徳川将軍家の代々の菩提寺とった三縁山増上寺だが、東日本では一番大きな伽藍の背後に、東京タワーが迫って見える。何時もは、東京タワーへ行く人々が近道として境内を通過して行くが、この時季ばかりは花見客に早変わりする。
増上寺大殿と東京タワーのコラボ |
都心にあっては、最大級の広さの境内だが、場所柄、ブルーシートを敷いての酒席は御法度、行く足を止め、暫し桜を仰ぎ見る人の姿が数多く見られた。
増上寺安国殿と東京タワーのコラボ |
四月のこの時期、増上寺では、浄土宗の宗祖法然上人の忌日法要としての御忌大会が執り行われる。その為、全国から檀信徒が集まり、詠唱奉納や練り行列、能楽などが行われ、何時になく境内に賑わいを感じる。
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