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2011年7月23日土曜日

アナログ放送終了へ、カウントダウンが始まる

テレビのアナログ放送が遂に明日終了になります。

エコポイント制度もあって、多くの家庭での地デジ化もあらかた済んだようですが、報道によると昨日今日の駆け込み需要も多くあるようです。

我が家も、五年前に地デジ対応液晶テレビを一台、半年前に三台を買い換えて地デジ化は終わりました。新製品ながら、いずれも、アナログ放送にも対応していますが、今さら視る事もありません。


東京でテレビ放送が開始されてから58年目、五年後の1958年にはNHKと在京民放局が東京タワーからの送信へ移行し、我が家は、強電界地域だったこともあり快適な受信環境でした。

しかし、その後は、周辺に高層ビルが次々と建ち始め、テレビ電波の乱反射に起因する多重画像いわゆるゴースト現象が発生し、それも、年追うごとに酷くなっていました。

それが、近年、地デジの放送が始まり、同じ番組にも関わらずクッキリ、スッキリした画像を視る事が出来る様になり、今さらアナログ放送に未練もなくなりました。

テレビ放送の開始から九年目、1962年にはテレビ受信契約者数が 1000万を突破、普及率が 50%近くに達した丁度この頃、父親が秋葉原でテレビ(右の画像に類似したモノ)を買って来て、ようやく世間並みにテレビが視られる様になりました。

この年のニュースでは、堀江謙一がヨットで太平洋単独横断に成功とか戦後初の国産飛行機YS-11試験飛行に成功.金田正一投手の奪三据3514(世界新記録).美空ひばりが結婚、迷宮入り?草加次郎事件などのテレビ番組は今でも語り草です。

「若い季節」「夢で逢いましょう」「シャボン玉ホリデー」「てなもんや三度笠」「ヒットパレード」なども楽しみだった・・・
また、この頃に流行った、吉永小百合と橋 幸夫の「いつでも夢を」、ジェリー藤尾の「遠くへ行きたい」、中尾ミエの「可愛いベイビー」など、歌う姿をブラウン管で視つつ口ずさんだのも、今となっては懐かしい思い出です。

それからでも約半世紀、アナログ放送こそ終了しますが、テレビは当初の「視る・聴く」から更に発展し、情報の「受け手」に留まらず、「送り手」としての機能も含めた高度なメディア端末として更に発展が期待されるモノになるでしょう。

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