先日発表になったドコモの iPhone 5s の販売価格に 「アッと驚く・・・!」 と、ハナ肇ならずとも、大方の人が、ゲバゲバと呟いたかも知れない?先行の SB や au と比べて、3モデルとも端末代金が格段に高いのだ。
iPhone 5s の 16GBモデルでは、SB や au が、68,040円に対して、ドコモは 95、760円。つまり 27,720円も高い。
しかも、ドコモの iPhone 5s は驚くなかれ、16GBモデル、32GBモデル、64GBモデルとも、全て同額の 95、760円である。それ故、端末を一括払いで考えている人は、四の五の言わず、64GBモデルの一択しか無い訳だ。
後発のドコモの iPhone 5s、高がスマホ、然れどスマホだが、十万円近くすることを肝に銘じて契約する必要がある。
端末代金の分割払いの場合は、契約期間の 24カ月以内に機種変更とか、中途解約をすると、「月々サポート」の割引が終了するため、端末代金の残り分を精算しなければならない。
もしかして、来年 iPhone 6 が出て一年で機種変更すると、95,760円の半額近くを精算することになる。
ドコモの iPhone 5s は他社よりかなり高いので、残額の支払いも他社より高く、正に悲劇的とも言える。
しかし、多くは分割払いであり、「月々サポート」により、24カ月間にわたり利用料金から割引し、実質的に端末代金の負担額を減額している。
だが、下図で分かるように、16GBモデルの実質価格はゼロ円であるが、32GBモデルと 64GBモデルは、それぞれ 10,080円、20,160円の負担を強いられる。
本来は、3モデルとも全て同額の 95、760円であり、分割払いの契約で差別されるとは寝耳に水の話しだ。これは 、32GBモデルと 64GBモデルの 「月々サポート」を 3,990円から、それぞれ 3,570円と 3,150円に減額して、実質ゼロ円では無く、端末代金の一部を負担させるドコモの奸計かも?しれない。
iPhone 5s の販売では新参者のドコモは、あの手この手で、魅力のありそうなキャンペーンやオプションプランを用意して集客に努めているが、ベースになる部分もシッカリと確認する必要があるようだ。そして、契約に際しては、他社との比較もしつつ、冷静な目で子細にドコモのプランをジックリとチェックしてみよう。
ドコモは他社より iPhone 5s の端末価格が高いことを承知し、契約期間を満了することで、初めてドコモは良かったと満足できる二年後でありたいものだ。
その後、他社の料金プランとの対比から、
iPhone 5s/5c の一括購入時の機種代金などの割引の見直しが行われた。
その理由について、
価格発表後、一括購入金額が他社よりも割高感のある値付けだったためと説明している。
その見直しだが、iPhone 5s/5c の一括購入時に機種代金を割り引く「プレミア購入プログラム」、ならびに、分割払いの場合も9カ月目以降の機種変更/解約であれば割賦残債の一部をキャッシュバックする「iPhone残債減額プログラム」を導入した。
結果として、一括購入時の機種代金を割り引く(値下げ)と同時に、月々サポートの割引額も下げるため、2年利用時の実質負担額は従来と同じである。
これって、建前として値下げをしたが、本音と言うか?実質では全く変わりが無い、正にギミックだろう。
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