芝公園内にある東京タワーでは、地上アナログテレビ放送終了に伴う鉄塔上部の改修・補強工事が進行中だ。
主として、特別展望台(250m)から最頂部(333m)までだが、東日本大震災の大揺れで、くの字に曲がった最頂部のアンテナ柱の取り替えは夏頃に完了している。
もっとも、地デジ化を機に、アンテナ自体を更新することになっていたが、それ以前に、被災し曲がっていたものだ。
通りすがりに視認出来るのは、アンテナ柱の下部と、それを支える鉄塔上部に仮設された足場囲いだけだが、各放送局の放送設備の撤去工事も並行して行われている様だ。
かさばる資材の運搬には、敷地の西側と南側の駐車場の隅から、タワー上部の作業現場まで、クレーン・ロープが張られている。
そのロープ、工事期間中は張られたままだが、吊り上げる様子を見た事がない。恐らく、五年に一度の鉄塔本体の塗装作業が、人気の無い、日の出から営業開始時刻までと聞いているので、それと同じ時間帯に行われているのかも知れない。
この工事はマダマダ続き、平成26年12月までの予定とか?それまでは、完全無垢の東京タワーの全景を見る事は出来そうに無い。
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