今回の大震災で、俄然?注目を浴びたのが、ソニーのラジオ "ICF-B02" です。
当のソニーが被災地へ向けて寄付した三万台?のラジオがこのモデルの様です。
その為か現在、市場在庫は希薄で、まずお目に掛かれません。私が購入したのは一昨年の秋のことで、色々のラジオをついつい買ってしまうラジオマニア?として座右に置いていました。どんなラジオかと言えば、単なる "FM/AMラジオ" ですが、手回しの発電機が内蔵されています。
非常時用をコンセプトにした企画製品で、乾電池での動作はもちろんフロント面にあるハンドルを引き起こし、これを手回しすることで発電し内蔵充電池にチャージが可能です。
しかも、スポットライト、ソフトライトの2種類のLEDライトを装備し、暗いところでの捜し物などにも重宝しています。
また、NTTドコモ、au、ソフトバンクの携帯電話に対応した接続アダプターが付属していて、それぞれの携帯に充電が出来ます。
充電する為に、ハンドルを引き起こし回す訳ですが、仕様によると、一分間に120回転させると約一時間ほどラジオが受信可能になります。
実際にやってみると、今の自分には90回転がやっとで、120回転はかなり辛いものがあり、コンスタントに三分間などはリズムも崩れ途中でギブアップしました。
もっとも、回転数に比例して受信時間も延びるようで、途中で必要最小限の充電をすれば、特に実使用には支障ないと思いました。
停電に備え "iPhone" や "iPod" を充電したいと思い、付属の携帯電話の接続アダプターに挿して使う "ドッグコネクタ変換アダプター" なるモノを電気店で探すと有りました。
早速、コレを試してみたところ、"iPhone" では「充電機能はこのアクセサリではサポートされていません」と出て、充電は出来ませんでした。因みに "iPod nano" では何とか充電出来ました。恐らく、"iPhone" では、充電パワーが足りないようです。
私の買った、この "ドッグコネクタ変換アダプター" には、適用モデルとして "iPhone 4/3GS/3G" それに "iPod" と明示されていましたが、ソニーのラジオ "ICF-B02" の発電量では "iPhone 4/3GS/3G" を充電するには足りないようです。
しかし、元々が、携帯の充電器の使い回しで "iPhone 4/3GS/3G" などを充電する目的で製品化されているようですから、この "ICF-B02" での充電自体が想定外のようです。
結局、"iPhone" の充電は出来ませんでしたが、停電の時には、本領を発揮するラジオとして一台は有って良い様に思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿