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2012年11月13日火曜日

ハッブル宇宙望遠鏡の通過を iPhone アプリのガイドで視認、

宇宙航空研究開発機構のホームページによると、ハッブル宇宙望遠鏡はアメリカが1990年に地球周回軌道上(97分で地球を一周)に運んだ光学望遠鏡。形態は、長さ13.1m、重さ11トン、主鏡の直径2.4mで、宇宙に浮かぶ巨大な天文台と言える。
国際宇宙ステーション(ISS)は、サッカー場くらい、人工衛星としては別格の大きさだが、ハッブル宇宙望遠鏡は、それに次ぐほどの形態かも知れない。日の出前と日没後の僅かな時間だが、地上から肉眼で視ることができるようだ。
"ISS" は、先日、視認する事ができたが、ハッブル宇宙望遠鏡も機会があれば視てみたいと思っていた。

"ISS" の時にもお世話になったが、iPhone に SightSpaceStation AR という、これらの衛星の観測を支援するアプリがある。たまたま、今日の日暮れ時にハッブル宇宙望遠鏡が東海から関東の南岸沿いを通過すると iPhone へ通知が来た。

iPhone へプッシュでのお知らせだが、今日の17時50分頃に東京の南海上を通過するらしい。
日中は、曇り空だったが、夕方から晴れ始め、日没は16時36分、月齢は 29。都内の幹線道路に近く、背の高い街路灯などもあり、都心の空はかなり明るい。

SightSpaceStation AR の示す、予定の時刻、予定の方向をジッと注視するが、それらしき光点の移動は確認できない。
遂にアプリでは「通過中」となり、目をこらした。
何も見えず、視線を西から東へ移したところ、光点が低い高度ながら高速で移動し消え去ったのを視認した。アプリの予想コースと時刻が、ほぼ一致していて、ハッブル宇宙望遠鏡と判断した。

明るさは、夏のサソリ座とか冬のオリオンの星々と同じくらいで、先日視た "ISS" には及ばないが、それと知ればラクラク見えることが分かった。
ただ、それがどうした?と問われると返答に窮するが、予想コースや時刻を前もって知って、ライブで視た者だけの達成感かも知れない。

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