つい最近、新発売になったソニーのハイレゾ対応CDコンポだが、人には聴こえない高い周波数の信号が大音量で流れたり、スピーカーのツイータ部が高温になって破損するといった不具合があることが分かった。もちろん、メーカーのリコールの対象となるはずだが、ユーザーの自覚症状が、いまいちハッキリせず厄介だ。
つまり、人間の場合は、最高20キロヘルツの高音を聞き分けるのが限界だが、問題は、それより高い周波数、いわゆる、ハイレゾ領域のようだ。
因みに、犬の場合は40キロヘルツ、猫の場合は80キロヘルツという超音波の領域まで聞き分けられる。
人間には聞こえない音でも、犬や猫には飛び上がらんばかりの大音響がスピーカーから発せられる訳だ。
最近は「ハイレゾ」を売りにするオーディオ機器が多く出回っているが、多くの人が聴けない帯域まで再生していて、正にオーバースペックではないのか?
しかし、そんな高い周波数領域まで聴き分けられる超人が世の中に居ない訳では無いが、この歳の自分など、恐らく10キロヘルツ位が上限で、どんなオーディオ機器でも素晴らしい音に聴ける幸せ者だ。
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