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2015年11月4日水曜日

東京タワー、紺碧の空に鮮やかに映えて、

文化の日の前後は晴れの日が何故か多い東京だが、昨日に続き今日も東京タワーは碧空に映えて、そのインターナショナルオレンジと呼ばれる赤が目に眩しいほどに鮮やかだった。

四年前のあの大震災以後、相次ぐ鉄塔そのものの補強工事や 地デジ化による放送設備の入れ替え、アンテナの取り替え工事などで長らくスッキリした姿が見えずに居た。

それと相前後して、鉄塔の定期的な塗装作業なども行われ、最近になってようやく、工事関連の足場囲いも無くなり、本来の姿が見られるようになった。

一時は、放送用アンテナが、全てスカイツリーへ移転の話しもあり、そうなれば、解体するとの噂もあった。
半世紀以上も都心の芝公園の地に建つ、東京のランドマークのヒトツであり、その成り行きを心配していたが、スカイツリーのバックアップ用の電波塔として存続が決まった。
また、放送業務以外の業務用無線のアンテナも多く取り付けられていて、おいそれと解体など出来るはずも無い事情もあったようだ。

地元に居て普段から見慣れていているが、タワー自体が徐々にであるが大きく変わって来た。
特別展望台からアンテナ先端部までが以前より一回り大きくガッシリしたことと、大展望台の下が四方目隠しされたように囲まれ、恐らく放送設備を収めるスペースを構築したようだ。

昼間は、赤と白のツートーンカラーが否応なしに目に付くが、夕暮れから、その時々のテーマによるイルミネーションやライティングが為され、通りすがりの者も足を止めカメラを向ける。
間も無く、クリスマス・イルミネーションの時期になるが、今年の趣向は如何かと今から楽しみだ。

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