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2006年9月30日土曜日

渋谷東急ハンズへのアクセスは・・・

先日、久しぶりに渋谷の東急ハンズへ行ってきました。
この日は朝からの雨模様で、昼過ぎには季節はずれの雷雨にビックリ、それも小一時間ほどで晴れ上がり眩しい日差しに出かけました。JR渋谷駅の北口改札を出ると、そこは渋谷一の待ち合わせスポットになっているハチ公前広場です。

JR渋谷駅北口前、ハチ公前広場
その前の十字路は都内でもその混雑では指折りのスクランブル交差点、NHKテレビの夜のニュースの合間には必ず映る所です。

渋谷センター街入口から駅方向

ここを足早に対向の人を右に左に交わしながら横断し、渋谷センター街へ入っていきます。

渋谷センター街入口

平日の午後、それも雨上がりであるにも拘わらずソコソコの人出で両側の店もかなり賑わっていました。スペイン坂への路地の前を通過すると、渋谷で一番繁盛している?宇田川町交番が見えます。






スペイン坂へ通じる路地



左側にユニークな形の宇田川町交番
ここで道が二手に分かれ右の方へ進みます。二軒目のマグドナルドの店の先に渋谷東急ハンズの入口があります。






渋谷東急ハンズ
初めて行く人は通り過ぎてしまうほどのこぢんまりした入口です。
正面入口は、ここからは反対側になるパルコなどに通じる道に面していますが、何故か?こちら側を利用する人が圧倒的に多いのです。
恐らく、開店した当時、渋谷センター街がこれほどの賑わいになるとは?予想していなかったようで、東武ホテルや渋谷公会堂、パルコなどメジャーな店の多い公園通りに面した方を正面入口にしたのではないか?と想像しています。
しかし、駅から渋谷センター街を抜けて来た方が近道で、途中にはたくさんの若い人向けの店も多く、ごく自然の流れではないでしょうか。

2006年9月29日金曜日

お台場のお花畑は満開ですが・・・

久しぶりの夏日の様な陽気に誘われ、りんかい線で海底トンネルを通りお台場へ行ってきました。お台場の中央に位置する東京テレポート駅で下車。ここから多くの人が二手に分かれ、デックス、メディアージュ、アクアシティーへ向かう人、ビーナスフォートへ向かう人が、それぞれ背中を向けるように歩き出します。

この駅の周辺は未だ大型の商業施設もなく広大な原野のような緑濃い土地になっています。それ故、四季折々に鮮やかな花が辺り一面を覆い尽くすお花畑もあります。

しかしながら、多くの人はこれを知ってか知らずか通り過ぎて行きます。

この日もデジカメ片手にこの花畑を小一時間掛けて通り抜けましたが、その間に行き違った人は数えるほど・・・ここが賑わいをみせるお台場の商業地から僅か数百メートルしか離れていないのに、静まり返り、時々上空を羽田空港へ向かうジェット機の爆音が都心の地であることを思い起こさせます。

撮影場所はユニークなフォルムのフジテレビ社屋の裏手にあたる位置で、今の時季でも未だチョウやトンボが飛び交い、足下ではバッタが元気に飛び跳ねている緑地、三十数年前は海だったことが信じられない様な光景です。

東京テレポート駅
大観覧車
東京テレポート駅とお台場駅を連絡する斜張橋
遠方中央、フジテレビ本社

2006年9月27日水曜日

電池の消耗具合を調べる「電池チェッカー」は使える?

永年使っていた電池の消耗具合を調べる、いわゆる「電池チェッカー」が動作しなくなったので新しいモノを買い求めました。
家電店の電池売場に、たくさんの電池に混じって置いてありました。数社の製品があり、価格も二千円から三千円くらいが多く、色や形がそれぞれユニークで一目には優劣を決めかねます。

調べる電池の抜き差しが簡単で、しかもシッカリと電気的に接続出来るモノとして、幾つかのうちソニーの「多機能型電池チェッカー BC-880」に決めました。

ソニー「多機能型電池チェッカー」BC-880
電池の消耗具合が一目で分かる多機能型電池チェッカーとして、単1、単2、単3、単4、単5、角形、4SR44、4LR44、ボタン形酸化銀、ボタン形アルカリ、コイン形リチウムなどのチェックが可能と説明にあります。

パッケージには「多機能型電池チェッカー」とありますが、現実は、単に「終端電圧」を測るだけで「多品種対応型電池チェッカー」とするのが適当と、私は思いますが?? それと、メーターの目盛りが二重目盛りになっていて、それぞれどの様に使い分けるのか?一切説明が無くとても不親切です。

私のデジカメは電池式で単3を二本使っていますが、撮り過ぎると「電池残量がありません」と液晶画面に出てカメラ自体は自動的にパワーオフになります。直ちに電池を取り出し、これでチェックしたところ(当然ながら予測される事ですが)、メーターの針が一番右からその針一本分くらい左へ戻ったところ、まだまだメーターでは「グリーン」の部分で十分使える範囲と測定できます。

しかし、私のデジカメでは、その状態で「使えません・・」と判断するようです。

因みに、単3電池は、このBC-880では負荷抵抗(内部抵抗)を8.2オームに設定して測定しているようです。そのことからデジカメの実質的な負荷抵抗は、この8.2オームよりかなり低いと推測しました。

それ故、この場合は「使えません・・」とデジカメで判断されたモノでも、もっと消費電流の少ない時計やラジオなどでは十分使える様に思えます。しかし、これでは何の為の電池チェッカーなのか? 未だ使える電池、使えない電池の判断と、使えそうな電池の保管など、手間ヒマが掛かり、かえって煩雑さが増したような気がしています。

参考までに測定時の負荷抵抗(内部抵抗)は、
単1では 4.3オーム
単2と単3では 8.2オーム
単4と単5では 20オーム

2006年9月21日木曜日

都心の公園、新宿御苑は今年で開園百周年

カラリと晴れ上がり新宿御苑へ行ってみました。
春の桜の時季に行った時は、もの凄い花見の人出にビックリしましたが、花の少ないこの時季はウィークディでもあり人影もまばら緑ばかりが目に付きました。



知らずに行った新宿門には「新宿御苑百年」の看板がありました。



入口で貰ったパンフレットによると、「明治時代に庭園として改造された新宿御苑は、今年百周年を迎えました。年間百万人以上の来園者を数える新宿御苑は、都市の中心に位置する豊かな緑地環境と、歴史文化を継承した国民公園として、広く国民に親しまれています。また、歴史文化、植物遺産が見られる貴重な自然を有し、都会の環境教育の場としてもふさわしく、周囲を冷やす『クールアイランド』としてヒートアイランドの緩和にも寄与しています」とありました。







新宿御苑のルーツは、徳川家康が江戸に入った翌年、譜代の家臣「内藤清成」が江戸城西門警固のため現在の新宿に拝領した屋敷地跡で、昭和までこの地は内藤新宿と呼ばれ、現在でも内藤町として地番は残っています。







W-ZERO3[es]でQRコードを撮ってみました

先月に機種変更したウイルコムのPHS端末W-ZERO3[es]は未だに電話とメールだけしか使ってなくて正に猫に小判?の状態です。

ウイルコムのPHS端末W-ZERO3[es]
最低限の機能の利用しかしていなくて、付いてきたあの分厚い取扱説明書を見ただけでウンザリしています。

せめて、最低限これだけ読めばあらかたその使い方が分かるような、小冊子でも付いてくれば良いと自分勝手に思っていました。

先日、新宿御苑へ行った帰りに、JR新宿駅に隣接するタイムズスクエアーにある紀伊国屋書店でW-ZERO3[es]のいわゆる解説本を見付けました。
W-ZERO3[es] Style Book
B6変型176ページ 1,344円(税込)

 
私が日々使っているマッキントッシュに関わる本の出版では良く知っていた毎日コミュニケーションズからの発行でした。

Chapter1 W-ZERO3[es]はじめの一歩
Chapter2 第3のコミュニケーションツール
Chapter3 ビジネスでも使えるW-ZERO3[es]
Chapter4 通勤を楽しくするエンターテイメント
Chapter5 プライベートで使うW-ZERO3[es]
Chapter6 W-ZERO3[es]コーディネイト術
Chapter7 W-ZERO3[es]で使える周辺機器
Appendix

パラパラとページを繰ってみましたが、あの分厚い取扱説明書よりは要約してあって、取りあえずの事を知るには良いように思われました。ただ、内容はともかく、本が小型なので本文の文字サイズも8ポイント以下で、私の目には優しくなく少々読むには辛いものがありそうです。

余談ですが、新宿御苑内のあるイベントのPRで、QRコードの付いた案内があり、初めてこれをW-ZERO3[es]で撮って見ました。

QRコード
まず最初はまともに撮影してしまい失敗、「設定」→「バーコードリーダ」を選択する必要があったようです。
レンズのそばにあるスイッチをマクロモードに切り替えて再チャレンジ、今度は「解読中・・」っと出て、やがて画面に文章とURLが現れヤレヤレといった感じ、なお、撮影距離は8cmくらいとガイドが出ていました。

前のW-ZERO3に組み込まれたデジカメ機能は、ピントの合ったまともな画像に出会うチャンスがとても少なかったので、今回のモノには期待しています。QRコードを撮影するからには、その辺も改善されたのでは?・・・

2006年9月20日水曜日

大人の科学シリーズ「真空管ラジオ」がモデルチェンジ

Gakkenの大人の科学シリーズ「真空管ラジオ」がこの春に一万セット限定で発売になり、入手出来なかった人も出たほどの人気だったそうです。
それに応えてか? 限定版だったVer.1をバージョンアップして、追加製造可能な商品として「大人の科学」シリーズの定番ラインナップに登場するそうです。
なお、価格は9,300円、10月20日の発売を予定しているとか。

Gakkenの大人の科学シリーズ「真空管ラジオ」Ver.2

Ver.2は真空管ラジオが作れるキットの新バーションで、前回と同様に、中国から輸入した真空管を使用しているそうです。セット内容は、組み立てキット(部品、真空管3本、リッツ線、イヤホン、ドライバー)とマニュアル付きです。

Ver.1からの主な変更点
・大出力管「2P3」を採用、省電力化のため、2つのフィラメントのうち片方だけを使用
・2P3フィラメントのショートランドとアンテナ線用半田ランドを追加し改造しやすく変更
・要望の多かった5極接続の回路を採用
・底板を「紙」から「ファイバーボード」に変更
・ソフトな足ゴムを追加して電池管特有のハウリング傾向を改善
・音の増幅実験ができるマイクユニットを追加。配線ミスや真空管不具合の発見ツールとしても使用可
・トランスを大きくして、音量・音質を改善
・バリコンの送りピッチを細かくし、チューニング性を改善
・リッツ線は昔、実際に使われていた淡い「緑色」を再現
・本体色は深い「茶」と「黒」のツートーンカラー

なお、Gakkenの大人の科学シリーズ「真空管ラジオ」Ver.1 に付いては、このブログのカテゴリ「ラジオ(オーディオ)」内の一番下に記事が二つあります。

2006年9月19日火曜日

ワープロの歴史に残るエプソンのWord Bank note2 その2

タイプライターと同じくらいの大きさだったワープロが、デスクワーク中心だった1980年代後半に、エプソンから発売された「Word Bank note2」の登場は衝撃的でした。とにかく持って歩ける、単三乾電池四本で動作する訳です。書院や文豪なんて目じゃない、文書を書く仕事もかなり多かった私には正に打ってつけのマシンでした。

元箱も美品で存在

デスクでの使用はもちろん外出時にはサムソナイトのアタッシュケースにスッポリと収まって、何処へでも一緒に動き回りました。
キーボードもデスクトップPCと殆ど同じサイズでタイピングに違和感もなくスムーズ、辞書は漢字ROMにあるため東海クリエイトのユーカラとは比べようがないほどのスピードで文字変換、正にこれがワープロと身をもって体感しました。

ただし、液晶部分が小さく五行表示で長い文章作成には辛いものがありました。後に発売されたシャープや三洋電機などの液晶ディスプレイを折りたたむ形にしたモノにはかないませんでしたが、A4サイズで1.2kgの小型軽量が評価されモバイルワープロとして認知されました。

EPSON Word Bank note2 (私物)

私は1980年代後半には、アマチュア無線のパケット通信に入れ込んでいて430メガで二台のTNCを用いデジタル通信を行っていました。NECのPC-8801MK2を二台使いパケットを四六時中ワッチしていた時代で、その一台をこの「Word Bank note2」に置き換えてみました。
パソコン通信にも最適化されたこの「Word Bank note2」をRS-232CでTNCに接続すると、スムーズにパケットの送受信が出来てしまい流石っと思わされました。

その後は、「Word Bank note2」のテキストデータをPC-98やPC-88に受け渡すのに、専ら430メガFMの電波を介して送っていました。もちろん、第三者に悟られないように、ローパワーで、アンテナをダミーロードに変え至近距離での通信で実行しました。
テキストデータとしてパソコンが受け取れば、その後はパソコン環境下でのデータの加工が出来るので誰にでも渡せることになりました。

それと前後して、当時としては超小型?のA4専用熱転写型プリンタNECのPC-PR103TLを買い求め、テキストデータをプリントしてファックスしたりコピーしたりして配布していました。人によってはテキストデータとしてフロッピーディスクにセーブして渡すなど、当時としてはハイテク?みないな気分でご満悦な時もありました。

Z80のCPUの能力を極限まで使った、この「Word Bank note2」の最大の弱点は、時として、液晶表示部分に縦方向に一直線に黒いスジが現れることです。
今で言うドット落ちみたいな症状ですが、液晶ガラス部分の上下に貼り付けた(電極が埋め込まれた)ゴム層が熱などにより収縮して一部がガラス面から剥離するようです。時によって三本も四本も黒いスジが発生し表示された文字が判読し辛くなりました。

その度に京王線新宿駅から一つ目の初台駅から近いエプソンサービスステーションへ持ち込みました。数回これを繰り返し、その後は同じ症状が発生してもパーツ交換では直らないと判断し諦めました。

その後も「Word Bank note2」様々の毎日でしたが、一年くらい経ったある日、NECからCPUにV30を使った初のノートパソコンPC-9801Nが発表され、ワタシ的にはワープロ時代の終わりを何となく予感しました。

このPC-9801Nを横目に見ながら、更に一年が過ぎた頃、CPUを386SXに載せ替えた32bitのNECのノートパソコンPC-9801NSが発表され、ついに、「Word Bank note2」との二年間の蜜月は呆気ない幕切れとなってしまいました。

NEC PC-9801NS (私物)と大きさの比較

それから十五年ほど、つい最近になって、その存在すら忘れかけていた「Word Bank note2」が、部屋のリフォーム時に発掘?され、予期せぬ再会を果たしました。

ICカード(32kBメモリーカード) (私物)
保存状態も良く美品でした。
早速ACアダプタを繋ぎスイッチONしてみましたが、往時と変わることないオープニング画面が現れ、キーボードからのコマンドにも正確に応答していて、直ぐに使える状態にあるようです。

単三乾電池を四本入れメモリーバックアップ用のリチウム電池CR2032も交換してみましたが、パーフェクトで動作しているようです。
しかしながら、今さらパソコン通信でも無く、モバイルワープロでも無し。
テキスト作成なら何とか行けそうですが、専用のICカードも今となってはどのハードウェアとも互換性がありません。どなたか、MacOSX か MacOS9のマッキントッシュへ簡単にテキストデータを移動する妙案があればアドバイスをお願いします。

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