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2006年9月13日水曜日

三十年くらい聴いていたラジオ、ソニーのICF-7600が壊れた その2

ソニーのオールウェーブラジオが急に音が出なくなりました。前の日、スイッチを切るまでは何時もと変わらず聞こえていたので原因が分かりません。

このソニー製 ICF-7600は、AM/FM_Wide band/SW_5-bandの優れもので、国内出張はもちろん、海外出張にも必ず携帯したラジオです。文庫本サイズで重さもマアマア、1970年代半ばから1980年代にかけて、私には必携の情報端末でした。

買ったのはBCLブームの少し前でしたが、受信感度が良いのか?夜になると国内の民放の殆どが聴けて、短波放送も海外からの日本語プログラムを毎晩楽しみに聴いていました。

SONY ICF-7600 (私物)
何しろ三十年も手元に置いて重宝し、思い入れもあるラジオだけに買い換えなど直ぐには決めかねて、自転車で十五分ほど、ソニー本社にあるソニー品川サービスステーションへ持ち込みました。

通常、家電製品の保守用部品の保有期間は製造中止後七、八年です。
しかし、何年前からかソニーでは、代替部品で機能が回復するのであれば、年式にこだわらず、かなりの年月を経た製品でも積極的に修理をしてくれる様になりました。

いつもなら一週間くらいで修理完了の電話があるのですが、今回は待つこと二週間、やっとソニーから電話がありました。「修理出来ました・・」と聞き、一時はダメかと思っていただけに、復活したことをとても嬉しく思いました。それに、修理代金も三千五百円ほどで許容範囲内でした。

故障の原因は、スピーカの断線と電池収納部の液漏れによる腐食でした。
今回は修理明細書が二枚付いていて、一度は補修部品無しで受付へ戻されてきて、更に別のところへ回され、代替部品の調達がされて修理完了になったように読みとれました。いずれにしても、何とか直そうとする気持ちがあっての事と思われ、とても有り難く思いました。

これでまた、ラジオ深夜便を聴いたり、昼間は AFN (以前のFEN) のネイティブ英語のDJなども楽しみです。
ソニーさんアリガトウ・・・

余談ですが、私はこの他にもBCLラジオを二台持っています。
ナショナルのトランジスタラジオ、どちらも「ワールドボーイ」です。
1970年代初めの頃のモノで「RF-670」は未だ生きていて、まあまあの音で聞こえていますが、「RF-858」はつい最近になって、急に音が出なくなりガッカリしています。松下さんは、ソニーさんみたいに年式の古い物でも直してくれるのでしょうか?

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