深夜、午前零時を過ぎて間もなく、何気なくアクセスした某新聞社の電子版ページに新着として「アップルCEO、地図機能で謝罪 他社製の使用勧める」とトップの見出しに現れた。
iPhone 5/ iOS 6の発表から、プリインストールの純正地図アプリに散々な酷評がネットを賑わしていただけに、驚きもなく受け入れた。
現在に至るまで、何事にも、自己の責任をなかなか認めたがらないアップルだが、流石にこれは知らん顔してやり過ごす訳には行かなかったようだ。
アップルのティム・クックCEOは、今月発売した iPhone 5の地図機能について、「最高の経験をもたらすという約束には届かないものだった。極めて申し訳ない」 と利用者に謝罪する声明を発表した。
更にクックは 、精度を高めていく間、他社のサービスを使うことも勧める。appストアを通じて、MSの Bingやマップクエストのアプリを入手できるほか、Safariでグーグルのサイトのマップを開くこともできるとしている。
右の画像は、羽田空港だが、施設名は大王製紙とあり、20年前からの海面埋立で完成し、二年前から供用が始まった南側の D滑走路が存在しないなど、如何にアップルの地図がチープで実用に耐えられないかが分かる。
アップルが、今回の地図アプリの完成度を高めるのは勿論だが、グーグルも、このままでは、グーグルマップを利用していた 1億台と言われる iOSユーザーを失ってしまう訳で他人事ではない。
急遽、新 iOS対応の地図アプリの開発が急がれるが、アップルがそれを承認して appストアで配布するのか?は、極めてグレーな話しだ。いずれにしても iPhone 5ユーザーは、当面の代替え地図アプリを何にするか?で頭を悩ます事になりそうだ。
しかも、一週間後は、スティーブ・ジョブズの一周忌だ。完璧主義の彼だったら、この愚行?は無かったかも知れない?と思うと、アップルユーザーとしては心痛む思いがしてならない。
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