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2013年9月25日水曜日

iPhone 5s は、高収益が期待出来る?

ブラウズ途中で、あるサイトに、先日発売された iPhone 5s などの原価が報じられているのに出会った。
過去にも同様の調査をしている組織で、iPhone 5s を分解し、パーツからその価格と組み立て費用を分析したとしている。

これによると、16GBモデルの iPhone 5s の原価は199ドル(約 19,600円)、64GBモデルは218ドル(約 21,500円)とある。

ソフトバンクの販売価格(SBの場合)に占める原価の割合だが、16GBモデルは、約30%、64GBモデルは 約25%とあり、高収益が期待出来る製品であることがわかる。

しかし、
アメリカでは 399ドル(2年契約)の "iPhone 5s/64GB" が、日本では何故に 88,200円となるのか?

今年から、SB, au, docomoの三社による競売になったが、販売価格は高値を維持しつつ、ドコモに至っては、十万円近くの超高値?を付けて平然としている。

辛口で言えば、iPhone ビジネスは、お互いの利益確保の為に高値へ誘導し、三社一体となったキャリヤーによる独占事業とも言えそうだ。

だが、アメリカで 16GBモデルは、199ドル(2年契約)で売られている。調査した組織も、重々承知で発表しているはずで、お膝元のアメリカでは、16GBモデルは原価割れだが、輸出も含めたマスプロ、マスセールスで利益を出しているのかもしれない?

2013年9月24日火曜日

ドコモの iPhone 5s は十万円近くもするって、

先日発表になったドコモの iPhone 5s の販売価格に 「アッと驚く・・・!」 と、ハナ肇ならずとも、大方の人が、ゲバゲバと呟いたかも知れない?先行の SB や au と比べて、3モデルとも端末代金が格段に高いのだ。
iPhone 5s の 16GBモデルでは、SB や au が、68,040円に対して、ドコモは 95、760円。つまり 27,720円も高い。
しかも、ドコモの iPhone 5s は驚くなかれ、16GBモデル、32GBモデル、64GBモデルとも、全て同額の 95、760円である。それ故、端末を一括払いで考えている人は、四の五の言わず、64GBモデルの一択しか無い訳だ。

後発のドコモの iPhone 5s、高がスマホ、然れどスマホだが、十万円近くすることを肝に銘じて契約する必要がある。

端末代金の分割払いの場合は、契約期間の 24カ月以内に機種変更とか、中途解約をすると、「月々サポート」の割引が終了するため、端末代金の残り分を精算しなければならない。
もしかして、来年 iPhone 6 が出て一年で機種変更すると、95,760円の半額近くを精算することになる。

ドコモの iPhone 5s は他社よりかなり高いので、残額の支払いも他社より高く、正に悲劇的とも言える。


しかし、多くは分割払いであり、「月々サポート」により、24カ月間にわたり利用料金から割引し、実質的に端末代金の負担額を減額している。

だが、下図で分かるように、16GBモデルの実質価格はゼロ円であるが、32GBモデルと 64GBモデルは、それぞれ 10,080円、20,160円の負担を強いられる。

本来は、3モデルとも全て同額の 95、760円であり、分割払いの契約で差別されるとは寝耳に水の話しだ。これは 、32GBモデルと 64GBモデルの 「月々サポート」を 3,990円から、それぞれ 3,570円と 3,150円に減額して、実質ゼロ円では無く、端末代金の一部を負担させるドコモの奸計かも?しれない。

iPhone 5s の販売では新参者のドコモは、あの手この手で、魅力のありそうなキャンペーンやオプションプランを用意して集客に努めているが、ベースになる部分もシッカリと確認する必要があるようだ。そして、契約に際しては、他社との比較もしつつ、冷静な目で子細にドコモのプランをジックリとチェックしてみよう。

ドコモは他社より iPhone 5s の端末価格が高いことを承知し、契約期間を満了することで、初めてドコモは良かったと満足できる二年後でありたいものだ。

その後、他社の料金プランとの対比から、
iPhone 5s/5c の一括購入時の機種代金などの割引の見直しが行われた。
その理由について、
価格発表後、一括購入金額が他社よりも割高感のある値付けだったためと説明している。

その見直しだが、iPhone 5s/5c の一括購入時に機種代金を割り引く「プレミア購入プログラム」、ならびに、分割払いの場合も9カ月目以降の機種変更/解約であれば割賦残債の一部をキャッシュバックする「iPhone残債減額プログラム」を導入した。

結果として、一括購入時の機種代金を割り引く(値下げ)と同時に、月々サポートの割引額も下げるため、2年利用時の実質負担額は従来と同じである。
これって、建前として値下げをしたが、本音と言うか?実質では全く変わりが無い、正にギミックだろう。

2013年9月22日日曜日

初めての人は iPhone 5c、スマホユーザーは 5S、 iPhone 5 の人は?

いま話題の iPhone だが、最初は SBの一人天下だったが、昨年 auが参入し、これまで優柔不断な?態度だった docomoが、今年ようやく参入した。料金体系も三者三様と言えるほどでなく横並びだ。

しかし、顧客獲得のため、各社各様のキャンペーンや割引サービスが多種多岐にわたり、どれが己に有利なのか?読み比べるだけでもひと苦労する。

では、どの iPhone を買うのがベストか?
大雑把だが、次のような選択枝から、まず本体を決め、個々のキャリヤーのキャンペーンや割引サービスなどを子細に調べる手もある。

つまり、初めて iPhoneを買う人は iPhone 5c で決まりだ、カラフルで可愛い。

iPhone 4sの人は、迷うこと無く iPhone 5c だが、一気にハイジャンプで iPhone 5s にする手も有り。

これまでスマホを使っていた人なら iPhone 5s がお奨め、パワフルで頼もしい。

既に、iPhone 5のユーザーなら、今回はパスし、iOS7にアップデートして iPhone 6を気長に?待とう。最後に、リッチマンは言わずもがな。

容量は、初めての人やライトユーザーなら 16GBで十分、32GBは次回に検討しよう。アプリをたくさんインストールしたり、写真や動画、音楽を本格的に楽しむなら、32GBとか 64GBを選ぼう。

キャリアは、現在使っているキャリアで良ければそのまま継続すればいい。他の方が魅力なら MNPで移ると、有利な割引サービスを受けられるので状況次第で考えよう。

機種変更の場合に、下取りサービス(SBの場合だと iPhone 5/64GB で 1,000円/月の25ヶ月間割引)があるが、途中解約などをすると、その月までの割引となり、端末も戻って来ない。中古買取に出せば、iPhone 5/64GB の買取価格は、秋葉原では、ほぼ同額の現金で還元されるので、こちらが有利かも?

しかし、そのまま手元に置けば、故障した時でも SIMを差し替えるだけでバックアップ端末になるし、普段は iPod touch 代わりに自宅のWi-Fi環境下で使えて、遙かにパフォーマンスが良いと思う。

今年から三社による競売で、キャンペーンや割引サービスが多岐に渡り、なかなか決めがたい。
それでも、悪習とも?言われる、二年縛りをクリヤーする気持ちがあれば、どれを採っても損得の振れ幅は大きくないと思う。

ただし、契約途中、例えば、一年後 iPhone 6 に買い替えたり、契約変更や契約解除したりすると、大きなハンディを負うことになるので要注意だ。

2013年9月17日火曜日

iPhone 5s はパス、iPhone 5 で十分だ!

毎年恒例だが、今年も夏前からアレコレと噂が絶えなかったアップルによる新製品の発表会も呆気ないほどの淡泊さだった。それもそのはず、MacBook ProやiPad/iPod touchなどのニューモデルの噂もあったが、結局は iPhone以外は何も新製品発表が無く肩透かしを食らった。

発表になった "iPhone 5s"と "iPhone 5c"だが、これまでのリーク情報をお復習いしたような内容で、アッと言わせるようなモノでも無かった。

"iPhone 5"のユーザーとしての自分の結論は 「今回はパス」。
これまで "iPhone 3G"から歴代の iPhoneを取っ替え引っ替え、使い続けた来たが "iPhone 5"ユーザーとして "iPhone 5s"は新製品としての魅力に欠ける。
外観デザインなど、見た目は、現行のモデル "iPhone 5"とほぼ同じだが、カラバリは左のような三タイプになった。

指紋センサー"Touch ID"の搭載でホームボタン周りがほんの少し変わった。内部的には "iOS7"に合わせて 64ビット対応の新チップ "A7"と新たに搭載した "M7"コプロセッサによる高速化、バッテリー駆動時間の改善、カメラのセンサーサイズが少し向上、フラッシュが白とアンバーの2つのLEDになりレンズ周りの配置が少し変わった。

総じて言えることは "iPhone 5"から "iPhone 5s"に機種変更する決め手に欠け、インパクトが感じられない。

"iPhone 5"を使い続けるにあたり、アップルが売りとする「指紋センサー」が無くても、使い勝手に全く影響は無い。当分は iOS6のままでの様子見だが、iOS7へのアップデートも必至だ。多少のパフォーマンスが劣ることになるのも承知だが、現在の延長での使い勝手であれば少々のことには目を瞑り、来年の "iPhone 6" に期待しよう。
 
料金体系も三者三様と言えるほどでなく、横並びと言って良い位だ。
最初の数年は、SBの一人天下だったが、auが参入して競争原理が働くかと思ったが、どっち付かずで期待外れだった。

それが、今年は、優柔不断な? ,docomoがようやく参入して、今回こそはと思ったが、二度目の期待外れで、競争原理もあったものではない。

基本的には、以下の様な料金体系だ。

ただ、これ以外に各社各様のキャンペーンやオプション契約があり、どれが己に有利なのか? 読み比べるのもひと苦労するが、どれも、帯に短したすきに長しだ。

昨年は契約時に、本体代金を一括払いした。
"iPhone 5/64GB"は 72,000円だったが、"iPhone 5s/64GB"は 88,200円と値上げになった。
値上げは、急激な円安に起因しているとも言えるが、アメリカでは据置の 399ドル(2年契約)の "iPhone 5s/64GB"が、日本では何故に 88,200円となるのか?
高くした分を原資に、月々割で、実質 O円などとするのは、偽善的な行為そのものだ。

日本では、SIMフリーモデルが無いので、
"iPhone"が欲しければ、三社のいずれかと契約するしか無い訳で、憤懣やる方がない。