東京タワーからFM電波を送信している老舗のFM局 "TOKYO FM" が、ベリカード(受信証)を発行する。
地デジ化で多くのテレビ局とFM局が、スカイツリーへ移転したが、"TOKYO FM" は、東京タワーからの放送を継続する。
東京タワーの最頂部にあったアナログテレビ放送用のアンテナをFM放送のアンテナに交換する工事も終わり、今日から、特別展望台の下、従来の 208mの位置からトップ(333m)での送信に切り替わった。
従来のアンテナより 100m以上高い位置から電波を送信することになったのを記念し、2月11日以降、受信報告書を送ると、期間限定で新アンテナ放送開始記念 特製ベリカードが貰える。
実施期間 2月11日~2月24日
応募方法 所定の受信報告書を2月末までに同局へ送る。(詳細は同社HPで)
アンテナが従来の 1.6倍の高さになり、FM電波の到達距離は、その平方に比例し 約 1.26倍になる計算だ。従来からの放送サービスエリアでは、これまで以上に良好な受信環境となるし、ギリギリだったエリアでは、かなりの改善が期待される。
推測だが、
"TOKYO FM" が、アンテナを高くしてまで、東京タワーからの送信に拘るのは、東京タワーの運営会社である日本電波塔(株)が、"TOKYO FM" の大株主(東海大学に次ぐ第2位)であるからだろう。
なお、東京タワーからは、この "TOKYO FM" の他に "inter FM" とNHKの "放送大学" が継続してFM放送を続ける様だ。その他、スカイツリーに移転した各局のバックアップも設置されていて、まだまだ、現役であり続ける都心のランドマークに違いない。
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