日曜日ならずとも毎日繰り返される秋葉原のこの雑踏ぶりは何なんだろう?その昔は家電の街、古くはラジオ少年も行き来した街だったことは間違いない事実だったが・・・その後、パソコンオタクが現れ、デジタル家電の街になったのも束の間、今は、私と全く目的を異にする大勢の若者が徘徊する街になってしまったような気がしています。
秋葉原中央通りへ出た途端、アニメ・コミック/ゲーム/フィギュア/ロボット/キャラクター/特撮/ヒーロー/萌え/美少女ゲーム/コスプレ/ドールなどなど・・・おおよそ家電とは無縁の世界へ否応なしに導かれます。
既に旧聞ですが、そんな若者達の主義主張の表れとして?先月末には「6・30アキハバラ解放デモ」が行われ、500名以上の参加者がデモ行進を行ったそうです。
残念ながら?私は居合わせなかったので実体は分かりませんが、アキバでこんなことは前代未聞。
主催は、革命的オタク主義者同盟/革命的萌え主義者同盟/革命的非モテ同盟とか?日本初の“オタクのオタクによるオタクのためのデモ”として末広町駅近くの練成公園から、昌平橋通り、神田明神通り、昭和通りを経由し和泉公園までデモ行進をしたそうです。
なんでもスローガンは「秋葉原の再開発中止」「マスコミのオタク偏見報道糾弾」「マンガやアニメにおいての表現を規制する法案への反対」など様々、全学連の六十年安保、ヘルメットとゲバ棒の七十年安保を知る私には余りにも平和で平穏なデモに時代の大きな変化を改めて知ることになりました。
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