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2010年6月29日火曜日

iPhone 4、列ばずして予約を

六月十五日午後五時からの予約開始には出遅れ、しかも、
開始から数時間を経ずして(想定外の予約数を捌ききれず)ソフトバンクのサーバーがダウンするというオマケまで付いた、今年の新 iPhone 4 のデビューでした。

予約し損ねたファンも含め、発売日には、またまた長蛇の列が出来るほどの過熱ぶり。しかし、自分としては手も足も出ず、ただただ眺めているだけの不甲斐なさでした。

それでも、欲しいモノは欲しい訳で、何とかならないかと思案のあげく、知人が勤める会社の系列で携帯ショップも傘下にしている会社があり、社内ルートで口をきいて貰いました。

あまり、この様な手を使いたくなかったですが、
社員の福利厚生に関わる事案?という名目で対処して貰ったようで、直ぐに返事があり、予約に必要な事項をメールするようにとの指示で、即返信しました。

他の携帯ショップより早く入手出来るとは限らないし、何らの特典も無いが、予約の申し込みだけは確実に出来るとの返事でした。

この時期に長時間にわたって列ぶことなく、自宅に居ながらにして、メールだけで予約が出来たようですが、現物を手にするまでは半信半疑の日々を過ごすことになりそうです。

2010年6月17日木曜日

iPhone 4、月月割を無駄にしないで?

iPhone 4を入手するにあたって、新規契約するか、機種変更するか迷うところです。自分としては、二台も持つ必要が無く、できれば、機種変更で済ます積もりでいます。

しかし、現状では新規契約優先?の予約のようで、想定外の人気に早々と受け付け停止となっています。
また、iPhone 4の SIMカードは "マイクロSIM" と呼ばれる小型タイプで、従来の iPhone 3Gや iPhone 3GSに挿していた SIMカードと互換が無いようです。

昨年は iPhone 3Gから iPhone 3GSに買い換えるに当たって、直ぐに iPhone 3GSに機種変更をするのではなく、まず iPhone 3GSを新規に購入。電話番号は従来のものを使いたいので、iPhone 3Gの SIMと iPhone 3GSの SIMを差し替ええると言った買い方がありました。

しかし、 iPhone 4では、SIMカードの規格が異なり、これが出来ません。
従って、機種変更ではなく新規に iPhone 4を買い増す場合には、電話番号やメールアドレスは新規のモノになります。そして、古い方の iPhoneはそのまま最低料金で維持することになります。

一方、iPhone 4への機種変更ならば、そういった問題はなく、電話番号やメールアドレスもそのまま継続して使えます。

しかし、古い方の iPhoneの "月月割" が適用されなくなってしまいます。
昨年、iPhone 3GSを発売日に買った人は、この六月に於いて、一年分以上 (iPhone 3Gでは少なくとも四ヶ月分)も "月月割" が残っていて、機種変更により、その分は放棄することになります。なお、蛇足ながら "月月割" は、毎月 -1,920円だったと思いますが・・・

契約に際して注意することは、
機種変更は元の iPhoneを六ヶ月以上使用していること
機種変更には機種変更手数料がかからないが、新規契約には 2,835円(税込み)かかる

また、古い方の iPhoneの解約の時期も微妙です。
「iPhone for Everydayキャンペーン」や「ホワイトプラン」のような二年縛りの終わる月でも、古い方の iPhoneの割賦代金が残っている場合、そこで解約して古い方の iPhone割賦代金の残りを一括で支払うか、キャンペーンが自動更新されて古い方の iPhoneの代金 (および "月月割")が完済するまで待って、キャンペーンの違約金を払って解約するのと、どちらの方が得なのか?も考える必要があります。

ソフトバンクの二年縛りの契約では、
最初の二ヶ月は割賦代金の支払いが無く、三ヶ月目から二十六ヶ月目で完済になります。
これが、ソフトバンクの巧妙な策略で、契約時には、最初の割賦金は三ヶ月目からと言われて、何となく得した?と錯覚させ、実体は、二年縛りと言いつつ、二年二ヶ月も拘束する仕組みです。
解約のタイミングをよくよく考えないと、高額な解約手数料が発生することになります。

私の場合、この六月時点では、
iPhone 3Gを買ってから二十二ヶ月目(十四ヶ月目で解約)、iPhone 3GSからだと七ヶ月目の状態で、割賦による代金の残支払いは、iPhone 3Gは、四ヶ月分 (iPhone 3GSへの機種変更で "月月割" の残十ヶ月分は放棄)と iPhone 3GSは、契約時に一括支払いだったため "月月割" だけが十九ヶ月分も残っています。
ですから、iPhone 4へ機種変更すると、この "月月割" を放棄することになり、実質的には、放棄した "月月割" の合計分だけ本体端末を高く買わされることになります。
自分の場合、今はとても iPhone 4を手にするようなタイミングでは無いと思いますが、今の時代、散在をしても、やはり人並みに iPhone 4は必要かも・・・

2010年6月16日水曜日

ソフトバンクのiPhone 4 予約サーバーがダウン?

六月十五日午後五時から iPhone 4 の予約が始まると聞いていました。
それで、iPad の時の様子から、高をくくっていて、五時過ぎに出掛けました。

多少の列はやむを得ないと思いつつ、秋葉原のソフマップへ向かいました。秋葉原中央通りを歩き、店に近づきながら店先の様子が気になって居ましたが、列など無いことが遠目にも分かりました。

少々不安に思いつつ店内に入ると、iPhone 4 目当ての客は誰もいないようで、奥にいた顔馴染みの店員に聞いてみました。
彼は頭に手をやりつつ、申し訳なさそうな素振りで、ソフトバンクのサーバーがダウンして予約作業が出来ず、その時点で予約の受付を中止し、お引き取り願ったと言われました。明日以降の再開もあり得るようなニュアンスでしたが、遅れて来た客への方便かも?

彼の話では、五時前には既に手持ちの割り当て数を超えるような列が出来てしまい、整理券を渡したそうです。今日こそはっと意気込んで出掛けただけに、出鼻を挫かれた思いで、正に意気消沈しています。

2010年6月15日火曜日

ソニーが、ブラウン管式テレビの使用中止を呼びかけ

アチコチとブラウズしている途中で、ソニーが自社の1968年から90年末までに製造・販売したブラウン管テレビが、長期使用によって内部部品が劣化して発火する恐れがあるとして、使用の中止を呼びかける、告知のページに行き着きました。

今月十日の発表でしたが、対象となるのは、337機種のブラウン管カラーテレビ。国内の出荷台数は1328万台に上るとか。

ソニーでは発売から既に二十年が経過していることから、残存台数は1万3000台と推定しているようです。対象機種については、これまでに国内や海外からも発火発煙の事例が確認されているようです。


我が家も多い時は五台のトリニトロン・ブラウン管テレビがありましたが、その後、少し間を置きながらも薄型液晶テレビへ買い換えました。

最後の一台は、そのままで、時々スイッチを入れる程度、来年の七月過ぎから受像も出来なくなるし、その時には廃棄処分も考えていました。
念のためと思い、対象機種一覧を確認したところ、手元に控えた型番が一致していてヤレヤレと言った思いです。

それでも、直ぐにソニーの専用相談窓口へ電話したところ、ブラウン管式テレビについては、サービスパーツも殆ど無い状態で、今回の告知にある発火に起因する回路の保守部品も無く、事前の補修は出来ないと言われました。更に、いま問題なくても、今後の使用は止めて欲しいとも言われました。

希望すれば、ソニー自身が製品回収するとのこと、たぶん、無償引き取りだと思いますが、後日、再確認の連絡が来ることになりました。
対象機種一覧を見る限り、恐らく、全てのトリニトロン・ブラウン管式テレビが対象で、ソニーとしては、この際、いま現在は問題ないと思われる製品も含め、一気に全品回収を意図しているようにも思われます。



コメント(アーカイブ)

買い換えの需要を考えての作戦なのか、単にソニータイマーのセットを間違えたのか、どちらでしょうかね(笑)
Posted by  NG at 2010.6.16 20:07:27
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2010年6月13日日曜日

30年ほど前のTRIOのFM/AMチューナーとアンプがやっと

押入の奥の整理をしていて、奥の方で前々から取り出せないでいたトリオのFM/AMチューナーとアンプにやっとアクセスできました。
今はどのメーカも小型のいわゆるミニコンポが主流で、ひと昔前のオールインワンタイプのラジカセを少しグレードアップしたようなモノが多く高級感など全くありません。

しかし、1970年代後半から1980年代半ばまでは、こういったコンポーネント形式のオーディオシステムの全盛時代。自分の好みや予算それに設置場所などを考えながら、FMチューナーは TRIO、アンプは SANSUI、スピーカは PIONNER などとシステムを考えるだけでも夢のあった時代でした。

メーカもヒトツヒトツに思いを込めて、独自の個性的な製品を多種多岐にラインナップする、正に物作りに夢さえあったバブル期でした。
そんな時代に、買ったのが、今回やっと日の目を見たトリオのFMチューナー KT-4700G(上)とアンプ KA-4500G(下)です。


いずれも、フロントパネルは通常より50mm長い480mm幅で、左右に取っ手が付いたオーディオコンポーネントとしては珍しい、ラックマウント仕様のモノです。

アンプは40W+40Wのスタンダードな仕様ですが、FM/AMチューナーは、当時としては珍しいオートチューニングで、スイッチを押すとダイヤル指針が右に左に小気味よくスライドし、いまトライしてもなかなか面白いメカです。

しかし、今の時代は、PLLによるプリセットチューニングが当たり前ですが、この当時はチューニング機構をモーターで制御して選局する、言ってみれば非常に原始的なやり方、正同調時にピタリとモーターを止めるのに苦労したと思われます。
それ故、FMチューナーの特徴である大きなチューニングノブが無いので、何となくチューナー然としないところが好き嫌いの分かれ目になったようです。



いつ頃の製品だったか?当時のカタログで調べてみると
1979年当時のカタログに 新製品 として掲載されていました。
今はただただ懐かしく見入るだけですが、一応動作はするようです。

トリオのオーディオ総合カタログ(1979年)から抜粋



2010年6月12日土曜日

秋葉原の歩行者天国の再開は、参院選の後からなのか?

2008年6月のあの忌まわしい事件から二年が過ぎた。
事件後の六月中旬から休止している秋葉原の歩行者天国について、先頃、地元町会や千代田区、万世橋警察署、秋葉原電気街、商店街の関係者らによる街づくりの検討会が 再開 の結論を出したと報じられています。

しかし、七月の再開を想定していたが、参院選の日程次第で、日程がずれ込む可能性もあるとか・・・

以前は、日祝日の正午から午後六時まで、JR秋葉原駅近くを南北に延びる中央通りの須田町交差点から外神田五丁目交差点の1km弱の区間で実施されています。

これを再開前と同じ時間帯や範囲で行うのか、それとも段階的に広げるのか?今後の検討課題のようです。

これまでに、秋葉原電気街振興会が現場となった中央通り沿いの約600mの間に防犯カメラを設置したほか、地元町会と電気街、商店街が月1~2回週末に中央通りやその周辺の通りなどのパトロールしているとされるが、これだけで再開への理由付けが出来たとするのは些か懐疑的です。

今でも、中央通りにはパトカーが数台常駐し、制服警官もアチコチに立っていて、挙動不審の人物や迷○服風の男が職質されているのもしばしば目撃され、防犯カメラの設置以外に目に見えるような安全・安心の環境が整ったとの実感は全くありません。

ただただ、不景気で集客力の弱くなっているアキバの電気街・商店街の思惑だけが先行する、ホコ天再開の様な気がしなくもありません。
事件以降、二年も中断していても、特に支障もなく、また、ホコ天の再開で、以前のように特定の輩が道路を占拠し、親子連れが安心して自由に往来できなくなることも懸念されます。
秋葉原の歩行者天国の再開は時期尚早ではないのか?と、個人的には危惧するところです。

2010年6月11日金曜日

似て非なるモノ、SE/30とColor Classic

左が Macintosh Color Classic、右が Macintosh SE/30。いずれも我がお宝(ガラクタ)コレクションですが、増え続ける退役マックに保管スペースも無くなり、これらは近々リサイクル処分になります。

この二台、どちらもブラウン管一体型ですが、似て非なるモノです。

SE/30 は、1989年1月に登場、初代マックの伝統を色濃く引き継いだ 9インチモノクロモニター内蔵の一体型です。

漢字talk6がインストールされ、CPUはモトローラの 32bit, 68030(16MHz)、メモリーはオンボードは無く、最大で32MB(4MB x 8)で、HDDや FDDの有無などの組み合わせで 35万円から 50万円位していました。

因みに、同じ年の11月、NECの初代ノートパソコン PC-9801N(CPUは 8bit/V30/10MHz)が 24万8千円で発売されました。この当時、640kBで四苦八苦していた PC-98にはスペック的には完全に水を開けていて、そこそこのタスクは問題なく処理できていました。

この SE/30から Classic → Classic II を経て Color Classic へ代替わりしました。

SE/30から四年後(1993年)に登場したこの Color Classic は、10インチカラーモニター内蔵の一体型で "カラクラ" の愛称でも呼ばれたモデルです。

価格は、23万8千円、 SE/30のことを思えば破格の安さ?と思いました。

しかし、Classicとは言っても、Classicの血を受け継がず、中身は LC II と同様、内部の構造も従来の Classicシリーズとは全く異なっていました。

伝統ある Classicの外観を大幅に変更した理由は、大型化したカラーモニターを傾斜角度をそのままに内蔵する為、本体下部に足を設けて本体そのものを傾けています。

漢字talk7がインストールされた Color Classicは、従来からの Classicユーザーを満足させる製品と言うよりは、初心者向けのエントリーモデルとして商品化されたように思います。

CPUは、SE/30と同じモトローラの 68030(16MHz)、メモリーはオンボードに 4MB、最大で 10MB(4MB x 2)で、HDD(80MB)、FDD(1基)を標準装備していました。

後で、4MBのメモリーを 2枚追加しても、オンボードの 4MBとの合計で 10MB分しか管理しないと言う貧弱さ?で、メモリーを食うアプリを複数立ち上げることは出来ませんでした。

ただ、1993年の頃はまだまだ PC-98の 16色カラーに飼い慣らされていた頃?で、Color Classicの 256色の鮮やかさには、正にカルチャーショック、ただただ目を見張るばかりでした。なかでも一緒に買ったお絵かきソフト Kid Pixのカラフルな画面はコドモならずとも暫し遊べました。

しかし、所詮はエントリーモデルでしたので、処理スピードの鈍さ、メモリー不足、拡張性に乏しく、直ぐにお飾り的な存在になりました。

どちらも、ふた昔も前のモデルで、管理の手間ヒマを考えると、そろそろリサイクル処分が適当と考えるようになりました。実体が無くなっても、その名はマッキントッシュの歴史の中で、後世まで語り継がれるものと思います。

2010年6月10日木曜日

百万円を積んでも買えなかったマックでしたが、

私が MS-DOSからマッキントッシュへ転向する切っ掛けを作ったのが Macintosh IIfx でした。

このマックだけは、思い入れも深かったのですが、増え続ける退役マックで、我がウサギ小屋がますます手狭になり、遂にリサイクル処分することにしました。

今から二十年も前のこと。
MS-DOSが、640kBの呪縛から何とか逃れようと EMSとか XMSなどで試行錯誤していた時代、1990年3月、世界最速のスペックながら、何故かヒッソリとデビューしたこの Macintosh IIfx 。

FDDモデルの他に 80MBと160MBのハードディスクモデルもあり、それぞれ、約146万円、約168万円、約180万円もしました。


今で言うBTOで、筐体の内部にはロジックボード(Winではマザーボード)とパワーサプライだけがあって、後はユーザーのお好みで、グラフィックボードやFDD、メモリーカード、HDDなどがチョイス出来ました。

同じ年の秋に発売になった NECのノートパソコン PC-9801NS の市場価格はたしか 25万円くらい、今の売れ筋の MacBook Proは約 17万円ほどで、価格だけで比べても桁外れのパソコン、いやマックでした。

恐らく、量産型の歴代のマックで、こんな、べらぼ〜な価格は、後にも先にもこの Macintosh IIfx だけ、今後も無いと思います。

CPUにモトローラの32ビット 68030を採用し、バスクロックは 40MHz、キャッシュを標準で装備。このモデルだけの 64ピンSIMM(多くが 1MB x 8を実装)と SCSI DMAによる高速 SCSI。更にマウスを繋ぐ ADBや FDDの読み書きとシリアルポートのコントロールに専用プロセッサーを二個搭載していました。その他、このモデル独自の NuBusも 6基を備えるなど、異色最強のマックと言えました。
しかし、当時は、これら非凡なスペックを生かせる環境が整わず、異色最強のマックとして晴れやかな舞台も用意されず忘れ去られて行きました。

唯一、この Macintosh IIfx が活躍した場が、出版社の編集部と印刷業にあっては DTPの現場でした。

Mac OS的には、漢字Talk6の時代で、Photoshopや Illustrator、QuarkXpressなどを扱う現場では、その非凡なパワーを遺憾なく発揮し信頼を得ました。しかし、漢字Talk7がプリインストールされた PowerMacの登場で、引退を余儀なくされ、短命に終わった可愛そうなビッグマックでもありました。

何しろ筐体が大きく、タワー型でも十分通用するサイズ。
横置きのデスクトップスタイルで、幅が約 50cm奥行きが 40cmほどあって、置き場所にも困りました。

この際、相棒のアップル純正13in.高解像度カラーモニターも道連れですが、百万円を積んでも買えなかったマックも 3,150円の処分手数料でリサイクルへ回されます。

2010年6月8日火曜日

Macintosh Classic SE/30とColor Classicのコラボだが、

右が Macintosh SE/30、左が Macintosh Color Classic のツーショット。いずれも、ブラウン管一体型だが、似て非なるモノです。


SE/30 は、1989年に登場、初代Macの伝統を色濃く引き継いだ 9インチモノクロモニター内蔵の一体型。もう一方の Color Classic は、その四年後に登場した10インチカラーモニター内蔵の一体型で "カラクラ" の愛称でも呼ばれたエントリーモデルです。
これらも Macintosh IIfx と同様、リサイクル処分になるマックです。

Safari 5 に早速アップデートしてみましたが、

深夜からの iPhone 4 の騒ぎも、一時ながら収まった感がありますが、当初、色々と憶測された新製品は登場せず、正に iPhone 4 だけにフォーカスされた WWDCだった様に思われます。

そんな、大騒ぎの陰でヒッソリ?と Safari 5 がリリースされていました。
Mac OS X Leopard 10.5.8以降、または Mac OS X Snow Leopard 10.6.2以降が必要とあり、取りあえず、Mac OS X Leopard 10.5.8がブートする MacBook Proにインストールしてみました。

Safari 4 の時のような、派手なオープニングイベントもなく、スンナリと静かに立ち上がりました。


トップページを Top Sites に設定してある為、直ぐにその画面がデスクトップに現れましたが、以前と変わったところは、中央上部に、"Top Sites"と"履歴" のアイコンが付いたことでした。要は、ワンクリックで "Top Sites"と"履歴" の画面を行き来することが出来る様です。

アップルの発表では、Safari 5はウェブ上の記事を集中して読むのに最適な新機能の Safariリーダー、Safari 4に対して 30%のパフォーマンス向上、検索フィールドから利用できる検索サービスを Google、Yahoo!、Bingから選択できるなど数々の特長を備えます。

Safari 5は Macと Windowsの両バージョンが提供され、改良された開発ツールを内蔵すると共に多数の HTML5テクノロジーをサポートし、ウェブデベロッパがリッチで動的なウェブサイトを開発するのを支援します。

Safari 5により、デベロッパは安全な Safari Extensionを開発し、ブラウジング体験をカスタマイズしたり向上させたりできます・・・
などなど、沢山の改善点があるようですが、今のところ、バージョンアップした事への実感はありません。

2010年6月7日月曜日

十五年前の PC-98を、やっとリサイクル処分に

今さらの感はあるが、Windows95 が今でも快適?に動く NECの PC-9821Xa7C8 に引導を渡す時が来ました。相棒の17インチマルチディスプレイ PC-KM173 も道連れです。

買ったのは、今からちょうど十五年前のこと、NECの PC-98としては Windows3.1 がプリインストールされた最終モデルでした。時は1995年、秋に発表が予定されていた Windows95 への無償アップグレードが約束されていました。


クロックは 75MHz、RAMは 4MB x 2、850MBの HDDが搭載されていて、この当時として標準的なスペックでした。相方の 17インチマルチディスプレイ PC-KM173 の第一印象は、バカでかく、しかも 21kgもあることでした。しかし、その重量級のカラーモニターは、ダテではなく、スペックも充実していました。

MultiSyncと称していたように、
表示解像度は、きめ細かく対応していて、
PC-98シリーズでは、640 x 400 から 1280 x 1024、
IBM PC/AT互換機では、640 x 340 から 1280 x 1024、
マックでは、640 x 480 から 1024 x 768まで、
当時の多くの PC/Macに問題なく接続できました。

この時は、純正同士のコンビですから、快適に使えて当時としては申し分ない様なモニターでした。
しかし、それから間もなくインターネットなんて事も見聞きするようになり、少しはグレードアップも必須と考えるようになりました。

当時、多くの PC-98は Ethernetには未対応だった為、まずこれから掛かりました。
このモデルでは、PCIバスが三つ、NEC独自仕様の Cバスが三つ使える様になっていました。
それで、Cバス用の Ethernetカードを買ってきて組み込むことにしました。しかし、これを認識させる為には、MS-DOSのコマンドを用いることが必須になっていて、一時はお手上げ状態でした。
それでも、IRQなんて分からないながら、試行錯誤して何とか使える様にしました。これで、ルータ経由でのインターネット環境が出来ました。

しかし、Windows95 へアップグレードした時からメモリー不足に悩まされ、RAMは 4MB x 2 から 16MB x 4 に増設しました。ついでに、セカンドキャッシュも 256kBのメモリーを増設しました。
そのうち、内蔵850MBの HDDでは足りなくなり、外付けの 2GBの HDDと128/230MBに対応した MOドライブを追加することになり、PCIバス用の SCSIカードも同時に購入。こちらはプラグ&プレイ機能によりスンナリと使える様になり、Cバスの時の煩雑さがウソのようでした。

ソフトウェアも、最初の頃は、一太郎と Lotus123で十分でしたが、直ぐに MS-Officeもインストールすることになり、WORDと EXCELも使い始めました。しかし、翌年の春には、パッタリとこの NECの PC-98を使うことが無くなってしまいました。

今になって考えると、とても高い買い物だったNEC製品でしたが、十分に使いこなす事も無く、時折、思い出したようにスイッチを入れたこともありましたが、今日まで殆ど休眠状態でした。
N-BASICから MS-DOS2.1→ MS-DOS3.3→ Windows3.1→ Windows95まで約十年間もお世話になった DOSでしたが、Windows95 が最後になってしまいました。

九十年代初めから付き合いが始まった Macintoshですが、暫くは DOSとのバイリンガル状態でした。しかし、Adobeの Photoshopや Illustratorのようなアプリを扱うには、あまりにも Windows95 は非力でした。
管理の煩雑さや投資コストも鑑みて、この時点でウインドウズはキッパリと諦め、マックに全面的にシフトすることを決断しました。

これ以降、DOS機は次々と処分の対象になりましたが、この NECの PC-9821Xa7C8だけは、処分するに忍びなく今日まで延命していました。
しかし、今日に至り、退役したマックの置き場にも困るようになり、遂にリサイクル処分することにしました。振り返ってみても、華々しい出番も無く、静かに退役していく PC-98ですが、最後に昔の FDを探し N88-BASIC(86)を走らせてみようかと思っています。

Old soldiers never die; they just fade away.

2010年6月3日木曜日

iPad、一年後の解約では約11万円のトータルコスト

パソコン誌は、どれを開いても iPad ばかり目に付き、この時期に出た新製品のPCも色褪せて見えるほどです。iPad を買うべきか?だいぶ前から考えも定まらず、しかも、数日後には WWDCも控えていて新iPhoneの発表も気になるところです。

どちらを優先するか?と考えれば、やはり iPhone 4G?とは思いますが、 iPadも見捨て難く、悶々としています。
それで、iPadを持つには、どれほどの経費が掛かるのか?試算してみなければと思っていましたが、たまたま書店で立ち読みした某PC誌に、同趣旨のことが載っていました。

それによると、iPad 3G(16GB)+Wi-Fiモデルでのトータルコストがありました。
この3Gモデルにおいて、データ定額プランの加入で二十六ヶ月間の長期使用契約を満了すれば、本体価格と通信料を含めたトータルコストは、145,170円(実質IPad代金 22,320円)となります。
この契約を途中で解約した場合のトータルコストは、契約解除料(9,975円)も含め、

一年で解約した場合は、109,995円 (実質IPad代金 43,320円)
六ヶ月で解約した場合は、90,645円 (実質IPad代金 52,320円)
三ヶ月で解約した場合は、80,970円 (実質IPad代金 56,820円)
一ヶ月で解約した場合は、73,020円 (実質IPad代金 58,320円)

なお、iPad 3G(16GB)+Wi-Fiモデルの本体代金は、58,320円です。
毎年、新製品が出ることも想定される訳で、二年間を通して使うことには、辛いモノもありそうです。

iPhoneと同様に一年後の買い換えも想定して、一年間で解約すると約十一万円のトータルコストになり、月々九千円強の出費となります。契約解除後は、Wi-Fiモデルと同様の使い方も出来るので、それはそれなりの有効活用?で、捨て金にはならいとは思います。
しかし、新iPhoneの発表が待たれるところで、決断し難い微妙な時期であることに違いありません。