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2015年10月15日木曜日

AN-12 のロッドアンテナだけ、補修パーツとして入手、

ソニーのPLLシンセサイザーレシーバー ICF-SW7600GR の使用に於いて、必須の純正オプション(外部アンテナ) AN-12 のロッドアンテナを取り寄せた。

窓の外で一年365日、雨風に晒されていて、設置から五年、遠くからでもアチコチにサビが目立つ様になり、特にロッドアンテナは気掛かりだった。

上の画像は AN-12(ロッドアンテナの基部) と Packing List と 部品売上票
たまたま、秋葉原に用事があり出掛けたついでに、ソニーSS秋葉原へ立ち寄ってみた。
消耗品扱いでロッドアンテナだけ入手出来るのか?問い合わせたところ、端末で検索していた
が、在庫も有り補修パーツとして取り寄せは可能との返事だった。
空かさずその場で注文し、その後、数日で入手出来て安堵した。代金は、その場で支払ったが、1,544円(税込)だった。

本来、ここは、ソニー製品の持ち込み修理の為の窓口。
補修パーツも扱っているが、対面営業の為、持ち込みも引き取りも自ら行う必要が有る。遠隔地の場合は、その製品の購入店経由での取引になるらしい?

個人的な感想だが、長波から短波帶までカバーするアンテナ AN-12 は ICF-SW7600GR には必須のアイテムだ。
オプションと言うことで、買うのを後回しにしている人も多いが、本来なら付属品にすべきほどのモノであり、これ無くして ICF-SW7600GR は感度が悪い?とかの議論はナンセンスだ。

2015年2月24日火曜日

何の変哲も無い? ナショナルの「ワールドボーイ GO」だが、

その存在すら忘れていたラジオを棚の整理の際に見付けた。
ナショナルの ワールドボーイ GO 「RF-670」 だ。
記憶を辿るが、たぶん、FM放送が聴きたくて 1968年頃に買った様な気がする。
今となっては、何の変哲も無い FM/AMラジオだが、フロントパネルがメタリック調のシンプルなデザインが気に入っていたのかも知れない。


ナショナル FM/AMラジオ RF-670


選局ダイヤルは、円筒形のローレット加工で、右親指が自然とタッチする位置にありスムーズなチューニングが出来た。音量ツマミは左サイドにあり、円盤形の円周部分に左親指を当てて回した。
FM/AMのバンド切替や、TONEの LOW/HIGH、AFCの ON/OFFなどのスライドスイッチは、リヤパネルに並んでいる。
バーアンテナが結構長くてAMの感度は意外と良好、スピーカーは、このクラスとしては大きく、聴き易い音だった。単三電池四本を電源としていたが、9石トランジスターでも、電池の減りが激しく長時間は聴けなかった。

これと言って、特徴の無い FM/AMラジオだったが、各地で FM放送が本格的に始まった時期でもあり、AMに飽きて、FMの高音質や臨場感に期待する若者に注目されたようだ。

フロントパネルに、「NATIONAL PANASONIC」と銘板があり、この当時から「ナショナル」から「パナソニック」へ移行しようとする意図があったようだが、実現したのは、つい最近のことだ。
因みに、当時の価格は 9,200円。半世紀を経た今日、似た様なラジオが 5,000円くらいで買えるとは、何とも歴史を感じるラジオである。

人気のあった、この「ワールドボーイ」シリーズだが、70年代の始め頃、俄に起きたBCLブームに触発され、短波放送の受信をメインにした「クーガー」シリーズへ代替わりしたのを、今も忘れない。

2014年7月16日水曜日

30年も前に使っていた名刺サイズ FM Stereoラジオ

昔々の家電カタログの束を整理していて、ふと気になった一枚がこれ。
今から約三十年前の物で、当時のトリオの FMラジオ FM mini(FM-32)のカタログだが、奇しくも、未だ現物があり、しかも動作するのが奇跡?

トリオの FM mini
カタログは実物大のようだ

当時は、これより一回り大きいサイズのラジオが一般的だったが、これは、いわゆる、名刺サイズで単4電池二本を内蔵させても100g未満、ワイシャツの胸ポケットでも苦にならなかった。

更に、小型を象徴する意味では、イヤホンが、現在は当たり前になっているインナー型を使用していて、オーバーヘッド型が定番だった当時としては小ささをと扱いやすさをコンセプトにしていた。もしかすると、この種のイヤホンとしては、初めて製品化されたモノかもしれない?

ブランド ロゴが変わり
i の dot が逆三角であるのが特徴的
このシリーズ、AM専用とAM/FM/TVのマルチバンド用と、このFM Stereo専用があった。
それまでに、色々な小型ラジオを使ったが、FMだけを聴くコンセプトが気に入り買ったが、都内で聴くぶんには雑音も無く音質も申し分なかった。
ただし、FMの特質上あまり東京タワーから離れたところでは届く電波も弱くなり雑音も増えたが、AM放送の番組に飽き飽きしていた自分には正にピッタリのラジオだった。

画像では、分かり難いが、ブランド・ロゴが従来のタイムズ・フォントに似た "TRIO" とは異なる。1980年前半から数年間だけ使用された希少のモノで、1986年に社名が(株)ケンウッドに変わった時点で "KENWOOD" に置き換えられ消滅した。

2014年5月15日木曜日

通勤ラジオ、修理代がどれ程なのか心配になって、

ソニーのコンパクトなFM/AMラジオ ICF-R351 だが、スピーカーでは聴けるのに、イヤホンから音が出なくなった。三年くらい前に秋葉原の家電量販店で買ったモノだが、当時で約九千円だった。
FM/AM PLLシンセサイザーラジオ
ICF-R351
いわゆる通勤ラジオと言われるモノ。使わない時は、イヤホンのコードが本体内へ巻き取られる構造で、手間いらずでスマートである。

コードが内部のリールに巻き取られる構造で、収める時は少し引きながら離すと小気味よく巻き取られる。使う時は、本体から引き抜く様に引っ張り出すが、少々テンションを感じつつ所定の長さまで出せる。

同型のモデルでも、通勤ラジオと称しているモノは、どれも同じ様な構造である。イヤホンコードが細身のため、この出し入れで、相当の疲労を与えるのか?やがては断線し易いのだろう。

まず、ソニーサービスへ電話して、修理代がどれ程になるのか?聞いたが、その電話では応えられないので、現品を見てからにして欲しいと言われてしまった。

それで、秋葉原にあるソニーのサービスステーションへ持参した。
現状での故障内容を伝えると、手に取って確認していたが、3,240円の見積額だった。
修理代金は、修理交換する部品代とは別に、基本料や技術料と言った固定費の部分があり、製品購入時の価格が一万円に満たないと、結構割高感がある。
今回は、三分の一程度であることと最初の修理であり、その場でお願いしたが二度目は無いだろう。

このラジオ、画像では分かり難いが、AM/FM2バンドだがモノラル受信である。
売りは、単4形アルカリ乾電池1本で約100時間も使えるらしい。実際に時間を計ったことは無いが、いつ電池を交換しのたか?忘れてしまうほどで、正に省エネタイプだ。

液晶ディスプレイは、必要な時に点灯できるバックライトボタンがあり、暗い場所でも、表示が見やすく出来ている。カタログでは、大型の内蔵AMバーアンテナを採用していて受信感度が向上しているとあるが実感は無い。しかし、通勤ラジオとしては十分かも知れない。

2014年4月30日水曜日

テレビ音声の受信が出来るラジオだったが、

毎日 家事をする時だけ、そばに置いて聴いていたソニーのAM/FM/TVラジオ ICF-S65V が、まともに音が出なくなった。買ったのは1997年頃で、たしか六千円弱だった。
ラジオとしては、最低限の機能で、ごくフツ〜のランク。

TV/FM/AMの3BAND切替が特徴

小型化するコンセプトが無いのが味方してか?バーアンテナが結構長くてAMの感度は良い。加えて、スピーカーもそれなりに口径が大きく聴き易い。

他のラジオとの差別化としては (アナログ)テレビ放送の音声が聴けることだった。AM/FMラジオでもFMバンドが広帯域の物はテレビの1CHから3CHをカバーしていたが、このモデルは、それに加え、4CHから12CHまでも聴けることが売りだった。

テレビの前に居なくても、テレビの音声が聴けることで買ったのだが、2011年7月から地デジ放送が始まり、この (アナログ)テレビ音声受信の機能は用を為さなくなった。
最近は、ワンセグTV音声受信も出来るラジオが商品化されているが、とても高額で、買い替える気持ちも萎えてしまった。

2014年3月23日日曜日

ICF-SW11、今さらながらアナログチューニングのラジオを買った

またまたラジオを買ってしまった。
FM/SW/MW/LW Receiver ICF-SW11 と名称だけは立派そうだ。
座右に置いてちょっとだけ聴く為のラジオは幾つかある。
今回のモノは、安価な?ラジオではあるが、AMやFMはもちろん、LW(長波)やSW(短波)も聴ける12バンド切替だ。

最近の小型ラジオの殆どがPLLシンセサイザー方式のデジタルチューニングだから、ワンタッチで選局できる。しかも、受信周波数は液晶表示されるが、これは昔ながらのアナログチューニング方式で、ダイヤルつまみをグルグル回し、周波数目盛をガイドにダイヤル指針を合わせて選局する。

FM/SW/MW/LWレシーバー ICF-SW11

最近のデジタルチューニング式は、電池を入れ、まずは時刻合わせ、次に自分の地域を指定し、受信可能な放送局を一括プリセットする、いわゆる、初期設定の儀があって、初めて受信が可能となる。
しかし、このアナログチューニング式では、電池を入れ、スイッチオンで即受信が可能、昔ながらの家電製品の面影を色濃く残している。

外観は、このダイヤルつまみと音量つまみ、放送バンド切替用のスライドスイッチ、それと電源スイッチという、至って簡単な作りだ。

因みに、受信周波数は、

LW(長波): 141-290kHz
MW(中波): 525-1620kHz
SW(短波): 2,300-26,100kHz (13放送バンドに対応)
FM(超短波): 76-108MHz

LW(長波)は、日本での放送利用は無いが、ヨーロッパでは、波長の関係で、遠くまで届くらしく、国境を越えて移動するカーラジオでも聴かれているようだ。日本では希に極東ロシヤからの放送が聴けることもありだとか。

MW(中波)は、言わずもがなで、525-1620kHzの間で放送していて馴染み深い。世界中の放送局が、この周波数帶で放送していて、隣国からの混信に悩まされる地域も多々ある。

逆に、このMW(中波)で、日本向けの日本語による放送をしている局もあるくらいだ。韓国や中国による、正しく国際放送とも言える。

FM(超短波)は、もちろんFM放送だ。しかも、受信周波数帶がワイドバンドで、上半分は、アナログTVの音声受信用として日本では利用されていた。しかし、地デジ化でこの周波数帶は、将来的に他の無線局あるいは放送局、携帯局に割当が決まりつつあり、このラジオでは聴取できない。しかし、他国では、ここでFM放送が行われている。

SW(短波)は、海外の放送局の受信が主である。短波は、その名の示すように、放送する電波の波長が中波に比べて短く、遠くまで届く可能性を秘めている。
国際的な取り決めで、放送する周波数帶が決められている。その放送帯域を簡潔に表す為に、その電波の波長(メートル単位)で呼称している。

ソニーのデータから一部を拝借すると、

メーターバンド(ICF-SW11の場合) 周波帯(kHz) 主な放送局

120mバンド 2,300-2,495 熱帯地方のローカル局
90mバンド 3,200-3,400 熱帯地方のローカル局
75mバンド 3,850-4,050 ラジオNIKKEI
60mバンド 4,750-5,060 熱帯地方のローカル局
49mバンド 5,900-6,200 ラジオNIKKEI, ラジオ韓国, VOA
41mバンド 7,100-7,350 ラジオ日本, BBC, VOR, 中国国際放送
31mバンド 9,400-9,990 ラジオ日本, ラジオNIKKEI, BBC, VOA, ラジオ韓国
25mバンド 11,600-12,100 ラジオ日本, BBC, VOA, DW
22mバンド 13,570-13,870 ラジオ韓国, オランダ放送, ラジオフランス
19mバンド 15,100-15,800 ラジオ日本, VOA, BBC, ラジオフランス
16mバンド 17,480-17,900 ラジオ日本, BBC, VOA, ラジオオーストラリア, DW
13mバンド 21,450-21,750 ラジオ日本, ラジオオーストラリア, DW
11mバンド 25,670-26,100 ラジオフランス

短波での受信状況は、周波数や、時間帯にもよるし、送信所からの距離とか電波の伝播状況が電離層の影響を受けることもあり、常に安定で良好とは言い難い。同じダイヤル位置で、昨日はよく聴こえても、今日は良くないことも日常茶飯事だ。

諸々の影響を、自己の知恵と工夫で何とか受信しようとするのが、いわゆるBCL(遠距離放送受信)の醍醐味とも言える。そんな意味では、この ICF-SW11 は、そのエントリーモデルと言える。
性能もソコソコだし、目的の局を探し当てて聴くと言うよりは、強くクリアーに受信出来る局を聴くことから始めるのが定石だろう。

更に興味が増せば、ソニーの上位モデル、ICF-SW23 とか ICF-SW35、ICF-SW7600GR へチャレンジする機会が無きにしも非ず。
自分としては、これに多くを期待していないが、座右に置いてちょっとだけ聴くには、これまでのモノよりスピーカーが大きくて聴き易いのが良いと思う。

2013年2月10日日曜日

「ラジオ深夜便」の聴取に最適なラジオか?

二月下旬に新発売らしいと聞いていた、ワンセグTV音声も聴けるFM/AMラジオ(XDR-55TV)を出荷当日に購入した。
昨日のことだが、秋葉原の家電量販店へ別の買い物に行き、たまたま通り掛かったラジオの売場に、本日発売のPOP付きで展示されていて難なくゲット、発売予定が早まったようだ。

地デジ化で、TV/FM/AMが聴けるラジオが相次いで生産中止になり、それを補うモデルとして登場した。
ワンセグTV音声が受信できるモデルは、既にラインナップされているが、こちらは、地デジ/FM受信には必ずイヤホンのプラグが本体に挿さっていないと受信できない仕様になっている。恐らく、地デジの電波が弱いので、アンテナ代わりの役目もあるようだが、ケーブルが煩わしい。

しかし、今回の新製品は、仕様的にはほぼ同じだが、ロッドアンテナも付いていて、そんな制約も無く使えるのが良い。

右サイドの音量調節のツマミだが、何とも馬鹿デカイ。しかし、これが使い易く、なかなかのユニークさだ。放送受信時に一番使われるツマミで、手元を見ずにブラインドタッチで微妙な音量の上げ下げも出来る。

選局は、最初に、エリア指定をすれば、自分の住まう地域で良好に受信できる放送局をプリセットしてくれるのは、他のラジオと同じで、手間いらず。
受信している放送局名と放送周波数はバックライト付きで液晶表示され、しかも、局名は日本語表示で分かり易い。

肝心のラジオとしての感度だが、都心で受信する限り、エリア内の放送局はクリヤーに聴ける。問題になるとすれば、ワンセグTV音声の受信で、元々がFMに比べ送信電力が小さいので受信しづらい場所が出てくる可能性もありそうだ。また、今春から送信場所が東京タワーからスカイツリーへ移るので、現状とは異なるかもしれない。

このラジオの第一印象は、「深夜放送」を聴くには最適だと我ながら思った。
深夜放送と言っても、「パックインミュージック」や「オールナイトニッポン」など、数十年前に若者が夜更かしして聴いた、あの深夜放送ではない。
今どきの言葉で言えば、知る人ぞ知る NHKの深夜放送 「ラジオ深夜便」である。

一年365日のロングランで、パーソナリティーいやアンカーと称するベテラン・アナが日替わりで、23時頃から翌朝5時まで担当している。
リスナーの多くは、それなりの年齢層だが、最近は、若年層にも広がっていると言われる。

音量調節のツマミは大きいし、選局はプリセットで予め選んでおける。しかも、おやすみタイマーがあり、切/15分/30分/60分/90分/120分と細かく設定出来て、横になって聴くにはピッタリ。正に、それなりの歳の者の枕元には打って付けだ。もしかすると、表立ってはいないが、商品化のコンセプトは、ここに有ったのでは?と思いたくなるほどの仕様だ。

良いこと尽くめばかりでは無いが、筐体が妙に横長で、出来ればもう少しコンパクトであった方が良いと思う。また、重量バランスが高めの位置で、立てて置く時に下が真っ平らでないと倒れ易いのが難点だ。

電池は、単三四本で働くが、AC電源アダプターも付属している。
しかし、手元にある同じメーカーのラジオ、"ICF-SW7600GR" や "ICZ-R50" も、同じ単三四本だが、AC電源アダプターに相互互換は無い。

別の家電製品でも、AC電源アダプターは多種多様で、いつの間にか、どれがどれのか?分からなくなりそうだ。パソコン周辺機器や iPhone、スマホ、デジカメなどは、一様に USBが使えるので助かるが、汎用の家電製品でもこの辺は一考して欲しいと願うばかりだ。

2012年7月20日金曜日

孤高のレシーバ SONYの "ICF-SW7600GR"

"ICF-SW7600GR" と言えば、知る人ぞ知る、ソニーの "FMステレオ/LW/MW/SW PLLシンセサイザーレシーバー" だ。同期検波と言うユニークな機能を搭載し、世界が認める正に孤高のラジオ、いやレシーバーと言える。

大昔は "全波受信機" と呼ばれたが、いま風に言えば、長波(LW)から中波(MW)、短波(SW)、それに加え、FMステレオも聴けるワイドバンドなレシーバーである。

今から三十数年前、中波や短波による遠距離受信、いわゆる、国内各地からの中波放送や海外からの国際放送を聴く、BCL(Broadcasting Listening)ブームが起こった。

当時、家電大手の各社が、このBCL用のラジオを競作し、ドンドン性能もアップ、それ以前では想像も出来なかったほど高性能のラジオが次々と発売された。
今から思えば、この一大ブームも長くは続かず、数年後には収束してしまった。

それから今日まで、何度かマスコミなどで取り上げられ、中年オトコの道楽?として、仕掛けられたが、往時のメーカーも素知らぬ顔?で、結局は何も起こらなかった。

正直なところ、リバイバルの兆候は定かではないが、根強いファンは居るようだ。
いま市販で、長波、中波、短波放送を聴ける "BCLラジオ" と呼べるモノは、ソニーの "ICF-SW7600GR" だけと言っても過言ではない。それも、BCLブーム時代のラインナップと比べれば、中程度のランクで、欲を言えば、もう一つ上のクラスが欲しいところだ。

しかし、これにも事情がある。
十年ほど前、この "ICF-SW7600GR" には、上位モデルも下位モデルもあり、全体としてバランスの取れたラインナップだった。
その後、次々と生産中止となり、品揃えの構成が崩れ始め、遂には、この "ICF-SW7600GR" と幾つかの下位モデルだけが生き残った、何とも悲しい現実がここにある。

AN-12
それなりの年齢になり、往時は買えなかったモデルでも、今なら買えそうだが、モノが無いのでは致し方ない。

無い物ネダリは無意味だが、今は座右に、この "ICF-SW7600GR" がある。
夜になると、日本全国の県庁所在地にあるAM放送や韓国、台湾、中国、極東ロシアなどアジア近隣からの短波放送も難なく聴くことができる。

昔はアナログ・ダイヤルだったから、周波数が合っているのか?常に心配しつつ、右に左にダイアルを繰ったが、今はダイアルもデジタル選局になり、その周波数で聴こえなければ、電波の伝播状態が悪いと判断して別の局を探すので、諦めと言うか決断も早い。

地元のFM放送やAM放送が良好に受信できるのは当然だが、鉄筋構造の集合住宅では、短波放送は全くダメ、FMもAMも雑音に邪魔されたりで満足な音にならないことも多い。
ソニーの尻馬に乗る積もりはサラサラ無いが、純正オプションのLW/MW/SWワイドレンジアンテナ "AN-12"は絶対に必要。これ無くして、感度が悪いなどとケチを付けるのは筋違いだ。携帯もそうだと思うが、電波は部屋の奥までは届き難いから外部アンテナは必須なのだ。

さて、この "ICF-SW7600GR" だが、
全世界で八十万台を売ったとされるソニーのICF-7600シリーズの現行モデルである。
初代のアナログ機 ICF-7600(1978年発売)から始り、ICF-7600A(1982) → ICF-7601(1988)、デジタル機は ICF-7600D(1983) → ICF-7600DA(1987) → ICF-SW7600(1990) → ICF-SW7600G(1994) → ICF-SW7600GR(2001)と、時代とともにドンドン進化してきた。

初代からの "7600" のサフィクスを受け継いでいて、ソニーの拘りが感じられるが、現行モデルも発売より十年余も過ぎていて、ソロソロ代替わりを期待するユーザーも少なからず居るように思う。
当のソニーがどう考えているか?分からないが、他社から調達しているキーパーツが、数年前から次々と生産終了になり、ソニーも腹を括る時期が近いようにも思える。他力本願だが、多くの "7600" ファンとともに朗報を期待したいところだ。


ICF-SW7600GR 取扱説明書

2012年7月18日水曜日

"ふかヒレ" みたいなルックスのFM/AMラジオチューナー

Mac/PCにUSB接続して、FMやAM放送を聴くことのできる Griffin Technology のFM/AMラジオチューナー "radio Shark" だが、つい最近、たまたま立ち寄ったリユースショップのハードオフで見付けて迷いもなく買った。

それは、アメリカ仕様で本体がホワイトカラー、五年前に新発売された日本向けはブラックだった。AMの受信周波数はどちらも同じ、FMの受信周波数が異なっている以外は共通仕様だ。

既に過去形で語られるが、この "radio Shark" の登場に触発されたかのように、その後、Mac/PCとUSB接続して聴くFM/AMチューナーがたくさん登場した。

しかし、その後、急激に衰退して行った。
NHKの "らじるらじる" や民放の "radiko"など、ネットでラジオがライブで聴けてしまう時代になってしまったからである。

確かに、時代の移り変わりに合わせて、ラジオを聴くスタイルが変わったと言える。ネットに接続出来れば、雑音や混信などで邪魔されることが無く、いとも簡単にラジオが聴ける。

既に、日本仕様のモノを使っていたので、ドライバーもインストール済み、これをUSBで接続すると直ぐにラジオが聴けた。
しかし、今さら、これでラジオ放送を聴く積もりは無いが、商品名の "radio Shark" の如く、形状が正に "ふかヒレ" みたいなルックスは、遊び心を喚起するに十分だし、インテリアにでもしておこうかと考えている。

2011年10月27日木曜日

NHKネットラジオ「らじるらじる」の"iPhone"用アプリが登場

NHKのネットラジオ聴取用アプリ「らじるらじる」が "iPhone"や"iPod touch"、"iPad" にも対応し、今日ついに登場した。

PC/Mac用は九月から、Android用は今月初めから利用が出来る様になっていたが、やっと "iPhone" 用もリリース。早速、App Store からダウンロードしてみた。

聴けるのは、ラジオ第1・ラジオ第2・FMの三波だけ。
音質は小型ラジオ並みだが、ラジオ特有の雑音や混信などが全く無くて快適そのもの。これからは、ネットの繫がるところであれば何処でも、ラジオ無しにNHKの番組を聴くことが出来る様になった。

アプリを起動させ、聴きたい放送を選んでタップするだけの簡単な操作だ。ラジオ第1・ラジオ第2・FMで、どんな番組を放送中かを表示する便利機能付き。もちろん、放送時間や出演者など番組の詳しい情報も知ることが出来て、番組表は7日間分が用意されている。

この「らじるらじる」 、山間部など電波の入りづらい地域、夜間の外国からの電波の混信、マンションなど鉄筋コンクリート住宅など、ラジオ放送が聴取しにくい環境では、大いに期待されるアプリだと思う。

余談だが、「オフタイマー設定」の機能があり、OFF/15分/30分/1時間/2時間 から選べるので、枕元に"iPhone" を置いて「ラジオ深夜便」など聴く時には重宝しそうだ。

2011年9月7日水曜日

「らじる★らじる」、気軽に使える NHKネットラジオ

NHKのラジオ第1放送とラジオ第2放送それとFM放送を、インターネットを通じて放送と同時に提供するサービスが九月一日から開始されました。「らじる★らじる」と呼ばれ、MacでもWindowsでも聴くことができます。

Android OSやiOSのいわゆるスマホに対しては、対応アプリが順次提供されるようです。
早速、NHKオンラインのページから「らじる★らじる」へリンクしているページへ飛ぶと、いずれもクリヤーなサウンドが聞こえてきました。

途中で番組が途切れることも無く、Mac/PCで聴く限り放送と同じ様な聞こえ方に思えました。それでも、敢えてNHKオンラインの「お問い合わせフォーム」から質問してみました。
翌日には以下の主旨の返信メールがありました。

「らじる★らじる」に付いてですが、
「ラジオ第1・第2」は「モノラル」、「FM」は「ステレオ」となっています。パソコンで聴く場合の「音質」については、「FM」の音質が若干悪くなり、「ラジオ第1・第2」は音質が良くなります。

深夜の放送設備の保守・点検のための放送休止時ですが、放送がある場合には聴くことが可能です。ただし、点検中のため、音が途切れたり音が出ない時間帯もあります。
また、インターネットによるライブ放送の同時再送信のため、放送が休止の場合は「らじる★らじる」による放送はありません。

回答のなかで意外だったのが、「FM」の音質が若干悪くなり、「ラジオ第1・第2」は音質が良くなることです。いずれも、ライブ放送される電波を受信した時の音質との差異だと思いますが、パソコンで聴く限りは判別し難いかもしれません。

しかし、「ラジオ第1・第2」は、ライブ放送受信時にまつわる雑音や混信も無く、指向性も無いので、それだけでも改善がハッキリと認められます。

ネット社会に於ける、放送のあり方を考えさせる様なインターネット放送ですが、手軽に、何時でも、何処でも、好きな局を聴けるラジオ放送に取って代われるモノではありません。
今後も、各々の特質を生かしつつ、それぞれの更なる発展が予見されます。

2011年9月2日金曜日

昼の最中に聴く「ラジオ深夜便」も一興かな?

「ラジオ深夜便」をライブで聴かなくなってから、朝が早くなりました。
最も、眠れぬ夜のラジオ深夜便とか?聞いたことがありましたが、私は寝付きが良く?まともに番組が聴けたことがありません。

そんな私にビッタンコなラジオ、カセットテープが要らない、いわゆる ICレコーダー内蔵のラジオ(ICZ-R50)です。このラジオに、エアーチェックする放送局の周波数と開始時刻・終了時刻を一度セットするだけで、毎日一年365日忘れること無く留守録してくれます。

私の場合、毎晩長丁場のラジオ深夜便のうち、午前二時から四時までの二時間録音で、この時間帯はFMでも放送されています。

MP3形式で128kbps/44.1kHzでのステレオ録音だと、内蔵メモリーで約一ヶ月分の留守録が出来て手間も要らず便利です。

深夜に録り貯めたラジオ深夜便を、手空きになった昼間にプレイバックすれば、聴き漏らす事もありません。
しかも、早送りや早戻しが瞬時に出来るので、聴きたいところだけ選んで聴けて時間もセーブ出来ます。

また、このラジオをUSBケーブルでパソコンに繋ぐと、録音した音楽ファイルをドラッグ&ドロップでパソコンのハードディスクにコピー出来ます。

そして、この音楽ファイルをダブルクリックするだけで、iTunes が立ち上がり、直ぐに再生を始めます。録り貯めた音楽ファイルを iTunes の管理下に置けば、アーチスト名やアルバム名、ジャンルなどを書き換えられます。
ラジオで聴くよりMac/Pcで聴く方が効率的で、使い勝手は良いと思います。
深夜番組を日中に聴くなんて、イレギュラーかも知れませんが、私のライフスタイルには、ビッタリ合っているとつくづく思います。

2011年7月5日火曜日

"3.11" 以降、秋葉原では「ラジオ」が品薄で・・・

あの "3.11" 以降、秋葉原の大型家電店では、ラジオ売場は多くのモデルが在庫切れで展示品のみ、三ヶ月も経った現在でも、「入荷未定」のポップが、繰り返し貼られます。

ソニー ICR-P15
そんな事態に、今まで見掛けなかった東南アジア製の安モノが出回っていますが、日本製に拘る人が多いのか?店員の話では売れ行きは芳しく無いとか・・・とにかく、「ラジオ」は、品薄状態が長引いています。

既に情報過多と言われるほど、日々いろいろなメディアからの恩恵を受けていて、古典的?なメディアである「ラジオ」が、これほど存在感を顕著にした事は、少々驚きでもあります。

普段は、ごく当たり前の様に、その恩恵を享受しているデジタルネットワークですが、いったん壊滅状態になれば、人は為す術のない事を改めて実感したのだと思います。

そんな時に情報を得る手段として、一番簡便でコストの負担も少ないのが「ラジオ」です。非常時に電池さえ確保出来れば、ネットに頼らず、いつでも何処でも誰でもラジオ放送の聴取が出来て、多くの人々が客観的な情報を共有し、それぞれの日々の生活の一助に出来ます。

いま「ラジオ」のラインナップを揃えているのは、"Panasonic"と"SONY" だけで、多くの家電メーカーはこのジャンルから撤退しています。

売れ筋の多くが、名刺大のポケットにスッポリ入るモノで、アナログチューニングであれば一千円から三千円、多くはPLLシンセサイザー方式のデジタルチューニングで五千円から一万円ほどで入手できます。

テレビではアナログ放送が間もなく終了しますが、「ラジオ」は、まだまだ大衆が頼りにするメディアとして存在し続けると思われます。

2011年3月22日火曜日

"携帯" が充電出来るラジオ、"iPhone" は残念ながら無理、

今回の大震災で、俄然?注目を浴びたのが、ソニーのラジオ "ICF-B02" です。

当のソニーが被災地へ向けて寄付した三万台?のラジオがこのモデルの様です。

その為か現在、市場在庫は希薄で、まずお目に掛かれません。私が購入したのは一昨年の秋のことで、色々のラジオをついつい買ってしまうラジオマニア?として座右に置いていました。どんなラジオかと言えば、単なる "FM/AMラジオ" ですが、手回しの発電機が内蔵されています。

非常時用をコンセプトにした企画製品で、乾電池での動作はもちろんフロント面にあるハンドルを引き起こし、これを手回しすることで発電し内蔵充電池にチャージが可能です。

しかも、スポットライト、ソフトライトの2種類のLEDライトを装備し、暗いところでの捜し物などにも重宝しています。

また、NTTドコモ、au、ソフトバンクの携帯電話に対応した接続アダプターが付属していて、それぞれの携帯に充電が出来ます。

充電する為に、ハンドルを引き起こし回す訳ですが、仕様によると、一分間に120回転させると約一時間ほどラジオが受信可能になります。
実際にやってみると、今の自分には90回転がやっとで、120回転はかなり辛いものがあり、コンスタントに三分間などはリズムも崩れ途中でギブアップしました。

もっとも、回転数に比例して受信時間も延びるようで、途中で必要最小限の充電をすれば、特に実使用には支障ないと思いました。

停電に備え "iPhone" や "iPod" を充電したいと思い、付属の携帯電話の接続アダプターに挿して使う "ドッグコネクタ変換アダプター" なるモノを電気店で探すと有りました。

早速、コレを試してみたところ、"iPhone" では「充電機能はこのアクセサリではサポートされていません」と出て、充電は出来ませんでした。因みに "iPod nano" では何とか充電出来ました。恐らく、"iPhone" では、充電パワーが足りないようです。

私の買った、この "ドッグコネクタ変換アダプター" には、適用モデルとして "iPhone 4/3GS/3G" それに "iPod" と明示されていましたが、ソニーのラジオ "ICF-B02" の発電量では "iPhone 4/3GS/3G" を充電するには足りないようです。

しかし、元々が、携帯の充電器の使い回しで "iPhone 4/3GS/3G" などを充電する目的で製品化されているようですから、この "ICF-B02" での充電自体が想定外のようです。

結局、"iPhone" の充電は出来ませんでしたが、停電の時には、本領を発揮するラジオとして一台は有って良い様に思います。

2010年10月4日月曜日

AFN を聴くにも重宝していますが

またまたラジオを買ってしまいました。ソニーの SRF-M807 いわゆる名刺サイズラジオ、通勤者必携?と言われるモノより大きめですが、座右に置いて聴くのに重宝しそうです。

ソニー SRF-M807
FM15局、AM10局、合計25局のプリセットが可能なスピーカー内蔵のシンセチューニングのラジオで、他の名刺サイズラジオより筐体に厚みがあり、スピーカーも大きめで聴き易いことは確かです。

先日、同じメーカーの名刺サイズラジオを買いましたが、これは純然たるアナログチューニングで、ツマミが固くて選局にはとても難があります。

それで、今はダイヤルを NHK に合わせっぱなしで、ラジオ深夜便の聴取専用になっていますが、約二時間のスリープタイマーが付いているので寝てしまっても心配がありません。

しかし、昼間はニューズや天気予報を聴いたり、時刻合わせをしたりで、座右にもう一つ欲しくなり、シンセチューニング式で一番安いモノを買いました。単四電池二本を含めても90g ほどでステレオイヤホンも使えて便利です。

NHKや民放局もさることながら、
今は AFN と名称が変わっていますが、 FEN時代からのリスナーです。アメリカのヒット曲が一番先に聴けることでファンも少なからず居るようですが、私も相変わらず、810 にダイヤルを合わせて聴くとは無しに聴いています。

ネット経由でもラジオが聴ける時代ですが、インフラに頼らず、いつでも何処でも容易に聴けるラジオの存在は、まだまだ当分は安泰のようです。

2010年9月7日火曜日

ラジオ深夜便、オートパワーオフ付きラジオが必須?

ラジオは、これまでに何台買ったか?覚えていないが、その時々の用途に応じて選んでいた様に思います。短波放送が聴けるモノだったり、もの凄く小さいのを選んだり、ステレオが聴けるモノだったりと、高がラジオだけれど種類も様々でした。

最近は、首都圏と関西圏でテストが始まった、ラジオ放送をインターネットで同時にサイマル配信するサービス、IPサイマルラジオ(Internet Protocol simulcast radio)もあり、ラジオが無くても放送が聴けてしまう時代も直ぐそこの感があります。

そんな時代に逆行する訳ではありませんが、つい最近になって「ラジオ深夜便」受信の為だけのラジオを探していました。

耳元で聴ければ良いので、シンプルなモノほど良いと思い、あれこれとネットで見て回りました。小さく、軽く、操作が簡単で、スピーカがあればイヤホンは不要、ステレオでなくてもOK・・・こんな条件です。

東南アジア製は別として、国産では家電二社による寡占状態で、選択肢はそれほど多くありません。結局、S社のモノにしました。総重量は70gほど、内蔵の単四電池(2本)が25gほどあるので如何に軽く小さいかが分かります。

最近のラジオの殆どがデジタル式のプリセットチューニングですが、安い価格帯のモノは昔ながらのアナログチューニングでダイヤルを回す方式です。

選局に少々手間取りますが、一度 NHK に合わせたらズッ〜とそのままなので難はありません。

これより安いラジオも無い訳ではありませんが、オートパワーオフ付きが必須でした。何の事はない、聴きながら大抵の場合は、最後まで聴く事もなく寝てしまうので、最長二時間で電源が切れる機能は便利です。

これのお陰で「ラジオ深夜便」も毎晩が「夢幻飛行」の如く安らかになることでしょう。

2010年5月11日火曜日

iPhone でAM/FM放送が聴けるIPサイマルラジオ "radiko.jp"

関東と関西地区のAM/FM/SWのラジオ放送をインターネットでほぼ同時配信する "IPサイマルラジオ" の試験配信サイト "radiko.jp" の公式 iPhoneアプリが遂に出ました。

それ以前は、同種のアプリ "ラジ朗"と"iRadiko" が全国どこからでも利用可能でしたが、突然、配信側のセキュリティ強化により利用不能になっていました。



"IPサイマルラジオ" は、電波で放送されているコンテンツ(番組)をそのままネット経由で同時配信しています。

しかし、放送局として、電波法で各局の放送エリアが定められている為、そのエリア内でのコンテンツの配信と言う足枷があります。ですから、放送エリアに準じた地域への配信が前提になっていて、その他のエリアでは利用が出来ない訳です。

余談ですが、配信エリアの判定は、iPhone が取得したGPSの位置情報を調べているようで、IPod touch では、エリア内に居ても利用できません。

配信エリアは在京7局が東京、神奈川、千葉、埼玉、在阪6局は大阪、京都、兵庫、奈良となっています。今回の試験配信は、
在京民放ラジオの、
TBSラジオ/文化放送/ニッポン放送/ラジオNIKKEI/InterFM/TOKYO FM/J-WAVE、
在阪民放ラジオの
朝日放送/毎日放送/ラジオ大阪/FM COCOLO/FM802/FM OSAKA
の地上波ラジオ放送をCMも含め、そのまま同時に配信されています。

公式アプリ "radiko.jp" は、"iPhone" に特化したアプリとして仕上がっていて、"iPhone" ならではの GUI は、とても使い勝手が良いです。

音質も良く、選局は局名部分を右や左にフリックするだけ。番組表や番組情報はもちろん、放送されている楽曲情報などのトピックスも表示。お気に入りの曲などをメモしておくことも可能です。

しかも、バックグラウンド再生が可能で、ラジオを聴きながら他のアプリを利用することも出来るなど、ネット社会に至り、ラジオの聴き方も大きく変わっていく様にも思えます。

バージョン 1.1.0 の新機能
● iPod Touch/iPad Wi-Fiモデルに対応。
● オフタイマー機能を追加。
  15分、30分、60分、90分で自動的に音声を停止。
● バッファ時間変更機能を追加。
  回線が途切れがちな地下鉄などでも音声が途切れにくくなる。
● 起動時のGPS判定の安定性を改善。
● 起動時のGPS判定の速度を1.0.1よりさらに向上。

2010年3月24日水曜日

宇田川清江、ラジオ深夜便を二十年掛けて卒業

いつも行く近所のコンビニの週刊誌など雑誌を並べてある書架の一冊に目が行った。

ラジオ深夜便読本
宇田川清江特集
ありがとう!深夜便20年

宇田川清江って、日曜日の深夜、枕元のラジオから、そっと語りかけてくるあの声の持ち主。一説には二百万人のリスナーが居ると言われるNHKの深夜番組 "ラジオ深夜便" のアンカーだ。
巻末から引用すると、1935年(昭和10年)東京生まれ。1957年にNHK入局。立体音楽堂、生活の知恵などのキャスターを担当する。1964年退局、フリーとなってTBS、テレビ朝日、FM東京などで活躍。1990年のラジオ深夜便の番組誕生と共にアンカーを務め、今月まで二十年間をこの番組と共に過ごした。

この本では、知られざるラジオ深夜便の舞台裏や、リスナーとの交流が生んだ感動のエピソード、俳人鷹羽狩行さん出演のラジオ歳時記から生まれた俳句を通して番組と共に歩んだ二十年を辿っている。

掲載内容は、
スタジオレポート★生放送6時間の舞台裏
忘れられない人々、忘れられないできごと 宇田川清江
アンカーエッセーセクション
メディアが注目した深夜便
宇田川清江語録で読む深夜便
宇田川清江の四苦八苦 ラジオ歳時記より

A5版168ページの体裁だが、
文字も大きめで、この歳のこの目には優しい。

裏表紙も巻頭のスタジオレポート★生放送6時間の舞台裏の6ページもカラーだが、何故か表紙の彼女だけはモノクロのまま。
もちろんカラーに出来ない訳ではないが、これもフィナーレを迎えようとする彼女なりの美学かも知れない。

あなたは、ラジオ深夜便のアイドルだとか?と、お世辞を言われれば、いいえ、私は深夜便のババドルです、と切り返す、常にリスナーとの交流も大切にしてきた。
今や、ラジオ深夜便は、シニア層を中心に人気も定着、眠れぬ夜の心の友となっている。
これからユックリと番組で聴いたこと、聴けなかったことも含めジックリと宇田川清江をレビューしてみる積もりだ。

最後の出番は三月二十一日だったが、失念していて番組途中から聴き始めた。

午前四時過ぎには、
こころの時代、ハリー・ポッターと歩んだわたしの道
誕生日の花は、バイモ 花言葉は 才能
きょうの一句は、書を置いて 開かずにあり 春炬燵

エンディングが迫って来て、
お別れに私から三好達治の詩を、
春の岬 旅のをはりの鴎どり 浮きつつ遠くなりにけるかも、と

そして、エンディングは、
「今日もおだやかにお過ごしください、
 ごきげんよろしゅう、
 さようなら、
 ごきげんよう」
一瞬の静寂があり、時計の針は限りなく午前五時に近く、ステーションブレークが入る直前、間合いを計っていたかの様に僅か数秒「失礼しました」っと、小声で挨拶したのが最後の言葉だった。

もお、宇田川清江の声は聴けない。
名残惜しいが、これで、また一人、綺麗な日本語を喋るアンカーがラジオ深夜便から卒業して行った。

番組明けのこの日、三月二十二日は、NHKの前身、東京中央放送局(JOAK)が、東京港区芝浦の仮放送所で開局した放送記念日(85周年)でもあり、何か運命めいたものを感じた。
フォーエバー、宇田川清江。

2010年3月15日月曜日

民放ラジオ、ネットで同時配信がスタート

在京、在阪の大手民放ラジオ局13社のラジオ番組を、インターネットで同時に無料で聴ける新サービスが昨晩から首都圏の1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉)と関西の2府2県(大阪、京都、兵庫、奈良)で始まりました。


この13社で "サイマルラジオ協議会" を設立し運営する様です。現時点では試験配信で、それぞれの局のサービスエリアー内での聴取に限定されています。

ブラウザを立ち上げ、"radiko.jp" のホームページ
( http://radiko.jp/ ) へアクセスして、聴きたい放送局を選ぶことになります。

首都圏では、 TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオNIKKEI、Inter FM、TOKYO FM、J-WAVE。関西では、朝日放送、毎日放送、ラジオ大阪、FM COCOLO、FM802、FM OSAKA が聴けるそうです。
なお、NHK は、この "サイマルラジオ協議会" に加入していないようです。

私はマック使いなので、MacBook Pro で試してみました。
ブラウザの Safari を立ち上げて、上記の URL へアクセスし、各放送局へのリンク・バナーをクリックすると、直ぐに、いまオンエアーしている放送が聞こえてきました。

音質はまずまず、そばに置いたソニーのラジオ "ICF-SW7600GR" と聞き比べても遜色なし。ただし、ネット経由ではサイマル放送とはいえタイムラグがあり、試しに聴いた TOKYO FM では、7秒か8秒ほど遅れて聞こえてきました。願わくば、iTunes で聴ければ最高に思いますが・・・

なお、この試験配信は八月末までで、その結果を踏まえ実用化を目指すようです。
余談ですが、USB接続の FM/AMラジオ も一時期人気がありましたが、周囲の環境によっては受信障害もあり、必ずしも良好な受信が期待できませんでした。今回のネット経由でのサイマル放送が本格化すれば、このタイプの FM/AMラジオ は消えていくことになるでは・・・

2010年1月23日土曜日

今月12日に開局した"TOKYO FM"八王子中継局の電波を受信

"TOKYO FM" は、東京タワーから電波を送出していますが、東京西部の難視聴対策とかで、中央道八王子ICの西側の丘陵地に中継所を開局しました。

昨年の夏頃には、既に試験電波が受信されていたと聞きましたが、確認もせず今日に至っていました。たまたま、ソニーのFM/AM/SWラジオ "ICF-SW7600GR" の電池を交換することになりダイヤルを合わせてみました。


しかし、雑音だけで何も聴こえず、窓際へ寄ってロッドアンテナを引き延ばしたところ、雑音混じりでしたが放送が受信できました。

東京タワーからの電波は 80MHzで10kW出力、こちらは 80.5MHz。出力はたったの 10Wと公表されていて、彼我の距離が 40km弱あり、受信状態が余り良くないのも致し方ないと思いました。

FM専用の八木アンテナにして、八王子方向に向ければ、かなりの改善も期待できますが、親局の東京タワーの強電界地区に住む私には、受信障害となる、電波のマルチパス対策の方が長年の懸案事項です。

それとは別ですが、この "TOKYO FM" は、今年の四月で開局四十周年とか?アナウスされていて、そんなに経ったのかと感慨深いものがあります。四十年前と言えば、1970年ですが、当時は"FM東京"と名乗り、それまでのAM放送とは一線を画す、高品位高忠実度のいわゆる HiFiステレオ放送を開始しました。

しかし、この時代を知る人も少なくなって来ていますが、"FM東京"の前に更に十年の FM放送の歴史がありました。

私学の東海大学が FM放送による高等通信教育を実施する計画の元に、実験局として開局した"FM東海"がありました。この"FM東海"が民放化され"FM東京"となったのが1970年のことです。

今にして思い返せば、この"FM東海"の十年無くして、今日の "TOKYO FM" は無かった訳で、現在も筆頭株主は東海大学、二番目は東京タワーを管理運営する日本電波塔(株)となっています。

当初は、NHK FMとの二局体制でしたが、時が経つに連れ、在京の民放FM局は更に二局が放送を開始、それに加え、東京隣接県でも民放FM局が次々と開局し、競争も激化しているようです。

また、電波に寄らないメディアも次々に出現し、"TOKYO FM" も昨年の暮れからWiFi経由で iPhoneでも聴取できるサイマル放送が実験的に始まりました。

ネット経由が全て有利とは言えませんが、それぞれの特徴を生かすことにより、別々の利用形態が存続していくようにも思えます。日本の FM放送も実験放送の開始から半世紀が経ち、変わらない部分と大きく変わらなければならない部分との棲み分けを考える時が来ているように思われます。