晴天続きの東京だが、今日も青空をバックに朱色の東京タワーは、ひときわ鮮やかに見える。
京浜第二国道(Route 1)三田通りの道筋は東京タワーが、ほぼ真正面に見えるため、近づくに連れ、次第に目線が上がっていく。
東京タワーが建った半世紀前は、道の両側に背の低い町屋が軒を連ね、正に "ALWAYS三丁目の夕日" の街並みの原点が其処にあった。
しかし、平成のいま、往時から変わらぬモノは東京タワーだけ。正に、この地のランドマークでありシンボルとして、これからも在り続けると思う。
この東京タワーでは、昨年三月の東日本大震災で、先端にあるアンテナの心棒がくの字に曲がってしまい、現在は新しいモノとの交換作業が行われている。
古いモノの撤去作業は既に終わり、先週辺りから新しいアンテナの先端が見え始めた。
そんな時期に、面白いニュースがあり、ビックリした。地上に降ろしたアンテナの心棒の基部に、何と軟式野球のボールが見つかったそうだ。
このアンテナの心棒は報道写真で見ると直径が50〜60cm程の円筒形の柱で、その中に五十余年のあいだ有ったらしい。
この心棒に軍配のような形のアンテナが、当時の在京テレビ局の数だけ予め取り付けられ、建設途中のタワーの上部から張られたワイヤーロープで吊り上げられた。
その時以来、心棒の交換は初めてだ。密閉された空間だから建設後に入れるのは不可能で、建設工事中に入ったと考えられるとか?
故意か?偶然か?今となっては知るよしもないが、「五十年後の君へ」なんてメッセージの入ったタイムカプセルだったら、現世ではサプライズとして歓迎されたかも?
今からでも遅くない、遊び心?のあるの君、とっくに時効だから、是非にも真相を吐露して欲しいな〜
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