今となっては、記憶の彼方になりつつあるマックのノート型パソコン "PowerBook G4"(Titanium)ですが、当時から重宝がられていたのが、Mac OS9とMac OSX の両方がブートすることでした。
この後に出た "PowerBook G4"(Aluminum)からは Mac OSX でしかブートしなくなったためです。
画像は同型機のモノですが、私が持っているのは、それの初代機で、相当の年月を経てきました。Mac OS9とMac OSX を混在して管理できるため、Mac OSX に移行しつつある時期には出番も多かったのですが、流石に Mac OSX のリリースから十年余、その出番も無くなりました。
そんな事もあって、私の数ある?マック・コレクションでも、電源を入れる機会も無く今日に至りました。
つい先日、久々ですが電源アダプターを繋ぎスイッチオンしてみました。
電源プラグはオレンジ色に点灯したまま、ハードディスクの回転音も確認出来ず、何度か電源プラグを抜き差ししてもダメ。
不具合があっても、取りあえずデスクトップが出れば、PRAMのクリアとかPMUのリセットだとか、試すことも出来たかも知れませんが、恐らく、一年以上も通電していなかったため、内蔵電池が放電状態になってしまったようです。
この電池は、サードパーティーのモノが一万円位していたようですが、現在は入手出来るのかも分からず、また、取り替え作業もコツがいる様で、今の自分には敷居が高い様に思います。
このマックは未だに美品で、オリジナルから、RAMは 128MBから768MBに増設、オプションだった AirMacカードを内蔵し、使い勝手は良い方でしたが、このままコレクションとして残すことにしました。
そんな事もあって、直ぐに取り出せた "iBook G3"(Clamshell) 二台と "PowerBook G3"(Lombard) に電源オンで確かめてみたところ、"Mac OS9.2.1"と"Mac OS8.6" の懐かしい?オープニングメッセージとアイコンパレードが出て安堵しました。
やはり、オールドマックは、年に数回、電源を入れて無事を確認する必要がある様に思いましたが、今は "PowerBook G4"(Titanium)を失い、残念としか言いようがありません。
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