どんなサウンドになるのか?
iPhone/ iPodと組み合わせて使う初心者用?のヘッドフォンアンプを試しに買ってみた。小型軽量、コントローラー付きで、扱い易いような第一印象だった。
iPhone/ iPodのドックからダイレクトに信号を取込み、内蔵の Texas Instruments製のオペアンプでハイ・クオリティな音質を実現したとマニュアルにある。
出力用ジャックに手持ちのステレオタイプのヘッドホンの3Pプラグを挿して使うが、音量や再生/停止、曲送り/ 曲戻しの切替も可能だ。ただし、音量調節は、こちらが優先で、iPhone/ iPodからは出来ない。
電源は、iPhone/ iPodから供給されるが、その分だけ電池の持続時間が短くなるので、通話やデータ通信に支障が出ないようにセーブする配慮も必要だ。マニュアルによると定格として、
出力: 100mW(16Ω), 12mW(300Ω)
S/N: > 98dB
歪み率: < 0.009%(10mW)
周波数特性: 10Hz ~ 80kHz
適応インピーダンス: 6Ω ~ 300Ω
理系だったので、この数字の意味するところは理解できる。
素直な印象だが、このスペックを鵜呑みにすれば、S/Nや歪み率も良好で、周波数帯域もワイド、ハードウェアとしては申し分ない。
注目の再生音だが、先入観も否めないが、全体的にスッキリとしたメリハリのあるサウンドが聴けているようだ。ただし、ヘッドホンがハイスペックのモノでは無いので、それを補って余り有るとの印象だが、上位クラスのヘッドホンでは、その効果がハッキリしないかも?しれない。
中低域に伸びがあるとか、低音過多かもとか、キリっとしまったとか、耳の肥えたマニアなら、繊細で微妙なサウンドの評価も有りそうだが、この歳のこの耳には無理。しかし、音質は、それなりにピュアーに感じる。
この三千円もしないハードウェアに、多くを期待しないが、パフォーマンス的には、そのサウンドにマアマア満足だろう。
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