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2015年1月23日金曜日

今さらながら Apple Keyboard を買ったが、

久しぶりにキーボードを新調した。
正にアップル純正の Apple Keyboard だ。5mm厚ほどのアルミ板にキーボタンを埋め込んだ様なフォルムでスリムかつ軽量だ。

Apple Keyboard (US Key)

今の iMac などではテンキーの無い小型の物が付いてくる様だが、これは、フルキーボードで テンキーや矢印キーも独立している。もちろん、それだけ横幅があり 430mm と奇しくも BTS仕様のオーディオコンポと同じなのが妙だ。
マックとの接続は、いまどき流行のBluetooth仕様では無く、一般的なワイヤードで 85cm位のケーブルであり、デスクトップで使うのであれば、付属の延長ケーブル(約 95cm)で延伸すると良い。

数字を頻繁に打ち込むニーズに応えるため、敢えて新調したが、対応 OSは Snow Leopard からだが、恐らく、それ以前でも対応できると思う。

こう言った フルキーボードを使うのは、本当に久しぶりだ。
25年くらい前、Macintosh IIfx を 使っていた当時は、正にこれの前身とも言うべき Apple Extension Keyboard を用いていた。キータッチが自分の好み、正に指にピッタリと馴染み PowerMac の時代まで付き合った。価格は約三万円ほどしていてビックリだが、今回の物は 4,800円(税別)である。

マックと付き合い始めてから、今日まで Adobe のアプリとの付き合いも長い。プロ用のアプリは、ショートカットキーが充実していて、いちいちマウスでメニューバーから辿る必要が無い。右手はマウス、左手はショートカットキーの操作と決まっていて、作業は時間との勝負でもあった。
それ故、キーボードのキー配列は、今でも変わらず US 仕様しか使わない。
ひらがな/カタカナ、変換/無変換とか、私に取っては邪魔っ気なキーであり、何で今どき、こんなキー配列の物が使われているのか ?
殆ど多くの人が、ローマ字入力であって、カナ入力なんて1980年代のワープロ機、文豪や書院などでの一本指のカナ入力を思い出す。
それからでも30年は経っていて、JIS配列キーボード何て正に過去の遺物だ、一刻も早く無くなる事を願うばかりだ。

2015年1月12日月曜日

東京タワーの窓文字って、

大晦日のカウントダウンが終わった1月1日午前0時、漆黒とは言い難い都心の夜空だが、東京タワーの大展望台に 2015 が鮮やかに表示された。暮れの 30日までの一週間ほどは 2014 であったが、この瞬間に年の改まったのを実感した。

2015 が見える大展望台の窓 Photo by iPhone 6)

この数字を表示しているのは大展望台の窓へ発光体のボードを取り付けてライティングしている訳で、昼間に展望台を見上げると画像の様に光る部分が蓋をされたように見える。
しかし、それも間も無く撤去され、今年の暮れに再登場するはずだ。

西暦表示のような文字は白色に近い色だが、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催決定を祝して、オリンピックカラーをイメージしたダイヤモンドヴェールを点灯した時には、2020 の窓文字もオリンピックカラーに変える芸の細かさもある。その時々で沢山のバリエーションがあり、そんな時にたまたま出会うと思わずカメラを向けてしまう。

2015年1月7日水曜日

木星に十六夜の立待月が接近して

正月も終わる七草粥の日、北海道や北陸、東北地方では大雪の荒れた天気と報じられているが、東京はカラリと晴れ青空が目に眩しいほどだった。その空が、そのまま夜空に変わり、満天の星とは言い難いが、星座を代表するような明るい星が沢山見えていた。

Photo by iPhone 6

夜半には十六夜の立待月が、南東の空に上がり地面を煌々と照らし始めた。
今夜は、そんな月が、ひときわ明るく輝く木星に接近した。特に珍しい天文現象では無いが、明るい星が並んで見えたりするとツイツイ見上げてしまうのが不思議だ。

2015年1月2日金曜日

東京タワー、三田通りから、脚元から天辺まで丸見え

一月の東京は意外と晴天が多い。塗装の朱色が青空に際だつ東京タワーだが、ほぼ南北に延びる国道一号線、三田通りの延長線上に見えて様になる。しかし、建っている現場へ行けば分かるが、小高い丘の頂上の狭い土地で、当時は、周辺に寺社や民家もあり、決して意図した場所決めでは無かったようだ。

左が東京タワー、右端の高層ビルが竣工間も無い 虎ノ門ヒルズ


取得した土地へ四本の脚を建たせるにはギリギリ。結果として、大展望台の四方の窓も東西南北より、やや時計方向に回った位置にあり、三田通りからだと南面と東面の二方向が見えて立体感がある。

かって軒を連ねた
両側の民家も三十年ほど掛かった道路の拡幅工事で次々と姿を消し、正に ALWAYS三丁目の夕日のあのシーンは無いが、東京タワーだけは変わること無く半世紀を越えて健在だ。


強い日差しと青空をバックに、この三田通りからは、東京タワーが脚の部分から天辺まで丸見えだ。
数年に一度の塗り直しの工事もあって、何時になく目に鮮やかな朱色が印象的だ。

2015年1月1日木曜日

年明けの東京タワーと増上寺本殿と十三夜の月

第65回の"紅白"も白組の勝利で終わり、増上寺の境内で撞かれる除夜の鐘に、行く年来る年を実感した。今年は多くの地方で大雪の正月と予報が出ているが、都心の夜空は澄み渡り、久しぶりに深夜の星々を目で追った。


南天に明るく輝く、オリオン座のベテルギウスと、その左に大イヌ座のシリウス、小いぬ座のプロキオンによる、いわゆる、冬の大三角形がクッキリと見えた。オマケに、十三夜の月が地上を照らした。
東の空では、木星がひときわ輝いて、誰にも直ぐにそれと分かるほどの明るさだった。
普段は見上げることが少ない東京の空だが、冬場であれば、マダマダ星がたくさん見える。
この星空をバックに見上げる東京タワーも、展望台の窓文字が"2014"から"2015"に変わり、年の始まりを明示しているかの様だった。

「謹賀新年」、今年も健在、PowerMac G3 (Blue & White)

少々心配したが、今年も忘れず新年の挨拶をしてくれた Old Mac。
電源をONにして、例のアイコンパレードが終わると、暫くしてデスクトップに「謹賀新年」の文字が現れた。
正に息を凝らして待っていた瞬間で、とても長く感じたが、ご無沙汰の友人と再会したような気分になった。

これは正月に限っての出来事だ。ふた昔も前にマックを使った者なら誰でも知っている事で、Mac OSXの環境では体験できない密かな楽しみ?だった。

左は MacFan 2015 1月号、右は ソニーのディスプレイ CPD-15ES2

これまでに、多くのマックを失ってきた。相当こき使ったこともあり、どれもが昨日まで働いていたのに今日はウンともスンとも言わなくなった。
しかし、PowerMac G3 (Blue & White)シリーズの最終モデルとなった、手元のこれだけは、しぶとく生きていた。

PowerMac G3 (Blue &White)
クロックは、このシリーズ最高の 450MHz、メモリーは 512MBを追加して 640MB、Ultra2 Wide SCSI HDD(40GB)を増設、さらに、グラフィックカードも増設し同時に二台のモニターが使用できる。

Mac OSX全盛時代に、いささかレガシーな Old Macだが、Mac OS 8.6とMac OS 9.2.2がそれぞれのハードディスクにインストールされていて、1990年台のアプリはサクサクと動き、この時代に於いては最速最強の PowerMacだったと言える。

高速のHDDを装備しながら、IEEE1394 や USB、10/100Base-T Ethernet などの  I/Oが付いていて、オマケ?に ADBまであり、使い勝手の良い PowerMacだったとも言える。
いつまで生き続けるのか?全く見当も付かないが、少なくとも来年も「謹賀新年」を視たい物だと願っている。