先日、秋葉原へ行く途中、いつもは銀座線神田駅で下車し、神田川に架かる万世橋を渡るが、その日は、都営新宿線岩本町駅で下車し、秋葉原へ向かった。
万世橋よりひとつ下流の和泉橋を渡る時に、川面に目をやると、何と ユリカモメ の群れが飛び交っていた。
ここから、さほど遠くないお台場の渚には、時折、この ユリカモメ の乱舞が見られるが、都心の川面で見る機会は殆ど無い。
居合わせた人々が、ユリカモメ と知ってか?知らずか?一様に、デジカメや携帯を向けていた。
その昔、東下りの 在原業平 が隅田川を渡る時に、船頭から 都鳥(ミヤコドリ)と聞いて、京に思いを巡らせた鳥が、この ユリカモメ と言い伝えられている。
実のところ、ユリカモメ は翼が灰色(腹は白)、嘴と脚が赤い、ミヤコドリ は嘴と脚が赤いものの、翼は黒色(腹は白)で、区別は容易である。
この ユリカモメ は、東京都の鳥とされ、新橋からお台場を周回するモノレールの愛称(ユリカモメ)にもなっているほど、今では有名だ。
伊勢物語「都鳥」
在原業平は、権力闘争に敗れ藤原高子を失い、悶々とした気持ちで東へ下るが・・・
なお行きゆきて武蔵国と下総の国との中に、いと大きなる川あり、それを隅田川といふ。
その川のほとりに群いて思ひやれば、限りなく遠くも来つるものかなとわびあえるに、
渡守はや舟に乗れ、日も暮れぬと言うに、乗りて渡らんとするに、皆人ものわびしくて、
京に思ふ人なきにしもあらず。
さる折しも、白き鳥のはしと足の赤き、しぎの大きさなる、水の上に遊びつつ、魚を食ふ。
京には見えぬ鳥なれば、皆人見知らず、渡守に問ひければ、これなん都鳥といふを聞きて、
名にしおはば、いざ言問わむ 宮古鳥 わが思ふ人は ありやなしやと
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2009年11月3日火曜日
祝日の割には静かだった、お台場海浜公園
気象用語では特異日、十一月三日(文化の日)は、今年も晴天になりました。
しかし、先週の半ばに二十数度の暖かな日があっただけに、今日のこの寒さはひとしお身に凍みる思いでした。一昨日のドリーム夜さ来い(よさこい)を見に来て、一日おいて、またまたお台場に来てしまいました。
場所が場所だけに、この季節の変わり目の寒風には些か参りました。
祝日の割には人影も少なく、目立つのは外国人観光客ばかり、水遊びや舟遊びの人影も疎らで冬の兆しを感じる様になってきました。
今日は大潮の日で、たまたま波打ち際を歩いている頃が満潮の時刻で、普段より砂浜が狭く感じられました。この寒さにも関わらず、ウインドサーフィンに興じる若者の姿があり、岩陰では黒い羽を左右に広げて立つ海鵜、青空に白い翼を羽ばたかせ旋回するユリカモメがたくさん見えていました。
青空が朱色に染まる五時前に日没になりましたが、気がつくと反対の空に月が上がって来るところでした。まだ高度が低い為か?少々赤みを帯びた満月でした。こんど来る時には、はやばや、クリスマスのイベント用に色とりどりのイルミネーションが輝いているかも・・・
しかし、先週の半ばに二十数度の暖かな日があっただけに、今日のこの寒さはひとしお身に凍みる思いでした。一昨日のドリーム夜さ来い(よさこい)を見に来て、一日おいて、またまたお台場に来てしまいました。
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| Photo by iPhone 3G |
祝日の割には人影も少なく、目立つのは外国人観光客ばかり、水遊びや舟遊びの人影も疎らで冬の兆しを感じる様になってきました。
今日は大潮の日で、たまたま波打ち際を歩いている頃が満潮の時刻で、普段より砂浜が狭く感じられました。この寒さにも関わらず、ウインドサーフィンに興じる若者の姿があり、岩陰では黒い羽を左右に広げて立つ海鵜、青空に白い翼を羽ばたかせ旋回するユリカモメがたくさん見えていました。
青空が朱色に染まる五時前に日没になりましたが、気がつくと反対の空に月が上がって来るところでした。まだ高度が低い為か?少々赤みを帯びた満月でした。こんど来る時には、はやばや、クリスマスのイベント用に色とりどりのイルミネーションが輝いているかも・・・
2007年1月8日月曜日
都鳥って、ユリカモメのこと・・・
今年になって初めてお台場海浜公園へ行って来ました。りんかい線のテレポート駅で下車し、長いエスカレータで地上に出ると、目に鮮やかな大観覧車がユックリと回転していました。その向こうに見慣れぬ形のビルが建築中で、お台場も行くたびに変化が見られます。
今日のお台場海浜公園は干潮の時刻を少し過ぎた頃でいつもより砂浜が広々としていました。
冬の晴れ間、風も穏やかで砂浜の砂に足を取られるようにして歩いてみましたが、日差しも柔らかく快適な散歩になりました。
成人の日でしたが、後ろの商業施設のデックスやアクアシティも晴れ着の姿を多くは見掛けませんでした。
唯一、印象的だったのが浜辺で海鳥に餌を投げ与える子供の姿でした。この時期、渡りの鳥はおらず、その昔、東下りの在原業平が隅田川を渡る時に、船頭から都鳥と聞いて京に思いを巡らせた、白いユリカモメが乱舞していました。
伊勢物語「都鳥」
在原業平は、権力闘争に敗れ藤原高子を失い、悶々とした気持ちで東へ下るが・・・
なお行きゆきて武蔵国と下総の国との中に、いと大きなる川あり、それを隅田川といふ。その川のほとりに群いて思ひやれば、限りなく遠くも来つるものかなとわびあえるに、渡守はや舟に乗れ、日も暮れぬと言うに、乗りて渡らんとするに、皆人ものわびしくて、京に思ふ人なきにしもあらず。
さる折しも、白き鳥のはしと足の赤き、しぎの大きさなる、水の上に遊びつつ、魚を食ふ。京には見えぬ鳥なれば、皆人見知らず、渡守に問ひければ、これなん都鳥といふを聞きて、
名にしおはば、いざ言問わむ 宮古鳥 わが思ふ人は ありやなしやと
なお、「ユリカモメ」は「東京都の鳥」とされ、新橋からお台場を周回するモノレールの愛称(ユリカモメ)にもなっています。蛇足ですが、東京都の木は「イチョウ」、東京都の花は「ソメイヨシノ」です。
今日のお台場海浜公園は干潮の時刻を少し過ぎた頃でいつもより砂浜が広々としていました。
冬の晴れ間、風も穏やかで砂浜の砂に足を取られるようにして歩いてみましたが、日差しも柔らかく快適な散歩になりました。
成人の日でしたが、後ろの商業施設のデックスやアクアシティも晴れ着の姿を多くは見掛けませんでした。
唯一、印象的だったのが浜辺で海鳥に餌を投げ与える子供の姿でした。この時期、渡りの鳥はおらず、その昔、東下りの在原業平が隅田川を渡る時に、船頭から都鳥と聞いて京に思いを巡らせた、白いユリカモメが乱舞していました。
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| 大観覧車 |
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| 昨年竣工したマンション |
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| 商業ビルらしい? |
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| 満潮時には岩は半分海水に浸かる |
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| ユリカモメと鴨 |
伊勢物語「都鳥」
在原業平は、権力闘争に敗れ藤原高子を失い、悶々とした気持ちで東へ下るが・・・
なお行きゆきて武蔵国と下総の国との中に、いと大きなる川あり、それを隅田川といふ。その川のほとりに群いて思ひやれば、限りなく遠くも来つるものかなとわびあえるに、渡守はや舟に乗れ、日も暮れぬと言うに、乗りて渡らんとするに、皆人ものわびしくて、京に思ふ人なきにしもあらず。
さる折しも、白き鳥のはしと足の赤き、しぎの大きさなる、水の上に遊びつつ、魚を食ふ。京には見えぬ鳥なれば、皆人見知らず、渡守に問ひければ、これなん都鳥といふを聞きて、
名にしおはば、いざ言問わむ 宮古鳥 わが思ふ人は ありやなしやと
なお、「ユリカモメ」は「東京都の鳥」とされ、新橋からお台場を周回するモノレールの愛称(ユリカモメ)にもなっています。蛇足ですが、東京都の木は「イチョウ」、東京都の花は「ソメイヨシノ」です。
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