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2010年12月8日水曜日

"WEP" と "WPA" を使い分けたくて、

我が家で有線LANを構築したのは PowerMac の全盛時代でしたが、2003年頃、iBook G3と一緒にアップル純正の無線LANルーター(AirMac Extreme Base Station) も購入しました。

無線LANなんて使うのは初めての経験でしたが、使ってみれば LANケーブルを引き回すことも無くネットに繋がり、この上なく便利で今日まで重宝していました。
しかし、その当時は無線LANルーターの知識は全く無くて、ただただマニュアルの記述通りのことをするだけで精一杯、パスワードも "WEP" で済ませていました。
当初は、そう易々とパスワードが漏れることは無いとされ、安心していましたが、時が経つに連れ容易に解読されるようになり、昨今では、ハッカーならずとも、その気になれば、短時間でパスワード(WEP)が解けるようです。

マサか、そんな災難に遭う確率は殆ど無いとは思いつつ今日に至っていますが、やはり、万全?を期したいとパスワードをセキュリティーレベルの高い "WPA" に変更する事にしました。
手元の AirMac Extreme Base Station でも "WPA" に対応していて、設定を変更すれば OK なので、それほど手間暇も掛かりません。

それで、直ぐに実行しようかと思案していたところ、予期?せぬ横槍が入りました。
 "WEP" にしか対応していない、ポケットゲーム機とか年式の古い一部の PC などがあり、これらのネット接続が出来なくなる訳です。

つまり、現実問題として、当面は "WEP" と "WPA" の両方が必要なことが分かりました。
たまたま、この AirMac Extreme Base Station ですが、実家から引き上げてきたモノが一台あり、棚で眠っていました。
それで、二台を使えば何とかなるのか?と思案の末、アップルストア銀座へアドバイスを貰いに出掛けました。

結論から言えば、この二台をシリーズに繋ぎ(ブリッジモードにする)、一台を"WEP" もう一台に "WPA" を設定すれば宜しいとの事でした。
帰宅後、直ぐに接続を変更して "WEP" と "WPA" の設定をしてみると、意外?にも簡単に二つの無線LANスポットが出来上がりました。

直ぐに、MacBook Pro や PowerBook G4, iBook G4 など六,七台、iPhone 4 や iPhone 3GS, iPod touch,  Win PC などなどの引越作業を始めました。
作業と言っても、新しいLANスポット(WPA)を選択して、パスワードを入力するだけのことで、難なく移転は完了しました。

これで、少しはセキュリティーレベルが上がり、気落ち的には安堵しています。
余談ですが、最新のアップル純正の無線LANルーター(AirMac Extreme Base Station)では、同時に二波が発信出来るので "WEP" と "WPA" をそれぞれ設定出来るそうです。

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