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2007年4月19日木曜日

ソニーの「CITATION」のカタログが見つかった

先般、部屋の雰囲気を変えるために家具の位置などを大幅に入れ替えました。
「CITATION」のカタログの表紙
それによって、三十年来、直ぐ近くに置いていたソニーのカラーテレビ「CITATION」が居場所を失い、近々ですが廃棄処分になる予定です。

そんな時に、たまたま整理していた書籍に混じって当時のカタログが見つかりました。
奥付を見ると1977年12月印刷とあり正に三十年前のモノであることが分かりました。

このカタログでは「CITATION」 KV-1375Aとあり、後ろにあるのが一台が128,000円もするソニーのスピーカーSS-G7です。

いくらこの「CITATION」がTVサウンドの再生端子(LINE OUT)があるからと言っても、大袈裟過ぎの感じ?「CITATION」自体は99,800円でした。

カタログをよく読むと、発売当時、テレビ放送は未だステレオでは無いとあり、モノ音声出力の録音、再生用だったと思われます。

翌年、私が買った「CITATION」は「KV-1375D」と型番のサフィックスの末尾が変わっていました。
カタログの内側のページ
恐らく、このモデルから音声多重出力に変更になったからではないかと思われます。

音声多重出力は、別売のスピーカ内蔵マルチプレックスTVサウンド・アダプタ「MLV-2000」を付加すると、輸入物の映画は主音声が日本語、副音声で原語が聴けたり、音楽番組などはステレオになり、今で言うAVのはしりの様な気分を味わうことが出来ました。

しかし、機器の位置関係や出力ケーブルの引き回しを工夫してみても、テレビからのバズ音が混入し、スッキリしたクリアサウンドではありませんでした。
それでも、こんなことが出来ること自体が新鮮に感じた時代だったと今になって思います。

当時、ソニーはビジネス・ジェット「CITATION」を日本で販売することになり、カタログでも大々的にそれを引用し、ハイテクの印象付けを、このカラーテレビにも利用して同名のネーミングをしたようです。

 

2007年4月7日土曜日

ソニーのカラーテレビ「CITATION」を引退させることに

我が家で1979年以来ずーっと使い続けてきたソニーのカラーテレビを引退させることにしました。勿論、ブラウン管式でおおよそ地デジなど無縁のモノです。

三十年弱ですが、いつも家族と一緒にあった、いま風に言う情報機器でした。
その間にも幾度か品川のソニー本社内にあるサービスステーションで修理もしましたが、未だに現役でした。当時としては洒落たデザインで、発色や輝度、解像度もそれなりに劣化しているのが分かっていても、チョット視には不都合もなく居場所を追われることなく今日に至っていました。

CITATION
1980年頃、ソニーのカラーテレビシリーズは「CITATION」と呼ばれ、同時期にソニーは小型ジェット機「CITATION」のビジネスを始めたこともあってのネーミングだったと記憶しています。

当時は、俗に言う「AV」などと言う概念が無い時代で、テレビはお茶の間で家族が一緒に視聴する家電製品でした。
それをソニーはこの頃から、音声多重対応にして専用アンプとスピーカを組み合わせて「Formation」と名付け、テレビもステレオで楽しむコンポーネントとして普及させようとしていた様に思います。

また、テレビは家族の共有財産的な概念があったこの頃に、一人一台のコンセプトを具現化しようとしていた時代でもありました。我が家の「CITATION」KV-1375Dは、13型でしたが上部にシッカリと握れるハンドルが付き、更にそれに沿わせるようにロッドアンテナがあり、部屋の何処へでも移動し好きなスタイルでテレビを視ることが出来る仕組みでした。

いま思えば当時の13型にしては価格も高めの99,800円でしたが、ソニーならではのコンセプトが受け入れられこのKV-1375Dは「CITATION」シリーズの中核的な存在でした。

選局は「ジェットセンサー」とか言う、ソニーならではのプッシュスイッチよる切替で、当時一般的だったロータリー選局に無いスピーディーさもあり、何となくカッコ良い雰囲気でした。

しかし、それが後年になって仇となり、実は電子選局のプリント基板に問題があり、我が家では毎年梅雨時にはスイッチONで、まずモノクロ画像が現れ、内部が暖まる十五分ほどでカラー画像に切り替わる現象を経験していました。
ソニーに聞いたところ基板ごと交換すれば改善されるが、既に製造中止から十数年経っていて交換パーツもないと言われていました。

専用リモコンも無い時代のモノでしたが、それほど不便にも思わず今日に至っていますが、さすが地デジの時代に13型とは言えバカでかく、画質も地デジを視てしまうと何ともボケボケの画像に損をした気分にもなりました。

部屋のレイアウトを思いっきり変えたこともあり、遂に居場所を失い引退させることに決心しました。