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2008年3月14日金曜日

確定申告って、サラリーマン時代は年末調整のため他人任せ、課税の仕組みについて無関心でいました。それが、宮仕えを離れて十年、自分で計算することも厭わなくなりました。

しかし、年に一度のことで、忘れかけていることも有ったりして、今年も昨年の控えを垣間見つつの作成になりました。

同封されてきた "申告の手引き" をジックリと読めば分かるはずなんですが、気ばかり急いでいて、
「計算欄Aの金額をイ欄に、計算欄Cの金額をウ欄に転記します。計算欄Fの金額を2欄に転記します・・・」、こんな記述に手元の資料の金額を確認したり、申告書のイ欄やF欄を目で追ったり、電卓を叩いたり、日頃やり付けなくなった事務処理にてんてこ舞い。電卓による三度の計算に三通りの答えが出てしまったり、その腑甲斐無さを自ら憂う始末・・・


それでも四苦八苦しながら、清書するまでに数時間、何とか仕上げてヤレヤレと思う暇もなく、生憎の雨の中をNEC本社の直ぐそばにある芝税務署へ向かいました。

雨なので空いていると思いきや、申告書作成・提出会場は超満員でビックリ。昨年までは寺子屋風にテーブルとイスが沢山用意してあったのに、今年は一杯飲み屋風のハイカウンターに変わっていました。

ここで、一から税務署の職員にアドバイスを受けながらの申告書の作成には、かなり辛いモノがありそうです。
私は作成済みのため、手空きの職員に "確定申告書" を手渡し、その場で記載内容の確認してもらい、即OKでした。

結果的には、この提出会場に居たのは十分ほどで、確定申告書に資料を添付して出口で控えの用紙に収受の押印を貰い、呆気なく今年の確定申告は終了でした。

いつも後で思う事ですが、所得税の確定申告書は第一表と第二表の二つになっていますが、第二表は申告者には不要のモノだと思います。第一表の内容の明細を書かされている訳で、添付資料と照合すれば一目瞭然なのに、検算する役人が楽をしたい?ための一覧表ともいえそうです。少しは額に汗して働いたらどうかな?小役人殿・・・

例年は三月十五日が提出期限ですが、今年は当日が土曜日の為、翌週の月曜日十七日までになっています。老婆心ながらお知らせまで。

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