Translate

2007年7月29日日曜日

日本標準時JJYで知られたNICT(元郵政省電波研究所)の一般公開

日本標準時JJYを発信している東京小金井市の("電波研"と呼んだ方が私達の世代には馴染みがある)情報通信研究機構(NICT)の施設一般公開があり行ってきました。


東京駅始発のJR中央線特別快速へ乗車、途中の三鷹駅で乗換、武蔵小金井駅下車、駅前から京王バスで十分ほどで情報通信研究機構前(NICT)に着きました。たしか、数年前?に行った時は施設名が通信総合研究所(CRL)だったはず・・・

やっと夏休みが始まったこともあり、母子の姿が多くみられ施設公開の意義を玄関口で早くも垣間見たような気がしました。

受付では施設公開の案内パンフレットと毎回恒例のNICT特製のウチワが配られます。
 

受付奥のデモンストレーションは、毎度お馴染みの「地球の自転を実感できるフーコーの振り子」。

研究本館の最上階の天井から吊り下げられた直径30cmほどのUFO型の重りが振幅にして1mほどでユックリと振れています。
時間の経過と共に床にある目盛板の位置が振り子の振動方向からズレていくことで、地球が自転していることを実感出来ます。
  

2号館では、何と言ってもここの目玉になる日本標準時の元になる原子時計が鎮座しています。
たくさんの電子測定器に囲まれているサマを小さな窓のガラス越し覗き込んでも、そんなに凄い物なのか実感が湧きませんでした。
 
5号館で、特に興味を持ったのが、暗号の仕組みでした。
小学生相手に、円筒に意味不明の文字列を書いたテープを斜めに巻き付け円筒上で一直線に意味ある文字列が判読できる、遊び感覚の解読ゲームをしていました。テープを斜めに巻き付ける角度を工夫することが解読の「鍵」になるようで、小学生にウケていました

4号館では、「タイタニックが打ったSOSの再現版」としての電文を、モールスコードにしてヘッドフォンで聴かせていて、小学生に混じって私も参加させてもらいました。


「CQD CQD CQD DE MGY 41.46N 50.14W SINKING WANTS IMMEDIATE ASSISTANCE」とヘッドフォンから聴き取れました。小学生は用意された電文とモールス符号を点と棒線の組み合わせた図表を見ながら聴き入っていました。なお、当時の遭難信号は「SOS」ではなく「CQD」だったそうです。また「MGY」はタイタニックの無線局のコールサインです。

正直言ってブザー音の様なザーザー音の断続に、係の人に聞きづらいと言ったら、当時の火花送信機の受信音に似せてアレンジしたとのこと・・・芸が細かく納得しました。

その横には、モールス電信の符号印字機がありました。
小学生が係の人から自分の名前を、紙に点と棒線の組み合わせで書いてもらい、その通りに電鍵(キー)を叩きます。すると、叩いた通りに符号印字機が点と棒線を印字します。1cm幅の紙テープに印字された点と棒線の組み合わせを手元の原稿と見比べて、係の人から「上手だね・・・」などと、ほめられていました。

私も、無理を言って小学生の列の後に付き、電鍵(キー)を叩かせてもらいました。
逓信総合博物館からの借用品らしく、ヘッドフォンを耳に当てユックリと叩いてみましたが、たくさんの小学生のギャラリーに囲まれ少々照れくさい物を感じました。しかし、印字された結果を見て我ながらマズマズの出来に安堵しました。


その後、反対側の壁際にNICTのアマチュア無線局が開局していて、そこにも立ち寄りました。オペレータの人にどうですか?と問うたところ仮のアンテナで飛びがいまいちと苦笑いしていました。NICTのクラブ局の交信証を貰い大きな記念スタンプを押し後日の記念?に持ち帰りました。

2号館では、小学生を対象にLANケーブルを作る工作教室が開設され、たくさんの児童が慣れない手つきで工具を使い作業しているのが印象的でした。

今日は二時過ぎに到着して四時までの公開時間一杯にアチコチと走り回りましたが、時間切れで見られなかった公開物もあり心残りもありました。



帰り際に正面の建物を見上げると、現在時刻がデジタル表示されていて、さすがJJYのお膝元と感心しました。

0 件のコメント:

コメントを投稿