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2013年2月20日水曜日

双眼鏡から五島プラネタリウムまで

秋葉原の某大型家電量販店のカメラ売場の脇に望遠鏡の売場がある。

家電店に望遠鏡とは少々違和感があるが、現状を知れば納得する。
そもそも、この店舗のカメラ売場は、一般ユーザー対象のモノ以外に、プロのカメラマン向けの機材も半端ではない位の品揃えだ。その延長で天体望遠鏡や双眼鏡などの陳列スペースもかなり広く、メーカーからの出向社員も半ば常駐していて、専門的なアドバイスも貰える。

前々から気になっていた売場で、毎度毎度、眺める程度でいたが、この時ばかりは、店員の説明に気持ちが傾き、薦められるままに双眼鏡を買ってしまった。

VIXEN BR6x30WP
だが、既に双眼鏡は持っている。
Nikonの 6x18 8°と PENTAXの 7x21 8°の二台。
いずれもコンパクトタイプで、主としてアウトドアでの用途に使っている。

今回のモノは、星座や明るい星々を対象にした初心者用で、正に、スターウォッチング的な使い方である。

もっとも、都心の夜空は、光害や大気のコンディションが普段からあまり良くないので、明るい星しか見えないが、肉眼より少しは期待できると思う。

それで、実売で一万円位のモノを薦められ、Vixen(BR6x30WP) 6x30 8°に決めた。
正に、初心者用であり、来月中旬に接近するパンスターズ彗星にタイミングを合わせて、一月末に新発売になったモノらしい。

双眼鏡には、ダハプリズム式とポロプリズム式の二つがあるが、今回のモノは昔からある典型的な外観のポロプリズム式だ。重量は 500gほどあり、これ以上だと重くて扱いが大変になりそうなので敬遠した。

しかし、このところ、天候不順な日が続き、今日は雪まで舞う始末で出番が無い。
晴れれば、取りあえず、オリオン星座とシリウス、プロキオン、アルデバラン、プレアデス、それと木星がターゲットになりそうだ。いずれも、冬の代表的な星々で、やがて木星がその姿を消し、土星が入れ替わって夜空にデビューするはずだ。
今は晴れ上がるのを待っているが、照る照る坊主でも作るか?

話しはそれるが、
売り場に居たメーカーの出向社員と話しているうちに「五島プラネタリウム」が話題になった。
五島プラネタリウムは、渋谷駅前、東急文化会館の八階にあり、屋上の半球ドームは遠くからも見え、このエリアのランドマークであった。

何故に「五島」なのか? プラネタリウムのあった東急文化会館のオーナー、東急電鉄の当時の会長だった「五島慶太」の姓が、その由来であると聞く。

五島プラネタリウムの番組は、1回が約1時間で、平日は6回位、土日祝日は7回位あったはず。
平日には、児童や生徒を対象にした学習投影が行われ、日曜日には「親と子の天文教室」、土曜日は「星と音楽の夕べ」も企画されていた。

特に、話しが盛り上がったのは「星と音楽の夕べ」、遠い記憶では、毎週土曜日の最終回の番組だった。時々刻々と投影される星空を見上げながら、FM東京の深夜番組、ジェットストリームで放送された、夢幻飛行や星のセレナーデのような柔らかなサウンドがドームに響き、実に良い雰囲気だった。

しかし、この番組だけは、いくら星好きでも、独りで行くのは憚られ、四百数十席の殆どが若いカップルで占められていた。恐らく、この方と同世代だったのか?偶然ながら、同じ思い出に意気投合?往時を懐かしく思い出した。

残念なことに、この五島プラネタリウムは、渋谷地区の再開発で2001年に閉館。その数年後、東急文化会館そのものも取り壊された。それから十年余、大型商業施設ヒカリエとしてリボーンしているが、ここにプラネタリウムが在ったことすら知らない人々で賑わっている。
正に、強者どもが夢の跡・・・

2013年2月18日月曜日

試してみた、iPhone/ iPod専用ヘッドフォンアンプだが、

どんなサウンドになるのか?
iPhone/ iPodと組み合わせて使う初心者用?のヘッドフォンアンプを試しに買ってみた。小型軽量、コントローラー付きで、扱い易いような第一印象だった。

iPhone/ iPodのドックからダイレクトに信号を取込み、内蔵の Texas Instruments製のオペアンプでハイ・クオリティな音質を実現したとマニュアルにある。
出力用ジャックに手持ちのステレオタイプのヘッドホンの3Pプラグを挿して使うが、音量や再生/停止、曲送り/ 曲戻しの切替も可能だ。ただし、音量調節は、こちらが優先で、iPhone/ iPodからは出来ない。

電源は、iPhone/ iPodから供給されるが、その分だけ電池の持続時間が短くなるので、通話やデータ通信に支障が出ないようにセーブする配慮も必要だ。マニュアルによると定格として、

出力: 100mW(16Ω), 12mW(300Ω)
S/N: > 98dB
歪み率: < 0.009%(10mW)
周波数特性: 10Hz ~ 80kHz
適応インピーダンス: 6Ω ~ 300Ω

理系だったので、この数字の意味するところは理解できる。
素直な印象だが、このスペックを鵜呑みにすれば、S/Nや歪み率も良好で、周波数帯域もワイド、ハードウェアとしては申し分ない。

注目の再生音だが、先入観も否めないが、全体的にスッキリとしたメリハリのあるサウンドが聴けているようだ。ただし、ヘッドホンがハイスペックのモノでは無いので、それを補って余り有るとの印象だが、上位クラスのヘッドホンでは、その効果がハッキリしないかも?しれない。

中低域に伸びがあるとか、低音過多かもとか、キリっとしまったとか、耳の肥えたマニアなら、繊細で微妙なサウンドの評価も有りそうだが、この歳のこの耳には無理。しかし、音質は、それなりにピュアーに感じる。

この三千円もしないハードウェアに、多くを期待しないが、パフォーマンス的には、そのサウンドにマアマア満足だろう。

2013年2月17日日曜日

"iPad mini"、遂に持ち帰りが可能になる、

秋葉原で、バブル時期に十数店舗も在った老舗の某家電量販店が、経営の行き詰まり?で次々に店舗を明け渡していたが、最後に残った二店のうち、本店としていた店舗を来月中旬に閉店することになった。

残るのは秋葉原中央通りに面した一店舗になるが、それにともない「完全閉店」セールと銘打って、売り尽くしが始まった。
自分も若い頃から足繁く通ったので、どんな様子なのか?出掛けてみた。驚いたことに、在庫限りの三割引を前提にしたセールとあって、普段は閑古鳥の様子だったが、いやはや、多くの来店者を避けながらのショッピングとなった。

やはり、安ければ、客は当然ながらやって来ることを目の前にした。

これに付いては別の機会にするとして、秋葉原駅の向こう側の大型家電量販店へも足を伸ばした。
一階は、携帯とパソコン売場が大半を占めているが、何と、"iPad mini" が遂に、全品在庫有りと掲示されていた。発売から四ヶ月に入る時期だが、そばに居た店員に聞いたところ、一昨日の金曜日から、全て持ち帰りが可能になったようだ。

ついに、どのモデルでもその場で買えるようになったが、人気が集中しているとも思えず、カウンターの列は普段通り整然と捌かれていた。

iPhone 5 は発売から二ヶ月が過ぎた時点で、全品店頭在庫ありとなったが、"iPad mini" は四ヶ月過ぎとなった。その分だけ、次期モデルとの時差が、短くなるので、買うのも慎重にならざるを得ないのでは?

2013年2月15日金曜日

アップル、円安傾向?で値上げへ、

アップルが、突然?「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」と「MacBook Air」の価格を改定し、15インチの「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」のプロセッサやメモリーをアップグレードしたことを発表した。
同時に「MacBook Pro (Mid 2012)」の価格も値上げされ、更に15インチの上位モデルの販売を終了した。

自分としては偶然?の事だが、この終了するモデルを数ヶ月前に秋葉原で購入していた。
MacBook Pro (MD104J/A)だが、主な仕様は、
Core i7(2.6GHz)/ 15.4in.ワイドLED(1440x900/WXGA+)/ メモリー: 8GB/ HDD: 750GB/ Intel HD Graphics 4000 & GeForce GT 650M(1GB)である。

しかし、Photoshopや IllustratorなどAdobeのアプリを使っていることもあり、LCD画面のピカピカ光沢が嫌で、別注(BTO)で非光沢LCDとした。同時に、US配列キーボードに変更。
System6(漢字talk6) 以来 JIS配列のキーボードを一度も使ったことがない自分には必須の選択だった。

昨年六月の発売以後、品定めにアレコレと思案していての購入で、今回の販売終了を聞いて、ギリギリセーフ、実のところ安堵している。

昨暮れからの、急激?な円安に起因?する突然の値上げなのだろうが、これから出てくる iPhoneや iPod/ iPadなどなど、アップルの製品が高めの値付けになることが懸念される。

また、iTunesでアプリを買う App Storeの価格は、数年前の円高時に最低購入価格が 115円 → 85円になってチョッピリ嬉しかったが、これも、予告無くある日突然の値上げも必至だろう。

普段は為替相場に疎いが、こんな時にマザマザとその仕組みを痛いほど実感させられるが、我には為す術も無し。

2013年2月13日水曜日

iPad mini の持ち運びに、止む無くケースを

MacBook Proや MacBook Air、iPhone や iPadも、アップルのデザインには昔々から惚れ込んでいる。簡素と言うか?シンプルなデザインだが、露骨にハードウェアを意識させることも無いのが良い。

それを知ってか?知らずか?これらを手にすると、傷つくのを恐れてか?あるいはお洒落心からか?直ぐにサードパーティーの派手派手しい?スキン、いわゆる保護ケースで覆ってしまう人が多い。

根っからのアップルファンを自負する己としては、アップルロゴを覆ってしまうなんて、何とも畏れ多いことだ。しかし、持ち歩くとなると、手元が狂って落としてしまうのも怖い。

それで、今回入手した iPad miniは、以前に MacBook Air用に買ったケースと同種のモノに入れることにした。
ネオプレンの商品名で、合成ゴムの一種、やわらかい伸縮素材でフィット感があり、単なる袋状の形で出し入れが簡単、iPad miniを使う時の下敷きにしても良い。
秋葉原の家電量販店で、1,500円ほどした。

その他、iPad mini用として沢山のケースが売られているが、どれも専用だとして二、三千円もするし、その他、保護フィルムなどとかも買うと結構な散財だろう。

本当は、昨年十一月頃に、ある女性のブログで人気になった「無印良品のB6ノートケース」が買えれば良かった。それを知った時には、タイミングを逸していて在庫ゼロ。季節商品だったのか?ソルドアウト、単なる文具だが、iPad miniにピッタリサイズ、 1,200円だった。彼女の着眼点も良かったと思うが、先入観に捕らわれない己の意識改革も必要に思った。



コメント(アーカイブ)

こちらのブログを見て、マネしてAmazonで購入しました!
¥1,180に値下がりしてました。すごくいいです!ありがとうございます‼︎
Posted by  キタロウ at 2014.5.4 16:49:56
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TOKYO FM が、期間限定で特製ベリカード(受信証)を発行する

東京タワーからFM電波を送信している老舗のFM局 "TOKYO FM" が、ベリカード(受信証)を発行する。

地デジ化で多くのテレビ局とFM局が、スカイツリーへ移転したが、"TOKYO FM" は、東京タワーからの放送を継続する。

東京タワーの最頂部にあったアナログテレビ放送用のアンテナをFM放送のアンテナに交換する工事も終わり、今日から、特別展望台の下、従来の 208mの位置からトップ(333m)での送信に切り替わった。

従来のアンテナより 100m以上高い位置から電波を送信することになったのを記念し、2月11日以降、受信報告書を送ると、期間限定で新アンテナ放送開始記念 特製ベリカードが貰える。

 実施期間 2月11日~2月24日
 応募方法 所定の受信報告書を2月末までに同局へ送る。(詳細は同社HPで)

アンテナが従来の 1.6倍の高さになり、FM電波の到達距離は、その平方に比例し 約 1.26倍になる計算だ。従来からの放送サービスエリアでは、これまで以上に良好な受信環境となるし、ギリギリだったエリアでは、かなりの改善が期待される。

推測だが、
"TOKYO FM" が、アンテナを高くしてまで、東京タワーからの送信に拘るのは、東京タワーの運営会社である日本電波塔(株)が、"TOKYO FM" の大株主(東海大学に次ぐ第2位)であるからだろう。

なお、東京タワーからは、この "TOKYO FM" の他に "inter FM" とNHKの "放送大学" が継続してFM放送を続ける様だ。その他、スカイツリーに移転した各局のバックアップも設置されていて、まだまだ、現役であり続ける都心のランドマークに違いない。

2013年2月10日日曜日

「ラジオ深夜便」の聴取に最適なラジオか?

二月下旬に新発売らしいと聞いていた、ワンセグTV音声も聴けるFM/AMラジオ(XDR-55TV)を出荷当日に購入した。
昨日のことだが、秋葉原の家電量販店へ別の買い物に行き、たまたま通り掛かったラジオの売場に、本日発売のPOP付きで展示されていて難なくゲット、発売予定が早まったようだ。

地デジ化で、TV/FM/AMが聴けるラジオが相次いで生産中止になり、それを補うモデルとして登場した。
ワンセグTV音声が受信できるモデルは、既にラインナップされているが、こちらは、地デジ/FM受信には必ずイヤホンのプラグが本体に挿さっていないと受信できない仕様になっている。恐らく、地デジの電波が弱いので、アンテナ代わりの役目もあるようだが、ケーブルが煩わしい。

しかし、今回の新製品は、仕様的にはほぼ同じだが、ロッドアンテナも付いていて、そんな制約も無く使えるのが良い。

右サイドの音量調節のツマミだが、何とも馬鹿デカイ。しかし、これが使い易く、なかなかのユニークさだ。放送受信時に一番使われるツマミで、手元を見ずにブラインドタッチで微妙な音量の上げ下げも出来る。

選局は、最初に、エリア指定をすれば、自分の住まう地域で良好に受信できる放送局をプリセットしてくれるのは、他のラジオと同じで、手間いらず。
受信している放送局名と放送周波数はバックライト付きで液晶表示され、しかも、局名は日本語表示で分かり易い。

肝心のラジオとしての感度だが、都心で受信する限り、エリア内の放送局はクリヤーに聴ける。問題になるとすれば、ワンセグTV音声の受信で、元々がFMに比べ送信電力が小さいので受信しづらい場所が出てくる可能性もありそうだ。また、今春から送信場所が東京タワーからスカイツリーへ移るので、現状とは異なるかもしれない。

このラジオの第一印象は、「深夜放送」を聴くには最適だと我ながら思った。
深夜放送と言っても、「パックインミュージック」や「オールナイトニッポン」など、数十年前に若者が夜更かしして聴いた、あの深夜放送ではない。
今どきの言葉で言えば、知る人ぞ知る NHKの深夜放送 「ラジオ深夜便」である。

一年365日のロングランで、パーソナリティーいやアンカーと称するベテラン・アナが日替わりで、23時頃から翌朝5時まで担当している。
リスナーの多くは、それなりの年齢層だが、最近は、若年層にも広がっていると言われる。

音量調節のツマミは大きいし、選局はプリセットで予め選んでおける。しかも、おやすみタイマーがあり、切/15分/30分/60分/90分/120分と細かく設定出来て、横になって聴くにはピッタリ。正に、それなりの歳の者の枕元には打って付けだ。もしかすると、表立ってはいないが、商品化のコンセプトは、ここに有ったのでは?と思いたくなるほどの仕様だ。

良いこと尽くめばかりでは無いが、筐体が妙に横長で、出来ればもう少しコンパクトであった方が良いと思う。また、重量バランスが高めの位置で、立てて置く時に下が真っ平らでないと倒れ易いのが難点だ。

電池は、単三四本で働くが、AC電源アダプターも付属している。
しかし、手元にある同じメーカーのラジオ、"ICF-SW7600GR" や "ICZ-R50" も、同じ単三四本だが、AC電源アダプターに相互互換は無い。

別の家電製品でも、AC電源アダプターは多種多様で、いつの間にか、どれがどれのか?分からなくなりそうだ。パソコン周辺機器や iPhone、スマホ、デジカメなどは、一様に USBが使えるので助かるが、汎用の家電製品でもこの辺は一考して欲しいと願うばかりだ。

自分の耳には 100~10,000Hzで十分、ヘッドホン選び、

iPhoneや iPodに付属のヘッドホンは、何故か?私の耳とは相性が悪いらしく装着感が良くないし、コードが絡まったりして煩わしい。
それで、 Bluetooth対応のワイヤレスヘッドホンと (ワイヤード)ヘッドホンとを TPOで使い分けている。Bluetooth対応のモノは手軽で良いが、バッテリーの容量が小さいので数時間で使えなくなるのが難点だ。そんな意味では、ヘアーバンド型ヘッドホンの出番も少なからずある。

このヘアーバンド型ヘッドホンも、スペックをみると、正にピンからキリで、当然、スペックに見合う価格であるように思う。

上位モデルでは、再生周波数帯域が 5~45,000Hzとワイドな仕様だが、この歳のこの耳では、その違いを聴き取れない。それ故、ランクとしては、一番下の方にあるモノで十分だ。

それで、結局は、モノ有りきで、12~23,000Hzのモノを買ったが、これでも自分のニーズからすれば、オーバースペックだろう。

スペックに先行しての品選びは、小型軽量である。
そんな意味からも、メーカーは絞られ、買い替える毎に、同じメーカーの、細いヘアーバンド型のモノに落ち付く。

調べてみると、2008/2009/2010年と買い替えていて、直近では2012年となっている。最近では、Bluetooth対応のワイヤレスヘッドホンも併用し始めたので、間が空いたのかも知れない。

いずれも、一年間の使用で、イヤーパッドがボロボロになり、サウンドには影響ないが、我ながら何となく惨めな気持ちになり買い替えに至る。

保守用パーツとして、イヤーパッドだけでも買えるが、割高なので買い替えた。これと同型のモノは五年前から実売価格が据置?、二千円でお釣りが来るのが魅力のヒトツだ。

そんな安物のヘッドホン、年齢的に 100~10,000Hz位しか聴けない我が耳にはオーバースペックだが、毎日 Hi-Fi サウンド?が聴けて言うこと無し。

2013年2月9日土曜日

iPhoneで、音が途切れる?Bluetooth対応ヘッドホン

iPhoneに付属のヘッドホンは、何故か?私の耳にフィットせず外れてしまうので、サードパーティーのモノを使っている。

Bluetoothレシーバーとバッテリーが収まった筐体がイヤホン部と細いケーブルで繫がっていて、ポケットとかショルダーバッグのベルトにクリップして使う。ケーブルを胸元に沿わせるだけなので、引っかけたりする事も少なく扱いが良い。

しかし、暫く使っていて、気づいたが、電話の着信時に受話音が聴けないことが分かった。
それ以前、iPhoneのイヤホン端子にプラグを挿した、いわゆる(ワイヤード)ヘッドホンでは、音楽を聴いていても、着信があると自動的にミュート状態になり、接続操作をすると相手の声が聴けた。


しかし、この Bluetooth対応ヘッドホンでは、音楽再生から電話の着信モードに切り替わらないことが分かった。
その後、分かったが、Bluetoothとして、プロファイルHSP(ヘッドセットプロファイル)、または、プロファイルHFP(ハンズフリープロファイル)に対応している必要があり、手元のモノは音楽再生用で、通話には非対応であることが分かった。

暫くして、それのモデルチェンジがあり、ほぼ同型のモノが発売になった。
今度(画像)のモノは、「通話にも対応」とカタログにも明示してある。
しかも、iPhoneと Android用とあり、先日、秋葉原へ行った折りに、某家電量販店の売場で、店員に 「iPhoneで通話に使えるよね?」と念押しをしてみた。

「ダメです、お奨めしません」と、意外な返事にビックリ。続けて「音切れする症状があるようです・・・」と言われ、値札のそばにも同意の注意文?が貼ってあった。
「Androidでは、その症状は無さそうですが・・」と、何とも、つれない返事に返す言葉も無くガッカリ。

これに拘らなければ、選択枝は多いが、フォルムやケーブルの長さなどで、これが気に入っているだけに、次のモデルチェンジまで待つしか今のところは手が無さそうだ。

2013年2月6日水曜日

神田川に ユリカモメ が舞う、

先日、秋葉原へ行く途中、いつもは銀座線神田駅で下車し、神田川に架かる万世橋を渡るが、その日は、都営新宿線岩本町駅で下車し、秋葉原へ向かった。

万世橋よりひとつ下流の和泉橋を渡る時に、川面に目をやると、何と ユリカモメ の群れが飛び交っていた。

ここから、さほど遠くないお台場の渚には、時折、この ユリカモメ の乱舞が見られるが、都心の川面で見る機会は殆ど無い。

居合わせた人々が、ユリカモメ と知ってか?知らずか?一様に、デジカメや携帯を向けていた。

その昔、東下りの 在原業平 が隅田川を渡る時に、船頭から 都鳥(ミヤコドリ)と聞いて、京に思いを巡らせた鳥が、この ユリカモメ と言い伝えられている。

実のところ、ユリカモメ は翼が灰色(腹は白)、嘴と脚が赤い、ミヤコドリ は嘴と脚が赤いものの、翼は黒色(腹は白)で、区別は容易である。

この ユリカモメ は、東京都の鳥とされ、新橋からお台場を周回するモノレールの愛称(ユリカモメ)にもなっているほど、今では有名だ。


伊勢物語「都鳥」
在原業平は、権力闘争に敗れ藤原高子を失い、悶々とした気持ちで東へ下るが・・・

なお行きゆきて武蔵国と下総の国との中に、いと大きなる川あり、それを隅田川といふ。
その川のほとりに群いて思ひやれば、限りなく遠くも来つるものかなとわびあえるに、
渡守はや舟に乗れ、日も暮れぬと言うに、乗りて渡らんとするに、皆人ものわびしくて、
京に思ふ人なきにしもあらず。

さる折しも、白き鳥のはしと足の赤き、しぎの大きさなる、水の上に遊びつつ、魚を食ふ。
京には見えぬ鳥なれば、皆人見知らず、渡守に問ひければ、これなん都鳥といふを聞きて、

名にしおはば、いざ言問わむ 宮古鳥 わが思ふ人は ありやなしやと

2013年2月1日金曜日

"iPad mini"、新品より入手困難な?中古品をゲット

"iPad mini" だが、秋葉原で、発売から三ヶ月余が過ぎても「予約要」だ。
生産が少ないのか?売れ過ぎているのか?

車内でも、コーヒーショップでも、スマホ片手の人は多いが、スマホより大型のタブレットは、それほど見掛けない。取り分け "iPad mini" を見掛けるのは、ごく希だ。

他のタブレットと比べ、飛び抜けた魅力も無いし、コストパフォーマンスも良いとは言えない。
それに加えて、ショップへ行っても、在庫無しで、予約しろと言われる。納期を問えば、どこのショップでも「分かりません」の一言だ。聞いた話では、アップルが明言しないため、何とも応えようがないのが本音らしい。

数日前に、別件で秋葉原へ行った折りに、マック専門のショップへ立ち寄った。

もちろん、「予約承ります」 となっていて、まだまだ、その場で買える状況ではないと思いつつ、中古品の売場へ向かった。

MacBook Proや MacBook Airなどが、何時もの様に沢山並んでいた。MacBook Proは昨暮れに買ったばかりで当分は用なしだが、iPadの方へ足を向けた。

iPadは、1st, 2nd, 3rd, 4th と、どの世代も在りだ。因みに、iPad(1st)は、美品だが既に半値に近い。
ひとつひとつ値札を確かめていると、何と "iPad mini" が三台並んでいることに気付いた。
 "iPad mini"/16GB with Wi-FI
 "iPad mini"/64GB with Wi-FI + Cellular
 "iPad mini"/32GB with Wi-FI + Cellular

店員の話では、"iPad mini" の中古品が出ること自体、今のところ、かなり珍しいらしい。
それも、"iPad mini"/16GB with Wi-FI は、滅多に無いとのこと。躊躇無く、中古品だが、その場で買ってしまった。

開封されていたが、付属品は未使用状態で欠品も無く、もちろん、本体は美品。発売は三ヶ月ほど前から故に、使われていたとしても、それほどの時間は経過していない。

手に取ってみれば新品同様で、いま持っている "iPad" より、処理速度が速くストレスが少ない。それ故、"iPad mini 2nd" が出るまでは、気軽に、手軽に、これで遊べそうだ。