その当時のストア価格は 0.99ドル → 115円 がベースであったが、円高が進行し、為替レートは 70円台後半で推移した。値下げを渋っていた?アップルも為替レートを見直し、 0.99ドル → 85円 と、25%強の値下げとなった。
それから一年半が経った昨暮れまで、米ドルに対する為替レートは 70円台後半であったが、政権が交代した時期を境に、円安方向へシフト、以後は 98円前後で推移し、現実には 100円/ドルも視野に入っていた。
iTunes App Store のアプリは原則としてドル建てだから、この急激な円安を背景に、遂に、円貨による一斉値上げ (85円→100円) が決行?された。それで、今後は、100円をベースに100円刻みの価格設定が為されるようだ。
たかだか 15円の事で一喜一憂するのも如何かと思うが、何となく釈然としない気がしないでも無い。
上図は、アップルが App Storeに於けるアプリの販売者に宛てた価格改訂に関する資料の一部だが、0.99ドルのアプリは、100円と決めたことが分かる。100円のアプリが売れると、販売者に 70%(70円)が支払われ、必然的に、残りの 30%(30円)がアップルのサイト管理料として天引きされるシステムである。
0 件のコメント:
コメントを投稿