我が家ではウインドウズPCの使用は御法度、家族ひとりひとりが複数台のマックを使っています。初対面のマックは "Macintosh IIfx" と "Macintosh SE/30" でした。当時のOSは "漢字talk6" と言う、今から考えれば超コンパクトなシステムでFDでも起動しました。
それから年を追う毎にマックも増えていきました。
1990年代半ばには、インターネット接続の為に、それまでのアップル独自のLAN?だったAppleTalkからEthernetに切替へました。
この頃のウインドウズPCの殆どが "Ether" はオプション扱いでしたが、マックは原則的に標準装備でした。それ故、素人の私にも超カンタンに自宅内のネットワークの構築?が出来てしまって我ながらビックリした思い出もあります。
その後、AirMacによる無線LANも構築してデスクトップは有線で、ノート型は無線でネット接続にしました。
この間、家族の分の買い換えや新規購入もあり、昨年の場合、買ったマックは新品中古を合わせて四台で、またまたお蔵入りしたマックが増えて、もはや収納場所も無くなってきました。
"Macintosh IIfx" と "Macintosh SE/30" は、思い出もあり捨てがたいのですが、その次の世代の "Power Macintosh" を廃棄することにしました。
それで、取りあえず、ハードディスクの中身を確認して何となく取っておきたいデータがあるかも知れないと、一台ずつチェックすることにしました。
アチコチに分散して保管しってあった "Power Macintosh" を取り出してきました。それと同時に拡張キーボードとマウス、今となっては超重い17インチのブラウン管モニターも再登場させました。
今回の廃棄対象は取りあえず五台。
"Power Macintosh 7200/90" 一台
"Power Macintosh 7300/180" 二台
"Power Macintosh 7600/200" 一台
"Power Macintosh G3 DT266" 一台
一台ずつ電源を繋いで起動を試みました。時期的には "漢字talk7" から "Mac OS 8.6" までの時期に発売されたモノですが、最終的にはどれも "Mac OS 8.6" にアップグレードしてあったはずでした。
結果としては、起動したモノが二台、ハードディスクがNG?で外付けHDDで起動したモノが二台、ロジックボード(ウインドウズPCではマザーボードのことらしい?)がNGで起動に至らなかったモノが一台でした。
それで、スムーズに起動した "Power Macintosh 7600/200" だけは暫く手元に残し、ハードディスクはデータ抹消のため、全て取り出し分解してから廃棄。メモリーは全て抜き取り "Power Macintosh 7600/200" の八ツあるメモリースロットに容量の大きなモノから順に差し直して、残りは保管することにしました。
パソコンを "PCリサイクル" のルーチンで、廃棄処分を依頼すると、時間と法外?な手数料(3,150円/一台)が掛かるので、後は全てパーツ単位に分解して不燃ゴミの収集時にまとめと捨てることにしました。
残った "Power Macintosh 7600/200" でインターネット接続をしてみました。流石に十年以上前のモデルでは、ノロノロと、もたついて実用的ではありませんでしたが、当時の "AQUAZONE" の様なアプリであればマダマダ十分に遊べるような気がしました。
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