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ラベル TOKYO FM の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2014年1月29日水曜日

iTunes Storeにもある "ジェットストリーム"

「ジェットストリーム」は、
在京FM局のひとつ TFM(TOKYO FM)の前身 "FM東海" が未だ実用化試験局であった頃からの番組だ。当時から JAL(日本航空)一社による提供番組で、演出面などにおいても、JALと深い関わりを持つ番組だった。
放送は毎週、月曜日から金曜日深夜0時から1時までの放送で、特に、オープニングの "ミスター・ロンリー"(Franck Pourcel Grand Orchestra)とエンディング の "夜間飛行" (Raymond Lefèvrel Grand Orchestra)は、耳にたこが出来るほど聴いた。


ナレータは、プラチナ・ボイスの持ち主と言われた城 達也。イージーリスニングに相応しい緩やかなストリングスメロディーをバックに、世界各地の街角をロマンチックなナレーションで紹介する深夜の一時間だった。

現在、この城 達也時代の雰囲気で聴くには CDしかないが、市販は無いらしい。ネットで検索すると幾つかヒットする。
10枚セットとかで高額だし、一枚だけとなると中古品を探すことになる。いずれの場合も、試し聴きも出来ないのでタイトルを眼で追うしかない。

灯台もと暗しで、iTunes Storeで 「ジェットストリーム」をキーワードに検索したら、十数枚がヒットした。
いずれも、試し聴き出来て内容を確かめられるので安心だ。一枚当たり二千円ほどだが、これを、高いと思うか?安いと思うか?個々に意見の分かれる所だ。しかし、居ながらにして、入手困難?な 「ジェットストリーム」 を入手出来る訳で iTunes様々だ。

2013年3月2日土曜日

"ジェットストリーム"、なんど聴いても、どこで聴いても、穏やかな気持ちになれる、

"ジェットストリーム"は、現在のTFM(TOKYO FM)の前身だった "FM東海" が実用化試験局であった頃から聴いていた。スポンサーは、放送開始当時からJAL(日本航空)一社による提供番組で、演出面などにおいても、JALと深い関わりを持つ番組だった。


放送は毎週、月曜日から金曜日深夜0時から1時までの放送で、世界各地の風物をセンス良く語り、次第次第にリスナー自身がその世界へ引き込まれて行った。


特に、オープニングの "ミスター・ロンリー"(Franck Pourcel Grand Orchestra)とエンディング の "夜間飛行" (Raymond Lefèvrel Grand Orchestra)は、いつまでもリスナーの心に残るモノであり続けると思う。
初代ナレータ(機長)は、プラチナの低音の持ち主と言われた城 達也。イージーリスニングに相応しい緩やかなストリングスメロディーをバックに、世界各地の街角をロマンチックなナレーションで紹介する深夜の一時間。

夢の世界へ誘うようなその声で、多くのリスナーを魅了した。FM番組としては異例、27年間のナレーションを務め1995年に惜しくも他界された。

二代目は城 達也の路線をおおむね踏襲した同じ事務所の後輩 小野田英一だった。三代目は、女性ナレータが登板したが、番組の企画から構成までスッカリ変わり全く別番組?の様で、自分としては、この時点で、ジェットストリームを聴かなくなった。

その後、専ら聴いたのは、渋谷の "TUTAYA"でレンタルした CD(八枚)からダビングした CD-Rからだったが、最近は iTunesに取り込んで聴くとはなしに聴くスタイルに変わった。
しかし、曲目の順を覚えてしまうくらいの回数を聴いたように思うし、正直言って聴き飽きた?ので、新しいモノを探した。

iTunes Store には十五枚くらい有ったが、これは ディスカウントセールで iTunes Cardを仕入れてからと後回し。大手のCDショップでは扱っていないので、仕方なく amazon で十枚組を発注したが、一両日で届いた。

これで、当分はジェットストリーム三昧だ。

いま "ミスター・ロンリー" を聴くたびに、城 達也あってのジェットストリームであり、ジェットストリームは城 達也なしには語れない不即不離のものだと思う。故に、彼こそ永久にリスナーの心に残る名パーソナリティーに違いない。



オープニング・ナレーション

遠い地平線が消えて
深々とした夜の闇に心を休める時
遥か雲海の上を音もなく流れ去る気流は
たゆみない宇宙の営みを告げています
満点の星をいただく果てしない光の海を
豊かに流れゆく風に心を開けば
煌く星座の物語も聞こえてくる
夜の静寂のなんと饒舌なことでしょうか
光と影の境に消えていったはるかな地平線も
瞼に浮かんでまいります
これからのひと時
日本航空があなたにお送りする
音楽の定期便 ジェットストリーム
皆様の夜間飛行のお供を致しますパイロットは
わたくし城達也です

エンディング・ナレーション

夜間飛行の
ジェット機の翼に点滅するランプは
遠ざかるにつれ次第に星のまたたきと
区別がつかなくなります
お送りしておりますこの音楽が
美しくあなたの夢に溶け込んでいきますように
日本航空がお送りした音楽の定期便 ジェットストリーム
夜間飛行のお供をいたしましたパイロットは
わたくし城達也でした

2013年2月13日水曜日

TOKYO FM が、期間限定で特製ベリカード(受信証)を発行する

東京タワーからFM電波を送信している老舗のFM局 "TOKYO FM" が、ベリカード(受信証)を発行する。

地デジ化で多くのテレビ局とFM局が、スカイツリーへ移転したが、"TOKYO FM" は、東京タワーからの放送を継続する。

東京タワーの最頂部にあったアナログテレビ放送用のアンテナをFM放送のアンテナに交換する工事も終わり、今日から、特別展望台の下、従来の 208mの位置からトップ(333m)での送信に切り替わった。

従来のアンテナより 100m以上高い位置から電波を送信することになったのを記念し、2月11日以降、受信報告書を送ると、期間限定で新アンテナ放送開始記念 特製ベリカードが貰える。

 実施期間 2月11日~2月24日
 応募方法 所定の受信報告書を2月末までに同局へ送る。(詳細は同社HPで)

アンテナが従来の 1.6倍の高さになり、FM電波の到達距離は、その平方に比例し 約 1.26倍になる計算だ。従来からの放送サービスエリアでは、これまで以上に良好な受信環境となるし、ギリギリだったエリアでは、かなりの改善が期待される。

推測だが、
"TOKYO FM" が、アンテナを高くしてまで、東京タワーからの送信に拘るのは、東京タワーの運営会社である日本電波塔(株)が、"TOKYO FM" の大株主(東海大学に次ぐ第2位)であるからだろう。

なお、東京タワーからは、この "TOKYO FM" の他に "inter FM" とNHKの "放送大学" が継続してFM放送を続ける様だ。その他、スカイツリーに移転した各局のバックアップも設置されていて、まだまだ、現役であり続ける都心のランドマークに違いない。

2010年5月11日火曜日

iPhone でAM/FM放送が聴けるIPサイマルラジオ "radiko.jp"

関東と関西地区のAM/FM/SWのラジオ放送をインターネットでほぼ同時配信する "IPサイマルラジオ" の試験配信サイト "radiko.jp" の公式 iPhoneアプリが遂に出ました。

それ以前は、同種のアプリ "ラジ朗"と"iRadiko" が全国どこからでも利用可能でしたが、突然、配信側のセキュリティ強化により利用不能になっていました。



"IPサイマルラジオ" は、電波で放送されているコンテンツ(番組)をそのままネット経由で同時配信しています。

しかし、放送局として、電波法で各局の放送エリアが定められている為、そのエリア内でのコンテンツの配信と言う足枷があります。ですから、放送エリアに準じた地域への配信が前提になっていて、その他のエリアでは利用が出来ない訳です。

余談ですが、配信エリアの判定は、iPhone が取得したGPSの位置情報を調べているようで、IPod touch では、エリア内に居ても利用できません。

配信エリアは在京7局が東京、神奈川、千葉、埼玉、在阪6局は大阪、京都、兵庫、奈良となっています。今回の試験配信は、
在京民放ラジオの、
TBSラジオ/文化放送/ニッポン放送/ラジオNIKKEI/InterFM/TOKYO FM/J-WAVE、
在阪民放ラジオの
朝日放送/毎日放送/ラジオ大阪/FM COCOLO/FM802/FM OSAKA
の地上波ラジオ放送をCMも含め、そのまま同時に配信されています。

公式アプリ "radiko.jp" は、"iPhone" に特化したアプリとして仕上がっていて、"iPhone" ならではの GUI は、とても使い勝手が良いです。

音質も良く、選局は局名部分を右や左にフリックするだけ。番組表や番組情報はもちろん、放送されている楽曲情報などのトピックスも表示。お気に入りの曲などをメモしておくことも可能です。

しかも、バックグラウンド再生が可能で、ラジオを聴きながら他のアプリを利用することも出来るなど、ネット社会に至り、ラジオの聴き方も大きく変わっていく様にも思えます。

バージョン 1.1.0 の新機能
● iPod Touch/iPad Wi-Fiモデルに対応。
● オフタイマー機能を追加。
  15分、30分、60分、90分で自動的に音声を停止。
● バッファ時間変更機能を追加。
  回線が途切れがちな地下鉄などでも音声が途切れにくくなる。
● 起動時のGPS判定の安定性を改善。
● 起動時のGPS判定の速度を1.0.1よりさらに向上。

2010年3月15日月曜日

民放ラジオ、ネットで同時配信がスタート

在京、在阪の大手民放ラジオ局13社のラジオ番組を、インターネットで同時に無料で聴ける新サービスが昨晩から首都圏の1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉)と関西の2府2県(大阪、京都、兵庫、奈良)で始まりました。


この13社で "サイマルラジオ協議会" を設立し運営する様です。現時点では試験配信で、それぞれの局のサービスエリアー内での聴取に限定されています。

ブラウザを立ち上げ、"radiko.jp" のホームページ
( http://radiko.jp/ ) へアクセスして、聴きたい放送局を選ぶことになります。

首都圏では、 TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオNIKKEI、Inter FM、TOKYO FM、J-WAVE。関西では、朝日放送、毎日放送、ラジオ大阪、FM COCOLO、FM802、FM OSAKA が聴けるそうです。
なお、NHK は、この "サイマルラジオ協議会" に加入していないようです。

私はマック使いなので、MacBook Pro で試してみました。
ブラウザの Safari を立ち上げて、上記の URL へアクセスし、各放送局へのリンク・バナーをクリックすると、直ぐに、いまオンエアーしている放送が聞こえてきました。

音質はまずまず、そばに置いたソニーのラジオ "ICF-SW7600GR" と聞き比べても遜色なし。ただし、ネット経由ではサイマル放送とはいえタイムラグがあり、試しに聴いた TOKYO FM では、7秒か8秒ほど遅れて聞こえてきました。願わくば、iTunes で聴ければ最高に思いますが・・・

なお、この試験配信は八月末までで、その結果を踏まえ実用化を目指すようです。
余談ですが、USB接続の FM/AMラジオ も一時期人気がありましたが、周囲の環境によっては受信障害もあり、必ずしも良好な受信が期待できませんでした。今回のネット経由でのサイマル放送が本格化すれば、このタイプの FM/AMラジオ は消えていくことになるでは・・・

2010年2月18日木曜日

"iPhone" で聴く短波放送、月額350円だとか

放送局がサイマル放送として iPhone で聴取できるサービスを試験的に始めました。

東京では、FM放送局としては老舗の TOKYO FM が東京都および周辺県に限って配信中です。
24Hフルタイムのサービスなのか、 iPhone さえ手元にあれば、ラジオを探す必要もありません。

電波とは違いネット経由の為、少々時間差があって聞こえて来て、電波の届きにくいビルの中とか地下街とかでもネットが繫がれば iPhone の出番になります。

在京局でもう一つ、J-WAVE も iPhone で聴けることになっていますが、配信している時間が少ないのか?殆ど聴けていません。

いずれも AppStore で無料のアプリの配布があり、iPhone や iPod touch を持っていれば、いつでも誰でもタダで聴くことが可能です。

これとは別ですが、三月からは多くの放送局がネット経由でのサイマル放送の試行を始めるようで、今後のラジオ放送の行く末が、この結果次第では変わっていくかも知れません。

そんな折り、株・競馬でお馴染み?の民放では日本唯一の短波放送「ラジオNIKKEI」が、iPhone や iPod touch で聴けるアプリを AppStore で無料配布を始めました。

ただし、二月中はお試し期間で、三月から受信料が月額350円だとか。
アプリ代金が 115円でも受信料がフリーなら iPhone アプリらしいですが、月々350円も取るそうで呆れました。こんなビジネスは AppStore 以外のところで、別の端末向けにやって欲しいな〜

2010年1月23日土曜日

今月12日に開局した"TOKYO FM"八王子中継局の電波を受信

"TOKYO FM" は、東京タワーから電波を送出していますが、東京西部の難視聴対策とかで、中央道八王子ICの西側の丘陵地に中継所を開局しました。

昨年の夏頃には、既に試験電波が受信されていたと聞きましたが、確認もせず今日に至っていました。たまたま、ソニーのFM/AM/SWラジオ "ICF-SW7600GR" の電池を交換することになりダイヤルを合わせてみました。


しかし、雑音だけで何も聴こえず、窓際へ寄ってロッドアンテナを引き延ばしたところ、雑音混じりでしたが放送が受信できました。

東京タワーからの電波は 80MHzで10kW出力、こちらは 80.5MHz。出力はたったの 10Wと公表されていて、彼我の距離が 40km弱あり、受信状態が余り良くないのも致し方ないと思いました。

FM専用の八木アンテナにして、八王子方向に向ければ、かなりの改善も期待できますが、親局の東京タワーの強電界地区に住む私には、受信障害となる、電波のマルチパス対策の方が長年の懸案事項です。

それとは別ですが、この "TOKYO FM" は、今年の四月で開局四十周年とか?アナウスされていて、そんなに経ったのかと感慨深いものがあります。四十年前と言えば、1970年ですが、当時は"FM東京"と名乗り、それまでのAM放送とは一線を画す、高品位高忠実度のいわゆる HiFiステレオ放送を開始しました。

しかし、この時代を知る人も少なくなって来ていますが、"FM東京"の前に更に十年の FM放送の歴史がありました。

私学の東海大学が FM放送による高等通信教育を実施する計画の元に、実験局として開局した"FM東海"がありました。この"FM東海"が民放化され"FM東京"となったのが1970年のことです。

今にして思い返せば、この"FM東海"の十年無くして、今日の "TOKYO FM" は無かった訳で、現在も筆頭株主は東海大学、二番目は東京タワーを管理運営する日本電波塔(株)となっています。

当初は、NHK FMとの二局体制でしたが、時が経つに連れ、在京の民放FM局は更に二局が放送を開始、それに加え、東京隣接県でも民放FM局が次々と開局し、競争も激化しているようです。

また、電波に寄らないメディアも次々に出現し、"TOKYO FM" も昨年の暮れからWiFi経由で iPhoneでも聴取できるサイマル放送が実験的に始まりました。

ネット経由が全て有利とは言えませんが、それぞれの特徴を生かすことにより、別々の利用形態が存続していくようにも思えます。日本の FM放送も実験放送の開始から半世紀が経ち、変わらない部分と大きく変わらなければならない部分との棲み分けを考える時が来ているように思われます。

2006年8月2日水曜日

真空管式のAM/FMステレオレシーバーって

かって電子部品のキーパーツ的な存在だった真空管が姿を消してから久しく、真空管ってどんなものか?実物を見たことがない世代も多くなってきていると思います。

MT管(ミニチュア管)で
高さは5〜6cmが一般的
右に真空管の画像を付けておきます。
真空管時代の後期に出てきたMT管(ミニチュア管)で、それまでのどれよりも小型に出来ていて性能、品質ともに優れていました。構造的には、ガラスチューブの内部に電極が収まっていて、それと電気的に接続されたピンが外部に出て、そのピンを直にソケットに差し込むようになっています。

日本での真空管の全盛時代は、昭和二十年代初めから昭和四十年代前半だった様に記憶しています。ラジオや白黒テレビなど民生品を始め多くの産業機器にも使われた真空管ですが、ここではFMステレオレシーバーに使われた例をご紹介しておきます。

最初のトランジスタ式のFMステレオレシーバーが登場したのがは昭和三十年代後半でしたが、昭和四十年代半に真空管時代は終わりました。

以下の画像は、トリオのAM/FMステレオレシーバーですが、フロントパネルには「AM-FM Stereo Multiplex Receiver」 と表示されています。
昭和四十年頃のモノとしてはハイグレイドなクラス、パネル幅は430mmのBTS仕様で現在のモノと同サイズですが、重量は二倍かもっと重く、これには真空管(MT管)が16本使用されています。



五球スーパー(フロント)
左が音量ツマミ、右が選局ツマミ
五級スーパー(リヤ)
五本の真空管が使用されている
この頃の一般家庭では、ラジオと言えば、五球スーパーが普及していた時代で、その名の通り五本の真空管が使われていました。
ですから、16本が使用されていることから、それだけの機能強化と性能向上や安定性に重点が置かれたレシーバーだったと言えます。なお、五球の「球」は真空管のことで、初期の真空管は照明用の電球とその形状が似ていたため球と呼ばれたのだと思われます。

このFMステレオレシーバーを入手した昭和四十年(1965年)頃、東京都内で聴取できたFM放送は、NHK東京と実用化試験局としてのFM東海(後のFM東京、今はTFM(TOKYO FM))の二局だけでした。

その頃は、両局とも既にステレオ試験放送を開始していて、当時の数少ない?FMリスナーはその高忠実度な再生音と立体感(臨場感)に毎晩聴き入っていました。それも本放送が始まるだいぶ前のことで、FM放送を聴けること自体がステイタスだった時代のように思い出されます。

余談ですが、当時のFM放送の開局までの経緯を簡単にご紹介しておきます。
NHKは、日本で初めての本格的な超短波放送(FM放送)の実験放送局として、東京、大阪など全国主要都市で昭和32年(1957年)に開局。昭和38年(1963年)12月16日にはNHK東京でステレオ試験放送を開始しました。なお、本放送開始は昭和44年(1969年)3月1日からでした。

一方、FM東海は昭和33年(1958年)に「東海大学超短波放送実験局」として放送を開始、昭和35年(1960年)には「東海大学超短波放送実用化試験局」として放送を続けました。そして、昭和38年(1963年)にはNHK東京と同時にステレオ試験放送開始。昭和45年(1970年)、ほかの出資元も増やした株式会社形式の民間放送に移行、関東初の民間FMラジオ放送としてのFM東京が誕生しました。

以下は、私のお宝(ガラクタ)のAM-FM Stereo Multiplex Receiverですが、真空管による機器の内部がどの様になっていたのかが垣間見えます。

シャーシーは二段構造になっています。
画像では上半分の右側から左へ高周波増幅部 → 周波数変換部 → 中間周波増幅部 → 検波部 → ステレオ復調部と直線的に真空管とコイルが列んでいます。

画像の下半分、出力トランスが二つと右側が電源トランスです。出力トランスの下側に低周波増幅部の真空管があり、左端の真空管はイコライザ部です。一番下の黒く細長いモノが、AM受信用のバーアンテナです。
 
左が、高周波部分のアップです。四角形の金属板の中にあるのが周波数可変用のバリコンです。円形のプーリーからダイアル指針を左右に動かす為の糸が見えています。
真空管を挟み込むようにある直方体の多くは、中間周波トランスと言う、言わばコイルが内蔵されています。

シャーシーを下側から見た内部の様子です。
真空管のソケットや、ラグ版、ボリューム、ロータリースイッチなどへ、コンデンサーや抵抗そして五色のビニール被服の銅線が要所要所で半田付けされています。
 
 画像の右上にある円形のモノは選局ダイアルの軸に付いたフライホイールです。
鉛製で、ある程度の重量があり、ダイアルを回した時に慣性でスムーズに回る仕組みになっています。
見るだけでも沢山のパーツを取り付けている訳で、生産工数も掛かり、個々のパーツのバラツキなどもあり、規格を満たす為の苦労は並大抵ではなかったようです。

2006年7月17日月曜日

半蔵門から桜田門、和田倉門そして馬場先門まで

午後三時頃、東京メトロの半蔵門駅で下車。半蔵門に近い出口を確かめて長い地下通路を通り地上へ出ました。ルート246沿いに麹町警察署前を通り半蔵門の交差点まで歩くと、右側にWacoalビルとTFM(TOKYO FM)ビルがあり、真正面に皇居西側の出入口にあたる半蔵門が見えます。
余談ですが、「半蔵門」の名の由来は将軍家に仕えた忍者服部半蔵の屋敷があったからと言われています。

麹町警察署前に建つ女性御用達のWacoalビル
半蔵門交差点に建つTFM(TOKYO FM)とWacoal
半蔵門(門の奥は吹上大宮御所)
交差点を渡ると歩道の向こうは急斜面で下の方に桜田堀が見え、ここがかなり高台にあることが分かります。左へ行くと千鳥が淵から九段下、右に行くと緩やかなカーブの下り坂で桜田門から日比谷へ通じている三宅坂、ここからは霞ヶ関や有楽町のビル群が遠望できます。

眼下に桜田濠、遠くは桜田門方向
三宅坂途中にある最高裁判所
こんなに空が大きく見えるところは電波も遠くへ届くのではないかと、三宅坂を少し下った、国立劇場と最高裁判所が間近に見えるあたりで立ち止まり、携えていたアマチュア無線用の430FMのトランシーバーでワッチしてみました。

日曜日とはいえ、夕方のそろそろ交信相手もいなくなる時間帯、周波数ダイアルを回すと、微かに交信が聞こえるチャンネルがある位で相手が見つからないでいました。

ややあって、メインチャンネルにJK1MLY/1が出てきてサブチャンネルが指定され、直ぐに周波数を切り替えコールしたのですが他の局に取られてしまいました。

日野市の局で多摩川の河川敷に移動して交信しているとのこと、距離的に届かないはずがないと思いつつトランシーバーの設定を確認すると0.5Wになっていました。

直ぐに5Wに切り替え、交信の終わるのを待ってコールしてみました。今度は一発で応答がありまずまずと安堵しました。河川敷の様なところも周囲が開けていると電波の飛びも良いようです。

この交信の一分後に市川市のJA1CRAがCQを出していて、これに応答したところ、他の局がコールしなかったのか、直ぐに私のコールサインが聞こえました。26エレのスタックアンテナを使っている様で強力に入感していました。

三宅坂を下りて道が平坦になったところが桜田門の交差点、右側に警視庁の建物が建っています。

桜田門前に建つ警視庁の建物
桜田門(幕末、桜田門外の変のあったところ)
桜田門を抜けると二重橋前へ通じる広場へ出ます。
以前は大きな玉石が敷き詰められてとても歩き難かったのですが、最近は小粒の物になり、しかも、今年の春頃に幅三メートルほどのコンクリート製の通路が出来てとても歩きやすくなりました。

皇居前広場へ続く砂利道、遠方は大手町
二重橋
二重橋を横に見ながら広場を横断して和田倉門から馬場先門まで歩き、そろそろ地下鉄の駅が近くなり、トランシーバーをバッグに入れる前に、周波数ダイアルを回すと三郷市のJA1AYWが交信していました。

頃合いを見計らってコールすると直ぐに応答してきました。聞き覚えのあるコールサインでしたが、「二度目ですね・・・」と答えてきました。最近は交信データをパソコンで管理している局も多く、過去のデータを瞬時に調べて応答してきます。昨年の七月三十一日に交信しているようで、一年ぶりの交信でした。

J*1*LY/1 東京都日野市移動 FM 433.220MHz His 59 My 51
J*1**A 千葉県市川市 FM 433.240MHz His 59 My 53
J*1*Y* 埼玉県三郷市 FM 432.880MHz His 59 My 55

■交信には免許を受けた430メガ帯のFMトランシーバー(最高出力5W)を使用しています。

Kenwood UHF Transciever TH-F7

この他に、埼玉県の堂平山から移動運用をしている局がありましたが、次々にコールする局を手際よく短時間で捌く術を身に付けていないようで、交信の順番を待たされている局はストレスが溜まりました。

多くの局からコールされて喜んでいるのでしょうが、この様な場合は、信号レポートとQSLカードの確認のみでOKなんですが・・・毎度毎度、自己紹介とか、移動地の説明とか、リグのこととか、余計なお喋りが多くて、待機している局はそれを五回も十回も聞いている訳で全くウンザリしています。そんなこと五局に一回くらいにアナウスすれば十分でしょう・・・もう少しDXペディの局のやり方を勉強して欲しいと思いました。

昔は国家試験も難しくて、SWLを一年も二年もして先輩達のやり方を勉強してから自分でリグを製作して開局しました。それが最近は免許の取得も簡単で、出来合いの無線機を買い、どんな風に交信するのかも全く分からず自己流が多く、それをまた新人が真似をして、また次の新人が真似をする、奇異なことや間違いも次々と継承され、何となく正当化されて行くようです。
最近、一番嫌なコトバは、「コピーしました・・・」、「分かりました」と解釈するようですが、プロもアマも通信用語としては「了解しました」です。勿論、これは第三者の方でも少々固いコトバですが通じます。
その他に、「カンジカイシャクワ タンボノタニ マンナカノナカ デス」なんて聞き取れる、不可解な名前の紹介(この場合は田中ですが)もありますが・・・
皇居前広場に多い黒松
日も暮れかかり、馬場先門近くの都営地下鉄大手町駅から乗車して帰宅しました。