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2011年7月26日火曜日

"GALAPAGOS"、名実共にガラパゴスだった?

電子書籍専用端末として、昨年暮れに発表された "GALAPAGOS"(ガラパゴス)ですが、やはり、市場としては、スマートフォン(多機能携帯電話)の普及で、"GALAPAGOS" の様な単機能端末は、多くのスマホ・ユーザーから敬遠されてしまった様です。

それで急遽、基本OSを当初のリナックス(Linux)から (スマートホンではメジャーな) アンドロイド(Android)に変換するシステムソフトを提供することで、方針を転換をする事になったようです。

しかし、発売から半年も過ぎて、基本OSの載せ替えなんて、企業的に見れば商品企画の失敗、いや大失敗ですね。

当のアンドロイドに変更するシステムソフトは、処理スピードの遅さとかマダマダ未解決のモノもあるようで、今月25日からのダウンロード開始が直前で先送りされました。

"GALAPAGOS" なんて、敢えて開き直った様なネーミングで登場しましたが、やはり、スマートホンがこれだけ持て囃される中で、埋没したのは当然の結果でしょう。

名は体を表すの通り、"GALAPAGOS" は、正に孤立無援、話題性以外に得るモノは無かった様に思います。

基本OSの変更と言った小手先の対処も、時間稼ぎの中継ぎだとは思いますが、一刻も早く他社に誇れるスマートホンを出す事が、このメーカーに科せられた命題でしょう。

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