電源をONにして、例のアイコンパレードが終わると、暫くしてデスクトップに「謹賀新年」の文字が現れた。
正に息を凝らして待っていた瞬間で、とても長く感じたが、ご無沙汰の友人と再会したような気分になった。
これは正月に限っての出来事だ。ふた昔も前にマックを使った者なら誰でも知っている事で、Mac OSXの環境では体験できない密かな楽しみ?だった。
左は MacFan 2015 1月号、右は ソニーのディスプレイ CPD-15ES2
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これまでに、多くのマックを失ってきた。相当こき使ったこともあり、どれもが昨日まで働いていたのに今日はウンともスンとも言わなくなった。
しかし、PowerMac G3 (Blue & White)シリーズの最終モデルとなった、手元のこれだけは、しぶとく生きていた。
PowerMac G3 (Blue &White) |
Mac OSX全盛時代に、いささかレガシーな Old Macだが、Mac OS 8.6とMac OS 9.2.2がそれぞれのハードディスクにインストールされていて、1990年台のアプリはサクサクと動き、この時代に於いては最速最強の PowerMacだったと言える。
高速のHDDを装備しながら、IEEE1394 や USB、10/100Base-T Ethernet などの I/Oが付いていて、オマケ?に ADBまであり、使い勝手の良い PowerMacだったとも言える。
いつまで生き続けるのか?全く見当も付かないが、少なくとも来年も「謹賀新年」を視たい物だと願っている。
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