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2006年3月25日土曜日

これが「ASAHIパソコン」の表紙なの?

既に旧聞ですが、毎号、その時々の話題の人の顔が印象的だった 「ASAHIパソコン」の表紙が、赤一色に塗るつぶされ、冒頭に、

またお逢いいたしましょう。

これが本当の最後になりました。 ASAHIパソコンは今号、2006年3月15日号、通巻399号をもって、休刊させて頂きます・・・っと、編集長の辞。

ASAHIパソコン 通巻399号
創刊号が発売された1988年は平成でなく昭和63年。MS-DOS4.0、一太郎Ver3、NEC PC-9801の全盛時代。

その後、ウィンドウズ95の登場やインターネットの爆発的な普及、パソコンの劇的な低価格高性能化など時代は大きく変化してきました。

iPodで音楽が聴きたいからMacを買うとか、DVDを焼きたいからPCを買う時代になりました。つまり、パソコンのハードの解説より読者の求めるソリューション中心の時代になってきています。そんな状況下でASAHIパソコンはその使命を終えた様にも思われます。

MacFanと併せリベラルなPC誌として要チェックだったASAHIパソコンも日経バイト、日経クリニック、PC USER、暮らしとパソコン、MAC LIFEなどと共に消えてしまう事に、一抹の寂しさを感じているのは私だけでしょうか?

ASAHIパソコン 2006年3月15日号の主な特集記事を以下に揚げておきます。

「ファイナル特集1」
アサヒパソコン年代記
あなたとともに歩んだアサヒパソコンの18年

「ファイナル特集2」
アサヒパソコンからの遺言
アサヒパソコンもこの号をもって休刊。しかし、別れを告げるにあたって、IT業界に、言いたいことがある。IT業界関係者よ、遺言だと思って聞いてくれ。

「ファイナル特集3」
アサヒパソコンに贈る言葉
ゆかりある人たちからの休刊へのメッセージ
俵万智、原田泳幸、高山由、清水義範、西和彦、浮川和宣、ライバル誌編集長、メーカー広報の皆さん ほか

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