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2015年11月22日日曜日

月齢や潮の干満が一目で分かるカレンダー

銀座三丁目にあるアップルストア銀座へ行ったついでに、来年のカレンダーを買いに、道の向かい側の伊東屋(ITO-YA)へ立ち寄った。銀座中央通りにある伊東屋本店だが、ここ数年を掛けて改装していたが立派なビルにリニューアルした。
ここは文具事務用品を扱う店だが、巷の文房具店とは少々その趣が異なり銀座ならではの品揃え、ここで買い物をすること自体がステータスになるほど?誰からも一目置かれる存在だ。

例年、十一月初旬に行くが、今年は三連休に合わせるようにして出掛けた。
カレンダーは、地下のフロアに処狭しと置かれ、見本展示も壁一杯にあった。時節柄か?かなり混雑していたが、目当てのカレンダーは、直ぐに見つかりヤレヤレと安堵した。

左がLUNAカレンダー、右がTIDEカレンダー

手にしたカレンダーだが、毎日の「日の出、日の入りの時刻」、月の満ち欠けいわゆる「月齢」それに、潮の満ち干、つまり「満潮と干潮の時刻と潮位」などがイラスト化された「潮汐カレンダー」と月の満ち欠けをメインにした「月齢カレンダー」だ。たぶん、フィッシングやマリンスポーツの好きな人々向けのカレンダーらしい。

中でも一番重要なのが「満潮と干潮の時刻と潮位」だ。
このカレンダーのデータの基準は「東京芝浦」に於ける値となっていて、お台場海浜公園へ散歩に行く機会の多い私にとってはなかなか好都合だ。

東京芝浦は、正にレインボウブリッジの橋脚がある周辺一帯を指す地名であり、向こう岸のお台場海浜公園でも潮位はほぼ同じ値のはず。お台場は埋め立て地だから満潮干潮によって、その景観も大きく様変わりするので、出かける前に、必ずこれで確認してから家を出るようにしている。

因みに全国各地での潮時差は東京芝浦の値に対し、室蘭ではマイナス一時間半、銚子ではマイナス一時間、名古屋ではプラス一時間、大阪ではプラス二時間十分、広島ではプラス四時間四十分、那覇ではプラス二時間三十分となるようだ。

2015年11月15日日曜日

東京タワー、フランス国旗の色で犠牲者悼む

パリで起きた同時多発テロの犠牲者を追悼しようと、15日夜、東京タワーがフランス国旗と同じ色の青、白、赤のトリコロールにライトアップされた。


ライトアップは、特別展望台から下の部分で点灯され、上から青→白→赤の順であったが、他のライトアップでも似たような組み合わせがあり、意図に気付いた人は少なかったかもしれない。

2015年11月11日水曜日

ソニーのベータ、来年三月でカセットの出荷を終了、

ソニーのベータマックス1号機が登場してから今年で四十年。遂に来春にはベータマックスフォーマットの歴史に幕が下りることになった。


ソニーのベータマックスは、ビクターの VHSと比べて高画質で最長録画時間などのアドバンテージがあったが、技術力に勝っても、販売戦略では劣勢となり、1980年代後半にはソニー自らが VHSの併売を余儀なくされた。
1990年代に入り NHK-BSや WOWOWなど衛星放送の実用化でゴーストは皆無、CM無しの留守録が出来た。2011年にはアナログTVの停波と地デジ化が完了する一方、DVDの普及とHDD録画が急速に進み、テープ時代は呆気なく終わってしまった。
しかし、その後も根強い一部のユーザー向けとして生産していたテープだが、四十年と言う節目の年を以て出荷終了となるようだ。

余談だが、
我が家では、いわゆる白物家電はナショナル、俗に言う AVはソニーと決まっていた。
最初のカラーテレビはトリニトロンだった。ビデオデッキも当然ながらベータ方式のはずだったが、現実にはナショナル製を買った。
劣勢が伝えられていたソニーを見限っての決断?だったが、1987年、ソニーも遂にVHSデッキを併売した。

時を同じくして、日本でも静止軌道を回る放送衛星(BS-2b)で、NHKが衛星放送を始めた。
1990年には民放BSの WOWOWがサービス放送開始し、その翌年には本放送になった。
これに呼応するかの様にソニーは「ごく楽ビデオ」のキャッチフレーズで BSチューナー付き VHSデッキを発売し、即これに買い替えてソニーへ戻っている。

以後、VHSデッキは数台が代替わりした後、ソニーの HDDレコーダへ買い替えた。

それまでに撮り貯めた VHSテープだが、そのうちの何巻かは保存のため DVDにダビングしようと思い、VTR一体型 DVDレコーダを購入した。
東芝製VTR一体型DVDレコーダ
この時期に、ソニーとビクターが撤退し、東芝だけが辛うじて残っていたが、その後まも無く東芝も撤退。いま現在は東芝へ OEMしていたと思われるメーカー?が自社ブランドで細々ながら販売しているようだ。

期待感も十分で、DVDメディアへのダビングを試みた。
しかし、再生時のテープ走行がスムーズで無く、DVDへダビング出来たテープは数少なかった。予想はしていたが、何十年の間、暑さ寒さに耐えてきた録画済みテープの多くが劣化していた。

外観からでは分からないが、デッキを装填して再生状態にすると、多くがワカメテープになるか、巻き込まれたテープ同士が貼り付いていて、過剰なテンションが掛かり自動的に走行停止になる訳だ。

何巻かのコンディションから推測して、他の多くも同様と思われ、口惜しいが、この作業は良い方策が見つかるまで、止む無く中止とした。

2015年11月10日火曜日

iPad Pro、今日(11月11日)からオンライン発売を開始

待たれていた、アップルの12.9型Retinaディスプレイのタブレット「iPad Pro」が発売された。
気になっていた価格は以下、
 iPad Pro with Wi-Fi + Cellular/128GB 128,800円(税別)
 iPad Pro with Wi-Fi/128GB 118,800円(税別)
 iPad Pro with Wi-Fi/32GB 94,800円(税別)

カラバリは、ゴールド・シルバー・スペースグレイの3色。
オプションの「Apple Pencil」が11,800円(税別)、「iPad Pro」用キーボード「Smart Keyboard」が19,800円(税別)である。
オンライン発売に続き、アップル直営店、通信事業者、家電店では、今週後半から店頭販売を開始する予定だとか。
この「iPad Pro」だが、CPUとして第3世代の64bit「A9X」チップを採用しており、M9モーションコプロセッサも搭載している。
iPad Air 2に比べてCPU性能が最大1.8倍、グラフィックス性能も最大2倍向上したほか、A8Xに比べてメモリーが2倍、12.9型Retinaディスプレイの解像度は2732×2048ピクセルで、画素密度が264ppi、Wi-Fiは11ac(MIMO/HT80)対応と発表されている。

「iPad Pro」は、アップルのタブレットとして、これまでに無いビッグサイズだ。
スタバでは、これまで MacBook Airの独擅場だったが、「iPad Pro」にテーブルを明け渡す日が近くなったようにも思えて来た。

2015年11月5日木曜日

デロリアン、お台場の MEGAWEBヒストリーガレージで見てきた、

1985年に公開のアメリカ映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にタイムマシンとして登場した「デロリアン」を見に行ってきた。お台場の東京テレポート駅から近い MEGAWEBヒストリーガレージの入口を入って直ぐのところに展示されていた。
ここには普段からクラシックカーが展示され、クルマ好きなら一度は足を運ぶところだ。
バック・トゥ・ザ・フューチャー (BTTF)の二作目。プロローグで、未来へタイムスリップした正にその日が、今年2015年10月21日の午後4時29分だったこともあり、それに合わせた展示となっている。

映画や DVDの人気もあり、混雑しているかと思ったが、三々五々、入場者がやって来る程度で、行列も無く、間近でユックリとデロリアン見ることが出来た。
傍らには、専任のスタッフが居て、デロリアンならではのドアやボンネットを開けたり閉めたりの気遣いもあり、カメラを向ける人には好評だった。

常設の他のクラシックカーは、キッチリとスポットライトが当てられ、鮮やかなボディーカラーや丸っこいフォルムがよく分かったが、何故かデロリアンだけは照明が不十分?でフラッシュ無しでは辛いモノがあった。


デロリアンがガルウイング・ドアやリアハッチを跳ね上げている様子を間近に見て、映画に出演したマーティーやドクの演技に思いを馳せた。

両側のドアが跳ね上げられているので、車内を子細に見ることが出来たが、次元転移装置や行き先の年代をセットするタイムサーキット、リアハッチに追加された電源供給装置「ミスター・フュージョン」など、映画で観られた装置などは一切付いていない。

つまり、ここに展示のデロリアンは、映画で使われたデロリアンそのものでは無くて、同型の市販車「DMC-12」ではないか?と思われる。
車体はステンレス製で ボディーの曲面も少なく、無骨なフォルムであり、お世辞にも格好良いとは言い難いが、BTTFのお陰?で、マニアからは熱い視線が向けられていた。

2015年11月4日水曜日

東京タワー、紺碧の空に鮮やかに映えて、

文化の日の前後は晴れの日が何故か多い東京だが、昨日に続き今日も東京タワーは碧空に映えて、そのインターナショナルオレンジと呼ばれる赤が目に眩しいほどに鮮やかだった。

四年前のあの大震災以後、相次ぐ鉄塔そのものの補強工事や 地デジ化による放送設備の入れ替え、アンテナの取り替え工事などで長らくスッキリした姿が見えずに居た。

それと相前後して、鉄塔の定期的な塗装作業なども行われ、最近になってようやく、工事関連の足場囲いも無くなり、本来の姿が見られるようになった。

一時は、放送用アンテナが、全てスカイツリーへ移転の話しもあり、そうなれば、解体するとの噂もあった。
半世紀以上も都心の芝公園の地に建つ、東京のランドマークのヒトツであり、その成り行きを心配していたが、スカイツリーのバックアップ用の電波塔として存続が決まった。
また、放送業務以外の業務用無線のアンテナも多く取り付けられていて、おいそれと解体など出来るはずも無い事情もあったようだ。

地元に居て普段から見慣れていているが、タワー自体が徐々にであるが大きく変わって来た。
特別展望台からアンテナ先端部までが以前より一回り大きくガッシリしたことと、大展望台の下が四方目隠しされたように囲まれ、恐らく放送設備を収めるスペースを構築したようだ。

昼間は、赤と白のツートーンカラーが否応なしに目に付くが、夕暮れから、その時々のテーマによるイルミネーションやライティングが為され、通りすがりの者も足を止めカメラを向ける。
間も無く、クリスマス・イルミネーションの時期になるが、今年の趣向は如何かと今から楽しみだ。

2015年11月2日月曜日

"ドリーム夜さ来い" 鳴子踊りをお台場で観て来た、

お台場をメインに、青海や有明など、いわゆるお台場エリアに幾つかのステージを設けた、首都圏最大級の鳴子踊り "ドリーム夜さ来い" だが、今年は十一月一日の夕方から観に行ってきた。

例年、この時期の東京は天気が安定せず、雨に祟られることもあったが、今年は晴天に恵まれ冷たい風も吹かず、踊り子にも観客にも幸いした。



この日は、朝十時から夜六時半まで、正にノンストップでリズミカルな鳴子の音がお台場の空に鳴り響いた。今年で十四回目、首都圏はもとより全国各地から、それぞれの地域の特色を生かした80チーム約6000人が参加した。
各チームが思い思いの趣向を凝らした衣装をまとい、その演技も見事、キビキビとした所作の繰り返しが見事に決まり観る者を魅了した。

メインステージは、数年前から場所が変わり、以前より盛り上がりに欠けてしまった印象だが、今年は、少し離れたダイバーシティ東京の(実物大)ガンダム立像前のステージへ移動して観た。
ここは、以前、辺り一帯が四季折々に野の花が咲き乱れていたワイルドフラワーガーデンの跡地、今は公園として整備されている。
なだらかなスロープの散歩道だが、この時ばかりは"ドリーム夜さ来い"のステージに早変わり。紅葉しつつある木々に囲まれ雰囲気も良い。メインステージから遠いので観客も少な目で、ラクラクと華麗な演舞を観ることが出来た。

日没からややあってプログラムも残り少なくなり、レインボウブリッジが間近に見えるメインステージへ戻った。ここがファイナルステージでもあり、どのチームも大旗が宙を舞い、ここぞとばかりに気合いの入った演技を披露、手にした鳴子が小気味良くあたりに響き渡り、フィナーレが近いことを誰もが感じていた。