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2014年12月12日金曜日

スキャナー、エプソンとキャノンの二者択一だが、

先日、秋葉原でスキャナーを買った。
エプソンの一番安いヤツだが、キャノンのモノと比較しつつエプソンにした。
どちらも、実売では一万円弱だが、スキャナーとして、一通りの機能を備え、素人には申し分ない性能だ。

自分とスキャナーとの付き合いは、日本初のコンデジであるカシオの QV-10 が発売になった1995年頃で、スキャナーは実用期に入った頃だった。

今回で四台目になるが、約20年で性能は一桁上がり価格は一桁下がった。
その経緯は以下のようだ。

1995年 エプソン GT-5000ART (300dpi)   50,000円
1998年 エプソン GT-95000 (600dpi)   85,000円
2004年 キャノン CANOSCAN LIDE40 (1200dpi)   9,000円
2014年 エプソン GT-S640 (4800dpi)   8,500円

上が EPSON、下が CANON

どちらかと言えば、歴代、エプソンだが、十年前だけは、エプソンのスキャナーに Macのドライバーの添付が無くて、Winオンリーだったので、止むなくキャノンを買った。

因に、2000年以前は、USBは存在せず、IFの関係で Mac と Win と別々の型番で売られていた。Mac は SCSI 接続で D-Subの大きなコネクターが印象的だった。2000年以後は、どちらも USB接続となりドライバーだけの違いで、使い勝手がとても良くなった。

今回も、エプソンとキャノンの二者択一であったが、エプソンに決めた。
理由は、厚手の本を開いた状態でのスキャンがキャノンのヤツは苦手なことだ。ピントの合う範囲、いわゆる焦点深度が浅く、原稿をガラス面に密着しないと、クリヤーな画像が得られない。

これは、スキャンの方式が根本的に違うことに起因する。エプソンは CCD方式、キャノンは RGB方式でスキャンするためである。
光学的なスキャンの方式を採るエプソンでは、そのメカが RGB方式より遥かに大きくなり、製品もその分だけ大きくなる。

二台並べて撮った画像からも分かるように、エプソンはキャノンより一回り大きい。ごく普通のスキャンであればキャノンでも十分と言うか?キャノンがお奨めだ。見ての通り、小型軽量でコンパクト、しかも、バスパワーで使えるが、エプソンはACアダプターからの電源供給も必須だ。

自分としては、当分の間、厚手の原稿(書籍)のスキャンがありエプソンの出番が多いが、通常はキャノンで何ら問題は無い。最初の一台として買う予定なら、キャノンが手軽に扱えてベストバイだと言えそうだ。

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