経営破綻から再建中の日本航空ですが、以前に使われていた赤い鶴を模った "鶴丸" のロゴマークを、この四月から復活させるそうです。
何でも1959年(昭和34年)に制定されてから約半世紀、十年ほど前にJASとの経営統合で順次その垂直尾翼から姿を消して以来約三年ぶりの復活です。
私の最初の海外渡航は1970年、羽田空港発アンカレッジ経由コペンハーゲン行き Northwest の Boeing 707。その隣のエプロンに "鶴丸"の Douglass DC-8 が駐機しているのを、初めて目の当たりにしました。
四十年も前の事で、当時、日本からの出国者は年間五十万人程度。道中で邦人に出会う機会は殆ど無く、行く先々の空港で、この "鶴丸" を見掛ける度に何にかホッとするモノを感じました。
長く親しまれた "鶴丸"を、再生を目指すシンボルとして再び掲げ、ナショナルエアーラインとして国内はもとより世界に大きく羽ばたいて欲しいと願っています。
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