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2008年6月28日土曜日

ケータイ所有者が負担している電波利用料は幾らなのか?

総務省から今年二度目の "電波利用料納付のお願い" が郵送されてきました。
これは私がアマチュア無線局の免許を二つ持っているためです。この "電波利用料"とは、電波と言う国民共通の財産?を使わせて頂くための利用料なのです。

"電波利用料" って、昔は無かったんですが、1993年から実施され、免許を受けた無線局から国が徴収しているもので、放送局やアマチュア無線局といった無線局の区分により年額料金が定められています。

アマチュア無線局は500円、テレビジョン放送局は二百万円を超えと、かなりの幅があります。"電波利用料" の納付ですが、私の場合は、五年分を前払い(前納)で2,500円を振り込んでいます。

携帯電話も極超短波を使用した立派な無線機ですから移動する無線局に相当し、電波利用料を納付する義務があります。2007年度の電波利用料収入は653億円で、そのうちアマチュア無線局が2.6億円、放送局が30.6億円、携帯電話とPHS事業者が八割以上の537億円と言われています。現在、携帯とPHSの電波利用料は通話通信料金に含まれた形で徴収されていて、それが幾らぐらいか?恐らく誰も分かっていません。

そこで、携帯とPHSの契約台数を調べてみると、2007年の前半で1億台を超えた事が分かりました。それであれば、計算は簡単で、携帯電話とPHS事業者が2007年度に負担した電波利用料は537億円ですから、ケータイ一台あたり約500円超えで、私自身も意外な結果に驚きました。

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