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2013年4月19日金曜日

浜離宮恩賜庭園の菜の花を見損なった

東京都心の菜の花畑。

Photo by iPhone 5

銀座八丁目に隣接する浜離宮恩賜庭園の北側に見渡す限りの菜の花畑がある。以前は十万本と言われていたが、最近は約三十万本が一斉に開花する。あたり一面が真っ黄色に染まり、甘い香りに蝶やミツバチが群れ飛ぶ。

しかし、例年より十日も遅く訪れたので、些か時期を逸していて、多くが緑葉で、海側の一部に黄花が見られる程度で残念だった。

かって此処は徳川将軍家の浜御殿、今は東京都の管理で、大名庭園の面影をシッカリと残している。

いつもは、黄花の菜の花と見頃を迎えたソメイヨシノのコラボが見られるが、その桜も多くが葉桜で、その緑葉が陽光に映えて鮮やかさを増していた。

秋までは、花の少ない浜離宮だが、今は唯一、牡丹の花が満開だ。都心の超高層ビルをバックに、色取り取り、どれもが見事に咲き誇っていて今暫くは楽しめそうだ。

2013年4月17日水曜日

iPhone 5の「コンパス」がノッペラボウに、

iPhone 5 に機種変更してから約半年経ったが、最近、プリインストールされている「コンパス」が左の画像の様にノッペラボウになってしまった。

例の八の字のように振り回したりしても復帰せず、致し方なく再起動する。しばらくは、正常に?機能しているが、何かの時に、またまた再発する。マックで同期を取ってみたりするが、必ずしも良い結果にもならずお手上げ状態だった。
普段から、かなりコンパスにはお世話になっている。これが信頼できなくなると、コンパスにアクセスしている他のアプリの挙動も怪しくなるようだ。

最近は、その頻度も多発と言っても良い位になり、些か辛抱ならずアップルストア銀座のジーニアスバーをネット経由で予約した。翌日、母艦の MacBook Proも携えて、指定の時刻にアップルストアへ行ったが、意外と空いていて待たされる事も無く定刻に呼ばれた。

カウンターで相対したスタッフが、母艦の MacBook Proでバックアップの確認をしてから、問題の iPhone 5のアプリのインストール状況を手元の iPadへ転送し?チェックしている様だった。
結果として、いま現在、コンパスは正常に動作しているが、インストールされているアプリのうち、幾つかがバッティングしているようだと言われた。俄には信じ難いが・・・

この iPhone 5には、500を超えるアプリがインストールされていて、なかでも、コンパスに頻繁にアクセスしているのが、"Weathe・・・・・" であり、これが起因かもしれない?と補足された。

結論的には、この場では、原因の特定が出来ないので、取りあえず新品との交換で様子をみて欲しいと言われた。そして、必要最低限のバックアップをしたピカピカの iPhone 5を手渡され一件落着?

2013年4月11日木曜日

アダムスキー型って、ソンブレロに似てるから?

既に旧聞になるが、月初のブログネタにするには、些か躊躇いもあり、この日のアップになった。パンスターズ彗星を一目みたい一心に、お台場に、しばしば訪れることになった。毎度毎度、夕暮れ時のことで、天候も安定していて、お台場から見る夕景は印象深い。


春の彼岸も過ぎて、太陽は真西からやや北寄りに沈む。お台場からだと、海を隔てて、対岸にある天王洲アイルの高層ビルの間、見通しが良ければ、茜空が地と交わる丹沢山系の稜線の向こうに最後の輝き放つ。

そんなシーンに見とれ、思わず数回シャッターを切った。手前のビルまでは約一キロほどあり、既に地上は暗くなりつつあり、茜空とは対照に墨色に染まった。

まぁ〜ごくフツ〜の夕暮れのシーンかもしれない。
しかし、夕焼け空であれば、その日いち日が平穏無事に終わる安堵感もあり、心の中で手を合わせたくなる気持ちにもなる。

帰宅後、この日、撮りためたデジカメのデータを整理していて、あるコマに手が止まった。デジカメのモニターでは、分かるはずも無いが、マックの大きな画面で見ていて、何だコレ〜ッと手が止まった。

画像で、右から二つ目のビルの左上角から少し左上に小さな何かが?写っていた。前後のコマで確認してもゴミでは無さそうだ。

撮っている時には、全く気が付かなかったが、正体不明の何かである。思いっきり拡大してみた。先入観も有るが、形としては、ソンブレロみたいだ。

このソンブレロって、南米のガウチョ(カウボーイ)や農民が常用するツバの広い帽子のことであるが、アダムスキー型を説明する時に、しばしば引用される。さて、この正体は何なのか?今となっては分からず、文字通り UFOって呼ぶのが適当か?

2013年4月8日月曜日

パンスターズ彗星、お台場から観えた。

パンスターズ彗星が近日点を通過してから、
まもなく一ヶ月になる昨日、お台場へ、また出掛けた。


昨年も同時期に発生した爆弾低気圧が去った後で、まだまだ風は強いものの空は澄み渡り上空は青空で、彗星を観るには正に打って付けのチャンスだと思われた。

これまでも、幾度となく自宅周辺を含め、日暮れの時刻にアチコチで空を見上げたが、毎度毎度、天候に翻弄された。

しかし、今回は条件が揃っていて、ただ一つ、懸念されたのが、日没後の北西の空の様子だった。
お台場での自分の立ち位置は前々から決めてあった。アクアシティーの屋上で、目の下は海、対岸までは一キロくらいあり障害になる物は無い。

その位置から、19時前後、彗星の方角は300度から330度の間、仰角は約10度と推定し、地図に線引きしてみた。それによると、アクアシティーからは、レインボウブリッジの橋脚の左側上空と、以前の漠然とした北西方向より、かなり精度?を上げた積もりだった。

18時頃に現地へ到着。太陽は対岸の高層ビルの向こうへ沈む寸前で、丹沢山系の稜線が茜空に薄墨色に見えていた。
次第に、茜色が紺色に変わり、まず最初に木星がクッキリ見え始め、その左にオリオン座が見える頃になると、次々に星々が確認できるようになった。しかし、注目している方向には、星すら見えない。

ひたすら、視野8度(6x30)の双眼鏡で、水平方向から一つ上に向けて、15度位までの夜空を右に左に観ていたが何の変化も無し。まだまだ強い風も吹き、その方向にもユックリと黒い雲が移動していて、気が気では無かった。

双眼鏡を長時間持ち続けるには辛く、暫く目視したり覗いたりしていたが、19時を過ぎた頃に、視野に淡く光る星が入った。直ぐに目視したが、全くそれらしきモノは見えない。
再度、双眼鏡を向けると、やや黄色っぽくボヤッとしていた。慌ててデジカメをその方向に向け、液晶画面では確認できないまま、レインボウブリッジをガイドに、ブラインドで撮った。

帰宅後、マックで画像処理をしたところ、画像の左上に小さな光点として記録されていた。
予想していた方角と仰角、そして時刻(19:06)から、パンスターズ彗星に違いないと判断した。しかし、彗星のコア(核)は何とか観えたものの、6倍(明るさ25)の双眼鏡では、ダストテイル(尾)は確認できなかった。もっとも、都心では、何十年も前から天の川など、どこにあるのか?その存在も分からない位の空だから、見えなくて当然かもしれない。

この方向の延長線上には、六本木(6km)、その向こうに新宿(12km)があり、光害も予想された。また、強風のためか?しばしば、雲が視界を遮ったりもしたが、空が澄んでいたのが幸いしたらしい。
これで、約一ヶ月間、気に掛けていたパンスターズ彗星騒動?にも終止符が打てそうだ。