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2009年11月1日日曜日

創業者の辞任で "ATOK" の行く末が心配されますが

既に旧聞ですが、ジャストシステムの浮川和宣会長と浮川初子副会長が辞任したとの報道がありました。二人でジャストシステムを創業し、1980年~1990年代半ばにかけ、ワープロソフトの "一太郎" や、かな漢字変換ソフト "ATOK" で業績を伸ばしたことは今でも語り草です。しかし、Win 95 の登場以後は MicroSoftの "WORD" に押されてシェアを落としていったようです。
当時購入したパッケージ

私とジャストシステムとの関わりは、1990年頃にNECのノートパソコン "PC-9801NS" を買った時に始まりました。
1990年頃、デスクトップの PC-9801用に発売されていた "一太郎 Ver 4" を、ハードディスクを内蔵していないノートパソコン用にスリム化した "一太郎 dash" が発売されました。
これ幸いと、直ぐにこの "一太郎 dash" を買い "PC-9801NS" にインストールしました。この当時のノートパソコンには FDD が一台しか無くて、 内蔵の RAMが二台目の FDDの肩代わりをする仕組みになっていました。

メディアは FDで提供され、辞書などを、内蔵の RAMへインストールするため、従来の FDベースでのかな漢字変換とは違い、かなりスムーズな文字変換が出来ていたように思い出されます。

このニュースを知り、押し入れの奥を探すと "一太郎 dash" の元箱が出てきました。説明書を含め小冊子が十冊も同梱されズッシリと重いパッケージです。以後、 "一太郎 8" までの元箱もありました。
DOS から Mac へ転向してからも "ATOK" は今日に至るまで使っていて、慣れもあり不自由なく使っています。
今回は、創業者の辞任と経営陣の大幅な交代があった様ですが、"一太郎" や "ATOK" が消えて無くならないことを切に願っています。

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