース。缶ビールは二ダース、ポケットティッシュは100袋単位とか、販売単位が日本の一般家庭の常識から考えると非常識なくらいの数量で驚く他なし。

正に、その名の通り「ホールセール」を嫌と言うほど実感する。
小さな商品は、見落とされてしまう恐れもあり?一般市販のモノでも、ここでは、わざわざ大きなパッケージに組み込んでの展示となっている。

たまたま目についた、5200mAhの充電式バッテリー(BSMPA04)だが、多くの家電量販店で陳列されているパッケージを、A4サイズの台紙に組み込んで遠目にも分かるようにしてあった。

店舗面積が広い故の事だと思うが、秋葉原の大型家電量販店でも、コレばかりは真似出来ないと思う。価格は1,480円、アキバ価格と比較していないが、まあまあリーズナブルだろう。

店舗面積が半端でない訳で、都心でのビジネス展開は無理? しかも、近隣は別として、此処へのアクセスはかなり大変、嵩張る商品の持ち帰りには車も必須で、良いとこ尽くめでは無いが、偶に行くには、興味深い場所だと思う。

2013年5月1日水曜日

新発売のワイヤレスサーバー、専用アプリが未公開で使えず、

四月末発売が予告されていた「ポータブル・ワイヤレスサーバーWG-C10」を、その当日に購入した。

俗に言うサーバーとは、大きく違うが、手軽に複数の端末同士とデータのやり取りが出来ることでのネーミングであろう。画像データや音楽データはもちろん、EXCELや PDFなどのファイルも扱えるようだ。

発売元の言葉を借りれば、
(1)スマートフォン、タブレット、PC/Mac内のデータをワイヤレスでメモリーカード、USBメモリーにコピーが可能
(2)メモリーカード、USBメモリーのデータをワイヤレスでスマートフォン、タブレットへ保存が可能
(3)デジタルカメラで撮影した写真をスマートフォン・タブレットにコピーが可能
(4)メモリーカード、USBメモリーのデータをワイヤレスでスマートフォン、タブレットから閲覧が可能

しかも、保存した写真や動画をスマートフォン、タブレット端末、PC/Macなど最大 8台まで同時接続が可能とは、使い勝手が良い。

普段から、Androidや iOSの垣根を越えてのデータの受け渡しや、デジカメからスマホへの画像データの移動などでは不便を感じていたが、これを介することで、簡単便利になる訳だ。

その操作に専用アプリが必要なことは前々から分かっていて、開梱後、直ぐに iTunesを立ち上げ App Storeから指定のアプリ名で検索したところ、何と何と同名?であるが、目的とするアプリと縁もゆかりも無いアプリがヒット、それも、唯一それだけだった。

要するに、未だリリースされていない訳だ。
夜のことだったので、翌朝、発売元の大代表番号の「買い物相談窓口」へ電話してみた。
応対に出た担当者は、初耳のことらしく暫く待たされた。結論としては、その事実を認めたが、即答は出来ないので後日連絡するとの言葉で、その場は幕引きになってしまった。

釈然とせず、銀座にある同社のお客様相談室へ出向き、同じ質問をしたが、最初は相手にされなかった。
つまり、アナタのやり方が間違っている?との先入観があるのか?iTunesを立ち上げ App Storeで確かめることも無しだった。
その後、バックヤードに消えたが、暫くして戻って来て、同僚?の iPhoneで確かめたらしく App Storeには無かったとの返事。それならどうするのか?と問えば、「スミマセン、ご迷惑をお掛けしています」の繰り返しで、問題解決への糸口さえ聞けず仕舞い。コレが銀座のオフィスの対応かと思うと、何とも言えず、ただただ情けなくなった。

専用アプリ無くして、ハードウェアは全く機能しない訳で、解決が長引く気配なら、唯一だが、返品しか選択肢は無し。

2013年4月19日金曜日

浜離宮恩賜庭園の菜の花を見損なった

東京都心の菜の花畑。

Photo by iPhone 5

銀座八丁目に隣接する浜離宮恩賜庭園の北側に見渡す限りの菜の花畑がある。以前は十万本と言われていたが、最近は約三十万本が一斉に開花する。あたり一面が真っ黄色に染まり、甘い香りに蝶やミツバチが群れ飛ぶ。

しかし、例年より十日も遅く訪れたので、些か時期を逸していて、多くが緑葉で、海側の一部に黄花が見られる程度で残念だった。

かって此処は徳川将軍家の浜御殿、今は東京都の管理で、大名庭園の面影をシッカリと残している。

いつもは、黄花の菜の花と見頃を迎えたソメイヨシノのコラボが見られるが、その桜も多くが葉桜で、その緑葉が陽光に映えて鮮やかさを増していた。

秋までは、花の少ない浜離宮だが、今は唯一、牡丹の花が満開だ。都心の超高層ビルをバックに、色取り取り、どれもが見事に咲き誇っていて今暫くは楽しめそうだ。

2013年4月17日水曜日

iPhone 5の「コンパス」がノッペラボウに、

iPhone 5 に機種変更してから約半年経ったが、最近、プリインストールされている「コンパス」が左の画像の様にノッペラボウになってしまった。

例の八の字のように振り回したりしても復帰せず、致し方なく再起動する。しばらくは、正常に?機能しているが、何かの時に、またまた再発する。マックで同期を取ってみたりするが、必ずしも良い結果にもならずお手上げ状態だった。
普段から、かなりコンパスにはお世話になっている。これが信頼できなくなると、コンパスにアクセスしている他のアプリの挙動も怪しくなるようだ。

最近は、その頻度も多発と言っても良い位になり、些か辛抱ならずアップルストア銀座のジーニアスバーをネット経由で予約した。翌日、母艦の MacBook Proも携えて、指定の時刻にアップルストアへ行ったが、意外と空いていて待たされる事も無く定刻に呼ばれた。

カウンターで相対したスタッフが、母艦の MacBook Proでバックアップの確認をしてから、問題の iPhone 5のアプリのインストール状況を手元の iPadへ転送し?チェックしている様だった。
結果として、いま現在、コンパスは正常に動作しているが、インストールされているアプリのうち、幾つかがバッティングしているようだと言われた。俄には信じ難いが・・・

この iPhone 5には、500を超えるアプリがインストールされていて、なかでも、コンパスに頻繁にアクセスしているのが、"Weathe・・・・・" であり、これが起因かもしれない?と補足された。

結論的には、この場では、原因の特定が出来ないので、取りあえず新品との交換で様子をみて欲しいと言われた。そして、必要最低限のバックアップをしたピカピカの iPhone 5を手渡され一件落着?

2013年4月11日木曜日

アダムスキー型って、ソンブレロに似てるから?

既に旧聞になるが、月初のブログネタにするには、些か躊躇いもあり、この日のアップになった。パンスターズ彗星を一目みたい一心に、お台場に、しばしば訪れることになった。毎度毎度、夕暮れ時のことで、天候も安定していて、お台場から見る夕景は印象深い。


春の彼岸も過ぎて、太陽は真西からやや北寄りに沈む。お台場からだと、海を隔てて、対岸にある天王洲アイルの高層ビルの間、見通しが良ければ、茜空が地と交わる丹沢山系の稜線の向こうに最後の輝き放つ。

そんなシーンに見とれ、思わず数回シャッターを切った。手前のビルまでは約一キロほどあり、既に地上は暗くなりつつあり、茜空とは対照に墨色に染まった。

まぁ〜ごくフツ〜の夕暮れのシーンかもしれない。
しかし、夕焼け空であれば、その日いち日が平穏無事に終わる安堵感もあり、心の中で手を合わせたくなる気持ちにもなる。

帰宅後、この日、撮りためたデジカメのデータを整理していて、あるコマに手が止まった。デジカメのモニターでは、分かるはずも無いが、マックの大きな画面で見ていて、何だコレ〜ッと手が止まった。

画像で、右から二つ目のビルの左上角から少し左上に小さな何かが?写っていた。前後のコマで確認してもゴミでは無さそうだ。

撮っている時には、全く気が付かなかったが、正体不明の何かである。思いっきり拡大してみた。先入観も有るが、形としては、ソンブレロみたいだ。

このソンブレロって、南米のガウチョ(カウボーイ)や農民が常用するツバの広い帽子のことであるが、アダムスキー型を説明する時に、しばしば引用される。さて、この正体は何なのか?今となっては分からず、文字通り UFOって呼ぶのが適当か?

2013年4月8日月曜日

パンスターズ彗星、お台場から観えた。

パンスターズ彗星が近日点を通過してから、
まもなく一ヶ月になる昨日、お台場へ、また出掛けた。


昨年も同時期に発生した爆弾低気圧が去った後で、まだまだ風は強いものの空は澄み渡り上空は青空で、彗星を観るには正に打って付けのチャンスだと思われた。

これまでも、幾度となく自宅周辺を含め、日暮れの時刻にアチコチで空を見上げたが、毎度毎度、天候に翻弄された。

しかし、今回は条件が揃っていて、ただ一つ、懸念されたのが、日没後の北西の空の様子だった。
お台場での自分の立ち位置は前々から決めてあった。アクアシティーの屋上で、目の下は海、対岸までは一キロくらいあり障害になる物は無い。

その位置から、19時前後、彗星の方角は300度から330度の間、仰角は約10度と推定し、地図に線引きしてみた。それによると、アクアシティーからは、レインボウブリッジの橋脚の左側上空と、以前の漠然とした北西方向より、かなり精度?を上げた積もりだった。

18時頃に現地へ到着。太陽は対岸の高層ビルの向こうへ沈む寸前で、丹沢山系の稜線が茜空に薄墨色に見えていた。
次第に、茜色が紺色に変わり、まず最初に木星がクッキリ見え始め、その左にオリオン座が見える頃になると、次々に星々が確認できるようになった。しかし、注目している方向には、星すら見えない。

ひたすら、視野8度(6x30)の双眼鏡で、水平方向から一つ上に向けて、15度位までの夜空を右に左に観ていたが何の変化も無し。まだまだ強い風も吹き、その方向にもユックリと黒い雲が移動していて、気が気では無かった。

双眼鏡を長時間持ち続けるには辛く、暫く目視したり覗いたりしていたが、19時を過ぎた頃に、視野に淡く光る星が入った。直ぐに目視したが、全くそれらしきモノは見えない。
再度、双眼鏡を向けると、やや黄色っぽくボヤッとしていた。慌ててデジカメをその方向に向け、液晶画面では確認できないまま、レインボウブリッジをガイドに、ブラインドで撮った。

帰宅後、マックで画像処理をしたところ、画像の左上に小さな光点として記録されていた。
予想していた方角と仰角、そして時刻(19:06)から、パンスターズ彗星に違いないと判断した。しかし、彗星のコア(核)は何とか観えたものの、6倍(明るさ25)の双眼鏡では、ダストテイル(尾)は確認できなかった。もっとも、都心では、何十年も前から天の川など、どこにあるのか?その存在も分からない位の空だから、見えなくて当然かもしれない。

この方向の延長線上には、六本木(6km)、その向こうに新宿(12km)があり、光害も予想された。また、強風のためか?しばしば、雲が視界を遮ったりもしたが、空が澄んでいたのが幸いしたらしい。
これで、約一ヶ月間、気に掛けていたパンスターズ彗星騒動?にも終止符が打てそうだ。

2013年3月24日日曜日

iTunes App Store、円安で値上げが近いかも?

一昨年の七月十四日、前触れも無く?iTunes App Store で多くの有料アプリが値下げされた。
それまで 0.99ドル → 115円 であり、前々から iTunes App Store での為替レートは、現実的ではないと思っていた。


その当時は、円高がドンドンと進行し、実勢レートは 70円台後半で、実体を反映していなかったが、アップルも流石にマズイと思ったのか?為替レートの見直しで、 0.99ドル → 85円 となり、25%強の値下げとなった。
昨暮れまで、米ドルに対する為替レートは 70円台後半であったが、政権が交代した時期を境に、あれよあれよと言う間も無く 80円台後半と円安方向へシフト。現在は 95円前後で推移し、以前の 0.99ドル → 115円も視野に入ってきた。

iTunes App Storeのアプリは原則としてドル建てだから、昨今の急激な円安を背景に、そろそろ円貨による大幅な値上げもありそうに思われる。

一方、iTunes App Store での買い物に対する支払いは、クレジットカードと iTunesカードによる二本立てだが、後払いか先払いかの違いしか無い。

しかし、iTunesカードは、年に何回か実質的に安く購入できるチャンスがある。
大型家電量販店や大手コンビニチェーン店あるいは SB などのインフラが、2枚同時購入で2枚目半額キャンペーンとか、最大2000円分のiTunesデジタルコードが貰えるキャンペーンとかを実施している。
こんな時に、iTunesカードを買っておけば、実質的にアプリを安く、あるいは、数多く入手する事ができる。

そんな事もあって、つい先頃、秋葉原の大型家電量販店で、一人 2枚までの制限付きだが、2枚目は半額のキャンペーンがあり、5,000円の iTunesカードを 2枚購入。連れが居たので、実際には 4枚を購入した。

これで iTunes App Storeでの最低売価が 85円 から 115円 に値上げされても、当分は凌げると思う。
つい先頃、MacBook Proが、ほんの少々スペックを変え、新製品として従前のものから大幅に値上げされた。恐らく、円安が理由と考えられ、今後の為替レートの推移もあるが、 iTunes App Storeでの値上げも必至だろう。

2013年3月13日水曜日

パンスターズ彗星、観えたぞ?

パンスターズ彗星が近日点を通過してから二日目の夕方、再度、お台場へ出掛けた。


昼間からの晴天が続いていて、バスがレインボウブリッジを通過する時には西日が眩しく西の空の様子は分からなかった。フジテレビ前で下車し、小走りにアクアシティーの屋上へ到着した頃、太陽は対岸の品川埠頭の向こう側にある天王洲アイルの高層ビルの背後に隠れようとしていた。

上空はまだまだ青空だったが、太陽の沈みゆく方向は、まさに茜空で、丹沢山系の稜線と富士山のシルエットが薄墨色に見えた。雲は有るものの、視界は良いと思いつつ、目指す南南西の方向に目を戻すと、何と何と天空に長く尾を引く彗星らしきものが忽然?と視界に入りビックリ。

時刻は午後六時頃で、想定していた方向と一致、高度も高層ビルの上、これはパンスターズ彗星に違いないと思った。上空はまだまだ明るく、木星以外は見えない状況下ながら、意外に明るく見えた。目視で捉え、双眼鏡でも観て、デジタル一眼で何枚か撮った。

帰宅後、撮影データをマックに取り込み、ディスプレイで見てみたが、何となく、彗星本来の形では無いような印象だった。
アップで見たり、画像のコントラストを変えたりして、子細に調べると、彗星のコア(核)がハッキリしない割にダストテイル(尾)が立派すぎる。
全体が暗ければコアしか見えず、条件が良ければ、微かにダストテイルの存在が分かる程度が普通らしい。

右の画像は、左より十数分前に撮影したが、二条の白雲を引き高速で移動していて、ジェット旅客機であることは明らかだ。
お台場から羽田空港までは、海を隔てて滑走路の端までが七キロメートルほどで、羽田離着陸の機体は茜空に黒いシルエットでそれとわかる。左の画像も、恐らく、東京湾上空を高高度で通過して関西方面に飛ぶ機体が引く、これも飛行機雲ではないかとの結論に至った。残念だが明日以降、デジカメで彗星をキッチリ撮るまでは、このチャレンジは終わらない。

2013年3月12日火曜日

パンスターズ彗星、絶対観るぞ、お台場から

天文雑誌によると、パンスターズ彗星が三月十日に近日点を通過するとあり、昨年末より気に掛けていた。しかし、当日は、三月にしては珍しく、昼過ぎに25度を超えて夏日となり驚かされたが、それもつかの間、一天にわかにかき曇り、都内は煙霧で覆われ数百メートル先が霞んだ。そんな異常気象?に彗星を観たい気持ちも一瞬萎えた。

翌日は、朝からの晴天で、日没近くなっても上空は雲一つ無い青空、今日こそはっと、双眼鏡とデジカメをバッグに入れてお台場まで出掛けた。

お台場でもアクアシティー前の展望デッキが、彗星を観るにベストと前々から考えていた。
対岸の品川埠頭までは約一キロメートル、その背後にある天王洲アイルの高層ビル群までは二キロメートルほどだ。その高層ビル群の合間に太陽が沈む。だが、今日は、この方向は曇が掛かり日没も雲間に隠れ確認できなかった。

視界が良ければ、この方向に丹沢山系の稜線と富士山のシルエットがクッキリと見え、薄墨色の稜線の上に彗星が見えたかも知れない。明日以降も、夕方の天候次第だが、一週間くらいは、お台場通いになるだろう。

2013年3月4日月曜日

USBポートに挿せば、Ethernet接続ができる

秋葉原のマックの専門ショップの中古売場に、「Apple USB Ethernetアダプター」があった。新品の半値以下で美品でもあり、思わず買ってしまった。

この「Apple USB Ethernetアダプター」は、シンプルな一体型で、 MacBook Airの USBポートに挿すと 10/100BASE-Tが使える。

Ethernetケーブルを RJ-45コネクタに差し込むだけで外部電源も不要。コンパクトで軽く、取り付けも使い方も簡単だ。歴代の MacBook Airには Ethernetポートが無いので、有線LAN接続には必需品なのだ。

もちろん、MacBook Airには無線LANが標準装備だから、敢えて有線LANなど必要も無いが、最近は無線ルーターの普及で、ご近所からの混信?や家庭内の雑音に邪魔されて、期待するスピードが出難い時もシバシバある。そんなシーンには、正に打って付けのアダプターで、これを常備しておけば、まさかの時に役立つはずだ。

余談だが、Retina対応の最新 MacBook Proからも Ethernetポートが省かれてしまったが、これとは別の「Thunderbolt - ギガビットEthernetアダプター」を用いれば、0/100/1000BASE-Tネットワークに対応し速度的にも有利だ。いずれも、小物のアクセサリーだが、その侮れないパフォーマンスは注目に値する。

2013年3月2日土曜日

"ジェットストリーム"、なんど聴いても、どこで聴いても、穏やかな気持ちになれる、

"ジェットストリーム"は、現在のTFM(TOKYO FM)の前身だった "FM東海" が実用化試験局であった頃から聴いていた。スポンサーは、放送開始当時からJAL(日本航空)一社による提供番組で、演出面などにおいても、JALと深い関わりを持つ番組だった。


放送は毎週、月曜日から金曜日深夜0時から1時までの放送で、世界各地の風物をセンス良く語り、次第次第にリスナー自身がその世界へ引き込まれて行った。


特に、オープニングの "ミスター・ロンリー"(Franck Pourcel Grand Orchestra)とエンディング の "夜間飛行" (Raymond Lefèvrel Grand Orchestra)は、いつまでもリスナーの心に残るモノであり続けると思う。
初代ナレータ(機長)は、プラチナの低音の持ち主と言われた城 達也。イージーリスニングに相応しい緩やかなストリングスメロディーをバックに、世界各地の街角をロマンチックなナレーションで紹介する深夜の一時間。

夢の世界へ誘うようなその声で、多くのリスナーを魅了した。FM番組としては異例、27年間のナレーションを務め1995年に惜しくも他界された。

二代目は城 達也の路線をおおむね踏襲した同じ事務所の後輩 小野田英一だった。三代目は、女性ナレータが登板したが、番組の企画から構成までスッカリ変わり全く別番組?の様で、自分としては、この時点で、ジェットストリームを聴かなくなった。

その後、専ら聴いたのは、渋谷の "TUTAYA"でレンタルした CD(八枚)からダビングした CD-Rからだったが、最近は iTunesに取り込んで聴くとはなしに聴くスタイルに変わった。
しかし、曲目の順を覚えてしまうくらいの回数を聴いたように思うし、正直言って聴き飽きた?ので、新しいモノを探した。

iTunes Store には十五枚くらい有ったが、これは ディスカウントセールで iTunes Cardを仕入れてからと後回し。大手のCDショップでは扱っていないので、仕方なく amazon で十枚組を発注したが、一両日で届いた。

これで、当分はジェットストリーム三昧だ。

いま "ミスター・ロンリー" を聴くたびに、城 達也あってのジェットストリームであり、ジェットストリームは城 達也なしには語れない不即不離のものだと思う。故に、彼こそ永久にリスナーの心に残る名パーソナリティーに違いない。



オープニング・ナレーション

遠い地平線が消えて
深々とした夜の闇に心を休める時
遥か雲海の上を音もなく流れ去る気流は
たゆみない宇宙の営みを告げています
満点の星をいただく果てしない光の海を
豊かに流れゆく風に心を開けば
煌く星座の物語も聞こえてくる
夜の静寂のなんと饒舌なことでしょうか
光と影の境に消えていったはるかな地平線も
瞼に浮かんでまいります
これからのひと時
日本航空があなたにお送りする
音楽の定期便 ジェットストリーム
皆様の夜間飛行のお供を致しますパイロットは
わたくし城達也です

エンディング・ナレーション

夜間飛行の
ジェット機の翼に点滅するランプは
遠ざかるにつれ次第に星のまたたきと
区別がつかなくなります
お送りしておりますこの音楽が
美しくあなたの夢に溶け込んでいきますように
日本航空がお送りした音楽の定期便 ジェットストリーム
夜間飛行のお供をいたしましたパイロットは
わたくし城達也でした

2013年2月20日水曜日

双眼鏡から五島プラネタリウムまで

秋葉原の某大型家電量販店のカメラ売場の脇に望遠鏡の売場がある。

家電店に望遠鏡とは少々違和感があるが、現状を知れば納得する。
そもそも、この店舗のカメラ売場は、一般ユーザー対象のモノ以外に、プロのカメラマン向けの機材も半端ではない位の品揃えだ。その延長で天体望遠鏡や双眼鏡などの陳列スペースもかなり広く、メーカーからの出向社員も半ば常駐していて、専門的なアドバイスも貰える。

前々から気になっていた売場で、毎度毎度、眺める程度でいたが、この時ばかりは、店員の説明に気持ちが傾き、薦められるままに双眼鏡を買ってしまった。

VIXEN BR6x30WP
だが、既に双眼鏡は持っている。
Nikonの 6x18 8°と PENTAXの 7x21 8°の二台。
いずれもコンパクトタイプで、主としてアウトドアでの用途に使っている。

今回のモノは、星座や明るい星々を対象にした初心者用で、正に、スターウォッチング的な使い方である。

もっとも、都心の夜空は、光害や大気のコンディションが普段からあまり良くないので、明るい星しか見えないが、肉眼より少しは期待できると思う。

それで、実売で一万円位のモノを薦められ、Vixen(BR6x30WP) 6x30 8°に決めた。
正に、初心者用であり、来月中旬に接近するパンスターズ彗星にタイミングを合わせて、一月末に新発売になったモノらしい。

双眼鏡には、ダハプリズム式とポロプリズム式の二つがあるが、今回のモノは昔からある典型的な外観のポロプリズム式だ。重量は 500gほどあり、これ以上だと重くて扱いが大変になりそうなので敬遠した。

しかし、このところ、天候不順な日が続き、今日は雪まで舞う始末で出番が無い。
晴れれば、取りあえず、オリオン星座とシリウス、プロキオン、アルデバラン、プレアデス、それと木星がターゲットになりそうだ。いずれも、冬の代表的な星々で、やがて木星がその姿を消し、土星が入れ替わって夜空にデビューするはずだ。
今は晴れ上がるのを待っているが、照る照る坊主でも作るか?

話しはそれるが、
売り場に居たメーカーの出向社員と話しているうちに「五島プラネタリウム」が話題になった。
五島プラネタリウムは、渋谷駅前、東急文化会館の八階にあり、屋上の半球ドームは遠くからも見え、このエリアのランドマークであった。

何故に「五島」なのか? プラネタリウムのあった東急文化会館のオーナー、東急電鉄の当時の会長だった「五島慶太」の姓が、その由来であると聞く。

五島プラネタリウムの番組は、1回が約1時間で、平日は6回位、土日祝日は7回位あったはず。
平日には、児童や生徒を対象にした学習投影が行われ、日曜日には「親と子の天文教室」、土曜日は「星と音楽の夕べ」も企画されていた。

特に、話しが盛り上がったのは「星と音楽の夕べ」、遠い記憶では、毎週土曜日の最終回の番組だった。時々刻々と投影される星空を見上げながら、FM東京の深夜番組、ジェットストリームで放送された、夢幻飛行や星のセレナーデのような柔らかなサウンドがドームに響き、実に良い雰囲気だった。

しかし、この番組だけは、いくら星好きでも、独りで行くのは憚られ、四百数十席の殆どが若いカップルで占められていた。恐らく、この方と同世代だったのか?偶然ながら、同じ思い出に意気投合?往時を懐かしく思い出した。

残念なことに、この五島プラネタリウムは、渋谷地区の再開発で2001年に閉館。その数年後、東急文化会館そのものも取り壊された。それから十年余、大型商業施設ヒカリエとしてリボーンしているが、ここにプラネタリウムが在ったことすら知らない人々で賑わっている。
正に、強者どもが夢の跡・・・

2013年2月18日月曜日

試してみた、iPhone/ iPod専用ヘッドフォンアンプだが、

どんなサウンドになるのか?
iPhone/ iPodと組み合わせて使う初心者用?のヘッドフォンアンプを試しに買ってみた。小型軽量、コントローラー付きで、扱い易いような第一印象だった。

iPhone/ iPodのドックからダイレクトに信号を取込み、内蔵の Texas Instruments製のオペアンプでハイ・クオリティな音質を実現したとマニュアルにある。
出力用ジャックに手持ちのステレオタイプのヘッドホンの3Pプラグを挿して使うが、音量や再生/停止、曲送り/ 曲戻しの切替も可能だ。ただし、音量調節は、こちらが優先で、iPhone/ iPodからは出来ない。

電源は、iPhone/ iPodから供給されるが、その分だけ電池の持続時間が短くなるので、通話やデータ通信に支障が出ないようにセーブする配慮も必要だ。マニュアルによると定格として、

出力: 100mW(16Ω), 12mW(300Ω)
S/N: > 98dB
歪み率: < 0.009%(10mW)
周波数特性: 10Hz ~ 80kHz
適応インピーダンス: 6Ω ~ 300Ω

理系だったので、この数字の意味するところは理解できる。
素直な印象だが、このスペックを鵜呑みにすれば、S/Nや歪み率も良好で、周波数帯域もワイド、ハードウェアとしては申し分ない。

注目の再生音だが、先入観も否めないが、全体的にスッキリとしたメリハリのあるサウンドが聴けているようだ。ただし、ヘッドホンがハイスペックのモノでは無いので、それを補って余り有るとの印象だが、上位クラスのヘッドホンでは、その効果がハッキリしないかも?しれない。

中低域に伸びがあるとか、低音過多かもとか、キリっとしまったとか、耳の肥えたマニアなら、繊細で微妙なサウンドの評価も有りそうだが、この歳のこの耳には無理。しかし、音質は、それなりにピュアーに感じる。

この三千円もしないハードウェアに、多くを期待しないが、パフォーマンス的には、そのサウンドにマアマア満足だろう。

2013年2月17日日曜日

"iPad mini"、遂に持ち帰りが可能になる、

秋葉原で、バブル時期に十数店舗も在った老舗の某家電量販店が、経営の行き詰まり?で次々に店舗を明け渡していたが、最後に残った二店のうち、本店としていた店舗を来月中旬に閉店することになった。

残るのは秋葉原中央通りに面した一店舗になるが、それにともない「完全閉店」セールと銘打って、売り尽くしが始まった。
自分も若い頃から足繁く通ったので、どんな様子なのか?出掛けてみた。驚いたことに、在庫限りの三割引を前提にしたセールとあって、普段は閑古鳥の様子だったが、いやはや、多くの来店者を避けながらのショッピングとなった。

やはり、安ければ、客は当然ながらやって来ることを目の前にした。

これに付いては別の機会にするとして、秋葉原駅の向こう側の大型家電量販店へも足を伸ばした。
一階は、携帯とパソコン売場が大半を占めているが、何と、"iPad mini" が遂に、全品在庫有りと掲示されていた。発売から四ヶ月に入る時期だが、そばに居た店員に聞いたところ、一昨日の金曜日から、全て持ち帰りが可能になったようだ。

ついに、どのモデルでもその場で買えるようになったが、人気が集中しているとも思えず、カウンターの列は普段通り整然と捌かれていた。

iPhone 5 は発売から二ヶ月が過ぎた時点で、全品店頭在庫ありとなったが、"iPad mini" は四ヶ月過ぎとなった。その分だけ、次期モデルとの時差が、短くなるので、買うのも慎重にならざるを得ないのでは?

2013年2月15日金曜日

アップル、円安傾向?で値上げへ、

アップルが、突然?「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」と「MacBook Air」の価格を改定し、15インチの「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」のプロセッサやメモリーをアップグレードしたことを発表した。
同時に「MacBook Pro (Mid 2012)」の価格も値上げされ、更に15インチの上位モデルの販売を終了した。

自分としては偶然?の事だが、この終了するモデルを数ヶ月前に秋葉原で購入していた。
MacBook Pro (MD104J/A)だが、主な仕様は、
Core i7(2.6GHz)/ 15.4in.ワイドLED(1440x900/WXGA+)/ メモリー: 8GB/ HDD: 750GB/ Intel HD Graphics 4000 & GeForce GT 650M(1GB)である。

しかし、Photoshopや IllustratorなどAdobeのアプリを使っていることもあり、LCD画面のピカピカ光沢が嫌で、別注(BTO)で非光沢LCDとした。同時に、US配列キーボードに変更。
System6(漢字talk6) 以来 JIS配列のキーボードを一度も使ったことがない自分には必須の選択だった。

昨年六月の発売以後、品定めにアレコレと思案していての購入で、今回の販売終了を聞いて、ギリギリセーフ、実のところ安堵している。

昨暮れからの、急激?な円安に起因?する突然の値上げなのだろうが、これから出てくる iPhoneや iPod/ iPadなどなど、アップルの製品が高めの値付けになることが懸念される。

また、iTunesでアプリを買う App Storeの価格は、数年前の円高時に最低購入価格が 115円 → 85円になってチョッピリ嬉しかったが、これも、予告無くある日突然の値上げも必至だろう。

普段は為替相場に疎いが、こんな時にマザマザとその仕組みを痛いほど実感させられるが、我には為す術も無し。

2013年2月13日水曜日

iPad mini の持ち運びに、止む無くケースを

MacBook Proや MacBook Air、iPhone や iPadも、アップルのデザインには昔々から惚れ込んでいる。簡素と言うか?シンプルなデザインだが、露骨にハードウェアを意識させることも無いのが良い。

それを知ってか?知らずか?これらを手にすると、傷つくのを恐れてか?あるいはお洒落心からか?直ぐにサードパーティーの派手派手しい?スキン、いわゆる保護ケースで覆ってしまう人が多い。

根っからのアップルファンを自負する己としては、アップルロゴを覆ってしまうなんて、何とも畏れ多いことだ。しかし、持ち歩くとなると、手元が狂って落としてしまうのも怖い。

それで、今回入手した iPad miniは、以前に MacBook Air用に買ったケースと同種のモノに入れることにした。
ネオプレンの商品名で、合成ゴムの一種、やわらかい伸縮素材でフィット感があり、単なる袋状の形で出し入れが簡単、iPad miniを使う時の下敷きにしても良い。
秋葉原の家電量販店で、1,500円ほどした。

その他、iPad mini用として沢山のケースが売られているが、どれも専用だとして二、三千円もするし、その他、保護フィルムなどとかも買うと結構な散財だろう。

本当は、昨年十一月頃に、ある女性のブログで人気になった「無印良品のB6ノートケース」が買えれば良かった。それを知った時には、タイミングを逸していて在庫ゼロ。季節商品だったのか?ソルドアウト、単なる文具だが、iPad miniにピッタリサイズ、 1,200円だった。彼女の着眼点も良かったと思うが、先入観に捕らわれない己の意識改革も必要に思った。



コメント(アーカイブ)

こちらのブログを見て、マネしてAmazonで購入しました!
¥1,180に値下がりしてました。すごくいいです!ありがとうございます‼︎
Posted by  キタロウ at 2014.5.4 16:49:56
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TOKYO FM が、期間限定で特製ベリカード(受信証)を発行する

東京タワーからFM電波を送信している老舗のFM局 "TOKYO FM" が、ベリカード(受信証)を発行する。

地デジ化で多くのテレビ局とFM局が、スカイツリーへ移転したが、"TOKYO FM" は、東京タワーからの放送を継続する。

東京タワーの最頂部にあったアナログテレビ放送用のアンテナをFM放送のアンテナに交換する工事も終わり、今日から、特別展望台の下、従来の 208mの位置からトップ(333m)での送信に切り替わった。

従来のアンテナより 100m以上高い位置から電波を送信することになったのを記念し、2月11日以降、受信報告書を送ると、期間限定で新アンテナ放送開始記念 特製ベリカードが貰える。

 実施期間 2月11日~2月24日
 応募方法 所定の受信報告書を2月末までに同局へ送る。(詳細は同社HPで)

アンテナが従来の 1.6倍の高さになり、FM電波の到達距離は、その平方に比例し 約 1.26倍になる計算だ。従来からの放送サービスエリアでは、これまで以上に良好な受信環境となるし、ギリギリだったエリアでは、かなりの改善が期待される。

推測だが、
"TOKYO FM" が、アンテナを高くしてまで、東京タワーからの送信に拘るのは、東京タワーの運営会社である日本電波塔(株)が、"TOKYO FM" の大株主(東海大学に次ぐ第2位)であるからだろう。

なお、東京タワーからは、この "TOKYO FM" の他に "inter FM" とNHKの "放送大学" が継続してFM放送を続ける様だ。その他、スカイツリーに移転した各局のバックアップも設置されていて、まだまだ、現役であり続ける都心のランドマークに違いない。

2013年2月10日日曜日

「ラジオ深夜便」の聴取に最適なラジオか?

二月下旬に新発売らしいと聞いていた、ワンセグTV音声も聴けるFM/AMラジオ(XDR-55TV)を出荷当日に購入した。
昨日のことだが、秋葉原の家電量販店へ別の買い物に行き、たまたま通り掛かったラジオの売場に、本日発売のPOP付きで展示されていて難なくゲット、発売予定が早まったようだ。

地デジ化で、TV/FM/AMが聴けるラジオが相次いで生産中止になり、それを補うモデルとして登場した。
ワンセグTV音声が受信できるモデルは、既にラインナップされているが、こちらは、地デジ/FM受信には必ずイヤホンのプラグが本体に挿さっていないと受信できない仕様になっている。恐らく、地デジの電波が弱いので、アンテナ代わりの役目もあるようだが、ケーブルが煩わしい。

しかし、今回の新製品は、仕様的にはほぼ同じだが、ロッドアンテナも付いていて、そんな制約も無く使えるのが良い。

右サイドの音量調節のツマミだが、何とも馬鹿デカイ。しかし、これが使い易く、なかなかのユニークさだ。放送受信時に一番使われるツマミで、手元を見ずにブラインドタッチで微妙な音量の上げ下げも出来る。

選局は、最初に、エリア指定をすれば、自分の住まう地域で良好に受信できる放送局をプリセットしてくれるのは、他のラジオと同じで、手間いらず。
受信している放送局名と放送周波数はバックライト付きで液晶表示され、しかも、局名は日本語表示で分かり易い。

肝心のラジオとしての感度だが、都心で受信する限り、エリア内の放送局はクリヤーに聴ける。問題になるとすれば、ワンセグTV音声の受信で、元々がFMに比べ送信電力が小さいので受信しづらい場所が出てくる可能性もありそうだ。また、今春から送信場所が東京タワーからスカイツリーへ移るので、現状とは異なるかもしれない。

このラジオの第一印象は、「深夜放送」を聴くには最適だと我ながら思った。
深夜放送と言っても、「パックインミュージック」や「オールナイトニッポン」など、数十年前に若者が夜更かしして聴いた、あの深夜放送ではない。
今どきの言葉で言えば、知る人ぞ知る NHKの深夜放送 「ラジオ深夜便」である。

一年365日のロングランで、パーソナリティーいやアンカーと称するベテラン・アナが日替わりで、23時頃から翌朝5時まで担当している。
リスナーの多くは、それなりの年齢層だが、最近は、若年層にも広がっていると言われる。

音量調節のツマミは大きいし、選局はプリセットで予め選んでおける。しかも、おやすみタイマーがあり、切/15分/30分/60分/90分/120分と細かく設定出来て、横になって聴くにはピッタリ。正に、それなりの歳の者の枕元には打って付けだ。もしかすると、表立ってはいないが、商品化のコンセプトは、ここに有ったのでは?と思いたくなるほどの仕様だ。

良いこと尽くめばかりでは無いが、筐体が妙に横長で、出来ればもう少しコンパクトであった方が良いと思う。また、重量バランスが高めの位置で、立てて置く時に下が真っ平らでないと倒れ易いのが難点だ。

電池は、単三四本で働くが、AC電源アダプターも付属している。
しかし、手元にある同じメーカーのラジオ、"ICF-SW7600GR" や "ICZ-R50" も、同じ単三四本だが、AC電源アダプターに相互互換は無い。

別の家電製品でも、AC電源アダプターは多種多様で、いつの間にか、どれがどれのか?分からなくなりそうだ。パソコン周辺機器や iPhone、スマホ、デジカメなどは、一様に USBが使えるので助かるが、汎用の家電製品でもこの辺は一考して欲しいと願うばかりだ。

自分の耳には 100~10,000Hzで十分、ヘッドホン選び、

iPhoneや iPodに付属のヘッドホンは、何故か?私の耳とは相性が悪いらしく装着感が良くないし、コードが絡まったりして煩わしい。
それで、 Bluetooth対応のワイヤレスヘッドホンと (ワイヤード)ヘッドホンとを TPOで使い分けている。Bluetooth対応のモノは手軽で良いが、バッテリーの容量が小さいので数時間で使えなくなるのが難点だ。そんな意味では、ヘアーバンド型ヘッドホンの出番も少なからずある。

このヘアーバンド型ヘッドホンも、スペックをみると、正にピンからキリで、当然、スペックに見合う価格であるように思う。

上位モデルでは、再生周波数帯域が 5~45,000Hzとワイドな仕様だが、この歳のこの耳では、その違いを聴き取れない。それ故、ランクとしては、一番下の方にあるモノで十分だ。

それで、結局は、モノ有りきで、12~23,000Hzのモノを買ったが、これでも自分のニーズからすれば、オーバースペックだろう。

スペックに先行しての品選びは、小型軽量である。
そんな意味からも、メーカーは絞られ、買い替える毎に、同じメーカーの、細いヘアーバンド型のモノに落ち付く。

調べてみると、2008/2009/2010年と買い替えていて、直近では2012年となっている。最近では、Bluetooth対応のワイヤレスヘッドホンも併用し始めたので、間が空いたのかも知れない。

いずれも、一年間の使用で、イヤーパッドがボロボロになり、サウンドには影響ないが、我ながら何となく惨めな気持ちになり買い替えに至る。

保守用パーツとして、イヤーパッドだけでも買えるが、割高なので買い替えた。これと同型のモノは五年前から実売価格が据置?、二千円でお釣りが来るのが魅力のヒトツだ。

そんな安物のヘッドホン、年齢的に 100~10,000Hz位しか聴けない我が耳にはオーバースペックだが、毎日 Hi-Fi サウンド?が聴けて言うこと無し。

2013年2月9日土曜日

iPhoneで、音が途切れる?Bluetooth対応ヘッドホン

iPhoneに付属のヘッドホンは、何故か?私の耳にフィットせず外れてしまうので、サードパーティーのモノを使っている。

Bluetoothレシーバーとバッテリーが収まった筐体がイヤホン部と細いケーブルで繫がっていて、ポケットとかショルダーバッグのベルトにクリップして使う。ケーブルを胸元に沿わせるだけなので、引っかけたりする事も少なく扱いが良い。

しかし、暫く使っていて、気づいたが、電話の着信時に受話音が聴けないことが分かった。
それ以前、iPhoneのイヤホン端子にプラグを挿した、いわゆる(ワイヤード)ヘッドホンでは、音楽を聴いていても、着信があると自動的にミュート状態になり、接続操作をすると相手の声が聴けた。


しかし、この Bluetooth対応ヘッドホンでは、音楽再生から電話の着信モードに切り替わらないことが分かった。
その後、分かったが、Bluetoothとして、プロファイルHSP(ヘッドセットプロファイル)、または、プロファイルHFP(ハンズフリープロファイル)に対応している必要があり、手元のモノは音楽再生用で、通話には非対応であることが分かった。

暫くして、それのモデルチェンジがあり、ほぼ同型のモノが発売になった。
今度(画像)のモノは、「通話にも対応」とカタログにも明示してある。
しかも、iPhoneと Android用とあり、先日、秋葉原へ行った折りに、某家電量販店の売場で、店員に 「iPhoneで通話に使えるよね?」と念押しをしてみた。

「ダメです、お奨めしません」と、意外な返事にビックリ。続けて「音切れする症状があるようです・・・」と言われ、値札のそばにも同意の注意文?が貼ってあった。
「Androidでは、その症状は無さそうですが・・」と、何とも、つれない返事に返す言葉も無くガッカリ。

これに拘らなければ、選択枝は多いが、フォルムやケーブルの長さなどで、これが気に入っているだけに、次のモデルチェンジまで待つしか今のところは手が無さそうだ。

2013年2月6日水曜日

神田川に ユリカモメ が舞う、

先日、秋葉原へ行く途中、いつもは銀座線神田駅で下車し、神田川に架かる万世橋を渡るが、その日は、都営新宿線岩本町駅で下車し、秋葉原へ向かった。

万世橋よりひとつ下流の和泉橋を渡る時に、川面に目をやると、何と ユリカモメ の群れが飛び交っていた。

ここから、さほど遠くないお台場の渚には、時折、この ユリカモメ の乱舞が見られるが、都心の川面で見る機会は殆ど無い。

居合わせた人々が、ユリカモメ と知ってか?知らずか?一様に、デジカメや携帯を向けていた。

その昔、東下りの 在原業平 が隅田川を渡る時に、船頭から 都鳥(ミヤコドリ)と聞いて、京に思いを巡らせた鳥が、この ユリカモメ と言い伝えられている。

実のところ、ユリカモメ は翼が灰色(腹は白)、嘴と脚が赤い、ミヤコドリ は嘴と脚が赤いものの、翼は黒色(腹は白)で、区別は容易である。

この ユリカモメ は、東京都の鳥とされ、新橋からお台場を周回するモノレールの愛称(ユリカモメ)にもなっているほど、今では有名だ。


伊勢物語「都鳥」
在原業平は、権力闘争に敗れ藤原高子を失い、悶々とした気持ちで東へ下るが・・・

なお行きゆきて武蔵国と下総の国との中に、いと大きなる川あり、それを隅田川といふ。
その川のほとりに群いて思ひやれば、限りなく遠くも来つるものかなとわびあえるに、
渡守はや舟に乗れ、日も暮れぬと言うに、乗りて渡らんとするに、皆人ものわびしくて、
京に思ふ人なきにしもあらず。

さる折しも、白き鳥のはしと足の赤き、しぎの大きさなる、水の上に遊びつつ、魚を食ふ。
京には見えぬ鳥なれば、皆人見知らず、渡守に問ひければ、これなん都鳥といふを聞きて、

名にしおはば、いざ言問わむ 宮古鳥 わが思ふ人は ありやなしやと

2013年2月1日金曜日

"iPad mini"、新品より入手困難な?中古品をゲット

"iPad mini" だが、秋葉原で、発売から三ヶ月余が過ぎても「予約要」だ。
生産が少ないのか?売れ過ぎているのか?

車内でも、コーヒーショップでも、スマホ片手の人は多いが、スマホより大型のタブレットは、それほど見掛けない。取り分け "iPad mini" を見掛けるのは、ごく希だ。

他のタブレットと比べ、飛び抜けた魅力も無いし、コストパフォーマンスも良いとは言えない。
それに加えて、ショップへ行っても、在庫無しで、予約しろと言われる。納期を問えば、どこのショップでも「分かりません」の一言だ。聞いた話では、アップルが明言しないため、何とも応えようがないのが本音らしい。

数日前に、別件で秋葉原へ行った折りに、マック専門のショップへ立ち寄った。

もちろん、「予約承ります」 となっていて、まだまだ、その場で買える状況ではないと思いつつ、中古品の売場へ向かった。

MacBook Proや MacBook Airなどが、何時もの様に沢山並んでいた。MacBook Proは昨暮れに買ったばかりで当分は用なしだが、iPadの方へ足を向けた。

iPadは、1st, 2nd, 3rd, 4th と、どの世代も在りだ。因みに、iPad(1st)は、美品だが既に半値に近い。
ひとつひとつ値札を確かめていると、何と "iPad mini" が三台並んでいることに気付いた。
 "iPad mini"/16GB with Wi-FI
 "iPad mini"/64GB with Wi-FI + Cellular
 "iPad mini"/32GB with Wi-FI + Cellular

店員の話では、"iPad mini" の中古品が出ること自体、今のところ、かなり珍しいらしい。
それも、"iPad mini"/16GB with Wi-FI は、滅多に無いとのこと。躊躇無く、中古品だが、その場で買ってしまった。

開封されていたが、付属品は未使用状態で欠品も無く、もちろん、本体は美品。発売は三ヶ月ほど前から故に、使われていたとしても、それほどの時間は経過していない。

手に取ってみれば新品同様で、いま持っている "iPad" より、処理速度が速くストレスが少ない。それ故、"iPad mini 2nd" が出るまでは、気軽に、手軽に、これで遊べそうだ。

2013年1月30日水曜日

「Lightning - 30ピンアダプタ」 は、純正でないと、

iPhone 5を買ってから、充電や同期には、今までのケーブルが使えなくて、いちいち新しいケーブルを持ち出すことになった。しかし、煩雑で辛抱ならず 「Lightning - 30ピンアダプタ」 を買う羽目になった。

買う前に、評判はどうか?とネットでサーチしてみたら、意外なことがわかった。

ある方のブログに、
「iPhone 5 をカーオーディオに繋げて音楽を聞きたいなら Lightning 30 ピンアダプターは、純正品じゃないとダメ・・・」とあり、何故、サードパーティはダメなのか?と疑心暗鬼。

純正品は、2,800円もするが、ふたつ見つかったサードパーティ製のひとつは 600円もしない。

何故なのか、更に読むと、
アップルが iPhone 5、iPod touch (5th)、iPod nano (7th)で採用した 「Lightningコネクタ」は、デジタル仕様でアナログ出力には対応していないが、従来の30ピン仕様のDockアクセサリーと接続するための 「Lightning - 30ピンアダプタ」 には、「D/Aコンバータ」が内蔵されているとあった。

何とも、己の不勉強が露呈した。
単に、コネクタの形状による変換では無くて、電気的にも内部で処理されているようだ。それ故、サードパーティ製は充電専用らしく、安いからと言って、買うと、とんだ目に遭うかもしれない。

iPad (4th) の 128GBモデル、どんな用途に使うのか?

アップルから "iPad (4th generation)" の 128GBモデルが発表された。

昨秋に発売されたモデルに、新たに 128GBモデルが追加された訳だが、外観を見る限り新デザインでもなし、恐らく中身も変わっていないことだろう。

従来通り、ブラックモデルとホワイトモデルのカラーラインナップに、Wi-FiモデルとWi-Fi + Cellularモデルが用意されるようだ。

何で今頃に 128GBのモノが出て来たのか? 64GBでも十分な気がするが、エンドユーザー向けのモデルではなく、何か特別な用途に供用されるモデルなのかも知れない。

価格は、iPad (4th generation)
128GB with Wi-FI 66,800円
128GB with Wi-Fi + Cellular 77,800円

パーソナルユースなら、ヘビーユーザーは別として、64GBとか32GBで十分だし、初対面なら16GBでもOKだ。
iPadは、どのモデルでも出来ることは同じ。メモリー容量だけの違いだから、一番安い 16GBがとにかく売れて当たり前、128GB何て、誰が買うのか?他人事ながら少々気になるところだ。

2013年1月18日金曜日

iPhoneで、ロードランナーが復活!

あのロードランナーが復活した。

スマートフォン向け「ロードランナー・クラシック」が、Apple II版をベースにしながら、スマホならではの機能を搭載して、今日(1月18日)から lode runner classic として App Store に登場した。対応OSは、iOS 5以上、同時に、Android にも対応したようだ。

この「ロードランナー・クラシック」は、1983年にリリースされて以来、人気のアクションパズルゲームのスマートフォン向けタイトルだ。

梯子などで迷路のように構成されたステージの中で敵を避け、足下に穴を掘りながら、全ての金塊を取って脱出することが目的だ。

原作の150ステージを完全再現していて、ステージを順にクリアする「冒険モード」と任意のステージのクリアタイムを競う「タイムアタックモード」の2つのモードでプレイすることができる。

操作方法はスマートフォン版向けに最適化された3種類の操作方法が用意されている。このほかにも、全世界オンラインランキングやカラーカスタマイズなども可能のようだ。

自分もPC-88時代に、5インチ・フロッピーディスクのロードランナーに興じた思い出もあり、早速、ダウンロードしてみた。当然ながら、往時と同じ画面が現れた、右に左に穴を掘りながら金塊をゲットする訳だが、当時はキーボードでの操作だったが、今回は、液晶画面のタップと言う事で、なかなか手際が悪くクリヤーできない。

クリヤーした往時の手順を思い出しつつトライするが、頭で考えるほどに指が動かず、たちまちゲームオーバー。プレイしたのは、何しろ四半世紀も前のことで、相応に年齢のハンデもあるし、画面も小さく、最初のステージのクリヤーが当面の課題である。

2013年1月11日金曜日

デジカメの撮影データを直接 iPhone へ転送、

昨年の春頃から、デジカメに「Wi-Fi対応ワイヤレス通信」機能を付けたモノが登場して気に掛けていたが、秋以降の新製品の多くが、それを採用し始めて選択肢が広がった。

自分のニーズは、デジカメの撮影データを iPhone へスムーズに受け渡しが出来ることだった。
年末になり、今となっては、些か古い年式で大きく重いデジタル一眼から、小型軽量のミラーレスのデジタル一眼に買い替えた。もちろん、Wi-Fi対応のモノだ。

友人知人からは、何故にミラーレスなのか?といぶかられたが、我なりのニーズに合致する適切な選択をした積もりだ。大きめのプリントを作る訳でも無し、ましてや、RAW などの扱い方を知ってはいるが、現像する気も無い。

今回は、iPhone へ Wi-Fi対応ワイヤレス通信で、撮影データを転送することに注目していた。それも、Wi-Fi対応ルータ経由ではなく、デバイス間でダイレクトに通信する、いわゆる、アドホック通信に興味があった。

これであれば、外出先でも、手元のデジカメから iPhone へ、撮影した画像データを直ぐに受け渡しが出来てしまう。

操作は簡単、iPhone で、「設定」→「Wi-Fi」 にしておく。次に、デジカメをWi-Fi 転送モードにした時に画面に出る、SSID とパスワードを読み取る。そして、iPhone へ読み取った文字列を入力するとコネクト状態になる。すると、デジカメの撮影データが、iPhone でサムネール表示される。後は必要な画像をクリックして、カメラロールに取り込むだけで OK だ。

iPhone で、必要があれば、改めてレタッチやリサイズなどの処理をして、MMS や E-Mail にその画像を添付して送ることも出来る。もちろん、スマホやタブレット、PC/Mac での画像データの受け渡しも、同様に、ケーブル無しで出来て手間いらずだ。

iPhone へ転送された撮影データは、iPhone 自体の撮影データと一緒に iPhoto により保存されるので、画像データとしての一元管理も出来る

最近の MacBook Pro では、SDカードをダイレクトに挿せるので、Wi-Fiに頼らず、自らの手で確実に取り込めて、それなりに便利だが、Wi-Fi の選択肢も留保している。

メーカによっては、デジカメから facebook とか twitter へ画像データを直接アップロード出来るモノもあるようだが、自分はそれを必要としていないので、今の範囲で満足している。

デジカメの撮影データを、場所を選ばず iPhone やその他のスマホへ簡単に転送できる、その手軽さ便利さを実感した。