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2005年12月26日月曜日

忘れかけていたMacintosh総合誌「MACPOWER 1999年3月号」

長らく意中のMacであった「PowerMac G3/450MHz」を手中にしてから、慌てる様に「MACPOWER」のバックナンバーを探し始めました。それはたしか五、六年前、「PowerMac G3」の特集記事があったはず?

「MACPOWER 1999年3月号」

当時、Macに関わる月刊誌も多く、MAC LIFE, Mac Fan, MacFun Beginners, Mac Fun Internet, MacPeopleそれとMACPOWERなどなど、漢字talk7 (Mac OS7)の時代からアレコレと読んでいました。

特にMAC LIFEとMACPOWERは格調が高く、内容的には一段上の様な編集レイアウトでしたが、ふんだにカラーページを用いビジュアル面でも印象深い本でした。
私はどちらかと言えば、Mac Fan, MacFun Beginners, Mac Fun Internetあたりが自分のレベルに合っている様に感じていました。

書籍はたまり始めるとアチコチに山が出来て身の置き所を考える様になります。必要なページを切り取りスクラップしていた時もありましたが、後で探す苦労もあり何時しか止めてしまいました。

正に積読?状態で全部を見る時間も無くなり古雑誌として再資源化が進行していました。
それでも、「これだけは・・」っと思う本は残してありました。今回の「MACPOWER 1999年3月号」もそんな一冊で、それほど労せずして見つけだしました。

やっとこの本も日の目を見た感じですが、実機を前に読めることは既に忘れかけていたPowerMac G3シリーズの事が鮮明に思い出され大変助かる思いです。
新製品「PowerMacG3シリーズ」は巻頭特集に於いて、以下の様に紹介されています。

MacによってMacを超えていく試み
アップルが示す、パソコン新次元

1月5日から開催された
Macworld EXPO/San Franciscoは、
「iMac」の成功を受けて波に乗る
現在のアップルを象徴するかのような、
空前の新製品ラッシュとなった。
同イベントの基調講演で、
スティーブ・ジョブズ暫定CEOが
発表した新製品は
「Power Mac G3」4機種、
「Macintosh G3 Server」2機種、
「IMac」5機種、
「Apple Studio Display」3機種
(うち国内発売は2機種のみ)
-----の実に14機種に上る。
これはPowerBookを除く、
ほぼすべてのアップル製品の
リニューアルを意味している。
来るべき次世代に向けて
新たな一歩を踏み出したアップルの挑戦を読み解く。

と、巻頭特集、新機種速報で紹介しています。
前年、1998年秋に起死回生?の思いで発表したあのユニークなフォルムでコストパフォーマンスの高い「iMac」が爆発的な大ヒットになり、パフォーマ・シリーズの失敗で失速しかけていたアップルの業績が逆V字型の回復を見せました。そして、その半年後には、この様な堂々たる新製品ラッシュで、アップルの存在を確かなモノにしたと、誰もが確信した1999年の幕開けでした。
この次に「PowerMac G3」それ自体のレビューが続き、

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