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2016年7月18日月曜日

「海の日」の今日、東京海洋大学のキャンパスへ

「海の日」を記念して、毎年、東京海洋大学では、最先端の教育研究活動を紹介する催しが行われる。

明治丸
今年は、海洋工学部のある越中島キャンパスでは、実験と施設の公開やセミナー、明治丸記念館の特別展示、海洋科学部のある品川キャンパスでは、マリンサイエンスミュージアム特別一般公開、複合型食料生産システム「アクアポニックス」や大型回流水槽の展示、海の生物とのふれあいなどが行われた。

来校者は、家族連れが多く、海の生き物タッチプールでは、海の生物としてのエビやヒラメ、サメなどに素手で触れ、燥ぐ子供の歓声も聞かれた。
一番人気は昼時の学食。街中の食堂とは比べられないほどの席数だが、この時ばかりは満員盛況で賑やかだった。

施設公開では、越中島キャンパスにある、大規模修繕を終え、白く美しい姿となった重要文化財「明治丸」の船内見学と品川キャンパスにある「鯨ギャラリー」に展示の巨大なセミクジラの骨格標本を間近に見上げることが定番になっている。

今日も天気に恵まれ、両方のキャンパスを回り、海と関わる研究活動の一端を垣間見てきた。


2016年7月10日日曜日

月と木星が大接近

7月9日(土)、東京での日没は19時、朝からの雨は上がったが未だ雲が多い。
空が暗くなる20時ころ、西の低い空、流れる雲間に月齢5の月、その右上に木星が並んでいるのが見えた。
視野3°の望遠鏡でもラクラク入ってしまうほど、月の直径の二倍ほどの距離で、誰でも直ぐにそれと分かる大接近だ。
翌日10日には月が離れてしまうので一夜限りの天体ショーとも言える。次回は8月6日に見られるようだ。


2016年6月29日水曜日

有線でも、Bluetoothでも聴けるステレオヘッドホン

Bluetooth経由で音楽が聴けるステレオヘッドホンは幾つか持っているが、オーディオケーブルを用いても聴けるモノがあることを知った。

スマホなどからの音楽をワイヤレスで聴くことが定番になりつつあり便利だが、外出先で電池残量が無くなったりすると悲劇だ。


そんな場合に、ヘッドホンから(付属の)オーディオケーブルをスマホへつなぐことで、引き続き、有線で音楽を聴いたり電話も出来てしまう優れモノだ。

要するに、有線と無線(Bluetooth)の両方で音楽の聴取と電話が出来るオーバーヘッド型のワイヤレスヘッドフォン(SBH60)だ。

Bluetooth Ver.4.0、プロファイルは、A2DP(SCMS-T対応)、AVRCP、HFP、HSP に対応し、多くのスマホやポータブルミュジックプレイヤーで使えそうだ。

Bluetoothと言えばペアリングが必須だ。
それ用のボタンだが、小さくて押し難くく、指先が隣の通知LEDを覆ってしまうのが難点だ。もっとも、例のコツンとやるNFCなので対応していれば楽ちんだ。

なお、イヤパッド自体を上下にスライドして耳にピッタリと合わせる仕組みで、他の多くがバンドを伸縮するのとは趣が異なるが、慣れれば気にならない。
また、(付属の)オーディオケーブルは、ポケットに入れて置くか、普段持ち歩くバッグに入れて置かないと、イザと言う時に元も子もない。


2016年6月10日金曜日

「恐竜博2016」、東京開催は、間も無く閉幕

一日延ばしにしていた、東京上野公園の国立科学博物館へ「恐竜博2016」を観に行ってきた。

梅雨の合間の晴天、しかも夏日となり公園内の緑も鮮やかだ。三々五々やって来るギャラリーも、老若男女を問わず、また、恐竜好き?のチビッ子が意外に多いのは何時もながらのこと。

照明はやや暗めでヒンヤリした館内を進むと、恐竜の中で高い人気を誇るティラノサウルスと、史上最大の肉食恐竜スピノサウルスが対峙する迫力のステージが出現した。


全身復元骨格が完成したティラノサウルス「スコッティ」は、これまで発見されたティラノサウルスの中でも最大級の大きさを誇る。
後ろ足で立ち上がり、口を大きく開けたポーズは、何時もながらド迫力だ。

相対するスピノサウルスは全長約15m、前足に比べて後ろ足と骨盤がきゃしゃな事から、肉食恐竜では初めて四足歩行していた可能性があり、また、恐竜で初めて水中にまで行動範囲を広げていた可能性も出てきた。


その隣のフロアーでは、世界でまだ1体ずつしか発見されていない、カスモサウルスとパラサウロロフスの貴重な赤ちゃんの実物化石の全身骨格も初来日している。

展示スペースは、それほど広くは無いが、この二大肉食恐竜の競演は、DINOファンには必見のイベントだろう。なお、東京開催は6月12日(日)まで、その後は、7月から北九州市、9月からは大阪市での開催へと続くようだ。

2016年6月5日日曜日

「SONY DESIGN」、途轍も無く大きく重い写真集だ?

この「SONY DESIGN」、サブタイトルに「MAKING MODERN」とある。
近所の書店では扱いが無く、丸善丸の内本店で購入。オリジナルは英語版なので、この店へ行ったが、店内在庫で日本語版も有りと言われてソレにした。ベースが写真集なので和文でも違和感は無い。
コンテンツは、1946年の創業当初から今日に至るまでの、選りすぐりのデザインだと感じさせるソニー製品のオンパレードだ。

ページを繰るごとに、その当時が思い起こされる。持っていたモノ、買いたかったモノ、カタログを返す返す眺めるだけ、その格好良さに惚れ込んだモノなどが鮮明にプレイバックされる。

自分とこのソニー製品との出会いは、半世紀以上も前、トランジスタ(2T54)とトランジスタラジオに始まる。
正にそれはソニーの前身だった東京通信工業(略して東通工)の時代だ。

同じラジオでも他社とはどこと無く違うそのデザイン。
つまり、その格好良さが他社を圧倒し、次々と世に出るソニー製品は、創造的で画期的なデザインで在り、ソニーファンを魅了し続けた。

つまり、この「SONY DESIGN」は、ソニーの歴史に残る名機の数々を凝縮した写真集であり、ソニーファンなら必見いや必携の一冊だ。

下はWALKMANなどのページだが、見開きで40cm以上、迫力があり見応えもある。
画像をClickすると拡大
下は知る人ぞ知るFM/MW/SW 5BandレシーバーのスカイセンサーICF-5900だ。
画像をClickすると拡大
難を言えば、片手で持つには大きく重いA4変形サイズで約3cm厚、価格は1TBのハードディスクドライブとほぼ同額だ。

2016年5月13日金曜日

SONY製「ブルーレイ/DVDレコーダー」、外付けHDDを認識しない?

4月下旬に、ソニーのブルーレイディスク/DVDレコーダー「BDZ-ZW1000」を購入した。
既に同じソニー製のモノを二台使用しているが、年式の古い方の買い換えである。そのモデルまでだが、外付けHDD(ハードディスク)に対応していなかった。それ故、年月が経つと共に、内蔵ディスクの残り容量が少なくなり、ブルーレイディスクに焼く手間が増え面倒になっていた。

新製品は、軽く小さくなり、使い勝手も良く、当然ながら外付けHDDにも対応している。
この外付けHDDだが、以前は 2TBまでだったが、現在は 3TB以上と余裕が出て来た。
今回のモノは内蔵 1TBであって、当分は外付けHDDの必要も無いが、撮り貯めたデータの管理には有っても良いかと思い、いずれ買うことにしていた。


そんな矢先に、ソニーから、容量 3TB以上の外付けHDD使用中止と記録済み映像のダビングのお願いがメールで着信した。

それによると、
今年4月に新発売されたブルーレイディスク/DVDレコーダー「BDZ-ZT2000/ZT1000/ZW1000/ZW500」において、容量 3TB以上の外付けHDDを使用すると、下記の症状が発生する場合があることが判明したとある。


■■症状■■
外付けHDDに記録された映像(タイトル)が見られなくなる、
またはブルーレイディスクレコーダーが外付けHDDを認識しなくなる。

■■ユーザー側の対応内容■■
●外付けHDDへの新規の録画および録画予約を中止し、既存の録画予約の録画先は内蔵HDDに変更する。
●外付けHDDに記録済みの映像を内蔵HDDにダビングする。ダビングの際は移動(ムーブ)を推奨する。
●すべての記録済み映像のダビングが完了したら、本機から外付けHDDを外す。
●本機に登録した外付けHDDの登録を削除する。なお、登録の削除により、外付けHDD内の映像は見られなくなる。

対象製品「BDZ-ZT2000/ZT1000/ZW1000/ZW500」に容量3TB以上の外付けHDDを接続している場合は、本症状が発生する前に早急に対応すること。
本症状に関しては、6月下旬までに本体ソフトウェアアップデートにて改善する予定。
この対応を行わないと、6月のアップデートによって外付けHDDに記録された映像が見られなくなる。
なお、容量 2TB以下の外付けHDDの使用時には、本症状は発生しない。

以上

2016年5月6日金曜日

最も影響力のあった? 50の「ガジェット」とは

アメリカのニュース雑誌「TIME」に、史上最も影響力のあった50の「ガジェット」が載った。
Appleに関しては、「iPhone」や「Macintosh」、「iPod」、「iPad」、「iBook」がランクインしている。「iPhone」がトップにノミネートされた理由としては、PDAの進化形として、情報化社会に必須なツールとしての礎を築いたことにあるようだ。


日本からは、SONYの「Trinitron(平面ブラウン管)」や「Walkman」、「PlayStation」、「Discman D-50」、Nintendoの「Entertainment System(ファミコン)」や「Game Boy」、「Wii」などが選ばれているのは頷けるが、10位になった HITACHI の「Magic Wand」は意外だ。
その他、CANON の「Pocketronic Calculator」、JVC の「VideoMovie Camcorder」、TOSHIBA の「DVD Player」、YAMAHAの「Clavinova(電子ピアノ)」が揚げられている。

1:Apple iPhone
2:Sony Trinitron
3:Apple Macintosh
4:Sony Walkman
5:IBM Model 5150
6:Victrola Record Player
7:Regency TR-1 Transistor Radio
8:Kodak Brownie Camera
9:Apple iPod
10:Hitachi Magic Wand
11:Canon Pocketronic Calculator
12:Philips N1500 VCR
13:Atari 2600
14:US Robotics Sportster 56K Modem
15:Nintendo Entertainment System(ファミコン)
16:Nintendo Game Boy
17:IBM Selectric Typewriter
18:Motorola Bravo Pager
19:JVC VideoMovie Camcorder
20:Motorola Droid
21:IBM Thinkpad 700C
22:TomTom GPS
23:Phonemate 400 Answering Machine
24:BlackBerry 6210
25:Apple iPad
26:Commodore 64
27:Polaroid Camera
28:Amazon Kindle
29:TiVo
30:Toshiba DVD Player
31:Sony PlayStation
32:Nintendo Wii
33:Jerrold Cable Box
34:Nokia 3210
35:HP DeskJet
36:Palm Pilot
37:Motorola Dynatac 8000x
38:Apple iBook
39:Oculus Rift
40:Sony Discman D-50
41:Roku Netflix Player
42:Fitbit
43:Osborne 1
44:Nest Thermostat
45:Raspberry Pi
46:DJI Phantom
47:YAMAHA Clavinova
48:Segway
49:Makerbot Replicator
50:Google Glass

いずれも、アメリカ社会に於ける評価だから、日本人の感覚とは、かけ離れたモノも有る様な気がするが、その時代、そのジャンルを代表するモノであったことには違いない。

余談だが、
2位、SONYの「Trinitron(平面ブラウン管)」は、基本特許を持つことで、他社を寄せ付けず、テレビ用ブラウン管として約40年間も独走したが、2008年に生産を終了した。
我が家でも、歴代のテレビはソニー製だったが、地デジ化で(Trinitron式TV)三台を液晶式TVに買い換え、いま現在はオールド・マック用として(Trinitronの)ディスプレーだけが生き残っている。

2016年4月20日水曜日

次期バージョンは、Mac OS 22になるかも?

アップルに関して、いまWebで話題となっている事のヒトツに、「OSX」の名称を次期バージョンから「Mac OS」へ変更する可能性があるらしいとの流布だ。

メジャーバージョンが10世代目を意味する「OSX」は既に15年以上続き、それ以前からの通算では、最新の OS X v10.11 (El Capitan) は 21代目になる。

「Mac OS」の名称は、「漢字Talk 7」 のアップデートが何の予告も無しに突然「Mac OS 7.6」として登場して以来である。

それ以降、Mac OS 8 から Mac OS 9.2 を経て、Mac OSX v10.0 (Cheetah) がリリースされ今日に至っている。

「OSX」のシガラミを絶つのであれば、通算のバージョン数を付けるのが順当だと思うが、それでは余りにも考え無しか? 6月のWWDCが待たれる。

2016年4月18日月曜日

アンタレスに火星が接近、土星も

午前二時頃、見上げる南の空、さそり座の一等星アンタレスに火星が接近。オマケに土星も近くに居て、明るい星が三角形を為していた。どれも明るく直ぐ目に付くが、深夜だけに気づいた人がどれ ほど居るのか?

左が土星、右が火星、右下がアンタレス
視野7°の双眼鏡では、火星とアンタレスは、その視野に収まるが、土星は僅かにはみ出してしまう。月齢10位の月は既に東の空で没しそうになって居て、見過ごすことは無さそうだ。

2016年4月14日木曜日

アップル製品の歴史を凝縮したビッグポスター

アップルが誕生して40年、このビッグポスターでは、アップル製のハードウェアからソフトウェアまで、何と556アイテムのオンパレードだ。
上の画像をクリックするとビッグサイズのページへリンクする

先日のアップルのイベントで新たにラインナップに加わった iPhone SE や 9.7インチiPad Pro を含む、アップルの全製品が一枚のポスターに収められている。

製品は、年代とカテゴリー(ソフトウエア、入出力装置、デスクトップ/タワー型、オールインワン型、ラップトップ型、ハンドヘルド型)によって分類されている。

ポスターの縦軸は年代を表していて、Lisa から Apple Watch へ、小型で高性能化していく様が良くわかる。また、スティーブ・ジョブズがアップルを追い出され、そしてカムバックする1997年を境に、製品ラインナップがぐっと絞られていて、彼の復帰が、その後のアップルの進むべき道を明確にしたとも言える。

1998年、カラフルでパソコンらしからぬフォルムの iMac や iBook を発表し、その数年後に、コンピューターとは丸で縁の無さそうなポータブル音楽プレーヤー iPod を発表した。
この iPod の成功で、その後のハンドヘルド端末(iPod touch、iPhone、iPad、Apple Watch)を次々とヒットさせ、ビジネスチャンスを摑んだことは周知の事実だ。

創業以来の社名 Apple Computer Inc を Apple Inc に変更したことは、このサクセスストーリーのプロローグだったのかも知れない。


余談だが、
マック歴は四半世紀になるが、1990年、DTPの職場で初対面となったマックが、ビッグポスターの上の方にある Macintosh IIfx だ。(画像をWebから拝借したが)システム一式は、概ねこれと同一であった。


NECのノート型パソコン PC-9801NSを買った頃で、Macintosh IIfx の CPU: 68030/40MHz, Max RAM: 32MB(64Pin), HDD: 80MB, FDD x 2, SCSI DMA, Expansion: NuBus x 6, 030PDS など、そのスペックに圧倒された。
当時としては正に孤高のマック、本体が180万円、純正13吋カラーモニターが30万円、純正キーボードが3万円、純正マウスが一万円位と、空前絶後の価格にも驚かされた。同じ時期、NECのデスクトップ型の PC-98シリーズ(RAM : 640kB, MS-DOS3.3)で一式揃えても50万円には届かなかった。

2016年4月6日水曜日

増上寺、サクラが満開

東日本では一番大きな伽藍の三縁山増上寺、背後に東京タワーが迫って見える。普段は、東京タワーへ行く人々が近道として境内を通過して行くが、この時季ばかりは花見客に早変わりだ。


都内では最大級の広さの境内だが、場所柄、ブルーシートを敷いての花見は御法度、暫し足を止め、満開の桜を仰ぎ見る姿が数多く見られた。

四月のこの時期、増上寺では、浄土宗の宗祖法然上人の忌日法要としての御忌大会があり、全国から檀信徒が集まり、何時になく境内に賑わいを感じる。

2016年3月30日水曜日

実質0円廃止で、誰が得をしたのか?

学割や家族割、新規契約とかNMPなど、一部の利用者だけの特典?だった、これまでの携帯の料金プランだが、その目玉となっていた「実質0円」は、お上の指導?で、ついに廃止になった。


結果として、大手キャリア三社は、キャッシュバックや商品券などを廃止。新たな料金プランもリーズナブルと見せかけて、結局は、(利用者に悟られ難い)巧妙な割高プランも用意した。一方、携帯は、市場を独占する業者の言い値で、しかも、これまでより高目で買うしか無い。

いったい誰の為の実質0円廃止だったのか?利用者を無視した政策にタダタダ腹立たしく思うばかりだ。

2016年3月22日火曜日

木星に月齢13の月が接近

東の空、木星に満月に近い月が近づいた。3月22日午後8時頃に撮ったが、視野7°の双眼鏡に収まる程の近さだ。
木星は9日に衝を迎えたばかりで、今頃が最も明るく大きく見える。月は23日の明け方までに徐々に離れつつ没して行く。次の接近は4月18日らしい。

予想通りの「Apple Special Event March 2016」

三月二十一日、アップルは、新製品として、iPhone SE、iPad Pro(9.7-in)、MacBook(12-in, Early 2015)向けの新しい各種アクセサリーを発表した。

いつもながら、アップルの未発表の製品に関しては、リーク情報が飛び交うのが常で有り、発表イベントが近くなるほど信憑性を増してくる。
世界中から部品の調達をしている訳で、どこから漏洩しても可笑しくなく、また、そうすることで、前評判を煽り、アップルファンをワクワクさせていると言って良いかも知れない。

そんな事もあり、今回の新製品発表会では、初耳と言えるほどの大きな驚きは無かったように思う。


主たる新製品として iPhone SEは、以前のモデル、つまり、iPhone 5S/5と外観はソックリで、このサイズへの先祖返りだが、性能は現行モデルの iPhone 6Sに近くパフォーマンスは良くなった。
気になる価格だが、16GBは $399(52,800円)、64GBは $499(64,800円)となるようだが、本体価格が iPhone 6Sより安めになっても、通信・通話料は変わらないかも?

iPad Pro(9.7-in)は、これまでの iPad Air2の後継では無く、昨秋に発表の iPad Proシリーズとしてラインナップされ、iPad Airシリーズは無くなるようだ。

発売からそろそろ一年に近い、Apple Watchは、着せ替えが楽しくなる?新デザインのバンドが発表された以外は、現行品の値下げがあっただけで、肩すかしの感もあり。

総じて言えば、深夜に眠気に耐えて、ライブ映像を見るほどのサプライズは全く無かった。

2016年3月21日月曜日

新鮮さが全く感じられない「なつかしBCL大全」

秋葉原へ出掛けたついでに立ち寄った書店で、この「なつかしBCL大全」に気付いた。
過去に「BCL」に凝った時代があったが、ソニーの ICF-2001を最後に、このジャンルから遠ざかり、今は同じソニーの ICF-SW7600GRが座右にあるが、ラジオ代わりで出番は無い。
BCL、いわゆる短波放送の受信だが、主に海外から日本向けに送信される日本語放送プログラムを受信しようとする趣味である。
そのブームは、1980年頃をピークに前後五年ほどであったが、ソニーと松下の二大家電メーカーが凌ぎを削り、短波放送受信用としては、かって無いほど素晴らしい性能のラジオが幾つも世に出た。

このブームに熱狂した往時の若者達も、既に還暦を過ぎ、「BCL」の文字に往時を懐かしく思い出すかも知れない。
しかし、現在のインターネットをはじめとする情報化社会に於いて、短波放送局は次々と閉局し、このBCLブームの再来は無いと言って過言では無いだろう。

「なつかしBCL大全」も、そんな世代を対象に出版されたのであろうが、版元を知る者には、「またか・・」の言葉が口を突いて出そうになる。
つまり、「なつかしBCL大全」は、これまでの「BCL」をタイトルとした企画本の使い回しで、それも一回や二回では無いことがパラパラとページを繰っただけで分かる。今回は、山田耕嗣コレクションのCDが付いていたが、今さら格別に嬉しくも無い。

三十数年前のブームの時の事を、繰り返し回顧して居るだけで、内容的には、端折る事が有っても、付け足す事は既に無い。

過去を辿れば、2007年に発刊の「BCLラジオカタログ」は秀逸、2012年の「BCLラジオカタログ完全保存版」も同様に見栄えが良い。ジャンルは違うが、2012年発刊の「アマチュア無線機コレクションFT-101の時代」も出来映えがなかなか素晴らしい。

今回の「なつかしBCL大全」は、既刊の「BCLラジオカタログ」や「BCLラジオカタログ完全保存版」などのパクリと言うか?正にデッドコピー的で、目新しい事は無い。

これらの三冊はA4サイズだが、「なつかしBCL大全」はB5と小振りの版面になり、フルカラーにしては色鮮やかさに欠け、特に表紙は製版ミスか?最悪だ。これまでが素晴らしかった事もあり、チープさだけが際だって感じられる。

この手のモノは、直ぐコレクションに仕勝ちだが、既刊を持っていれば、書店での立ち読みで十分、敢えて買う必要も無いだろう。

2016年3月16日水曜日

高品位なアナログレコードの再生とハイレゾでPCに録音・保存できるステレオレコードプレーヤー

ソニーが、ステレオレコードプレーヤーを発表した。
アナログレコードの再生と、そのレコードの音を最大DSD(Direct Stream Digital)5.6MHz、最大192kHz/24bitのリニアPCM方式のハイレゾフォーマットでパソコンに録音と保存が可能。また、保存した音源は、ハイレゾ再生対応のミュージックプレーヤーであれば再生できる。


レコードプレーヤーとしては、飛び抜けて凄いスペックでは無いが、アナログ音源を手間無くデジタル化できることが味噌らしい。
しかし、いくらハイレゾ化しても、音質的には アナログレコードの生の音を越えることは無い訳だ。
なお、発売は来月のようで、価格は 61,000円(税別)也。

蛇足だが、45回転用アダプタが付属していて何とも懐かしいが、用途の分からない世代が多くなっているかも知れない。

追記
多くの音源がCD化されている今、これほどまでして、ハイレゾ化しなければならないアナログレコードが、どれほど存在するのか?他人事ながら気掛かりになった。

2016年3月3日木曜日

青空に東京タワーが鮮やかさを増す季節が来た

東京タワー
雛祭りの今日、二十四節気で言うところの啓蟄も近く、穏やかな日和に恵まれて、何時もながら東京タワーの塗色のインターナショナルオレンジが目に眩しい。

都心に建つ総合電波塔として、開業以来58年。
芝公園の一角に立ち続ける東京タワーだが、あの東日本大震災後のタワー頂部の補強工事と地デジ化によるテレビやFM放送用のアンテナの取り替えなどで、その姿が大きく変わった。

行き摺りに漠然と見上げる者には分からないが、日々、見上げることの多い周辺住民であれば、その変わり様には驚くばかりだ。

日中は、塗色のインターナショナルオレンジが青空に映え、日没から午前零時までは、都心の闇に映えるタワーのライトアップも見事だ。

間も無く春の彼岸、
ソメイヨシノが多いタワー周辺の芝公園は、例年通り、今年も花見客の姿が多く見られることだろう。

2016年2月21日日曜日

アストロガイド2016 (iOS版)、一ヶ月遅れで、コッソリ?とリリース、

ここ数年、アストロガイド(iOS版)を利用していたが、昨年の暮れ、アップルのサイト(App Store)では、2016年バージョンが見当たらなかった。

「毎日の天文現象」、「太陽と月の出没」、「月齢を表示する日めくり」や、「惑星の見え方」、「毎月の天文現象一覧」、さらに主な天文現象の詳しい解説と画像が見られるアストロガイドは、iPhone や iPad で利用するのに最適であった。

     価格は何と 480円だが、
しかし、年が明けても、開発元の Astoro Arts の HP に何の情報も無いままで、2016年版はリリースされないと思っていた。

それが、今日、別件でブラウズしている最中に、アストロガイド2016(iOS版)の存在を知った。

早速ながらマックで iTunes を立ち上げ、心当たりの 「アストロガイド2016」 で検索すると難なくヒットした。

年鑑モノのアプリが、何と翌年の1月26日付けでリリースとは、タダタダ呆れたとしか言いようが無い。

「評価とレビュー」でも、遅れたことでのキャッシュバックとか一ヶ月分の情報が無駄になったとか・・・ブーイングの書き込みが多く、評価としては最悪に近い。
ただし、コンテンツ的には、これまでの延長線上にあるようで、マアマアかと思われる。

遅れた事による償い?は、来年の一月分までアップデートで対応できれば、ユーザの気持ちも収まるのではないか?と思量するが如何なものか?





2016年2月14日日曜日

惑星チョコとは、洒落ていて何とも素敵だ、

2月14日、星好きの自分にピッタリのチョコが届いた。
箱の表に「ASTRONOMY」とあり直訳すれば「天文学」、中身は恐らく星形のチョコが詰まっていると想像した。


期待感いっぱいで箱を開くと、何と星形なんて単純なモノで無いことにビックリした。色々なチョコが12個も整然と並んでいた。
どれもが惑星や星雲の名が付けられ、その色や形がその名を連想させるに十分な演出だ。因みに、蓋の裏側の説明には以下の様にある。

上段の左から、
MERCURY, ORION NEBULA, EARTH, STAR DROP, JUPITER, METEORITE,
下段は、
METEORITE, VENUS, STAR DROP, MARS, ROSE NEBULA, SATURN

和訳すれば、誰でも知っていそうな星の名が連なっていて、その場で食べてしまうには惜しい。今は眺めて楽しむだけ、その後はどうしようか?思案している。

2016年2月12日金曜日

観たい星が、なかなか捉えられない?天体望遠鏡

思わぬ機会があり天体望遠鏡を手にした。
一見して如何にも初心者向けだなと、端から思った。
カメラで言えば超望遠レンズに匹敵するような外観で、夜空の星を容易に捉えられるような第一印象だったが、(結論を先に言えば)考えが甘かった。

セットアップは、目的の星の方向へ望遠鏡をピンポイントでガイドするためのファインダーを本体(鏡筒)に取り付ける作業だが、円筒のため少々手間取った。

三脚も付属していたが、華奢な作りで、このサイズでこの重量の望遠鏡を載せるには無理?コンデジならOKかも知れないと思った。

この三脚に望遠鏡を載せ、天頂ミラーにアイピースを挿入してファインダーの調整に掛かった。ファインダーを覗くとレッドポインターが見える。

そこで遠くの目印になりそうなビルを視野の真ん中に持ってきて、ファインダー内のレッドポイントをその目印に重なる様にファインダーを上下左右に調節する。
実際には、2km以上先をターゲットにする必要があるが、我が家からは、高層ビルや木々に遮られて見通せない。

それでもファインダーでギリギリだがターゲットが視認できたので、後は夜空の明るい星を何とか視野に入れてからファインダーの微調整をすることにした。

夜を待って、いざ本番だったが、初っ端から挫折した。
付属の三脚のハンドルを持ち、星をファインダー内のレッドポインターに合わせるのが至難の業だ。
元々がカメラ用の三脚だから、ほんの僅かだけ、上下左右に動かすことが出来ない。星を捉えるには微妙な動きが必須だが、それが出来ない。

動きが大きく、此処と言うところで固定したいが、なかなか出来ない、結果的にズレてしまう。まあまあファインダー内にあることでアイピースに目をあてると星像が見える時があり、慌ててピントノブを回すと本体(鏡筒)が微妙に揺れ動き向きが変わってしまう。
この動作を何度となく繰り返すが、10分、20分、30分と無駄?な時間が過ぎていくだけで、満足に星を捉えられない。

それで、この華奢な三脚から望遠鏡を外し、自前の大型三脚に載せ替えてみた。普段の撮影ではお世話になっていて、重く大きい以外は満足している。

その結果だが、全く改善されない。
つまり、望遠鏡を上下左右に微妙に動かすには、三脚の雲台では機構的に無理があった。
大雑把だが、カメラの視野は40°から50°あるのに対し、望遠鏡では1°位しかなく、僅かに向きを変えても望遠鏡では、とんでもない方向へ本体(鏡筒)が向いてしまう。

要するに、カメラ用の雲台では、思う方向に望遠鏡を向けられないし、ファインダーも機構的な精度不足で、ド真ん中にターゲットを捉えることが出来ず、観たい星を視野に捉えることが甚だ難しい。
つまり、この程度の天体望遠鏡は、名ばかりで、役立たずなのを思い知らされる結果となった。

2016年1月28日木曜日

月と木星が接近

1月27日の深夜(28日の明け方)、月齢18の月と木星が凄く接近して見えた。肉眼でもラクラク見えるが、視野7°の双眼鏡に収まる程の近さで見ることが出来た。

2016年1月28日3時15分頃
このところ、昼も夜も晴天続きで、天を仰ぐには絶好だが、月明かりが眩しくて他の星は見えずらいかも知れない。

八木秀次、生誕130周年

1月28日、Googleのトップページのバナーが、屋上で「八木アンテナ」のビーム方向を調整しているアニメーションになっている。


八木秀次は、宇田新太郎と共に開発した「八木・宇田アンテナ」の共同発明者として知られている。後年、この発明を基に八木アンテナ株式会社を創業し、その初代社長に就いた。

この「八木アンテナ」だが、通信分野では勿論だが、民生用としてアナログテレビ時代には、テレビ電波を受信するに不可欠のツールとして全世界的に普及した。

日本では、アナログテレビ放送の終了によりVHF用の「八木アンテナ」は不要になったが、UHF用は地デジ放送の受信に、未だ未だ現役でお世話になっている。

2016年1月20日水曜日

パスワード、相変わらず "123456" か "password" だ、

アメリカ SplashData社の受け売りだが、2015年版の「危ないパスワード」のランキング(トップ25)が発表されている。

2015年のワースト1は、3年連続で "123456"で、2位も3年連続で "password" だ。
2011年以降は、この2つが上位2位を独占しているらしい。

"123456" と "password" は、苦笑以外にコトバも無いが、キーボードのキー配列の列びが半数を占めていて、イージーワード?であることが明白である。

英小文字と数字による 8桁くらいは必須と思われるが、ランダムな文字列を覚えておけるのか?この歳の自分には難題に違いない。

なお、2015年版の「トップ25」は、以下の通り。(新)は、25位内に初登場らしい?

1,123456
2,password
3,12345678
4,qwerty
5,12345
6,123456789
7,football
8,1234
9,1234567
10,baseball
11,welcome (新)
12,1234567890 (新)
13,abc123
14,111111
15,1qaz2wsx (新)
16,dragon
17,master
18,monkey
19,letmein
20,login (新)
21,princess (新)
22,qwertyuiop (新)
23,solo (新)
24,passw0rd (新)
25,starwars (新)

2016年1月17日日曜日

「模型とラジオ」、神田神保町の古書店で見掛けたが、

神田神保町へ出掛けた折り、昨秋に閉店を予告していた古書を扱う篠村書店へ立ち寄った。
未だ商いをしていて、靖国通りに面した店の入り口には「全品3割引き」と書かれた紙が張られていた。

奥に座る店主によると、遂に今月末で店を閉じると言う。すでに仕入れを止め、書架に空きが目立ち、在庫は二、三割のスペースまでになっていた。

かっては、書棚に、「鉄道ピクトリアル」、「鉄道模型趣味」、「鉄道ファン」などの雑誌や、70年代や80年代の国鉄時代の時刻表が並び、鉄道人気に合わせた、鉄道関連の古書が多かったようだ。
他に、年代物の飛行機や自動車関連の図書も僅かながら残っていたが、そんな中に「模型とラジオ」を見つけた。

模型とラジオ、左が1963年(昭和38年)3月号、右が1959年(昭和34年)1月号

月刊誌だっただけに、創刊号とか号数を意識しなければ、他の書店でも巡り会うことはあるが、ただただ懐かしさが優先して買ってしまった。

1959年(昭和34年)1月号と1963年(昭和38年)3月号の二冊だ。

特に、記事内容に引かれた訳では無いが、巻末に掲載の「科学教材社」の通販カタログが、何とも当時の読書には魅力的だった。
鉄道模型工作、模型飛行機、船舶工作、各種の模型工作、トランジスタラジオの作り方、真空管ラジオのキット、望遠鏡、ホビーカメラなどなど、見ているだけで子供心を擽るモノが満載で、見飽きることが無い。

また、広告も懐かしい。
トランジスタラジオのキットのミツミ、鉄道模型のカワイ、真空管のNECやロダン、アポロ、ゲルマの狐崎電機、望遠鏡のミザール、成東商会、 トランジスタラジオのファースト電機、TKKマブチモーターの東京科学、エレキットの光和、プラキットのトミーなど、多くを忘れていたが、既に半世紀を過ぎていて現存する会社は少ない。
活字も小さく、この歳のこの目には辛いモノがあるが、時間を掛けて往時を思い出しつつ読んでみたい。

余談だが、本誌と当時のライバル誌のプロフィールは以下のようだ。

模型とラジオ(略称は模ラ)
1955年(昭和30年)に創刊、科学教材社が発行した、子供向けの工作科学雑誌である。昭和期の子供たちに電子工作、模型工作を通して科学への関心を育んだ雑誌として知られる。
往時は、巻末には、「科学教材社」の広告が付いていて、これも見逃せない魅力ある?内容だった。
1984年(昭和59年)に廃刊した。

子供の科学(略称は子科)
1924年(大正13年)に創刊し、以来92年の歴史ある月刊誌である。
「子供の科学」は、誠文堂新光社による出版である。子供向け科学雑誌であり、戦前から科学を子供が平易に学べるように編集されている。
「模型とラジオ」と同様に科学教材社の広告が巻末に付いた。

初歩のラジオ(略称は初ラ)
1948年(昭和23年)に創刊。誠文堂新光社が発行した、エレクトロニクス専門入門誌である。同社の「子供の科学」と「無線と実験」の間を埋めようなレベルで、ラジオや電子工作の記事を主に掲載した。
1992年(平成4年)に休刊した。
「模型とラジオ」と同様に科学教材社の広告が巻末に付いた。
ライバル誌として、電波新聞社の「ラジオの製作」があった。

ラジオの製作(略称はラ製)
1954年(昭和29年)に創刊。電波新聞社が発行した月刊誌である。アマチュア無線、パソコン、オーディオ、BCL、エレクトロニクスの総合入門雑誌である。ライバル誌として誠文堂新光社の「初歩のラジオ」であった。1999年(平成11年)に休刊。



自分は、小学生時代は、「子供の科学」を定期購読していたが、中学へ進学してから、一足飛びにアマチュア無線の専門誌である「CQ ham radio」へ興味が移って、その後の成り行きを知らない。

2016年1月11日月曜日

iPhone 7、ステレオミニジャックが無くなる?

未だ確定では無いが、iPhone 7 では、3.5φのステレオミニジャックが廃止されるようだ。

左の大きな穴が iPhone 5 のステレオミニジャック、中央が Lightingコネクタ

この3.5φのステレオミニジャックは、身近にあるラジオやテレビをはじめ iPhone やスマホなどには例外なく採用されている。

3.5φプラグの付いたステレオイヤホンは世界定番だが、その歴史を辿れば、恐らくステレオ放送が始まった1970年代にまで遡れそうだ。

このステレオミニジャックだが、これまでに外観や材質などでは改良改善もあったようだが、その基本的な構造は、L信号とR信号それに共用のアースの三極端子になっていて、今も昔も変わり無い。
しかし、軽薄短小の時代、特に iPhone で言えば、本体を薄くしたくても、このステレオミニジャックがネックとなっている。

左はケースかシャーシーに取付、線を半田付けするタイプ、右はプリント基板に直付けするタイプ

それで、いよいよ、iPhone 7 では、コレを廃止し、いまあるLightingコネクタを利用しようとしているようだ。
Lightingコネクタは、同期と充電用だが、イヤホンジャックにも利用できれば、正に一石二鳥で、本体も更に 1mm 位は薄く出来るだろう。
既に、フライングだが、このLightingコネクタによるステレオイヤホンも一部のメーカーから発売されている様なので、単なる噂の時期は過ぎていて発表が待たれる。

2016年1月10日日曜日

初代 iPhone が発表されてから今日(1月10日)で丸9年、

初代 iPhone (iPhone 1G) は、9年前の2007年1月に発表され、2007年6月にアメリカで発売された。

iPhone 1G

iPhone 1G は日本では未発売、iPhone 3G として翌年2008年夏に、ようやく発売された。
以後は、iPhone 3GS → iPhone 4 → iPhone 4S → iPhone 5 → iPhone 5S → iPhone 6 → iPhone 6S と毎年ながら矢継ぎ早に発売されている。

自分としては、長らく付き合った PHS の W-ZERO3 から(当時はNMPも無かったが) iPhone 3G へ乗り換えた。以後は、iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5 と毎回機種変更で繋いで来たが、iPhone 5S はパスし iPhone 6 が、いま手元にある。
サフィックスが S のモデルは、マイナーチェンジ的な要素を強く感じ、また、円安で本体価格が十万円近くなり、昨年も iPhone 6S はパス、この夏に出るであろう iPhone 7 には期待している。

2016年1月6日水曜日

テクニクス、新ターンテーブル SL-1200G を発表

今は Panasonic ブランドの松下電器産業だが、かっては National と高級オーディオ専用ブランド  Technics の二つを持っていた。

この Technics、1960年台半ばには、プロやオーディオマニアから注目されて急成長したが、やがて、デジタルオーディオの到来で、ポータブルオーディオでも高品位のサウンドが容易に得られるようになり、衰退の一途を辿った。

2008年に発売したDJ用ターンテーブル SL-1200MK2 は、その高品質のクオリティーからヒット商品になったが、これも、時流に乗れず数年で生産終了となり、この時点で Technics は消滅した。


しかし、2014年の秋、この Technics が復活するニュースが流れた。
そして今日、DJプレイ用ターンテーブルとして不動の地位を誇る名機 SL-1200 のシリーズ復活モデル SL-1200G が発表になった。また、テクニクス・ブランド50周年を記念するモデル SL-1200GAE も同時に発表、いずれも2016年後半から発売のようだ。

プレスリリースによると、SL-1200G の駆動機構は伝統のダイレクトドライブ。ツインローター構造によりベアリングへの負荷を軽減、さらに、BDプレーヤーのために開発したモーターの駆動制御技術を採用し、高いトルクと高速回転時の安定性を高めている。また、モーターは無鉄芯のコアレスダイレクトドライブモーターを採用し、回転時の細かい脈動(コギング)をなくした。もちろん操作部にはピッチコントローラーも搭載し、±8%もしくは±16%で速度調整が可能とある。

正に、テクニクスならではのターンテーブルだが、その価格は 4000ドルとの噂もあり、棚に積んだジャケットの埃を払う必要も無さそうだ。よくよく考えてみたが、一万円もしないこれくらいが適当かも?・・・

2016年1月1日金曜日

東京タワー、"2016"の窓文字は元旦午後四時に点灯

東京タワーの窓文字が、次の年の数字に置き換わるのは、"紅白"も終わり増上寺からの除夜の鐘が聞こえる午前零時が通例だった。

デジカメを構え、今や遅しと待っていた初詣の人々も多く居たが、イルミネーションは早々と消えて真っ暗、いつまで経っても変化無し。
しびれを切らしてネットで調べると、今年は、元日の午前零時からではなく、午後四時から点灯することが分かった。
寒さに耐えて待っていた人々はガッカリ・・・

冬至を過ぎて間も無く、東京での日没は午後五時前、あっと言う間に"2016"の窓文字が明るさを増した。
しかし、例年は、大展望台の南東側に窓文字が配置されていたが、今年は大展望台内で別のイベントが在り、"2016"は南西側の窓に移された。
それ故、増上寺とのツーショットでは、この窓文字が写らなくなり、これもカメラマン泣かせになった。

元日の都心の夜空は澄み渡り、東の空には、オリオン座のベテルギウス、その左に大イヌ座のシリウス、小いぬ座のプロキオンが明るさを増し、いわゆる、冬の大三角形が目で追えるようになって来て、冬本番を予感させるに十分な時季になった。

「謹賀新年」、PowerMacは相変わらず健在だった

左は MacFan 2016 1月号、右は ソニーの15型CRTディスプレイ CPD-15ES2。
昨年も、出番は数えるほどしか無かったが、今年も律儀に年始の挨拶をしてくれたオールド・マック。

PowerMac G3 (Blue & White)のパワースイッチをオン。
マック特有の起動音がして、例のアイコンパレードが終わると、デスクトップの中央に今年も「謹賀新年」の文字が現れた。

正月三が日に限ってのイベントであるが、2000年以前からのマックユーザーなら誰でも経験済みの事で、Mac OSXの環境では体験できない密かな楽しみ?だった。

これまでに、多くのマックを失ってきた。相当こき使ったこともあり、どれもが昨日まで働いていたのに今日はウンともスンとも言わなくなった。

しかし、手元に有る PowerMac G3 (Blue & White)シリーズの最終モデルだけは、今日まで強かに生きていた。

PowerMac G3 (Blue & White)
クロックは、このシリーズ最高の 450MHz、メモリーは 512MBを追加して 640MB、Ultra2 Wide SCSI HDD(40GB)を増設、さらに、グラフィックカードも増設し同時に二台のモニターが使用できる。

Mac OSX全盛時代に、いささかレガシーな Old Macだが、Mac OS 8.6とMac OS 9.2.2がそれぞれのハードディスクにインストールされていて、1990年台のアプリはサクサクと動き、この時代に於いては最速最強の PowerMacだったと言える。

高速のHDDを装備しながら、IEEE1394 や USB、10/100Base-T Ethernet などの  I/Oが付いていて、オマケ?に ADBまであり、使い勝手の良い PowerMacだったとも言える。
いつまで生き続けるのか?全く見当も付かないが、少なくとも来年も再来年も「謹賀新年」を視たい物だと願っている。