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2013年10月1日火曜日

自宅で、気温や湿度、気圧や騒音などが観測できる、

屋内外の温度や湿度を iPhoneや iPadなどでチェックできる簡易気象観測装置が発売になった。
"Netatmo"と称する円筒形の小型軽量のモジュールだ。

気象や天文現象に少しばかり興味があり、データ整理の好きな?自分には食指が動き、アップルストア銀座で直ぐに買い求めた。App Storeから入手した iPhone/ iPad用のアプリ(Netatmo)により、屋外・屋内にそれぞれ設置した2つのモジュールで、気温(室温)や湿度、CO2濃度、騒音、気圧などをモニタリングできる。


自宅の Wi-Fi経由で観測データをサーバーへ自動でアップロードし、iPhoneや  iPad・Mac/PCなどから、いつでも居ながらにしてチェックできる。

アルミブロックから削り出されたモジュールのボディは、シンプルだが、紫外線に強いというメリットもあるとのこと。

屋内モジュールは、室温と湿度それに加えて CO2濃度や気圧、騒音のデータを収集する。屋外モジュールは気温(体感)と湿度に対応している。

対応機種は、iPhone 3GS以降、iPad miniと iPadの全モデル、第3世代以降の iPod touch、iOS4以降対応で、既に出番の少なくなった旧モデルを活用できるのも良い。

この装置を使うには、インターネット環境が必須だ。
まず、設定画面でアカウントとパスワードを入力する。恐らく、この時点でユーザー登録が済んで?いるのかもしれない。次に自宅の Wi-Fiに接続する。

接続が済むと、メニューが現れ、いくつかの項目をチェックするとシステムアップ完了である。
屋内用のモジュールは、USB経由で電源を供給する。屋外用のモジュールは、単四乾電池二本を挿入するが、一年間くらいは持つらしい。

屋内用は、ACコンセントに近い居間の適当な場所へ、屋外用は、直射日光に晒されず、雨水に侵されず、かつ、子供などに悪戯されない高さの位置へ固定する。

屋外モジュールのデータは、Wi-Fiとは別の無線(915MHzまたは868MHzらしい)で屋内モジュールへ送信。屋内モジュールは、集めたデータをWi-Fi経由で、サーバーにアップロードするという仕組みだ。

それぞれのモジュールの設置が済めば、後は iPhoneや iPadにデータが表示されるのを待つだけ、データは五分間隔で更新されているようだ。

観測データ以外に、風向・風速とか雨量・降水確率、日照時間・UVなども併せて表示されるが、外部のデータベースへアクセスして取得しているらしい。

観測データは一週間にわたりグラフ表示が可能、天気の移り変わりを知ることができて勉強になる。また、普段は容易には知り得ない、CO2濃度や気圧、騒音が数字で表されるのも興味深い。

観測されたデータは、Netatmoが用意した?サーバーに転送されるようで、外出中に iPhone 5でこのアプリを立ち上げると、どこに居ても諸データが読み取れる。

これを一口に言えば「百葉箱」の様なモノだ。テレビやラジオの天気予報とは一線を画し、リアルタイムで得られる、我が家の気象データとして、活用できる意義は大きい。

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