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2015年1月2日金曜日

東京タワー、三田通りから、脚元から天辺まで丸見え

一月の東京は意外と晴天が多い。塗装の朱色が青空に際だつ東京タワーだが、ほぼ南北に延びる国道一号線、三田通りの延長線上に見えて様になる。しかし、建っている現場へ行けば分かるが、小高い丘の頂上の狭い土地で、当時は、周辺に寺社や民家もあり、決して意図した場所決めでは無かったようだ。

左が東京タワー、右端の高層ビルが竣工間も無い 虎ノ門ヒルズ


取得した土地へ四本の脚を建たせるにはギリギリ。結果として、大展望台の四方の窓も東西南北より、やや時計方向に回った位置にあり、三田通りからだと南面と東面の二方向が見えて立体感がある。

かって軒を連ねた
両側の民家も三十年ほど掛かった道路の拡幅工事で次々と姿を消し、正に ALWAYS三丁目の夕日のあのシーンは無いが、東京タワーだけは変わること無く半世紀を越えて健在だ。


強い日差しと青空をバックに、この三田通りからは、東京タワーが脚の部分から天辺まで丸見えだ。
数年に一度の塗り直しの工事もあって、何時になく目に鮮やかな朱色が印象的だ。

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