今日の朝日新聞電子版によると、ソニーが VAIOブランドのパソコン事業の不振を受けて、国内投資ファンドの日本産業パートナーズ(東京)と新会社をつくって事業を移す交渉に入ったことがわかった。
ソニーは新会社の株式の過半数を持たない方向で、パソコン事業を事実上、売却することになる。
ソニーはパソコンを含めた電機事業の赤字が続いており、パソコン事業の立て直し策を検討してきた。新会社でも VAIOブランドで販売は続けるが、海外事業については撤退も含めて検討を進めている。
VAIO は1996年に発売され、洗練されたデザインなどで世界的に人気を集めた。ただパソコンはアジアのメーカーなどとの競争が激しく値下がりが続き、各社とも採算確保が厳しい状況だ・・・と報じている。
薄型パソコンの先駆けとなったVAIO NOTE 505から始まり、かっては、最強スペックを誇ったVAIO Zシリーズなど数々のヒットを放った VAIOブランドが売却されるとは、俄には信じ難い。
我が家でも XP搭載の VAIO NOTE 505は健在だが出番は無し。二台目は、数年前 VAIO Fシリーズをベースに、ソニーが言うところのオーナーメード(いわゆるBTO)で発注した。主な BTOとしては、ウィンドウズ機では超珍しい(Adobe RGB色域に準拠した)非光沢液晶を選択、キー配列は JISが嫌いで US仕様(バックライト付き)を選択、ATOK付き、オフィス系アプリ無し、地デジ付きである。
納品されてから、自分で Photoshopや Illustrator, Acrobatなどアドビ系アプリをインストールし、以前から構築済みのマックでのクリエイティブな環境をウィンドウズ機でも再現した。
ここ二十数年、マック一辺倒の我が家では、超例外的にウィンドウズを体験できるソニーの VAIOは頼もしい存在だが、その VAIOが無くなるとは、何とも今はコトバが無い。
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