メインに使っている "PowerBook G4" の全データを一気に "MacBook PRO" へ移行を決めました。これまでのデータ移行は、半ば力任せで、外付けのHDDへバックアップしてから、新しいマックへのロードもたびたび実行してきました。
しかし、Mac 0SXの時代になると、"iCal" や "アドレス帳"、"Mail" など、データが何処にしまわれたのか?ハッキリと分からない物があったり、"iTunes" や "iPhoto" には知らず知らずの間に膨大なデータが蓄積されていて、コピーするのもひと苦労することになりそうな状態でした。
それでも最近は、Mac 0SXのユーティリティ 「移行アシスタント」で、データが丸ごと他のマックへ移動できると聞き、実際のところをアップルストア銀座へ聞きに行ったついでに、マック同士を繋ぐ "FireWire Cable, 6-pin to 6-pin" を買ってきました。
アップルのホームページでは、画面のメニューに従い作業を進める・・とあり、とにかく新旧のマックを FireWireケーブルでつなぎ、画面の手順通り進みました。
順調にバーグラフが伸びて行きヤレヤレと思った矢先、「コピー元のマックが応答しません・・・」っと警告が出て移行プログラムは停止してしまいました。
やむなく、キャンセルをクリック、コピー先のマックのフォルダを開くと、どうやらMac OS8.6から9.2.2の頃にセーブしたデータのある領域でコピーが中断していました。
その頃の関連フォルダはマダマダたくさんあり、リトライしても、同じことの繰り返しになると思われ、あっさりと移行作業は中止としました。
何か釈然としないまま、別のマックをスイッチオン、ブラウザを立ち上げ、アップルストア銀座へアクセスしました。Genius Barの予約画面へは難なくたどり着き、二日後の予約を入れてこの日の作業は終わりにしました。
三時の予約、東京メトロ銀座線の銀座駅で地上に出ると週初めの午後のこともあってか、意外に静かな銀座通りでした。アップルストア銀座はヒトツ先の信号のところで、外壁のリンゴ印も丸見えです。
二階のGenius Barへ上がると、直ぐに "MacBook Air" を片手に近づいてきた女性スタッフに予約の有無を聞かれ、その場でチェックインが完了。
予約時刻の少し前に、持参したマック二台をカウンターに並べて待つと、直ぐに担当のスタッフの方が現れ、用件を聞かれました。簡単にこれまでの経緯を説明すると「分かりました」の一言、直ぐにFireWireケーブルをつなぎ移行手順を実行している様子でした。
合間合間で質問などしながら待つこと三十分ほど、「全部移行が完了しました」って言われて、何とも呆気ない結末に肩の力が抜けてしまうほどでした。出かける前は、手順などのレクチャーがあり、帰宅してからトライしてください、などと言われるのではないかと思っていただけに、有り難いやら拍子抜けしました。
いずれにしても、当初の目的が達成され、深く頭を下げて帰路につきました。
もちろん、ここでの支払いなどはありませんでしたが、先日買った役立たず?の "FireWire Cable, 6-pin to 6-pin" の代金2,520円が授業料になったようです。
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